鬼滅の雲   作:中太郎

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今回も話自体は進まないのですが、これからの話に関わる重要な事で、この話を作らないと辻褄が合わなくなってしまうので作りました。
言わば、必要事項ということです。

では、本編です。どうぞ!


第捌話 修復

──西暦1912年 5月1日──

俺は今一人でお館様のところに伺っている。

 

何故かというと、俺や錆兎、真菰が柱となったことで柱の上限まで空きが一つしかなく、煉獄、小芭内、蜜璃の中で2人柱になれない者が出てしまう。

 

そうなると、原作に大きな支障を及ぼす恐れがあり、最悪の場合原作よりもハードモードになりかねない。なので、その問題を解決するためにお館様のところまで伺っている。

 

「秋雨、話があると聞いているが、その話を聞かせて貰えるかな?柱合会議のように畏まると話しにくいだろうから、畏まらなくてもいい。」

 

「はい。では話をさせていただきます。鬼殺隊の制度に関する話です。」

 

「鬼殺隊の制度に関する話?」

 

「大変失礼なことを話すかもしれません。なので小耳に入れる程度に聞いて貰いたいのですが」

 

「いや、柱からの貴重な意見だ。期待してるよ」

その瞬間俺は何故か変なプレッシャーを感じたが気のせいだろう。

気にせずに話を進める。

 

「では話を進めていきます。鬼殺隊の制度に関する話と言うのは、柱よりも下の階級の隊士に関しての話です。単刀直入に申し上げますが、新たな階級、いや、新たな係を提案したいのです。その係と言うのは一般隊士、及び癸から甲までの隊士などを対象に、監視する係──隊士管理係です。」

 

「隊士管理係?詳しく話を聞かせてくれるかな?」

 

「はい。まず、柱の者だけがつける職であり、そして、仕事内容は最終選別の監視や緊急時への備え、他の任務中の一般隊士の監視兼緊急時への備えを目的とするものです。

 

最終選別は監視のことを伝えずに行い、一般隊士には、状況によっては付き添いとして任務に同行させるものとします。」

 

「内容は理解した。次は、理由を聞かせてくれ。」

 

「はい。その理由と致しましては、まず第一に隊士減少の防止を目的とし、次に、最終選別での死者を出さないことを目的として行います。尚、最終選別で助けられた者は試験を失格とします。

 

それと、それ以外に理由では無いのですが、お館様にとっても利益のあるお話がございます」

 

「と言うと?」

 

「柱の者が名目上柱では無く違う係として働く事となり、それにより柱という階級の威厳を保ったまま、新たな柱を迎えることが可能になるのです。」

 

「今の話をまとめるとこうだ。つまり、新たに人が死ぬことを防ぐため、鬼を最小限の犠牲で仕留めるための最善策を考えた。そして、柱同等の実力の者を埋もれさせない為の措置ということだね?」

 

「はい」

 

「しかし、表向きの階級はどうしようと考えているのかな?」

 

「その点は、原則三人までとして、隊士管理係兼、柱として扱ってもらって結構です。

 

そして、他の柱に説明する時には隊士の減少防止を目的としてこの職を創設したことにしてもらい、そして、それとは別で任務をこなす為の代わりの柱が必要だということにしてもらえれば、お館様の面子を守りながら話を進められるでしょう。もちろん、係に選ぶものはお館様の独断で決めてもらって結構です。」

 

「なるほど...。よく考えられているね。今すぐという訳には行かないが、検討しよう。」

 

「ありがとうございます!」

 

「それと、係の者だが、もしこの案が成立した場合、まず提案をした秋雨に就いてもらおうと思う。残りの2人は観察力に長けた2人、錆兎と真菰に任せようと考えているのだが、それで良いかな?」

 

「御意」

俺は、何とか柱の人数制限の問題を解決することが出来た。それから、イレギュラーである俺含む3人が選ばれたことが、俺としては助かった。

 

 

 

──10日後──

柱合会議が行われた。議題は昨日俺が話したことについてだ。もちろん、俺が考えたということは伏せて話して戴いてる。

内容は、俺が話したことと差異はないようだ。

 

「──それで、係に就くものは私の独断で選ばせてもらうが、この中で特に観察力が優れていて面倒見のいいと思っている秋雨、錆兎、真菰の三人に任せる。ちなみに、監視に加えて任務を与えることもあると思うから、その時はこれまで通り頑張るように」

 

「「「御意」」」

錆兎と真菰は少し驚いている様子だったが、今更変えることも出来ないので、どんまいとしか言いようがない。

 

 

 

──西暦1912年8月20日──

俺が、隊士管理係になってから少し経った頃の話である。

 

「どうだ?柱になってみた感想は?」

 

俺は──柱となった俺の継子、時透兄弟に話かけていた。

二人とも、2ヶ月前に鬼殺隊に入ったのだが、とてつもない速度で柱に登り詰めていった。

 

ちなみに、無一郎は透き通る世界を、有一郎は赫刀を会得しているが、どれだけ修行しても片方ずつしか会得出来なかった。つまり、天才にも得手不得手はあるのだ。

 

が、コンビネーションが群を抜いてずば抜けていて、どちらも同じ呼吸を使うため、異例のケースではあるが、二人で一つの柱──霞柱として就任している。

 

この組織意外となんでもありのようだ。

 

「今までとさほど変わり無いようですが、柱になった限りは責任を持って任務をこなそうと思います」

 

「無一郎に同じです」

 

「そうか。まあ任務は今までと比べものにならないくらい増えるから覚悟しとけ」

 

「「はい!」」

 

 

そして、現在の柱だが、甘露寺蜜璃を抜いて、煉獄 杏寿郎、伊黒 小芭内も加わっており原作通りのメンツとなっている。もう少ししたら、甘露寺も加わって来ると思うので、そしたら完全に原作通りとなるだろう。

 

─原作開始まで約3ヶ月




いかがだったでしょうか?

柱を入れるために主人公、いつも以上に頭を働かせました。
煉獄さんや小芭内は強さ的には原作と変わらないので、ご安心を

大正コソコソ噂話
お館様は、今までこうして意見してくれるような者がいなかったため、大変喜んでいるし、秋雨に好感を持っているよ。

物語の進むペースは妥当か

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  • 遅い
  • ちょうどいい
  • 少し早い
  • 少し遅い
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