鬼滅の雲   作:中太郎

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主人公も着実に強くなっていきますね( ๑•̀ω•́๑)
そして、今回救出無しの戦闘となっているので、久しぶりのガチの戦闘が期待出来ると思います。楽しんで読んでください!

では、本編です。どうぞ!


第陸話 柱任命

──1911年 時透兄弟を助けた後の話──

秋雨は今、鬼殺隊に入って初めて強敵と戦っていた。

 

──十二鬼月の一人 下弦の参 比蔵(ひぐら)

前髪は目が見えない程に伸びきっており、服装は黒一色で、とても隠密行動に長けてそうな見た目をしている。

 

強敵といっても秋雨からすれば大した事はないのだが、秋雨にとっては、比蔵が一応初めて合う十二鬼月の1人なので強敵として認識している。

 

「クックック、お前強そうだな」

比蔵が、いきなり笑いながら話かけてくる。

 

「何故笑ってやがる?」

 

「俺と戦うやつはいつもすぐに死んでいくんだ。だからつまらない...。でもお前なら楽しめそうだから嬉しいのだ!」

 

秋雨「可哀想に。闘う脳味噌しか無いんだな...。」

 

「ぶっ殺す」

 

「ハッ、やっぱり脳筋じゃねえか」

俺は意味も無く煽った訳では無い。鬼の判断力を鈍らせるために煽ったのだ。あまりに上手く行き過ぎて俺は呆れながらも刀を鞘から抜いて構える。

 

比蔵は憎悪と共に怒りをこちらにぶつけてくる

 

── 『血鬼術 鬼圧 』──

この技は自分の圧をかけて相手が動けなくなっているうちに、いたぶるというものだ。

 

「ハハハッ、お前もすぐに苦しむことになるだろう。なんせ、この術を受けて耐えれたものはいなかったからなあ」

 

「なにかしてるのか?」

 

「なっ!?」

比蔵は、相手がどんなに強くてもこの技だけは耐えられないと思っていた。それを相手は自分も知らない内に克服しているのだ。たまったものではない。

 

「鳩が豆鉄砲をくらったみてえな顔してるな?さっき一瞬空気が気持ち重くなったがひょっとしてそれが血鬼術だったのか?」

 

そうこの血鬼術は自分よりも遥か上にいる存在には効かないのだ。

もしこれが累と戦っていた時の炭治郎だったらひとたまりもなかっただろう。

 

しかし、上弦ですら敵わないかもしれない相手に下弦の参が勝てる道理はないのだ。

 

「拍子抜けだな」

 

「ほざけえ!!」

比蔵は怒りのままに突進してきた。

 

比蔵は地を強く蹴りながら近づき、関節の曲がりをフルに使って上段に蹴りを放つ。それを秋雨は刀を使わずに上体を逸らして避けるだけで済ました

 

これは、この時代で積んできた努力のおかげでもあるが、前世で少しかじっていた合気道の動きもここに表れている。

 

今度は下段蹴りで俺を地面に伏せさせようとしてくるが、俺はそれをあっさり避けると足を引っ掛けて転ばした。

 

「呆気ないな、これが下弦の参とは」

仰向けに倒れた比蔵を蔑んだ目で見下ろす

 

「もう許さん貴様だけは絶対にコロス!!」

懲りてないのかまた蹴りで腹を狙ってきたので腹に届く前に捕まえて比蔵の足を体ごと振り下ろし再び地面に転がした。

 

「ッガハ!!!」

 

「はぁ、学というものが1ミリも無いな。もういいや、これで終わらせる!」

 

──雲の呼吸 参の型 霧雨(きりさめ)──

比蔵の頭上に雲が突如現れる。

次の瞬間、小さく鋭い数多の雨粒が自分に降っているかのような感覚が比蔵を襲った。これは秋雨の達人の域に達した威嚇が成したものである。

 

「なんだこの雨は!!グッ…あぁぁあぁぁぁ!!」

 

