歩夢「スクールアイドルラップバトル?」 作:gleebear
〜帰り道〜
歩夢「ねえ、侑ちゃん」
侑「ん?」
歩夢「私がおかしくなってた時どうだった」
侑「…びっくりしたよ、あんな歩夢見たことなかったから」
侑「なんかすっごく強くなってたし」
歩夢「強かったっていうかみんなに迷惑かけちゃったね」
侑「やってたことは良くなかったけど…マイクのせいって話だし」
歩夢「マイクのせい…か」
侑「歩夢?」
歩夢「わたしがああなったのは本当にマイクのせいなのかな?もしそうじゃなかったら侑ちゃんやニジガクのみんなは私を軽蔑する?」
侑「しないよ」
侑「もし、あれが歩夢の一部なんだとしても私もニジガクのみんなも軽蔑なんかしない」
侑「今日歩夢が言ったことややったことが歩夢の本心だとしても私もニジガクのみんなも歩夢を嫌いにならない」
歩夢「そうだよね…侑ちゃんもニジガクのみんなも優しいもん。そうしてくれるよね」
侑「あ、でも一つ訂正」
侑「いきなり強くなっちゃうのは無しだよ」
歩夢「なんで?」
侑「夢へと一歩一歩進んでいくのが『歩夢』でしょ」
〜音ノ木坂学院・理事長室〜
ことりママ「はぁ…」
ことりママ「初回から暴走事故…しかもあれだけの人が集まった場で…」
ことりママ「あーあ、理事長の椅子ともこれでおさらばかな」
ことりママ「まあ、でもやりたいことはやれたし、しばらくは海外旅行でもしましょうか」
prrrrrrrr
ことりママ「おっと、噂をすれば西木野からか」
ことりママ「もしも〜し、久しぶり」
真姫ママ『ちょっと、あなた自分がどういう状況かわかってる?気楽なものね』
真姫ママ『でも、元気そうで安心したわ』
ことりママ「で、戦犯の音ノ木坂理事長はどんな処分を受けるのかしら?」
真姫ママ『それがね…実質お咎め無しらしいの』
ことりママ「……は?」
真姫ママ『あなたは無罪なの。適当な黒幕をでっちあげてそいつのせいにするから、あなたは悲劇のヒロインでも演じてなさい』
ことりママ「えっと、さすがにそれは話がうますぎないかしら?」
真姫ママ『もちろん条件はあるわよ。
今回の事例をふまえてマイクの改良を行うこと、ルールや運営を見直して同様の事態の発生に対処できる体制を作ること、先の2点が完了次第すみやかにスクールアイドルラップバトルを再開すること
この3点の遂行をするならばということらしいわ』
ことりママ「ケツ持ちはする、だから降りるなってことよね」
真姫ママ『あら、いいじゃない?悲劇のヒロインが自らの意思で今度こそみんなの理想を実現する、大衆好みのストーリーよ』
ことりママ「もうヒロインって歳でもないんだけどな、私」
真姫ママ『私は言われたことを伝えたわ。あとはあなたが判断して』
真姫ママ『私もあなたも選択肢なんて無いも同然だけどね』
ことりママ「あーあ、相変わらず西木野は犬の真似が得意ね」
真姫ママ『…褒め言葉として受け取っておくわ。』ガチャ
ことりママ「…さてと、まだまだやることがあるみたいね」
⇒See you next rap time!