日本国召喚 架空国家参戦(仮) 作:滅茶苦茶太郎/無茶苦茶太郎
これからの展開に関してですが
元が、1年以上も前のブログの内容などを元に書いていた没作を加筆修正した程度の物なので、原作と大きな乖離が所々に見られますがご了承ください。
また、しばらくの間は強力なオリジナル国家の活躍が主な描写となります。
この点についてもご了承ください。
シーダス型潜水艦 メンカル
セニアの港にて多くの艦艇が待機していた。
その内の1隻の潜水艦の甲板上にて物資の積み込みが行われてた。その傍で対空砲を新しく入ったばかりのファキオという新人が磨いていた。
「いいぞファキオ、その調子だ」
近くにいた上官が、ファキオに声をかける。
「ありがとうございます」
「あと、もう少ししたら出航だから、きちんと磨いていてくれよ」
「わかりました」
そう言うと、上官は別のところに行く。
ファキオは上官の期待に答えるために必死に磨き続ける。10分ほど続けて必死に磨きつづけたが疲れたため、一回休憩する。
「あぁ、疲れたな」
額に流れた汗をぬぐいながら小さくぼやぐ。
ふと、海の向こうを見る。海の向こうにいる敵国にガバル皇子を捕らえられたことから決まった派遣であるだけに、敵に闘志を燃やす。
「こうしちゃいられない、もうそろそろ始めるか」
彼がそうつぶやいた時、ふと聞きなれない音がする。
「ん?なんだ」
ゴオオという妙な音がどこからか聞こえてくる。
最初は気のせいと思っていたその音は、やがて大きくなり物資の積み込みを行っていた水兵達も動きを止める。
「なんの音だ?」
「さあ、知らねえよ」
甲板上が騒がしくなる中、ファキオは水面ぎりぎりにゴマ粒のようなものがあることに気づく。
「なんだ、あれは!」
その声に水兵たちはファキオの方を見てから、ファキオの視線の先に目を向ける。
それは、矢のような物体だった。それが、1km手前で急上昇すると、メンカルの3隻隣にいた、別のシーダス型潜水艦に命中し爆発する。
「うあぁ!」
真っ赤な炎と大きな爆発音が港一面に響き渡る。だがこれは地獄の始まりでしかなかった。
「総員戦闘配置!」
近くに居た士官が叫ぶ。先ほどの爆発で腰を抜かした水兵たちは、すぐに起き上がり動き出す。
ファキオも急いで対空砲の元に駆け寄り、砲弾を装填しようとする。
「急げ、急げ、急げ!」
ファキオが砲弾の装填を終えるよりも先に、次の攻撃が別のシーダス型に命中する。
「くそっ!」
対空砲の装填が終わりコッキングレバーを引くと、近づいてくる矢のような物体を狙う。
「当たってくれぇ!」
接近してくる飛翔体に対してファキオが操る対空砲から砲弾が放たれる。だが、放たれた砲弾は虚しく空を切り、海面に小さな水しぶきを作り出すだけだった。
「ああああああ!」
ファキオは絶叫する。矢のような物体が急上昇し、ついにファキオのいるメンカルに命中した。
それが命中したメンカルは赤い炎と真っ黒な煙を上げる。そして艦内に搭載されていた魚雷が誘爆し急速に沈降していく。
セニア港からメンカルは1分もたたずに姿を消した。
爆発音と共に港一面が大きく揺れる。短時間の間に平和な光景の港は地獄のような光景と化していく。
「うわあああぁぁぁ!」
潜水艦の近くにあった駆逐艦の水兵が絶叫する。彼の近くに人の残骸が落ちてきたからだ。
「ぼやっとするな!撃て!」
近くに居た士官が叱責する。飛んでくる飛翔体に目がけて対空砲を撃つが相変わらず当たらない。
駆逐艦や潜水艦からの対空砲火をかいくぐった飛翔体はこのまま潜水艦へと弾着した後、残っていた駆逐艦にも弾着し始めた。
「こっちにも来たぞ!」
一人の水兵が叫ぶ。その方角へ向かって主砲や対空砲が放たれるも低空を超高速で這いつくばる様に飛行していた為に、いずれも命中しなかった。
「くそっ!くそっ!畜生!」
士官は当たらない対空砲火に苛立ち悪態をついた。それと同時に彼の乗っていた駆逐艦に飛翔体が命中し乗っていた全員の命を刈り取った。
多数の大きな砲声に加え、小さな砲声が絶え間なくセニアの港一面に轟くが、巨大な轟音が響くにつれてその数を減らしていく。
その後も攻撃は続き、グラ・バルカス帝国海軍は潜水艦12隻と駆逐艦24隻を喪失する大損害をこうむることとなるが本当の恐怖はこれからであった。
いかがでしたでしょうか?
現在、加筆作業を進めてはいるのですが、
所々矛盾していたりチェックから漏れておかしな部分が出てくるかもしれませんが、大目に見ていただけたら幸いです。
(随時修正を行いたいとは思っていますが、内容や規模次第では修正できないと判断し、放置する場合があるかもしれません。どうかご了承ください)
本作については色々とガバガバだったりしますが、それでも読んで頂ければとても幸いです。
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