下弦の参 比蔵 は最期に何を言い残せることも無く儚く散っていった。

数多の鋭い雨粒の前には再生の力も歯が立たず、何も出来ることなく消えていった。下弦の参も圧倒的強者の前では弱者となってしまう。

 

もちろん留めは日輪刀では無いと鬼は消えないので延びた鬼の頸を斬る為だけに刀を振るう。実質刀を使わずに鬼を倒してしまったのだ。

 

「これが圧というものだ。お前のは脅しですら無い虚仮威しの圧だ」

もういなくなった鬼に向かって秋雨は言った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──1911年 下弦を倒した後──

下弦の参を倒した後、俺はお館様に呼ばれていた。

そして、隣には実弥、その横には現在の柱達(岩柱、音柱、花柱、水柱、熱柱、藤柱)が並んでいる。

 

─水柱、熱柱、藤柱とは俺の親友達(左から順番に義勇、錆兎、真菰である)

この三人は最近下弦の伍、下弦の肆、下弦の弐を倒したらしく柱まで登り詰めている。

 

「秋雨、実弥...。君たちを十二鬼月である下弦の鬼を倒した業績を称えて、階級甲改め、秋雨を雲柱、実弥を風柱に任命する。いいね?」

 

「「御意」」

 

御館様の心地よい声に釣られて何故か自然に返事をしていた。それは実弥も同じようだ。

 

それにしても、原作だと、実弥がお館様に怒っていたはずなのに何故怒り出さないか疑問だったが、実弥が一悶着起こさなかった理由が分かった。

 

本当は匡近がこの時点で死んでたはずだったのだが、俺と修行した事で死なずに済んでいるようだ。ちなみに、匡近は死んではないが、戦うことは出来なくなってしまったらしく、隠として仕事するらしい。

 

 

──お館様の話が終わってから

「秋雨、柱の就任おめでとう!」

 

「良かったな!お前なら近いうちになると信じていた」

 

「柱として一緒に頑張ろうね!」

 

「ああ!」

 

少ししてから実弥は俺に

「あんたは、あの時に義勇さんと話してた人だよな?」

と話しかけてきた。

 

「そうだあの時は名乗っていなかったな。俺は瑞雲秋雨だ。よろしくな実弥。ちなみにタメ口でいいからな」

 

俺は手を差し出し、それに実弥は応じて握手してくれた。原作よりも素直、いや綺麗な実弥になっていてびっくりした。

 

「おう!よろしくな!秋雨」

 

次に悲鳴嶼さんに声を掛けられた

「秋雨、柱として共に切磋琢磨していこう。」

 

「はい! 悲鳴嶼さん、そういえば獪岳って今どうしてます?」

 

悲鳴嶼「君の忠告のおかげで、一時は荒れていたが今は良い子に成長している。嗚呼、君にはどれほど感謝すればいいのか」

 

「いえいえ!それなら良かったです。」

 

 

初めて会う人もいたので挨拶を済ませておく。(まあ俺は知ってるんだけど)

 

「お前の話は冨岡、錆兎、真菰から聞いている!もうとにかく強いとな!水の門派で一番強いとまでな!俺も期待している!だから、これからの任務で証明して見せろ派手にな!」

 

「はい!頑張ります!」

 

「少し前にね、鬼に襲われている私を悲鳴嶼さんが助けてくれたんだ。それでね、その恩人でもある悲鳴嶼さんがあなたのことを尊敬できる人だと話していたわ。」

 

「悲鳴嶼さんがそんなことを」

 

「うん、だからね、私もあなたのことを応援してるわ。頑張ってね!」

 

「ありがとうございます!頑張ります!」

今まで以上に頑張ることを胸に誓った。




いかがだったでしょうか?
遂に主人公が柱になりましたね!名前は雲柱と安直な名前にしました。
柱としてどんな活躍を見せるのか必見です!
鬼は下弦の「参」ということで、猗窩座に近いものをイメージしてます。

明治コソコソ噂話
俺は前世で親から合気道を5年間教わっていたんだ
↑もはやコソコソではない

物語の進むペースは妥当か

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  • 少し遅い
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