上げるのが遅くなりましたが、今回は番外編ということで話は進みません。
続きを期待して下さっていた方にも楽しんで読んでもらいたいと思います。
では番外編です!どうぞ!
──那田蜘蛛山に入る少し前の話──
俺は今元鳴柱の桑島さんのところに伺っていた。
「久しぶりです桑島さん!」
「おお!秋雨か!どうした?」
「獪岳に用があって」
「獪岳に?それはまた珍しいのぉ獪岳ならあっちにおるが.........」
「そうですか。ありがとうございます!」
案内された通りに獪岳の所まで行く。
「獪岳」
「あ?なんだあんたか.........」
「今善逸に修行をつけてるんだけど、獪岳はどんな様子かと思ってな」
「そんなことで来たんですか?」
「それで、話がある。善逸はもう少しで雷の呼吸を最後の型まで覚えられる.........」
「あいつが?流石にそれはないでしょ。だってあいつ、俺がいくらコツとか教えても無理だったんですよ」
「まあ、評価はどうであれ、仲良くやっているようで何よりだ。お前がコツを教えるなんてな」
「はぁ?仲良くなんて無いですよ」
「ホントに嫌いなら修行を手伝ったりしないさ」
「.........まぁ、百歩譲って壱の型が凄いのは認めますよ。でもその話はうそですよね?」
「いや本当だ」
「まじであの根性無しが?」
「そう。その根性無しが」
「最後の型まで覚えたって?ないないないない」
「根性から叩き直してやったわ」
「秋雨さん、鬼っすか?十二鬼月ですか?」
冗談だろうが、洒落にならないので一応拳骨をお見舞いする。
「イテッ!.........冗談ですって。でも本当にそうなら、兄弟子としての立場が.........」
「それで、善逸に変な嫉妬とか持たれても嫌だから、俺がお前に壱の型教えてやるよ」
「変な嫉妬ってなんですか?」
「んー.........ひねくれて鬼になったりとか?」
「洒落になんないっすよ。それ」
「.........悪い」
まあここまでの茶番は置いておいて、本気で、獪岳が壱の型を覚えられるようにスパルタで修行をつけた。
──二日後──
「まあ技の内容としてはこんな感じだ」
「は.........はい」
「一度この丸太に向かって型を使ってみろ」
そこら辺の木を適当に斬って、持ってくる。
「でも.........」
「どんなに粗末でも良いからやってみろ!」
「ハイッ!!」
そう言って獪岳は壱ノ型を構え出す。
──雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃
獪岳のいたところから雷鳴がして、次の瞬間には丸太は斬れていた。
「まあ、まだ改善の余地はあるが、型は出来てるからもっと修行すれば完璧出来るはずだ」
「分かりました。本当にありがとうございました!俺、善逸が出来てるのに壱ノ型が出来ないのが少し悔しかったんです。でもこれで心置き無く戦いに専念出来そうです」
「そうか.........良かったな。頑張れよ。それと、俺からもう1つだけ助言」
「なんですか?」
「朝から晩まで全集中の呼吸を切らさず生活しろ。寝る時も食べる時もだ」
「そんなこと.........出来ないですって!」
「無理じゃない。現に俺も善逸も出来るからな」
「は、はい.........やってみます」
「じゃあ俺はこれで」
獪岳に背を向けて去っていく。
「お元気でー!ありがとうございましたー!」
「おう!」
こうして俺は1つの不安の種を潰しておいた。そして、俺は希望の種を1つ育てたのだ。これで何か変わるといいのだが.........
「秋雨!ご苦労じゃったな!獪岳は壱ノ型を無事出来るようになったのか?」
もう答えは知っていると言わんばかりの表情で言われたので俺は迷わず答えた。
「もちろん!」
「そうか!そういえば、善逸はどうしておるんだ?」
「元気にやってますよ。まだ根性無しは治りきってませんが.........」
「ハッハッハ!相変わらずのようじゃな!どうだ、壱ノ型以外も少しは出来るようになったのか?」
「ええ、まだ戦いに使えるような代物でも無いですが、一応全部できるようにはなってます」
「!?全部!?あの泣き虫がか?」
「はい、あの泣き虫が」
「どう教えたんだ?」
「まあそれは秘密ってことで」
「なんじゃ水臭いのお.........まあええか、善逸のこと頼んだからな!」
「はい!じゃ俺はそろそろお暇させていただきます」
「ああ、気をつけるんじゃぞ!」
「はい!お元気で!」
こうして、獪岳と桑島さんに別れを告げて、炭治郎たちの居る所へと帰って行った。
大正コソコソ噂話
善逸と獪岳の絡みは壱の型が出来ないこと壱の型しか出来ないことをお互いに弄りあってるらしいよ
いかがだったでしょうか?
獪岳の動きを書いてなかったので、あとから矛盾が起きないように書きました。
次回は本編を進めるのでご心配なく
物語の進むペースは妥当か
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早い
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遅い
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ちょうどいい
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少し早い
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少し遅い