歩夢「スクールアイドルラップバトル?」   作:gleebear

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track3:女神はそっと手を差し伸べる(2)

~車内~

~音ノ木坂から虹ヶ咲へ移動中~

 

歩夢(成り行きで乗ったけど…)

 

歩夢(これっていわゆるリムジンってやつだよね)

 

運転手「…………」

 

歩夢(鞠莉さんは自家用ヘリがあるらしいし、理事長って結構お金持ちなのかな?)

 

ことりママ「懐かしいわね。私も昔は結構やんちゃしたものよ」

 

歩夢「一つ、質問してもいいですか?」

 

ことりママ「なんでしょう?」

 

歩夢「あれは、本当にマイクのせいだったんですか?」

 

ことりママ「……」

 

歩夢「マイクの不具合のせいだって聞いています…でも」

 

歩夢「私は納得できていません」

 

ことりママ「なるほど…そうですよね」

 

ことりママ「私に言えることは一つです。今は苦しいかもしれないですが、あなたの求める答えはあなた自身が見つけてください」

 

歩夢「私が見つける…ですか?」

 

ことりママ「…って、歩夢さんが苦しんでるきっかけを作った私が言うことではないですね」

 

ことりママ「ですが、覚えておいてください。どんな困難も苦しみも、あなたという花を咲かせるための肥料となることを」

 

歩夢「私という花を、咲かせる?」

 

ことりママ「ふふ…少しだけお節介なヒントですよ」

 

ことりママ「そろそろ虹ヶ咲につくけど…準備はいい?」

 

歩夢「できてます」

 

ことりママ「では、健闘を祈ってますよ」

 

ことりママ「朝香さんたちにぶつけてください。あなたの想いを」

 

歩夢「はい…!」

 

~同日・夕方~

~虹ヶ咲学園前~

 

歩夢(さてと…ここからが勝負だよね)

 

歩夢(まだ練習はしてるはず)

 

歩夢(穂乃果ちゃんたちのマイクと千歌ちゃんたちのマイク…これで2つ)

 

歩夢(あれ?メッセージがきてる?)

 

『千歌:歩夢ちゃんの覚悟、ニジガクのみんなにぶつけちゃえ! 』

 

『穂乃果:バトルステージで会おう!ファイトだよっ! 』

 

歩夢「二人とも、ありがとう…私、精一杯やるよ!」

 

歩夢(果林さん…聴いてください…私のラップを)

 

 

 

~スクールアイドル同好会部室~

 

侑「歩夢、どこ行っちゃったんだろ…家にも帰ってないっぽいし」

 

愛「ゆうゆ…」

 

ガチャッ

 

愛「あ、おつかれー」

 

せつ菜「お疲れ様です。愛さん」

 

せつ菜「…どうですか?侑さんは」

 

愛「いやー、まったく動かないんだよね」

 

せつ菜「やはり、侑さんには前もって言うべきでしたか…」

 

愛「いや、言ったら言ったで、またややこしく…」

 

ハーテーシナーイ ミーチ♬

 

侑「歩夢からだ!」ガバッ

 

愛「おお…」

 

侑「歩夢!いまどこ!?…うん!うん!わかった!」

 

侑「せつ菜ちゃん!愛さん!」

 

せつ菜「は、はい!」

 

愛「どうしたのいきなり!?」

 

侑「みんなをいますぐ中庭に集めて!」

 

侑「歩夢帰ってくるって!」

 

侑「みんなに伝えたいことがあるって言ってた!」

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