この無限列車編、これまで以上に物語が動きそうです。
最後まで楽しんで読んでもらいたいと思います。
では本編です!どうぞ!
──列車内にて──
有限無く湧いてくる肉片を相手に煉獄たちは戦っていた。しかし、魘夢の頸を斬ったと同時にその肉片は消えた
「肉片が消えた!」
「倒したのかしら?」
「いや!まだわからない油断するな!」
「消えたってのにまだムズムズするぜ」
「嫌な音が消えない」
魘夢は死んだように見えただけだった。実は、魘夢は頸だけを真っ先に列車に融合させていた
──列車の屋外にて──
魘夢の体が消えて少ししてから、声が聞こえてきた
「あの方が柱に加えて耳飾りの君を殺せって言った気持ち、凄くよくわかったよ。存在自体が何かこう、とにかく癪に障って来る感じ」
魘夢は死んでなどいなかった。炭治郎が頸を斬ったと思ったそれは魘夢の体の1部だったのだ。これには、流石の俺も驚いた
「素敵だね。その顔、そういう顔を見たかったんだよ。頸を斬ったのにどうして死なないのか教えて欲しいよね。いいよ、俺は今気分が高揚してるから。
赤ん坊でもわかるような単純なことさ。うふふっ。それがもう本体ではなくなっていたからだよ。今喋っているこれもそうさ。
頭の形をしているだけで頭じゃない。君が呑気に喋っている間に俺はこの汽車と融合した。
この列車の全てが俺の血であり、骨となった。うふふっその顔!いいねいいねわかってきたかな?
つまりこの汽車の乗客二百人余りが俺の体をさらに強化するための餌。そして、人質。ねぇ守りきれる?君たちだけで。この汽車の端から端までうじゃうじゃとしている人間たち全てを
────俺におあずけさせられるかな?」
「嘘だな」
「なにがかな?」
「貴様は本来皆が眠っている間に融合するつもりだった。しかし、俺たちが眠っていないからだいぶ予定が狂ったはずだ。そして、急いで頸から上のみを融合させた。そうだろ?」
炭治郎が斬り掛かると列車に溶けていくように消えた。
「うふふっ。そう思っているならそう思ってもらって構わないよ。ふふふっ」
「炭治郎!あいつはまだ完全に融合仕切ってないはずだ!多分列車の先頭に頸はある!早く行くぞ!」
「わかりました!」
──列車内にて──
「黄色い少年!猪頭少年!ここは俺と胡蝶で何とかする!君たちは竈門少年と秋雨が居る場所に向かえ!」
「さあ、早く!」
「ふん!お前たちに指図されるのは気に食わねえが!従わざるを得ねえそんな気がするぜ!」
「行くよ!行くけどさあ!なんで俺なの!?」
──列車の屋外にて──
「ウオオオ!」
「ちょっと待ってくれよー!」
そんな声と共に列車の天井を突き破って善逸と伊之助が出てくる
「ついて来やがれ!子分共!!ウンガァアア!!猪突猛進!伊之助様のお通りじゃアアア!!」
「おお!伊之助!!善逸!!来てくれたか!鬼はこの列車と外から融合しようとしている!!肉塊が無いか探してくれ!!」
「なるほど!!そういうことかよ!!厄介な野郎だぜ!全く!!」
「融合!?」
「ああ!早くしないと手遅れになる!!頼む!!秋雨さんの言う通りに!!」
「わかった!」
「二人して言わなくても分かるっつーの!」
文句を垂れながらも伊之助達は列車の外を隈無く探してくれた。その間に俺たちは鬼の頸を探す。
──列車内にて──
今列車内ではまた肉塊が増え出していた
いままで箱に入っていた禰豆子も異変を感じて箱から出て戦っていた。乗客を護るため、己の身を挺して戦っていた。
その様子は煉獄の目にしっかりと入っていた。
「竈門少年の話は本当だった!彼女は人を守る立派な鬼殺隊の一員だな!」
「良かったわ!禰 豆子ちゃんのことを認めてもらえて!」
──列車の屋外にて──
「クソッ!外になんて居やしねえ!!中だ!!中に逃げやがった!!」
「!!禰豆子ちゃんが危ない!!」
伊之助は列車の中に入るための穴を開ける
──獣の呼吸 伍ノ牙 狂い裂き!!!
優れた触覚を頼りに器用に乗客だけを避けて鬼の肉塊と共に列車を四方八方に斬りつける
「どいつもこいつも俺が助けてやるぜ!須らくひれ伏し!!崇め讃えよ!この俺を!!伊之助様が通るぞォオ!」
──列車内にて──
禰豆子は乗客をを取り込もうとする肉塊を手当り次第に攻撃していった。
しかし、その過程で肉塊に両手を包み込まれ、逆に取り込まれそうになっていた。
「...!!」
もう駄目だと思ったその時...
ドォン!!
雷鳴と共に禰豆子に巻きついていた肉塊が斬れる。
──雷の呼吸 陸ノ型 電轟雷轟──
善逸が危機一髪のところで現れて、禰豆子と乗客を傷つけないように空中を縦横無尽に駆け回り、肉塊を次々と消していく。
「禰豆子ちゃんは俺が守る」
──列車の屋外にて──
「善逸達も頑張ってくれてるようだな!俺達も頑張るぞ!」
「はい!」
俺たちは先頭の車両へと急いだ
「!!.........秋雨さんの言う通り先頭の方から匂いが」
「やっぱりか!俺の勘はよく当たるんだ」
「目を開けるなよ炭治郎!」
「分かってます!!」
──雲の呼吸 肆ノ型 霧雨
雨が降るかの如く人目には映らない速度で剣先で突いて、先頭車両の天井を破り中に入る。
「凄い.........!!」
「なんだお前は!!でっ出ていけ!!」
「!!.........人が!!」
「分かってる」
俺はまだ鬼の侵食が進んでない窓から人を抱えて飛び出る
「お前は頸を斬れ!!車両の真下が鬼の頸だ!」
「はい!」
そこに伊之助が即座に割り込み技を繰り出した
──獣の呼吸 弐の牙 切り裂き!!!
そして、伊之助の技により見えた鬼の骨を炭治郎がすかさず攻撃する
──日の呼吸 弐ノ型 碧羅の天──
日輪の輪郭のように円を描き刀を振るう。魘夢の巨大な頸の骨を一太刀で断ち切る。
こうして意外にも呆気なく、伊之助と炭治郎の活躍により魘夢は死んだ。
もちろん、機能回復訓練が無ければ成せなかっただろう。
炭治郎の痣による、反応速度の上昇と身体能力の向上。伊之助の赫刀による回復の阻止により原作よりも迅速に倒せたのだ。
秋雨が車掌を連れ出した後
「夢の邪魔をするな!!」
秋雨は錐を刺そうとしてくる車掌の腕を左手で掴んで、右手で車掌の首に手刀を入れて気絶させた。
それとほぼ同じくらいに炭治郎たちが下弦の壱の魘夢を倒した。
「秋雨さん。倒せました!.........その人は」
「安心しろ、襲われそうになったから気絶させただけだ」
「そうですか...良かった」
こうして、何も起きることなく、無事に任務を終えた。
.........と思っていた。
そう、あいつが現れるまでは.........
大正コソコソ噂話
秋雨さんは、芋虫が苦手らしいよ
何とか無事に魘夢を倒すことが出来ましたね。
最後のあいつとは一体誰なのか必見です。
次回お楽しみに!
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