日本国召喚 架空国家参戦(仮)   作:滅茶苦茶太郎/無茶苦茶太郎

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作者の滅茶苦茶太郎です。

今回、執筆中のデータが消えたりしたため投稿が遅れてしまいました。
遅れてしまい申し訳ございません。

そして急いで書き上げた為に色々と変な所があるかもしれませんが、どうかご了承ください。


第0.8話(中)

パーパルディア皇国 哨戒艇ガリアス

 

リーム王国の82隻の魔導戦列艦とパーパルディア皇国の2隻の哨戒艇が戦っていた。本来ならばパーパルディア側も魔導戦列艦を使って戦うだろうが、現在は違っていた。

「ポクトアール艦長、報告です!」

哨戒艇ガリアスの艦長であるポクトアールは振り向く。彼も今までの華美な装飾が施された軍服から、現在は青色のツナギとオレンジ色のライフジャケットを着ていた。

「増援部隊から報告です。あと15分でこの海域に到着するそうです」

「わかった。味方の到着まで時間稼ぎをするぞ!」

全員が彼の鼓舞に従って威勢の良い返事をする。新しく運用する事となった哨戒艇だったが練度も士気も以前とは変わらなかった。

彼らが戦列艦を捨てて哨戒艇を運用しているのには理由があった。それは先の戦いの敗北後に日本と新国家連合が、パーパルディアが残存戦力を使って対外侵略を開始する可能性があると考えたからであった。

そのため戦列艦よりも小型で外洋航行能力が低いが自衛のために必要な戦闘力を有している軍艦が必要となった。結果、その条件を満たす船として哨戒艇が選ばれるのであった。

当初は巡視船を供与してそれを哨戒艇として運用する事を考えたものの日本が反対した為に、様々な紆余曲折を経て新国家連合が哨戒艇を買い与える事になった。その後のサポートも彼らが行う事となった。

話を戻して、彼らは後部に設置されていた重機関銃を動かす。2基の連装重機関銃は近づいている戦列艦に照準を合わせる。

「撃てっ!」

轟音と共に多数の弾丸が放たれる。放たれた銃弾は戦列艦のマストと舷側に吸い込まれる様に命中し、命中した部分は次々にボロボロになっていく。

「命中!命中!」

放たれた14.5mm弾が次々に命中している様子を見た機銃手が叫ぶ。だが銃声によって近くにいた仲間にも聞こえていなかった。

弾丸の雨が降り注いでいる戦列艦の甲板上には遺体の残骸と血液、そして木片など船体の一部が辺り一面に飛散していた。

「ひいっ!」

断続して響く銃声と弾着時に船体が破壊されていく音に全員が恐怖する。すると突然、異常なまでの怒号と軋む音が一面に響く。

「マストが倒れるぞ!みんな逃げろ!」

誰かが叫ぶ。大きくそびえ立つ一本のマストが大きく傾き始め、船体に結ばれていたローブが次々に引きちぎられていく。

リームの水兵達は傾き始めていたマストの下敷きにならない様に逃げ惑う。それに合わせて哨戒艇からの攻撃は止んでいた。

「撃ち方やめ!」

「あっ、マストが折れたぞ!」

戦列艦のマストが根元から折れて隣のマストを巻き込みながら倒壊する。マストが折れた事によってその戦列艦は航行能力を失う事となった。

「よし、次はあの船だ!」

予想以上の戦果に全員が気を良くする。彼らは続いて別の船を狙う事にした。

「照準良し、撃ちます!」

2基の連装重機関銃から放たれた14.5mm弾は別の戦列艦に命中する。銃弾の雨は甲板の上に居た人間を木っ端微塵に破壊し、飛散した木片は白い帆に穴をあけて帆を繋いでいたロープを切断していく。

