幻想紅英伝   作:最弱神

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昨日は投稿出来ず申し訳ありません。ネタ不足と言いましたが気が付いたらネタ要素が少ない事になってました。と言う訳で今回はシリアス回です。
タグにも書きましたが原作崩壊注意です。


第四話 「495年振りの空」

レミリア「まずは服を用意しないとね。咲夜。」

 

咲夜「もう出来ております。お嬢様。」

 

幸太「じゃあ着替えるから空き部屋を使わせてくれ。あとあんたも着替えたら?」

 

咲夜「あ…お嬢様。着替えてきます。」

 

レミリア「男性更衣室は東棟の一階よ。終わったら食堂に来なさい。」

 

幸太「解った。って重っ!」

 

執事用の靴って金属仕込んでるのか…初めて知ったな。

 


 

紅魔館 食堂

 

レミリア「彼が今日から紅魔館の執事になった、緋劉幸太よ。」

 

幸太「新人でトーシロですが頑張ります!」

 

美鈴「宜しくお願いします。緋劉さん。」

 

パチュリー「レミィが良いなら良いわ…」

 

?「まさか人間が入ってくる何て驚きです~。」

 

幸太「お嬢。このスーツの人(?)は…」

 

レミリア「小悪魔のこあよ。」

 

幸太「宜しくこあさん。」

 

咲夜「ひとまずご飯にしましょうか。」

 

あぁ…もう昼間か…

 

…やっぱり妖精メイドからは怖がられてるな…まあ当たり前か…

 

レミリア「ワインどうする?」

 

幸太「俺未成年だからムリ。」

 

今昼間なのに酒飲むのか?水質の問題かな…

 

幸太「ん?」

 

お嬢のグラスに注がれたのは血だったが、人間の血とは少し違う気がする…

 

幸太「それ人の血じゃ無いの?」

 

レミリア「生きるだけなら牛とかの血でも平気なのよ。」

 

幸太「へぇ…」

 

吸血鬼って夜にしか動けないと思ってたけど実際は違うのか…動物の血でも平気らしいし…

 

咲夜「それじゃ頂きましょうか。」

 

幸太・レミリア・美鈴・パチュリー・こあ「「「「「頂きます!」」」」」

 

パクッ。

 

幸太「くっ…俺の飯より旨い…」

 

レミリア「当たり前でしょ、咲夜の料理は幻想郷一なんだから。」

 

咲夜「ありがとうございますお嬢様。」

 

キコキコ…

 

幸太「ナイフは、やはり慣れん。」

 

咲夜「慣れなさい。ほらこうする。」

 

幸太「母親かよ…」

 

そんな事を話してたら皿の上の料理はあっという間に無くなった。

 

咲夜「デザートを持って来ます。」

 

レミリア「解ったわ。」

 

…?

 

幸太「なぁお嬢。」

 

レミリア「何?」

 

幸太「これから聞く質問は答えたく無いなら答えたくていい。気分を悪くしたなら謝る。」

 

レミリア「それで?」

 

幸太「何で一食分だけトレイに乗せられてたんだ?」

 

レミリア・美鈴・パチュリー・こあ「「「「!」」」」

 

レミリア「それは…」

 

幸太「…どうやら聞いたらいけない事を聞いた用だ。悪い。忘れてくれ。」

 

レミリア「いえ、良いのよ。これから頼もうとしてた事に関係するし。」

 

幸太「そうか…なら聞こう。」

 

レミリア「私にはね…妹がいるの…フランドールと言うわ。

…フランはね…生まれつき魔力や能力の制御が苦手だったの。

…私のお母様はフランが生まれた後直ぐに殺されたわ…私の父に『不良品を生んだ無能』って言われながら…その後父は結界を使ってフランを地下室に閉じ込めたわ。

私は父に訴えたわ…『フランを出してあげなさい』って…そしたら父は結界を強化した後出ていったわ。」

 

幸太「…」

 

レミリア「緋劉…貴方に頼みたいのはね…フランを外に出して欲しいのよ…495年振りに…あの子に空を見させてあげたい。」

 

幸太「…解った。やるだけやってみよう。」

 

デザートは仕事が終わった後にしよう…

 


 

紅魔館 秘密の地下室

 

幸太「とは言ったものの…」

 

正直俺は結界の類いに詳しく無い。ここはプロにどうしたら良いか聞きたいが…

 

こあ「お嬢様~霊夢さんです~。」

 

レミリア「今行くわ。」

 

幸太「俺も一緒に行く。」

 

ナイスタイミング霊夢!霊夢なら顔も広いから結界のプロを呼んで貰おう!!

