日本国召喚 架空国家参戦(仮)   作:滅茶苦茶太郎/無茶苦茶太郎

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作者の無茶苦茶太郎です。

投稿の設定を忘れてしまった結果、投稿が予定より遅れてしまいました。
誠に申し訳ございません。

次回から気をつけていきます。


第18話

グラ・バルカス海軍 連合艦隊 旗艦グレートアトラスター

 

旗艦であるグレートアトラスターの元に多くの情報が集まる。戦果の内容や敵と接触したとか、損害の情報とかだ。そして、現在は悪いことに損害の報告だけだった。

「駆逐艦アクラブ轟沈!あっ、駆逐艦サルガス被雷!」

「こちら第3艦隊、駆逐艦2隻と空母4隻沈没!同じく空母2隻も大破炎上中!」

「こちら第4艦隊、戦艦1隻大破!重巡洋艦1隻と駆逐艦2隻も沈没!」

司令塔内には艦橋からの報告と、それぞれの艦隊からの報告でいっぱいになる。

「うろたえるな!雷撃できる距離にいるからには、すぐそばにいるはずだ!」

カイザルは周りを鼓舞するように叫ぶ。だが攻撃している潜水艦は10km以上遠くから雷撃しており、いくら爆雷を投下してもまったく効果はない。

水柱があちこちで上がる。そのほとんどは、グラ・バルカス海軍の駆逐艦が投下した爆雷だが、それに紛れるように駆逐艦からも水柱が上がる。魚雷に命中した駆逐艦は誘爆を起こし短時間で跡形もなく沈んでゆく。

グラ・バルカス海軍は潜水艦による攻撃に踊らされ続けるだけであった。

 

・・・・・・・・・・

 

グラ・バルカス海軍 第6艦隊 旗艦エンケラドゥス

 

「空母サリム被雷しました!」

「またか!?」

第6艦隊の旗艦となっていた戦艦エンケラドゥスの艦橋内に大きな声が響く。それは悲鳴にも似た大きな声であった。

先ほど被雷した空母サリムの様子はエンケラドゥスの艦橋からもはっきりと見えた。水柱は空母の艦橋よりも高くのぼり、250mを超える巨大な船体は大きく揺らされる。

「なんて威力だ!」

今まで見てきた中で最も大きな威力に彼は驚きを隠せない。グラ・バルカス帝国の魚雷でもあれほど大きな水柱は作る事はできないし、空母を大きく揺らせるほどの衝撃も無い。

敵の魚雷の威力に驚いている間にも、別の軍艦が被雷した。

「駆逐艦ゴレブカ、ファエトン被雷!」

艦長たちは被雷した2隻を双眼鏡で確認する。先ほどの魚雷と比べれば威力は弱いが、それでも自国の魚雷よりも大きな破壊力があるのは確認できた。

巨大な水柱が収まると同時に2隻は爆発を起こす。搭載されていた魚雷や砲弾が誘爆を起こし、魚雷によって引きちぎられた船体を完全に破壊した。

「畜生!奴らはまだ見つからないのか!」

「レーダーやソナー、目視による監視を行っていますが、潜望鏡どころか痕跡すら見つかりません!」

見張り員から絶望的な報告が行われる。第6艦隊に対して攻撃を行っていた潜水艦から放たれる魚雷は痕跡は残らない代物であり、射程も長い事からソナーによる探知や目視やレーダーによる潜望鏡の探知もできなかったのだ。

すなわち、彼らは一方的に攻撃されるしかない状況であった。1度の攻撃によって何百人もの命か刈られる恐怖に、彼らは屈するしかなかったのだ。

「第602、第605駆逐隊、爆雷を投下します!」

何隻かの駆逐艦が艦隊の外側へ移動し、艦尾から爆雷を投下する。巨大な水柱が多数生まれるものの、いずれも攻撃してくる潜水艦には少しのダメージも与えられていなかった。

複数の駆逐艦が爆雷を投下している間、被雷した空母サリムが爆発を起こした。

搭載していた爆弾と気化した航空機用燃料の2つによって空母は真っ赤な火の玉になった。そして被雷した際に形成された巨大な破孔は更に拡大し、大量の海水が艦内に流入した為にサリムの船体は急速に海中に潜っていく。

「サリム、急速に沈降しています!」

見張り員が叫ぶと同時にまた別の空母が被雷する。今度も巨大な水柱が発生して空母を揺らす。

「空母ネンブス、被雷!」

「またか!」

なすすべなく沈められていく軍艦達を、彼らは絶望しなが見守る。彼らには自分が乗る船に攻撃が来ない事を祈る事しかできなかった。

 

・・・・・・・・・・

 

第301合同任務部隊 原子力潜水艦 X-212

 

デルタ国の原子力潜水艦であるX-212は次なる目標を探していた。

「空母を発見しました。数2隻」

ソナーマンが報告する。その反応を聞いた艦長は判断を下す。

「よし、650mm魚雷をそれぞれ1発ずつ発射せよ」

2本の650mm魚雷が発射され、海中をどんどんと進んでいく。

「命中、2隻とも沈没は避けられないでしょう」

ソナーマンは告げる。実際、2隻とも650mm魚雷の一撃で致命傷を受けており、沈没までそう時間はかからなかった。

この様にX-212は獲物を狩り続ける。しばらくすると魚雷も目標も数を減らしており、攻撃の手が緩んでいった。

「艦長、もうそろそろ引き上げましょう。時間も迫ってきていますから」

発令所にいた副長が艦長に進言する。

「ああ、そうだな。もう引き上げよう」

艦長は進路変更を告げると、原子力潜水艦X-212は事前に打ち合わせていた海域へと向かっていった。

 

・・・・・・・・・・

 

フィルアデス大陸 西側海域 第1防衛線 S地点

 

事前に打ち合わせしていた海域にたどり着いた潜水艦たちはシュノーケルだけを出して通信を行っていた。

デルタ海軍

原子力潜水艦 X-211 戦艦1隻、空母7隻、重巡1隻、駆逐艦12隻撃沈

原子力潜水艦 X-212 空母6隻、駆逐艦14隻撃沈

アルファ海軍

通常動力型潜水艦 L-1 空母8隻、軽巡洋艦1隻、駆逐艦5隻撃沈

通常動力型潜水艦 L-4 空母2隻、駆逐艦12隻撃沈、戦艦1隻、空母2隻大破

通常動力型潜水艦 L-5 重巡1隻、軽巡2隻、駆逐艦14隻撃沈、空母2隻大破

通常動力型潜水艦 L-10 空母1隻、駆逐艦17隻撃沈、空母1隻大破

合計

戦艦1隻、空母24隻、重巡洋艦2隻、軽巡洋艦3隻、駆逐艦74隻を撃沈

戦艦1隻、空母5隻を大破

損害

なし

 

圧倒的な戦果であったが全体的に見れば少々の損害である。しかし計画通り攻撃は成功し、その戦果は本土に送られて本部の人間たちは戦果に喜んでいるのであった。




いかがでしたでしょうか?

まだストックが残っていますので、次も同じ間隔で投稿していきたいと思います。
これからもよろしくお願いします。

誤字報告を行ってくださりました
オンギョウギ 様
この場を借りてお礼申し上げます。

リーム艦隊と交戦するのは誰が良いか

  • オリジナル国家の艦隊
  • 生き残ったパーパルディアの艦隊
  • 現代兵器で武装したパーパルディアの艦隊
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