日本国召喚 架空国家参戦(仮)   作:滅茶苦茶太郎/無茶苦茶太郎

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作者の滅茶苦茶太郎です。

今回少しばかり短いですが、予めご了承ください。


第16話

フィルアデス大陸 西側海域 第1防衛線

 

静かな海の中、タンゴ型潜水艦のL-1は水中にいた。目標はこの海域を通過するグラ・バルカス海軍の大艦隊である。

「艦長、敵艦隊が目的地Aに来るまであと5分を切りました」

「わかった。事前の計画通りに行こう」

この潜水艦には6本もの魚雷発射管が備わっており、いずれのものにも魚雷が装填されていた。艦内で搭載されている合計24本の魚雷で多くの獲物を狩ることが与えられた任務であった。

「ソナーマン、聞き漏らさないように」

「了解」

艦長はソナーマンに念押しをする。L-1は静かに、その時を待ち続けていた。

 

・・・・・・・・・・

 

グラ・バルカス帝国海軍 連合艦隊 旗艦グレードアトラスター

 

1023隻もの艦隊が進んでいく。その多くは駆逐艦で構成されているものの迫力がある。

連合艦隊司令のカイザルは艦橋から外を見ていた。

艦橋からは軍艦以外には、広大に広がる紺色の海が見えた。水色の空には白い雲が所々に見えるものの、快晴であった。

「艦長、異常はないか?」

「はい、ありません」

「そうか」

不定期にされる質問に艦長のラクスタルはただ事務的に答える。

「まだ敵には気づかれていないようだが、そろそろ壁に当たると考えた方が良さそうだ」

カイザルの独り言に周囲は若干困惑する。いきなり不吉な事を言い出したからだ。

だが、その不吉な予感が的中することとなる。

艦橋内に無線手が転がり込んでくる。

「報告!第2艦隊から入電!駆逐艦ジュバ轟沈!」

「なんだと!?」

艦橋内に衝撃が走る。会敵したとの情報がないまま、攻撃を受けたという情報がいきなり入ってきたから当然である。

「雷撃を受けたことから、潜水艦による攻撃と思われるそうです!」

航空艦隊がいきなり攻撃を受けた。その衝撃は大きい。

「直ちに爆雷による攻撃を行い、潜水艦を撃破するように伝達せよ!また、ほかの航空艦隊に潜水艦に対する警戒を行うように伝達せよ!」

「わかりました!」

唐突なことに混乱が起きるが、カイザルは的確に指示を出し混乱を収めようとする。

「司令長官、安全のためにも司令塔に移動することをお勧めします」

艦長のラクスタルが提案する。攻撃が来た場合、装甲化されていない艦橋は危険なだが、装甲化された司令塔ならば安全であろう。

「わかった、司令塔に移動しよう」

そうしている間にもグレードアトラスターの数km先にいた駆逐艦が大きな水柱と炎をあげて沈んでいく。

「駆逐艦ミルザム轟沈!」

航海長の男が報告を入れる。

「司令長官、早く移動しましょう!」

「ああ、急ぐぞ!」

2人はエレベーターを使い、装甲化された司令塔へと降りていく。

2人が司令塔に着くまでの間、グレードアトラスターが攻撃を受ける事はなかったが、第1艦隊全体には多くの被害が出ていたのだった。




いかがでしたでしょうか?

これから本格的に懲罰艦隊本隊との戦いが始まります。
次回もお楽しみに。

リーム艦隊と交戦するのは誰が良いか

  • オリジナル国家の艦隊
  • 生き残ったパーパルディアの艦隊
  • 現代兵器で武装したパーパルディアの艦隊
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