 

幸太「お嬢、今回の件に関してだが…」

 

レミリア「どうしたの?」

 

幸太「あれは俺の専門外だ。プロにどうしたら良いか聞きたい。だから霊夢にプロを紹介して欲しいが…霊夢にこの事を伝えても良いか?」

 

レミリア「その事に関しては貴方に一任してる。フランが外に出れるなら何をしても良いわ。」

 

幸太「了解。最善を尽くそう。」

 


 

紅魔館 客間

 

幸太「よう、霊夢。」

 

霊夢「その格好…合格したようね。」

 

幸太「ああ、これから俺は紅魔館の執事だ。」

 

霊夢「良かった。あなたが死んだりしないで。」

 

幸太「おう。…いきなりだか一つ頼み事をしたい。」

 

霊夢「何?」

 

幸太「実は…」

 


 

霊夢「事情は解ったわ。」

 

幸太「知り合いにいるか?」

 

霊夢「あなたの目の前に居るわよ。」

 

幸太「え?」

 

霊夢「幻想郷を守る博麗大結界を管理してる結界のプロの一人。それが私。」

 

幸太「結構すごい奴だったんだな。」

 

霊夢「…あなたって結構鈍いのね。」

 

幸太「まぁ丁度いい。結界について調べてくれないか?」

 

霊夢「まぁ暇だったし良いわよ。」

 

幸太「ありがとな。」

 


 

霊夢「でこれが例の結界と。」

 

幸太「そうだ。」

 

霊夢「これは…慎重にいきましょう。」

 

幸太「何か解った事は有るか?」

 

霊夢「この結界を下手に弄ると中に居る者が死ぬように設定されてるわ。」

 

幸太「!?」

 

お嬢は動揺して無い。この事を知っている用だ。

成る程…プロの霊夢が慎重にと言ってたなら俺らが弄ったら不味かったな。

 

霊夢「方法が有るとしたら…」

 

幸太「有るのか?」

 

霊夢「ええ。私が結界に小さな穴を開けるからそこに物理的に攻撃を加える。ただ…」

 

幸太「ただ?」

 

霊夢「これは穴の周りの結界に攻撃が触れない用にしなきゃならない。しかも穴を開けられる時間は一秒も無い…」

 

幸太「開けられる穴の大きさは?」

 

霊夢「3cmが限界ね…」

 

幸太「充分!」

 

霊夢・レミリア「「え!?」」

 

幸太「俺の愛銃に使用する弾丸は1cmちょっとだ。どの辺に穴を開けるか教えてくれ。」

 

霊夢「ちょっと待って!!その場合ズレは1cmほどしか認められ無いのよ!?いくら近距離だからといって無茶よ!!」

 

幸太「1cmもズレて良いなら余裕だろ。お嬢。」

 

レミリア「何?」

 

幸太「もし外したら俺は執事としても銃使いとしても失格だ。その時は俺の首を()ねてくれ。」

 

霊夢「…ここに穴を開けるから。外さないでよ。」

 

幸太「無論。念のため扉の近くに立たない用に伝えてくれ。」

 

レミリア「…解ったわ。」

 


 

レミリア「伝えといたわ。」

 

霊夢「じゃあいくわよ。3…2…1…」

 

幸太「そこ!!」

 

パァン!!ビシッ!!ビシビシッ!!パリン!!

 

幸太「ふぅ…緊張した…」

 

ギイィィ…

 

フラン「お姉さま…?」

 

レミリア「っ、フラン!!」

 

お嬢とフランドールは泣きながらハグをしている。

この状況に外部者はいらない。

 

幸太「移動するぞ。」

 

霊夢「そうね。」

 


 

?「…結界が破壊されたか。レミリアか…それとも『不良品』か…取り敢えず久しぶりに合わなければな…」

 


 

紅魔館 客間

 

レミリア「ありがとうね。緋劉。霊夢。」

 

フラン「ありがとー霊夢。幸太。」

 

幸太「執事として当然の事をしたまでだ。」

 

霊夢「お賽銭宜しくね。」

 

レミリア「えぇ。そういえば緋劉?」

 

幸太「何だ?」

 

レミリア「今回フランが外に出れたのは貴方のお陰よ。欲しい物は有るかしら?」

 

幸太「事でもいいか?」

 

レミリア「良いわよ。やりたい事は何?」

 

幸太「これからは俺の事をゴウキと呼んでくれ。」

 

レミリア「そんな事で良いの?」

 

幸太「このあだ名で呼ばせるのは俺が認めた奴だけだ。」

 

レミリア「ふふっ、良いわよ。ゴウキ。」

 

幸太「これからも宜しく。霊夢。お嬢。フラン。」

 

咲夜「あのーデザートはどうしましょう?」

 

幸太・レミリア「「忘れてた!」」

 

咲夜「いつの間に仲良くなったの…?」




フランドールの救出に成功し、レミリアとの絆を確かな物としたゴウキ。このまま何事も無く時間が過ぎていく…訳でもなく、ある者が紅魔館を訪れる。
次回 第五話 「弟子が出来ました。」
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