日本国召喚 架空国家参戦(仮)   作:滅茶苦茶太郎/無茶苦茶太郎

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読者の皆様、滅茶苦茶太郎です。

もうそろそろストックが尽きそうになりますので更新が遅れるかもしれません。
その点に関しては、予めご了承ください。


第19話

グラ・バルカス海軍 連合艦隊 旗艦グレートアトラスター

 

雷撃が止んでも、しばらくは爆雷を投下していたが、やがて爆雷が尽きた船が出てくると自然に爆雷投下は収まった。

攻撃が静まった後の海には多数の漂流物が浮かんでいた。多くは船の部品だったものと燃料の油だったが、所々に人の遺体なども浮かんでいた。

潜水艦からの攻撃で艦隊全体が被害を受けた。全体としてもそこそこの被害を被ったが、何よりも多数の空母が撃沈されたことが一番響いていた。

「カイザル様、敵の潜水艦からの雷撃を受けた為、我が艦隊は爆雷を投下し反撃を行いました。しかし潜水艦の圧壊音や残骸等の浮遊物は発見できませんでした。その為、戦果は無いと判断するべきでしょう」

全員が驚愕する。あれほど多数の駆逐艦が爆雷を投下するなどして対応したにもかかわらず、一隻たりとも撃沈できなかった事に衝撃を受けた。

そんな彼らを気にすることなく、報告を行う士官は続ける。

「そして我が艦隊の被害としては、戦艦2隻、空母29隻、重巡洋艦2隻、軽巡洋艦3隻、駆逐艦74隻喪失しました。なおその中の戦艦1隻と空母5隻は損傷が激しく雷撃処分を行ったものです」

「そうか……」

カイザルは予想以上にひどい損害を被ったに驚く。これほどの被害は異世界ではバルチスタ沖海戦ぐらいしか比較対象が存在しない程の大損害であった。

だがしかし、彼は甚大な損害は出たにも関わらず軍を引く判断はできなかった。

「このまま進むぞ。まだ全体としてはそこまでの損害ではない」

「そうですか……」

カイザルが進軍を決めた事に多くの士官たちは暗い表情を見せる。当のカイザルも相当の苦悩をした上での結論であった。

「だが、念のために艦隊を分割しよう。それぞれの艦隊の旗艦と配属は俺が決める」

カイザルは艦隊を複数に分けて行動を行う事に決める。だが、それが敵にとって一番の狙いであったことに気づかなかった。

 

・・・・・・・・・・

 

日本国 東京都 防衛省

 

「予想よりも、早く分断しましたね」

会議室内でグラ・バルカス海軍連合艦隊の様子を見た三津木は、そうつぶやく。人工衛星から撮影された写真には艦隊が6個に分かれていたのが見えた。

「作戦の流れを変える必要性が出てきましたな」

アルファ国の参謀が口にする。

「そうですね……。それではこういうのはどうでしょう?」

三津木は手を叩く。会議室内の全員が彼の方を向いた。

「敵艦隊は全部で6個に分かれました。分断役だった航空攻撃部隊は6個の艦隊の内、第2防衛線の前に最も少ない100隻前後の2個艦隊を中心に攻撃を仕掛けて2個艦隊を破壊し、4個艦隊に損害を与えます」

彼はホワイトボードに6つの丸を書くと2つにバツ印を付けた。

「そして残った4個艦隊は第2防衛線で待機している艦隊で迎撃し、これらを壊滅させます。これならば前回の作戦よりも1個艦隊に対して当てることのできる戦力数が増えて撃破もしやすいでしょう」

彼は残った4つの丸に対して対応する第2防衛線部隊の名前を書いていた。そして丸に再びバツ印を付ける。

その作戦を聞いた全員が互いの顔を見合わせる。そんな中、アルファ国の参謀が手を挙げた後に話した。

「なるほど、とても良い案だと思います。これならば上手く行くでしょうね」

会議室にいた全員が納得する。これならば対応できると踏んだからである。

そして、この計画はしっかりと練られていくのであった。

 




いかがでしたでしょうか?

これからも頑張って投稿していきます。
もしよろしければ、評価やコメントの方もよろしくお願いします。

リーム艦隊と交戦するのは誰が良いか

  • オリジナル国家の艦隊
  • 生き残ったパーパルディアの艦隊
  • 現代兵器で武装したパーパルディアの艦隊
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