歩夢「スクールアイドルラップバトル?」 作:gleebear
果林「私たち虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会はスクールアイドルラップバトルに出場する…ただし」
果林「歩夢…あなたは抜きでね」
歩夢「…どういうことですか?」
愛「実はね、この1ヶ月愛さんたちで話し合ってたんだ」
愛「ラップバトルが再開したらニジガクはどうするのかって」
愛「その答えが歩夢抜きでの参加だよ」
せつ菜「あの!歩夢さんが邪魔とかそういうことじゃなくて」
侑「まってよ!私はそんなの聞いてない!」
璃奈「侑さんに言ったら侑さんは9人で出られるように動く…それを知った歩夢さんは出るしかなくなる」
エマ「だから侑ちゃんにも内緒にしようってことになったんだ…ごめんね」
侑「そんなの…勝手すぎるよ!歩夢の気持ちも聞かないで」
歩夢「いいよ…侑ちゃん」
侑「歩夢!」
果林「歩夢の気持ち…ね」
果林「あのね…まったく聞かなかったわけでもないわよ」
歩夢(そう…まったく聞かれなかったわけじゃない)
歩夢(同好会の中でもラップバトルの話は普通にされている)
歩夢(「あの事件は歩夢のせいじゃないのに話題を避けるのはおかしい」と侑ちゃんが怒ったことがあってそれかららしい)
歩夢(だから今朝の侑ちゃんがしていたみたいな、ラップバトルに参加したいかどうかの話をされたことも何回かあった)
歩夢(そのたびに私は言葉を濁して当たり障りのないことを答えてきたんだ)
果林「ねえ、ちゃんと答えて歩夢。あなたは出たいの?」
果林「誰かか出てほしいと言ったからとか、私たちが出ると言ってるからとかじゃなく」
果林「また前の時みたいになるかもしれないのに、それでもあなたは出たいの?」
せつ菜「果林さん!それは…」
果林「テレビじゃ偉そうな人がマイクの故障とか言ってたかしら?原因なんて関係ないわよ」
果林「歩夢自身がマイクのせいだなんて思ってない。こんな状態でラップバトルなんてできっこない」
果林「だから歩夢は出さない、みんなで話し合ってそう決めたじゃない?違う?」
侑「歩夢抜きでそんなの…みんなで話し合ったなんていわない!」
侑「歩夢もこんなの嫌でしょ!?」
果林「少なくとも歩夢が意見を言う機会はあった。それで何も言わなかったのは歩夢よ」
侑「でも…」
歩夢「…果林さんの言う通りだよ」
侑「歩夢!」
歩夢「ごめん侑ちゃん、ちょっと一人にさせてほしいから外…出るね」
侑「待ってよ歩夢!」
歩夢(言えなかった…ちゃんとやれるって)
歩夢(どうしよう、飛び出してきちゃったけど)
歩夢(戻りづらいな…)
歩夢(どうしよう…)