鬼滅の雲   作:中太郎

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前回アンケートを答えてもらいましたが
そこまでペースは問題なさそうなので、変に変えたりせずに進めて行こうと思います。早いや遅いと回答された方 すみませんm(_ _)m


序章
第弐話 改変の一歩


 ──1905年 ──

「岩」の呼吸法を使用する岩柱

 

 ─悲鳴嶼行冥─

 

が獪岳の手引きによって連れられてきた鬼のせいで教え子を殺され、冤罪をかけられる年である。

 

俺が修行の一環で義勇と旅をしていた時、野宿する場所を探していたら人を襲っている鬼に遭遇した。そのとき持っていた木刀で鬼を取り押さえて襲われていた人たちを助けた。

 

しかし、日輪刀が無いため倒すには日の光に当てるか隊士の到着を待つことしか出来ないので無力化してその場は治めた。隊士を呼ぶことは難しいので夜明けまで待つことにした。

 

そして、その鬼こそが前述の鬼である。

 

そして、翌朝に鬼は日で焼かれて亡くなった。正直、あと1分でも遅れていたら本来の流れと同じでは無くとも似たようなものになっていただろう。

 

それに悲鳴嶼さんが冤罪で捕まることは止めることが出来たが、子供を二人助けることが出来なかった.........。俺は臍を噛む想いだった。

 

「悲鳴嶼さん…」

 

「私は…助けられたはずだ…この持て余すほどの力があればあの子たちが死ぬことは…。憎い、あの鬼も守れなかった自分自身も」

 

ああ、この人は放っておいたらたとえ冤罪で捕まらずとも悲惨な運命を辿るのだろうと思った。だからこそ、放っておくなんて出来る筈も無かった。

 

「鬼狩り、もとい鬼殺隊というものになってみては?あの子たちは守れなかったかもしれません。しかし、あの子たちの様な目に遭う人を減らすことは出来ます」

 

「……そうか。君の言う通りかもしれないな。後悔してばかりでは、死んだ時にあの子たちに見せる顔が無いというものだ。私が後ろを向いている場合では無いな」

 

俺達の事は伏せておくように悲鳴嶼さんには頼んでおいた。もっとも子供が鬼を倒したなんて骨董無形な話を誰も信じるわけはないだろう。しかし、目をつけられては色々と困ると考えた。

 

そして、鬼を連れてきた獪岳には悲鳴嶼さんから説教が下っているため本史のように鬼に成り下がることは無いだろう。また、念の為悲鳴嶼さんには獪岳の監視もするように伝えておいた。

 

 ─1906年─

そもそも旅は元々義勇には修行と偽っていたが、悲鳴嶼さんを助けるために行っていたのだ、それも達成出来た。

 

義勇には、鬼にも力が通用する事が分かったので後は各々で修行しようと理由をつけて旅を終えた。

 

何故かと言うともうそろそろ義勇の姉の蔦子さんが鬼に殺されてしまう時期だからだ。

 

それを助ける、いや、助けさせるために義勇が家になるべく居られる時間を作ったのだ。

 

「義勇、俺の勘なんだが今夜は鬼が来る。そんな気がするんだ」

 

「なに!?お前の勘はよく当たるからな…用心しておく」

 

「だから、今日は旅の疲れを癒すためにも修行は無しだ。早く家に帰ろう」

 

「分かった」

 

 

 

 

 

 

──夜中弐時──

そして、鬼は義勇の家に現れた。義勇がそこに居合わせたことで蔦子さんを助けることが出来たのだ。

 

「本当に良かった...。秋雨……お前には……感謝してもしきれないな.........」

 

「義勇、秋雨くん。本当にありがとう.........。秋雨くんがいなければ義勇もここまで強くなれて無かったと思う。あなたがいたおかげよ」

 

「いえ.........。俺よりも義勇を褒め───

 

「謙遜しなくても良いだろう。お前が俺と修行してくれたおかげで、鬼が来ることを予見してくれたおかげで助けることが出来たんだから」

 

「もちろん義勇には感謝してるわ...。でも秋雨くんが修行に義勇を誘ってくれたおかげで今も私はこうして生きられてるの」

 

「義勇...蔦子姉さん...ありがとう。それと2人が生きてて……本当に良かった!!」

 

「義勇、秋雨くん」

蔦子姉さんは両手を広げて俺たちを強引に抱き寄せた

 

「「!!?」」

 

俺たちは一瞬驚いた。そして…

 

「う、、ぁああ!、、お、おれ、、姉さんを助けることが出来て本当に良かったよぉ!!」

 

義勇も緊張の糸が解れたのか感情を露わにして涙をこれでもかと言うほど流している。かく言う俺も涙していた。精神年齢は前世のままでも魂は年相応なのだとこの時密かに思うとともに感傷に浸るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ─ひとしきり泣いた後─

 

俺達は鬼殺隊に入る決心をした。

 

今回は守ることが出来たが、今も俺たちの知らないところで襲われてる人がいるかもしれない。

 

もしも蔦子姉さんが守れてなかったらと想像したとき俺たちの決意は固まった。鬼の所為で悲しみが蔓延る世界なんて許しておけない、と

 

悲鳴嶼さんや蔦子姉さんのような鬼に襲われる人を少しでも多く救うために! 

 

 

もちろん俺はこの出来事の前から鬼殺隊に入る気ではいたのだが、転生直後の覚悟とは訳が違い、明確な覚悟が出来たのだ。

 

義勇は、俺から鬼の話を聞いて、身の回りの人を守れる最低限の力はつけておこうと修行をしていた。

 

そして、悲鳴嶼の出来事で初めて鬼を目にして、そこで鬼に力が通用する事が分かった。そこに、今回の出来事と同じように、鬼に襲われてる人を助けたいという思いが加わり、鬼殺隊に入る決心をしたのである。

 

といっても義勇は型も呼吸も分からない状況だ。なので、まず育手を探すところから始めなければ行けないのだが、生憎俺はこの1年間ただ遊んでいた訳ではなかった。

 

育手を探して、その育手の方に弟子に入れてもらい1年間急ぎで指導をして貰えるように頼み、水の呼吸を覚えていた。

 

そして、その練習は俺が知っていたものより更に想像を絶するもので、死ぬかと思ったのは内緒だ。

ここまで言えば、育手は誰か分かるだろうが

 

─鱗滝左近次 かつての水柱である

 

そして、どう見つけたのかというと、両親の顔見知りなこともあり、両親も俺の意見に前向きだったことで、直ぐにお会いすることが出来た。悲鳴嶼さんを助けたことを両親には伝えておいて正解だったようだ。両親にも俺の力は認められている。

 

話は戻るが、まだ型は完璧では無い。なので、義勇に紹介してそのついでに修行をするつもりだ。そして、まだ最終選別へ行く許可

が貰えてないので。型の復習とともに新しい技を考えようと思う。

 

 

実はもう岩は切れるけど.......




いかがだったでしょうか?
今回はほぼ原作死亡キャラ救出の話です。
次回から修行パート~最終選別開始まで書けたら良いなと思ってます。

明治コソコソ噂話
秋雨さんの両親は元水の呼吸の使い手で鱗滝さんに呼吸を教わってたそうだよ

物語の進むペースは妥当か

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  • ちょうどいい
  • 少し早い
  • 少し遅い
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