鋼柱 釼屋 雄一の物語~   作:水無月(。・`ω・´)キラン☆

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話の流れを作る大事な回にしました(*´ω`*)会話多めです(*´ω`*)


4章 鋼柱

あの激闘から…もう5年…か

 

そうふと、雄一は、思い出した。

 

時代はさかのぼること4年前…下弦の鬼を倒し、階級も甲になり、つかの間の平穏を掴んだ矢先の出来事。

 

夜飯を食べ終わり、鍛錬を始めようとした雄一にとんでもない情報が入る。

 

伝令「雄一殿!今すぐ…今すぐ産屋敷にお戻りください!」

 

は…?こんな夜更けにか?一体何が起きた?

 

 

雄一はよく分からないが危機が迫っていることは理解した。

 

チッ…いったいなんだ。

 

 

 

「で?何が起きてるんだ?」

 

 

雄一は高速で走りながら伝令に聞く

 

 

「は、はい!鬼舞辻の配下と思われる鬼、その数300が産屋敷に急速に接近中との事!」

 

は…?300?そんな数…どうやって追い返すんだ

無理に決まってる…御館様を早く逃がさなければ!

 

「ツ…柱はどうした?」

 

 

「はっ!柱の皆様は今、鬼舞辻の身辺を洗うため、分散しており、すぐには戻って来れないかと!」

 

おいおい…まじかよ、どうすんだよ。

 

 

雄一は頭を抱えたが、即座に切り替え、臨機応変に対応した。

 

 

「現状戦力は!」

 

 

「はっ!甲があなた様1人、隊士が60名です」

 

雄一は少しの絶望を感じたが今できることを最大限にと、すぐさま気持ちを切り替えた

 

 

ならばっ…勝てる気がしないがもうこれしかっ!

 

 

「東、!西、!南、!それぞれ20人ずつ配置!」

 

 

「北は…どうなさるおつもりで?」

 

 

「俺が…俺が守る!」

 

 

「分かりました…死なないでくださいね、!」

 

 

「あぁ。」

 

 

到着した雄一はすぐさま鋭い声を出す!

 

「隊士に告ぐ!南、東、西!それぞれ20人ずつ!鬼はすぐそこに来てる!早く動け!」

 

雄一の声を聞いた隊士は心を決めた。

 

「はいっ!」

 

ふぅ…思いつきで言っちまったが、大丈夫か?いや大丈夫だ。俺ならやれる。俺は鬼殺隊 甲の 釼屋 雄一だ。

 

そう雄一は、自分にいいきかせた。

 

「早速…お客さんのお出ましかい、ざっと80、勝てんのか?スゥ…」

 

雄一は呼吸を整えた

 

 

一体ずつ確実に斬る。首だけを狙え。呼吸を乱すな!己の身を気にするな!俺なら行ける!

 

「スゥ…」

 

水の呼吸 陸ノ型 ねじれ渦っ!

 

ザシュ

 

ザシュ

 

ザシュ

 

もっと、もっと!だ

 

「おらっ!」

 

水の呼吸 参ノ型 流流舞い

ザシュ

 

ザシュ

 

ザシュ

 

ザシュ

 

もっとだ!

 

「スゥ…」

 

 

水の呼吸 拾ノ型 生生流転!

 

 

ザシュ ザシュッ…!

 

今の一撃で無数の鬼を切った!

 

まだいるか!ならば水の…な、なに!体が…思うように動かない。。、!呼吸が、できない!

 

やられるっ…!

 

 

「死ねぇ、!」

 

 

鬼の爪が雄一の顔をえぐり取ろうとしたその刹那

 

ザシュ

 

 

「!?」

 

 

「俺が来るまでよく耐えた。」

 

 

義勇…!?義勇さん!?

 

 

「後は任せろ」

 

 

それを聞いた瞬間、地面に雄一は倒れ伏した。

 

任せ、ました!義勇さん!

