日本国召喚 架空国家参戦(仮) 作:滅茶苦茶太郎/無茶苦茶太郎
まだストックがありますので、次回も同じ頃に投稿します。
これからもよろしくお願いします。
第301合同任務部隊 通常動力型潜水艦 L-1
「魚雷、命中しました。圧壊音も聞こえます」
ソナーマンから報告が入る。1発目の攻撃はしっかりと命中したそうだ。
艦長は続けて発射するように命令する。
「続けて2番と3番を発射せよ。目標、航空母艦!」
「了解。魚雷発射管2番、3番発射します」
2発の魚雷が潜水艦から発射され、水の中を進んでいく。2発の53-65長魚雷は目標となるグラ・バルカス海軍連合艦隊へ牙をむく。
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グラ・バルカス海軍 連合艦隊 第2艦隊
先行していた駆逐艦のジュバが雷撃により轟沈したことで、艦隊内ではパニックになっていた。潜水艦が自国以外に保有していたこと以上に、何の前触れもなく沈んだことが大きいだろう。
ぺガスス級空母のマルカブの艦橋内では大きな騒ぎになっていた。
「急げ、急げ、上げられる航空機はすべて上がれ!」
甲板上には多数の爆撃機と雷撃機が待機していた。エンジン音とプロペラの回転
している音が辺り一面にとどろいていた。
「報告!航空機発艦かい……」
航空管制を行っている士官が言い終える前に、艦全体に強い衝撃が加わる。いきなり衝撃が来た為、艦橋にいた多くの要員が転倒する。
「なんだ!何が起きた!?」
額から血を流している艦長が叫ぶ。
「魚雷命中!魚雷2発命中!」
見張り員から報告が入った。
L-1が発射した2発の魚雷は舷側で爆発し、その攻撃が及ぼした損傷はマルカブの竜骨まで及ぶ。
竜骨が3つに分かれる同時に、舷側に開いた大きな破孔から艦内に多量の海水が流れ込んだ。グラ・バルカス帝国の想定よりも高威力な弾頭の威力にマルカブは耐える事ができなかった。
マルカブは短時間で大きく沈みこみ大きく揺れる。その揺れにより、甲板上にあった航空機は海へすべり落ちていった。
「いかん、総員退艦急げ!」
頭を打ちふらふらしていた艦長は危険な状況であることに気づき、急いで総員退艦命令を下す。だが浸水はひどく、短時間で格納庫まで浸水してしまう。そのため、脱出できた乗組員は多くなかった。
マルカブ以外の軍艦も同じように短時間で沈んでいく。一方駆逐艦は雷撃が来た方向がわからず、ただただ周辺の海域に爆雷を投下するか、回避運動をしてやり過ごそうとするものばかりである。マルカブを沈めた潜水艦L-1はためらわず攻撃を続けていく。
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第301合同任務部隊 原子力潜水艦 X-211
同海域に居たデルタ海軍のヴィクターIII型原子力潜水艦X-211も攻撃を行っていた。L-1潜水艦と交代しながら、魚雷を発射して攻撃を行う。
「650mm魚雷発射管の1番と2番、それぞれ空母に目標を定めました」
X-211には強力な650mm魚雷が6本ほど搭載されているため、空母や戦艦などの大型艦艇を積極的に狙う事にした。
「よし、650mm魚雷発射管の1番、2番発射せよ」
「650mmの1番、2番、発射!」
通常の533mm魚雷よりひと際、大きな魚雷が魚雷発射管から射出される。50ノットもの速度で650mm魚雷は海中を進んでいく。
しばらくたった後、ソナーマンから報告が入る。
「報告、本艦から発射した533mm魚雷により、敵駆逐艦4隻を撃沈しました」
再び時間が流れる。5分ほど経ったのちに、ソナーマンから報告が入った。
「650mm魚雷命中、空母2隻はいずれも轟沈しました」
「うむ、このまま攻撃を続けよ」
X-211は攻撃を続行する。
「艦長、戦艦と思われる軍艦がこちらに向かってきます!」
「何だって!?」
艦長らは探知されたのかと驚愕する。実際には偶然、戦艦の操舵手がミスを起こして、X-211の方向へと舵を切ったまま進んでいるだけだったが、艦長たちは焦る。
「その船に650mm魚雷を発射するのだ!」
「了解、発射します!」
X-211から650mm魚雷が発射される。それと同時にソナーマンから報告が入る。
「敵戦艦、進路変更しました。こちらから遠ざかっていきます」
艦隊からはぐれた事に気づいた戦艦は元の艦隊に戻るために針路を変更したのであったが、X-211の乗組員には理解不能な行動を行っているようにしか感じていなかったのだ。
発射された650mm魚雷は敵の戦艦に命中し、一撃で轟沈させる。これによって脅威は排除されたのだったが、艦長は決断する。
「念の為に、地点Dに転進せよ」
「了解、地点Dに転進します」
最終的にX-211は1隻で戦艦1隻と空母3隻と駆逐艦6隻を撃沈した後に一旦、優れた速力を生かして海域を離脱していった。
いかがでしたでしょうか?
これからも投稿を続けていきます。
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