光の戦士列伝   作:kaito kiriya

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【注意書き】
この作品は、ゲームストーリーの途中から始まります。
気になる方は、プレイを推奨します。
大分、オリジナル設定が盛り込んでいますので、苦手な方はブラウザバック推奨します。

オラクルから離れた場所にM78星雲がありますが、アークスの技術力では到達出来ないとされている設定です。



プロローグ「戦いの裏で……」

ダークファルス【巨躯(エルダー)】が復活した。

その情報がアークスシップに流れ込んでくる。その一つの情報でアークスは、手一杯になってしまった。

そんな状況を別の場所から一人眺めている人物がいた。長い耳からニューマンの彼は、アークスのピンチより自分の研究の方が大事と考えている。そのせいか、目の前に広がる実験場を見ながら高らかに語り始めた。

 

「やっとここまで来た。我々より高度な文明を持ちそれを平和の為に使うと言う種族がいると聞いていたがこうも簡単に出会えるとは」

 

ニューマンの彼はそう言って目の前にある人の何十倍の大きさの十字架に磔にされた六人の巨人の姿があった。彼らは、オラクルから遙かに離れたM78星雲の種族だ。自らの科学力の発展により人の姿から四十メートル級の巨人への姿へと変わった。ウルトラ族だ。左からゾフィー、ウルトラマン、セブン、ジャック、エース、タロウと地球でウルトラ六兄弟と呼ばれたエリート戦士達が彼の罠にはまり囚われの身となってしまった。

 

「君は、我々の力を使い何をする気だ?」

 

六兄弟の長男で宇宙警備隊の隊長ゾフィーが熱心に研究している彼に質問をする。彼らのエネルギーを吸い取り強大な力を生んだの原因となったプラズマスパークのエネルギーをアークスの力の元であるフォトンへの変換が可能かと実験の最中だ。自身のエネルギーを変換され続けているウルトラ兄弟は、活動限界を知らせるカラータイマーを点滅させている。そんな彼らを見ると男は、高笑いをしながらゾフィーの質問に答えた。

 

「何に使うか?そんなの僕が全知に至る為の道具でしかない!」

「そんなに全知の領域へと行きたいか?」

「当たり前だ!僕は、その為だけに生まれてきた、シオンを知り僕だけの物になる為には、彼女を追うだけでは足りないんだよ」

「そうか……」

 

ゾフィーは、そう言うと何も言わずに弟達の方へと視線を向けると彼らの意見は、ゾフィーと同じだった。男の目的を止める手は、自身のエネルギーの全てを解析される前に何者かに預けると言う事だ。しかしそれは、ある種の賭けでもある。手にした人物が必ずしも善と言う訳ではないからだ。悩むゾフィーにそれまで黙っていたウルトラセブンが口にした。

 

「この宇宙に住む人たちを信じよう」

「今心配なのは、このままあいつに我々の力が奪われる事です」

「セブン、ジャック」

 

ゾフィーはそう言って彼らの名前を言うと他の兄弟へと顔を向けると彼らもまたジャックと同じ意見だった。彼らの頷きに意を固くしたゾフィーは、自身のカラータイマーへと全ての力を込め始める。それを見習って他の五兄弟も彼の様に全てのエネルギーを一箇所にまとめる。それを全てゾフィーの元へと集める。ウルトラ六兄弟全ての力をそれぞれから受け取った時、ニューマンの男がウルトラ戦士の方へと向く。

 

「な、何をしている!?」

「お前の私利私欲にこの力が使われるぐらいなら邪魔してやろうと思ってな」

「ば、馬鹿な事はやめろ!」

「もう遅い!!」

 

ゾフィーはそう言うと最後に自らの姿をブレスレットの様な物に変えると、研究者に取られる事を防ぐ為、残された兄弟達のウルトラ念力でブレスレットは宇宙の彼方へと飛んでいった。男は、ショックのあまりその場で雪崩れる様に膝から落ちた。そんな男を見て安心した時、胸のカラータイマーが光を消えてしまい残されたウルトラ兄弟は動かなくなってしまった。

 

「クソ!!雑魚どもが僕の研究を邪魔しやがって!この僕をこけにしたな、ウルトラ族め!!この借りは必ず返す」

 

男は、そう言うと全知へ至る為にまた動き始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇

ダークファルス【巨躯(エルダー)】は、惑星ナベリウスで覚醒して六坊均衡の一人であるカスラとゼノを蹴散らすと本来の姿へとなるとファルス・アームを放ち船団に先制攻撃を仕掛けていた。混乱する船団の中で新米アークスであるヒューマンのアストは、何かの拍子にプレイしていたゲーム内の世界にへと入り込んでいた。

彼は、ゲームのストーリーに乗っ取ってアークスとしての任務をこなしながら生活をしていた。しかし、アークスシップ内での戦闘になどなった事がない為、戸惑いを隠しながらここに住んでいる住民達を避難用のシェルターへと避難させていた。そんな彼の耳に戸惑う声が聞こえる。

 

「相棒!これは一体どうなってるんだよ!」

 

彼を相棒と呼ぶ長銃を手にしているニューマンのアフィンがファルス・アームに攻撃しながら言う。しかし、中々ダメージを負ってくれないファルス・アームの足止めになるのが精一杯だった。

 

「アフィン、お前も逃げろ!」

「相棒、それは言わない約束だぜ。俺もアークスだ、一人だけで逃げられるかよ」

「でも、このままじゃ俺たちは……」

 

こんな事は、ストーリーでは無かった。そう思っていたアストの元に艦橋から緊急通信が入る。

 

「これより、ダークファルス【巨躯(エルダー)】にマザーシップのフォトンキャノンを放つ。射程上の住民は、船を捨てて射程外の船団へ速やかに避難せよ!」

 

それは、残酷な命令だった。射程上の船を犠牲にするという上の判断にアストやアフィンは従う事しか出来なかった。その結果が127隻のアークスシップが犠牲になる悲惨な結果になっても結局力の無い者は、上の良いなりになるしかない。

そんな環境がアストの心を動かす。

 

「アフィン。俺、強くなるよ」

「あぁ、俺も強くなるぜ、相棒」

 

フォトンキャノンを受け爆発するアークスシップや【巨躯(エルダー)】の居た座標で起きた激しい爆発を避難したアークスシップで見ながら新たに決意する二人だった。

 

 




如何でしょうか?
プロローグはなんとウルトラ兄弟が光エネルギーを失うところから始まりました。このゲームをプレイした事のある方ならきっと察してしまうのですが全知を求める彼の仕業で囚われてしまった兄弟達は、このまま彼の研究材料になるならと、最後の希望をこの世界に生きる何者かに託す選択をしました。



さて、次回の光の戦士列伝は……。
惑星ナベリウスから異常な程のエネルギー反応をキャッチしたアストは、ナベリウスへと向かう事に……。
そこで見たのは、見た事のない銀色の体をしたキャスト達と出会う。

1「光に選ばれし者」

次回もよろしくお願いします(゚゚)(。。)ペコッ
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