鋼柱 釼屋 雄一の物語~   作:水無月(。・`ω・´)キラン☆

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初のバトル回&少しいつもより長めです(*´ω`*)


第3章 初めての実戦。

全速力で戻った雄一は息を整え、義勇のいる部屋へと向かった。

 

「はぁ…はぁ…。何とか間に合ったみたいだ。」

 

幸い、約束の時間には間に合ったみたいだ。

 

「義勇さん、。。おはようございます」

 

義勇は笑顔で返す

 

「うむ、おはよう雄一。」

 

2人は近状報告をしながらしばらく談笑していたが、義勇がそっと話を切り出した。

 

「んで、だが。今日雄一、お前を呼んだのは他でもないあの事を頼みたいと思ったからだ」

 

雄一は首を傾げる

 

「あの事…?」

 

義勇は少しいつもより強い口調で

 

「昨日、狼谷山(かみたにやま)でタケノコがリに出かけた複数人の村人が帰ってきてないそうだ。」

 

雄一は口を開こうとしたが、それを遮るように義勇はさらに強い口調で話を続ける。

 

「恐らくだが!恐らくだが…鬼が関与していると思う。そこで雄一、お前にこの件の調査を頼みたい。そして、鬼がいた場合、同時に討伐してもらいたい。」

 

雄一はぐっと息を呑む

 

それを安心させるかのように義勇は話を続ける

 

「そう心配するな、雄一。お前は俺が認めた弟子だ。絶対に勝てる。約束しよう。頼まれてくれるか?」

 

義勇の期待に応えたい。そんな想いが雄一を突き動かした。

 

「はい、やってみます!いや、やらせてください!」

 

義勇は頷きながら、言う

 

「その意気だ。行き方は、知っているか?」

 

あっ、と顔を雄一はした。それを見た義勇は知らないんだなと察した

 

「どうやら知らないみたいだな、これを持っていけ」

 

義勇はそう言うと雄一に1枚の紙を渡した

 

「これは、。地図?」

 

「そうだ、武運を祈ってるぞ雄一。」

 

「はい、義勇さん!」

 

数刻後~

 

雄一は山の近くまで歩みを進めた

 

「えーと、ここから右に曲がって~。あ、ここか」

 

雄一は一瞬歩みを止めて辺りを見渡した

 

「山に、川に、森。鬼が居るなら今の時間帯、きっと森だろう。」

 

そう確信した雄一は森に向かって走っていく

 

ある程度の距離を進んだ。

 

 

その時

 

 

だった。

 

 

「!?何だこのドス黒い空気は!?」

 

お、鬼だ。

 

「何しに来たの?君も僕に食べられに来たの?」

 

雄一は戦慄した。

 

なぜなら鬼の目には 下弦の陸 の字が刻まれていたからだ。

 

「これが…十二鬼月…!」

 

鬼は雄一を睨みながら不敵な笑みを浮かべ、

 

「僕とやり合うの?ふふっ」

 

そう言うと鬼は空手の構えをし始めた。

 

「既に100人近く食らったこの僕に…勝てるかな」

 

雄一はそれを聞いた瞬間怒りに震えた

 

「お前は…お前だけは絶対に殺すっ!」

 

鬼は嘲笑うように答える

 

「君じゃ…無理でしょ。」

 

雄一はその刹那斬りかかった

 

水の呼吸壱ノ型 水面斬り!

 

鬼も負けじと接近し拳を振るう

 

血鬼術 破拳!

 

雄一の一撃は鬼の拳を受け流し、同時に鬼の右腕を切り落とした。

 

何っ…この餓鬼…やるな

 

「なかなかやるじゃないか、この餓鬼がぁ!?」

 

鬼は自分の技に絶対の自信を持っていた。それを打ち破った雄一に怒りをあらわにした。

 

「十二鬼月の僕を怒らせたなっ!死ねっ!」

 

怒り食らった鬼は力のままに奥義を繰り出した

 

雄一は笑った。

 

「ふっ、お前の動き、全部見える」

 

鬼は更に激高した

 

「余裕こいてられんのも今のうちだ!消えろっ」

 

血鬼術 爆裂飛竜拳!

 

雄一は、冷静に構えた。

 

そして

 

水の呼吸 拾壱ノ型 凪

 

鬼は驚愕した

 

「うがっ、体がァ!?馬鹿なっ」

 

鬼は首を残して全て切断されていた。

 

「まて、待ってくれ!話し合おう!」

 

雄一は冷酷に返した

 

「黙れ。」

 

その刹那鬼の首は宙を待った

 

「嫌だァ!まだ死にたくない!?こんなぁ!こんな小僧にっ!十二鬼月の子の僕があ!あああっ!」

 

「地獄で罪を償うんだな」

 

そう言い残し雄一はその場を後にした。

 

まだ森には鬼の断末魔が響いていた。

 

 

続く。




初のバトル回でした(*´▽`*)
感想等ありましたらよろしくお願いします(*´▽`*)
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