「お前たち、伏せるんだ!」

呆然としていた士官たちに艦長が叫ぶ。だがそれと同時に彼らは14.5mm弾に襲い掛かられて一瞬でバラバラに粉砕されてしまった。

艦長ら首脳陣が一瞬で戦死した事から、戦列艦の統制が執る者がいなくなり操船が出来なくなってしまう。それによって戦列艦は海に流される存在になってしまった。

「撃ち方やめ、撃ち方やめ!」

銃撃を続ける機銃手に指揮者が止める様に叫ぶ。それに従って重機関銃の銃撃は止んだ。

「ん?あれは……」

機銃手の一人が新しい目標を探している時、ある事に気づいた。それはリーム王国の戦列艦や竜母とは違う船がいる事に気づいた。

「味方の哨戒艇だ!増援が来たぞ!」

全員が歓喜する。そして彼らは増援部隊が来たことを艦橋の方へと伝える。

「よし、あともう少しばかりの辛抱だ。全員、最後まで頑張るのだ!」

ポクトアールは全員を鼓舞するように叫ぶ。それによって全員の士気が上がるのであった。

 

・・・・・・・・・・

 

リーム王国 竜母艦隊 旗艦パイル

 

「サーモ提督、大変です!」

ボロボロになった戦列艦パイルの艦橋に一人の士官が入って来る、サーモはこれ以上に大変な事があるものかと思いながら尋ねる。

「南の方角から新しい敵艦が現れました!数は凡そ6隻ほどです!」

それを聞いた全員が驚愕する。新しい敵が出現したとされる南の方角を全員が振り向いた。

「あれか!」

サーモが望遠鏡を覗いた先に6隻の船が見えた。それは帆が無く全体が金属でできている事から、おおむねパーパルディアの軍艦とよく似ていたのであった。

そして特に目に入ったのは武装であった。小さいながらも大砲らしき武装を搭載しており、非常に強い危険信号を全員の脳が発していた。

「まずい、全艦撤退だ!バラバラになって逃げるように魔信で報告しろ!」

「りょ、了解!急いで伝えます!」

勝ち目が無いと判断したサーモは撤退を決意する。その際に、ひと塊になって逃げれば包囲されて殲滅されると考えた為、彼はバラバラに散開して逃げるように各艦に通知した。

「各艦に対する通知が完了しました。提督、本艦も撤退しましょう!」

「うむ、これより本艦も撤退を開始する!」

サーモたちが撤退の準備を整えていたその時、艦隊の一番外側を航行していた戦列艦から少し離れた場所に大きな水柱が生まれる。

「敵艦発砲!戦列艦スタグの近くに着弾しました!」

「何だと!そこまで届くのか!?」

そこそこ離れているにもかかわらず、敵の大砲がすぐ近くまで届いたことに全員が驚愕する。少なくとも射程は8kmほどはあるだろう。

攻撃を行ったであろう軍艦は速度を上げて接近してくる。やがて双方の距離が7kmほどになった時に攻撃が始まった。

「戦列艦スタグ被弾!炎上しています!」

不運なことにスタグは敵艦と距離が近かった事から、敵から真っ先に攻撃を受けた。そして敵の攻撃を受けたスラグは搭載していた火薬に引火し、あっと言う間に炎に包まれていく。

「あっ!スタグが爆発しました!」

度重なる攻撃によって内部に搭載された大量の火薬に引火したスタグは大爆発を起こして轟沈した。

「あぁ……」

立ち上るキノコ雲を全員が絶望した表情で眺めていた。そのキノコ雲は彼らに訪れる悪夢の始まりに過ぎないのであった。

 




いかがでしたでしょうか?

これからも頑張って投稿をしていきたいと思います。
投稿が遅れることもあるでしょうが、どうか大目に見てくだされば幸いです。

リーム艦隊と交戦するのは誰が良いか

  • オリジナル国家の艦隊
  • 生き残ったパーパルディアの艦隊
  • 現代兵器で武装したパーパルディアの艦隊
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