日本国召喚 架空国家参戦(仮) 作:滅茶苦茶太郎/無茶苦茶太郎
今回、普段よりも少ないです。(普段は1500文字程度を目安に書いている)
予めご了承ください。
アルタラス王国 ルバイル空軍基地
王都郊外に存在するルバイル空軍基地。かつてムーが連絡用を目的に作られ、先の戦いによって拡張された滑走路に多数の航空機が駐機していた。
そこにいる航空機は胴体上に円盤があったり、主翼の下にエンジンを吊り下げていたり、形状は多種多様だが任務は同じである。
「チェックリスト確認……。全て正常であることを確認しました。いつでも発信可能です」
「了解、指示があるまで待機せよ」
第302合同任務部隊の航空機たちは数分前にエンジンを始動させ、アイドリング状態にして滑走路上で待機していた。滑走路上は多種多様な航空機のエンジンから発せられた熱風により焼けるように熱く、雷の様な轟音が辺り一面が轟いていた。
蜃気楼によって滑走路の景色が歪んで見える。夏で無いにもかかわらず蜃気楼が発生し揺れ動く様子は滑走路で無ければ多くの人が不思議がるだろう。
その滑走路上に灰色や白色に青色などの航空機が並ぶ。全員のパイロットがまだかまだかと無線機に向かい合っていた時、無線機から声が聞こえた。
「こちら第302合同任務部隊隊長のアレキスだ。たった今、攻撃準備の合図が来た。全機、離陸せよ」
基地にいたすべての航空機の無線から指示が出る。喜ぶ者に苦い表情を顔に浮かべる者など、それを聞いたパイロットの反応は多種多様だが行動は皆同じだった。
まず最初に、青色の戦闘機が離陸した。航空自衛隊のF-2戦闘機である。遅れて、灰色のF-15Jとガンマ空軍のF-15E戦闘機が次々と離陸していく。
それに続き、航空自衛隊のBP-3Cとエー空軍のTu-16が空へと続き、最後にガンマ空軍のE-3早期警戒管制機が空へ上がっていく。
多数の航空機が空へと昇っていく様子は基地の兵士たち以外にも基地の外にいた住民たちも目撃していた。太陽の光を閃かせ、轟音と共に去っていく様子は多くの住民たちにとって力強い印象を与え、実力を知る多くの住民たちは日本と新国家連合の勝利を確信するのであった。
航空自衛隊
F-2戦闘機 18機
F-15J戦闘機 18機
海上自衛隊
BP-3C哨戒機 40機
ガンマ空軍
F-15E戦闘機 54機
E-3早期警戒管制機 2機
イプシロン空軍
Tu-16戦術爆撃機 36機
合計 168機
168機にもなる航空機は事前のブリーフィングに沿って空中で陣形を組み上げていく。
少しばかり手間取ったりはしたものの、順調に複数の編隊が組み立て上げられていく様子は彼らの高い練度を表しているだろう。
大きく7組の編隊に分かれた航空機たちは戦うために第2防衛線へと向かって行くのであった。
いかがでしたでしょうか?
もうしばらくはこのペースになると思います。
どうかご了承ください。
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