逆にゼロワンを書いてみよう   作:ライティングゴート

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その野望を砕きマンモス

滅の攻撃を受け、重体となった不破は医電病院へ搬送された。

刃が必死の形相で声をかけ続けるも不破は静かなままである。

或人が合流し一行は飛電本社でことのすべてを聞くこととなった。

「滅亡迅雷がヒューマギアで今は病院をハッキングしてる!??」

「間違いない、私がこの目で見たからな」

「デイブレイクの日にすべてのヒューマギアは停止したはず…」

福添はそう口にするものの皆どことなくの時の残兵がいることを否定できなかった。

「それよりも社長、今は病院のヒューマギア問題です!」

福添が空気を改めた。

『現在医電病院では、人間のスタッフが対応にあたっていますがこのままでは多くの方に重大な被害が予想されます。今すぐ停止すべきです。』

シェスタが付け加える。

『ですが、このままでは亡くなる方が大勢出てしまいます。少しでも人員を動員すべきです。』

肯定的なイズと否定的なシェスタ、同じヒューマギアでも答えの異なる両者は静かに睨み合った。

「社長!ご決断を」

山下に急かされ、或人が考え込んでいると刃が耐えきれず割り込んだ

「私に提案がある」

「以前、マギアを捕獲した際に手に入れたデータがある。これを利用しギーガーを中継しライトニングホーネットの電波で書き換える」

『ローカル通信で制御し直すということですね。』

「そうだ。そのためにも飛電インテリジェンスに協力を頼みたい」

『データ提供と解析の補佐ですね』

「それだけじゃない、ギーガーを止めるための大型装備の用意だ。イズ、このキーに心当たりはないか」

刃はマンモスゼツメライズキーをみせ、イズはじっと見つめて検索する。

『確かに過去、ゼアの中にはそのような設計図が存在したようです。』

「それを起動できるプログライズキーの開発を至急頼む」

イズは目を閉じゼアとの通信から新しいキーを形成していく。

「社長さん、あなたには両方が完成するまで病院の警護を頼みたい」

「わかりました。じゃあね、イズ待ってるからね〜」

或人は陽気に飛び出していった。

 

 

病院前ではギーガーが電波を飛ばしマギアが徘徊し集う。ゾンビ映画のようだ。

『時期にこの病院も終わる。自らが作り出した者たちの手にってな』

『滅、どうして僕達は見てるだけなの?つまんないよ』

『迅、お前はここで人間の愚かさをラーニングするのが役割だからだ。』

「待て待て〜ぃ!」

ゼロワンが滅亡迅雷たちの前に切り込んできた。

『ゼロワンだ!滅!ゼロワンと戦ってもいいよね!?』《wing》

『好きにしろ』

迅も変身してかかると吸い寄せられるようにマギア達が加わり戦闘が始まった。

最初は様々なキーを入れ替え、剣を使い順調に敵を減らしていく。

しかし、迅とギーガーを同時に相手にすることは難しかったが、鈍重なギーガーの動きを交わし活かしながら迅を押し返していた。しかしギーガーがもう一体現れることで形成は逆転、迅に翻弄されてギーガーの重い一撃を食らってしまう。

思わず変身が解けてしまった或人はたまたま残っていた剣を支えに立ち上がり戦闘態勢を構える。

『どうして立ち上がるんだよ!僕が完璧に勝ったはずなのに!』

「まだまだ…俺達はお前たち悪の意思には負けない…俺達には善のイシがあるからなぁ!ハイ!!アルトじゃあ〜ナイト!!」

普段のギャグ振りも敵の前では殺陣となった。ギャグをしっかり決めたが「意味分かんないよ」と冷たくあしらって止めを刺そうとした迅の肩に銃弾が当たる。

バルキリーとイズが現着したのだ。

「待たせたな、すぐに病院を開放するぞ」

「あぁ!」

『或人社長、今のはお医者様の医師と善意の意思をかけたギャグですね。』

そう言いながらマンモスキーを手渡した。

「だからぁ…ギャグの解説しないで〜!でもありがとうイズ、これでアイツらから病院を守れる」《press》

《Giant Waking!ブレイキングマンモス!

"Larger than life to crush like a machine."》

「社長!まずは一体目の行動を抑えてくれ!その好きに私が奴をハッキングする」

「オッケー!」

ブレイキングマンモスの巨体同士で組合になった両名はマウントを取れたゼロワンに有利だった。強い一撃を加え戦闘能力が低下したギーガーは立ち上がりきれずに膝を付く。

「離れろ!」

《ライトニング

      ブラスト

         フィーバー》

蜂型ユニットがギーガーに突撃して入り込んでいく、ハッキングに成功し目が黄色に変色するのを見払ってバルキリーが電光線を発射することで病院の制御を取り返した。

「他の滅亡迅雷を頼む!」

「わかった!」

そこからは迅をパワーで吹き飛ばし変身を解除させて滅共々退却させ、力関係が同等になったことでギーガーにも白兵戦で追い込んでいく。

《ブレイキング

      インパクト》

強烈な蹴りによって落下した巨大プログライズキーがギーガーたちを圧し潰し病院前での戦闘は終了した。

 

その頃病院内では正常に戻ったヒューマギア達が一斉に活動を再開、奇跡的に死者は出なかった。

不破を担当した執刀医ヒューマギア、ドクターオミゴトも執刀前に機能が戻り手術は成功した。

一段落経って不破と或人は病院の屋上で再開した。

「いやぁ〜不破さんも無事で、病院も無事で良かった良かった!」

「世話になったな」

「病院が何とかなったのは刃さん達がハッキング用の電波を開発してくれたおかげだよ、そうじゃなかったら不破さんの手術もできなかったかもしれないしさ」

「俺を執刀したのはヒューマギアなのか!?」

『はい、ドクターオミゴトが手術を行いました。』

ナビが付け加える

「フッ…結局はヒューマギアに命を救われちまったって訳だ」

「どう?見直した?」

「少しだけな…」

「不破さんがフワッと笑った!はい!アルトじゃ〜ナイト!」

不破が笑いを堪え始めるが術後の怪我との間でなんとも言い難い表情をしている

「不破!」

刃が慌てて現れた笑いから意識をそらす事ができた。

こうして何は去り、一件落着した。ように思える。

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