無限列車編、今まで以上に長くなるかもしれませんが、最後まで付き合ってもらえると助かります。
では、本編です!どうぞ!
──西暦一九一五年 七月五日 大正四年──
俺たちは眠らされる事無く、無事に全員が起きていた。
「でも、これで私は夢を見ることが出来なくなって.........」
「いいですか?どんなに辛いことを夢で補おうとしたところでそれは夢でしかないんです。だから俺たち人間は前を向いて歩いてくしかないんですよ」
「その通りだ!夢は夢で終わる!それに良い夢を見られるとは限らない!」
「!!.........そうですよね。でもこのままでは、あの鬼に全員.........」
「大丈夫だ!俺たちが責任を持って守る!」
「安心してください!私たちは鬼狩りですから!それでは私達は鬼を倒しに行ってきますね!」
「俺たちに任せてください!」
「俺だって戦えますよ!」
「俺のことを忘れんじゃねえ!!」
「い、一応俺もいるから」
そこに目のついた鬼の手が子供4人を連れて入ってきた
「あれ?君たちは何で眠ってないのかなァ?」
「俺がここにいる限り誰も危険に晒させはしない」
「へぇー君が邪魔したんだね。.........お眠..─」
眠らされる前に俺は魘夢の手を粉々にした。
そして、そこにいた四人に話しかける。
「君たちはどうしてこ.........」
次の瞬間、三つ編みの女の子が俺の話を遮って錐を振り回してくる。
「邪魔しないでよ!あんたたちが来たせいで夢を見せてもらえないじゃない!!」
「!!秋雨さん、この人達自分の意思で!」
「分かってる。皆!拘束するんだ!もちろんは怪我させないように」
「承知した!」
「ふん!任せとけ!」
「自信ないなぁ.........」
「カナエは後ろの4両を見に行ってきてくれ!炭治郎は前の4両を頼む!
戦ってる時は目を瞑れ、それでも眠らされた時は目を覚ますに繋がるきっかけがあるはずだ!それを探せ!」
「「了解!」」
炭治郎とカナエがこの場を離れた後、この四人を拘束して話を聞く。
「君たちも幸せな夢を見せてもらおうとしていたんだね。ただ、鬼は幸せな夢を見せるだけで終わらない。最後には喰われ、鬼の糧とされることだろう」
「あんたには分からないわよ!!幸せな現実見てきたあんたたちのような人間には私達の気持ちなんか!!」
「じゃあ戻るか?幸せな夢かどうかも分からない夢を見に、現実から逃げてまで死にに行くか?」
「.........」
「俺たちは毎日血の滲む様な任務を課されている。そんな中、微かな幸せを嗅ぎ分けて見つけてるんだ。俺たちはいつだって死に片足浸かっている。でも君たちにはまだ道がある。生きているというだけの確かな幸せが」
「「「「.........」」」」
「色々と厳しいことを言ったかもしれないが、俺たちはそろそろ鬼を殺しに行かなければならない.........頑張れよ」
俺たちは乗客を死なせないため、鬼の手から救うために戦いの場へと向かう。
──炭治郎side──
俺は一度車両の外へと出た。
「ぐっ!」
外は鬼の重たい匂いで満たされていた
俺は鬼の匂いを嗅ぎ取り、鬼のいる先頭車両に向かうために列車の屋根へと上がる
そして、そこにいた鬼は俺たちが起きたことをまだ知らない様子だった
「!?ありえない.........眠ってないの?眠ってたら良い夢を見せてあげたのに.........」
そう言いながらこの鬼は下卑た面を覗かせる
「人の心の中に土足で踏み入るな!!俺はお前を許さない!」
俺は人の心につけ込んで、人を操ろうとしているこの鬼に怒りを感じていた
魘夢は今、焦りを感じながらも訪れた一つの好機に嬉々としていた
それは炭治郎が耳飾りをつけていたからだ。炭治郎を倒せば無惨に血を貰える。そう思い、魘夢は興奮した。
──秋雨side──
列車の中は、魘夢の肉片が列車と結合するべく這い回っていた。非常に気持ち悪い
「「気持ち悪!!」」
俺と善逸は息ぴったりに同じ言葉を吐き捨てた。流石にこれには伊之助も同じ意見だった
「なんだこれ?気持ち悪い」
「鬼の肉片だろう。列車と繋がろうとしている!秋雨!」
「あ、ああ.........分かった(映画で見た時も相当気持ち悪いと思ってたが実物で見ると吐きそうなくらい気持ち悪い)」
「初めて秋雨さんの悲鳴聞いたかも.........」
「多分、今回切りだ.........忘れてくれ」
そのあと、煉獄さんが後方の3両、善逸と伊之助が前方の2両、カナエが後方の3両を護る形で別れていた
俺は炭治郎の様子を確かめるべく急いで向かった
──炭治郎side──
俺はすぐに型を構えた
──日の呼吸 陸の型 日暈の龍・頭舞い
鬼は口のある不気味な手を向けて俺に血鬼術を放つ
──強制昏倒催眠の囁き
「お眠りィィ」
俺は型を構えた時から目を瞑っていた
俺は今、目を瞑っていても、普段と変わりない動きが出来ていた
(!!目を閉じていても分かる!.........そうか!秋雨さんの訓練のおかげだ!)
機能回復訓練で行った、秋雨さんとの修行で見えなくとも空間が手に取るように分かる
そして、俺はものともせずに鬼に一直線に向かって走った
「何故!何故眠らない!!.........!?目を瞑っている」
これならどれだけ相手が血鬼術をしてこようと眠ることはない
俺は竜の如く柔軟にうねりながら流れるようにして鬼に近づいて
そして、通り過ぎたついでに斬るようにしてすれ違いざまに鬼の頸を斬った
それとほぼ同時に秋雨さんが合流する
「もう倒したのか?」
「はい、下弦の壱でした。でも何故か前に倒した下弦の参の鬼よりも歯ごたえがなかったような.........」
「なんだろうか.........鬼は今、炭治郎の目の前で死んだはずなのに、嫌な予感がするんだ。鬼を倒した時はいつも心のモヤがとれるように無くなるのだが、それがこないんだ」
「俺もです、鬼の匂いがするんです。倒したら消えるはずなのに.........」
「「.........まさか」」
俺たちの勘は間違っていなかったんだ
──────────
鬼は煉獄たちの前から姿を忽然と消した。
灰にならずに.........
今、秋雨たちの知らないところで鬼の反撃は始まろうとしていた。
大正コソコソ噂話
秋雨は眠らされて記憶でも見られたら大変だから、今までで1番思案したらしいよ
順番を間違えて上げてしまいました。
申し訳ありません。
もしも、先にこちらを読んでしまった方がいたら、申し訳ないです
m(*_ _)m
少し粗相もしましたが、次回もお楽しみに
物語の進むペースは妥当か
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早い
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遅い
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ちょうどいい
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少し早い
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少し遅い