日本国召喚 架空国家参戦(仮)   作:滅茶苦茶太郎/無茶苦茶太郎

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作者の無茶苦茶太郎です。

次回の投稿に関しては1週間後に行いたいと思います。
ご了承ください。


第12話

第202合同任務部隊 ブラボー部隊

 

アルファ部隊から通信が入る。第一波目の攻撃は成功し、敵は大きく混乱しているらしい。

第二波攻撃を担当するブラボー部隊のF-4E戦闘機18機は攻撃の準備を整える。

「攻撃用意よし……。攻撃開始!」

F-4Eの翼下に吊るされている2発のハープーン対艦ミサイルが点火され切り離される。ハープーン対艦ミサイルは徐々に高度を下げて、目標へと進んでいく。

「発射完了」

「了解。F-4EM隊は直ちに基地に帰還し、F-16隊は後続のA-7隊の到着を待て」

基地からの命令に従いF-4E戦闘機18機は基地の方角に引き返し、F-16戦闘機8機はA-7攻撃機10機の到着を待つことになった。

 

・・・・・・・・・・

 

グラ・バルカス海軍 第2先遣隊 旗艦クエーサ

 

先ほどの苛烈な攻撃により、空母、軽巡洋艦、駆逐艦の大部分が沈没や大破に準ずるような損害を出す。

特に攻撃を受けなかった戦艦や重巡洋艦はおおむね無事だが、艦隊の大部分を構成する空母、軽巡洋艦、駆逐艦の損害がすさまじい事に、アウロネスは動揺を隠せない。

「損害は?」

「はい。現在、無事な艦艇は重巡10隻と戦艦6隻のみで、その他の艦艇は攻撃や誘爆に巻き込まれ沈没や大破しています」

聞かなければ良かったと思えるほどの損害にアウロネスは頭を抱える。

「このことは、本国や第1先遣隊に伝えたか?」

「だめでした。無線も使用不可能になっています。敵の所為かは分かりませんが」

「そうか。少なくとも、現時点では自分の身を守ることが最大の仕事だな……。各艦に見張りの強化と、常時対空戦闘用意をするように通達せよ」

「了解」

艦橋から各艦に指示が出される。クエーサも手空きの人員らを見張り員として増強するなどの追加措置をおこなった。

しばらくした頃か。アウロネスの中で不気味な予感がよぎった時に、それは起きた。

「報告!海面付近に謎の飛翔体……」

見張り員が言い終える前に轟音が響く。

「ああっ、アインに被弾しました!さらに来ます!」

攻撃が始まった。彼は直ちに周囲に命令する。

「始まったか、すべての火力を用いて迎撃しろ!急げ!」

爆発が起きた直後、すべての対空砲が火を噴く。真っ暗な夜空の中、曵光弾が次々と水平に撃ちだされる。

砲撃音と爆発音が港に轟いた。

対空砲から発射される曵光弾は雨のように飛び、海面に大きな水しぶきをあげるがまったく命中しない。そもそも目標が見えておらず、大きくずれた位置に攻撃をしていたのだ。

やがて、先ほど被弾したアインに2度目のハープーン対艦ミサイルが命中する。

この一撃は致命的だった。1発目は艦橋に命中したが2発目は魚雷発射管のある場所に命中したため、短時間で誘爆し沈没した。

「アイン轟沈!」

「クソッ!やられたか。」

見張り員から報告に思わず悪態をつく。

だがそうしている間にも攻撃が殺到し、ついにはクエーサにも命中する。

「ぬうっ!」

非常に強い衝撃が司令塔内を襲う。ハープーン対艦ミサイルが司令塔に命中する。だが、攻撃は司令塔の装甲の表面をへこまし焦がすほどの物理的効果しか無かった。

しかし、心理的効果は覿面だ。肝の据わっているアウロネスや実戦経験のある複数名の乗組員以外は萎縮しきっていた。

「大丈夫だ!司令塔は装甲が厚いから攻撃は効かん!」

そのことに気づいたアウロネスは周りを鼓舞するように声を上げる。

「敵の攻撃が司令塔に命中しましたが大丈夫ですか!?」

「大丈夫だ、問題ない。」

見張り員からの心配にアウロネスは答える。

その直後、爆音と同時に見張り員の返答が無くなる。彼は嫌な予感を頭に浮かべながら確認の為に、第一艦橋に報告を求める。

「第一艦橋応答せよ!」

返事がない。

「こちら、第二艦橋。第一艦橋は攻撃が被弾し壊滅した模様。」

なるほど。第一艦橋に命中した攻撃に見張り員は巻き込まれたのだろう。

「わかった。第二艦橋は損害の報告と状況の把握をせよ。」

「了解。」

次からは第二艦橋から報告が上がる。

「重巡アルキオネ、ケラエノ被弾!戦艦アンテも被弾!あっ!」

同時に衝撃が艦内を揺らす。

「本艦右舷の対空砲座に被弾!損害不明!」

3発目が命中する。今度は装甲が十分に無い対空砲座に命中したから、多数の対空砲座と高角砲が破壊されただろう。

「攻撃がアルキオネに命中!ああっ、アルキオネが爆発!おそらく魚雷に誘爆した模様!」

アインが轟沈した時と同じほどの轟音が司令塔内にも響く。装甲がある船でも、これほどの短期間で甚大な被害が出るとは思わなかった。

「アルキオネ轟沈!」

予想通りだ。悪夢ならどれほどすばらしいと思えるほどの損害にアウロネスの精神はどんどん磨り減っていった。

 




いかがでしたでしょうか?

前書きに書いた通り、次回の投稿は1週間後に行いたいと思います。
予めご了承ください。
(理由に関しては、加筆作業が滞っている事と作者の事情によるものです)

誤字報告を行ってくださりました、
ぴょんすけうさぎ 様
この場を借りてお礼申し上げます。

リーム艦隊と交戦するのは誰が良いか

  • オリジナル国家の艦隊
  • 生き残ったパーパルディアの艦隊
  • 現代兵器で武装したパーパルディアの艦隊
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