 

 

義勇は凄まじい速度で鬼の軍団の中央に入った。

 

 

「死ねぇ、!」

 

 

無数の牙、爪が義勇に、襲いかかろうとする。

 

水の呼吸 拾壱ノ型 凪

 

義勇は構えをとった。

 

鬼たちはニヤリと笑いながら襲いかかる

 

 

 

 

義勇の間合いに入った瞬間、肉片と化した。

 

 

「はぁ!?」

 

 

きずいた時には消滅が始まっているのだ。

 

 

雄一はそれを見、柱の強さを痛感した。

 

 

これが、柱!義勇の強さか

 

 

そして戦いに方が着いた義勇は雄一に話しかけてきた。

 

「雄一」

 

 

「なんでしょう、義勇さん!」

 

 

なんだろうな?義勇さんから話か。このタイミングで?まぁ、いいか。

 

しかしその次の瞬間、雄一は衝撃的なことを聞く

 

 

「お前は…水の呼吸に向いてない。」

 

 

驚愕が雄一を襲う。

 

 

は、!?今更何言ってんだ!義勇さん

 

 

「…っ何故ですか!」

 

義勇は諭すように答える

 

 

「お前は確かに水の呼吸を全て習得した。そして剣の腕、反応速度でいえば俺にも劣らない。」

 

雄一は強く言う

 

「ではなぜ!」

 

「では何故、雄一は水の呼吸を使い、怪我をした?何故、技を数発打ったら、疲れた?何故、俺と同じかそれ以上の能力を持つ雄一が俺の速さに勝てないのか?」

 

雄一は悔しそうに言った

 

「そ、それは!慣れじゃないですか!」

 

「違う、そもそもお前の刀の色は水の呼吸の使い手の色ではない。」

 

雄一は焦った

 

じゃあ今までの鍛錬は無駄だったのか!

 

「じゃあ…どうしろと?」

 

義勇はゆっくり言った

 

「自分を見つけろ。自分の呼吸を。」

 

「は…?」

 

「お前の字…釼屋と言ったな?」

 

「はい…」

 

義勇は強く言う。

 

 

「釼屋という一族は…日本にひとつしか居ない。」

 

 

雄一は驚いた。

 

 

「え…?」

 

 

義勇は話を続ける

 

「釼屋一族の釼屋匡平は…かつて呼吸の祖、継国縁壱のライバルであり、同じく呼吸を作った。」

 

 

「そして、継国とは別に己の呼吸を編み出し、広めようとした。」

 

 

「それが鋼の呼吸だ。匡平は後継に関して乗り気であったが、全く使えるものが他におらず、失意のまま病で無くなったらしい。」

 

「しかし無くなる直前…呼吸のやり方を一冊の本にまとめたと言う。産屋敷家に今も伝わってると聞く」

 

雄一は口を開いた

 

「それとこれとなんの関係が?」

 

全く関係ない…雄一はそう思った。

 

「俺の見解が正しければ、お前は鋼の呼吸の使い手だ。」

 

雄一は驚愕した。

 

「っ!?本気で言ってるんですか!?」

 

「もちろんだ、お前が釼屋ならば、匡平の血は少なからず流れている。何ら不思議ではない。」

 

雄一は義勇に疑問をぶつけた

 

「じゃあなんで包丁鍛治なんですか!父は!」

 

義勇は冷静に答える

 

「さっき言っただろう。今まで使えるものはいなかったと。それに今書は産屋敷にある。現代まで鋼の呼吸が釼屋に受け継がれてるとは考えにくい。」

 

義勇は少し強く言う

 

「だから、!雄一、お前に提案する。御館様と話せ。」

 

雄一は揺れついていた。

 

義勇は押すように話す

 

「お前には水の呼吸は向いていない。己を見つけろ雄一。」

 

それを聞いた雄一は決断した。

 

おれは、俺はつよくなる!

 

「は、はい!義勇さん!」

 

義勇は淡々と話す

 

「なら今から産屋敷耀哉様に会いに行こう」

 

雄一は少し驚く

 

今からかよ…って!え?

 

「今からですか!?」

 

義勇は笑って答える

 

「物事は早いに越したことはない。」

 

そう言うと義勇は雄一を引っ張って半ば強引に連れていった

 

「ちょ!え!?」

 

 

 

 

続く




ご覧頂きありがとうございました(*´ω`*)次回は明日になります(*´ω`*)
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