日本国召喚 架空国家参戦(仮)   作:滅茶苦茶太郎/無茶苦茶太郎

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作者の滅茶苦茶太郎です。

頑張って加筆作業を行っていますが、少しばかり詰まっています。
ですが少しばかりペースを上げて従来通りのペースで投稿できるように頑張っていきたいと思います。


第23話

グラ・バルカス海軍 連合艦隊 第1艦隊 旗艦グレートアトラスター

 

グレートアトラスターの司令塔内の無線機がいきなり音が流れる。誰もが驚き、その内容を聞いてさらに驚く事となった。 

「こちら、第303合同任務部隊、アルファ海軍第1空母打撃群、艦隊司令のエーミールだ」

司令塔内の人員は、いきなり敵から無線に割り込んできたことに驚くが、同時にどうやって自分たちが使っている無線の周波数を割り出したのか疑問を持つ。

だが疑問を解決するよりも先に無線機からの声に思考は強制的に中断された。

「貴艦隊に告ぐ。即刻撤退せよ、さもなくば攻撃を行う」

抑揚の少ない声からの警告に司令塔内にいた全員が強い恐怖を覚えた。通常ならば戦闘前であるにも関わらず警告を入れてくる事に嘲笑する者が現れてもおかしくはないだろう。しかし、今までの攻撃を覚えている彼らの中には誰一人、嘲笑する者は居なかった。

少しばかり遅れて、我に返ったカイザルは素早く無線機に返答する。

「こちらグラ・バルカス海軍、連合艦隊司令のカイザルだ。何のつもりだ?」

少しばかり挑発的な口調で返事をしたが、相手の方は変わらず抑揚の少ない声で返答をした。

「簡単だ、早く撤退したまえということだ」

その返答にカイザルの周りにいる参謀たちの顔が暗い。だがカイザルはそれらを気にすることなく、強くはっきりと答える。

「断る」

「やめとけ、ただただ味方に死者を出すだけになる。君たちは知らないだろうが、貴国と我々の国たちの間には比べ物にならない程の差がある」

カイザルは思った。相手は事実を言っているだけだが、恐らく我々が相手の実力を知らない事を前提に話しているのだろう。

カイザルは周囲を見回す。多くの士官たちが見守る中、意を決したカイザルはゆっくりと口を開く。

「ああ、知っている。だがそれでも引くつもりは無い」

無線機の先から少しばかりのため息が聞こえた。双方ともに長い無言の後、再び今までと同じような声で尋ね返してきた。

「もう一度繰り返す、即刻撤退しろ。さもなくば攻撃する。手加減はしないし、必ず後悔することになるぞ?」

「断る」

カイザルはすぐに即答した。その返事を受けた相手は残念そうな口調でつぶやいた。

「そうか……」

そう言い残すとついに無線が切れた。司令塔内が静粛に包まれるが、すぐにカイザルは指示を出す。

「無線の発進元の方角はわかったか!?」

「はい、わかっています」

「よし、空母に発信元に攻撃隊を送るように伝令しろ!急げ!」

カイザルの命令によって、慌てて無線手は無線を取り指示を出す。カイザルはその無線手から呆然としていた士官たちの方に向く。

「お前たちも早く戦闘配置につくように指示を出せ!敵は待ってくれんぞ!」

「はっ!」

呆然としていた士官らに指示を出すとカイザルはラクスタルに向きこう言った。

「すまないが、俺の最後のわがままに付き合ってくれラクスタル」

「わかりました。部下には申し訳ないですが、司令長官の命令とあれば従うつもりです」

ラクスタルは帽子を目深にかぶりから話す。その行動は表情に出てこようとしている後悔と罪悪感を隠そうとしているしているようであった。

もし、このまま進めば敵は容赦なく攻撃してくるのは確実である。そうなれば自分や部下たちの命が危なくなるだろう。だがしかし、カイザルの苦しい立場を理解した彼は反対せずカイザルの決定をそのまま通す事にした。

「(ラクスタルよ、私を信じてくれた多くの兵士たちよ。……本当に申し訳ない、私は指揮官として失格だ。この責任は必ず償おう)」

カイザルは言葉には出さなかったが、内心ではラクスタルとその他の大勢の水兵たちに深く謝罪する。

かくして様々な感情が渦巻く司令塔内では最後の戦いに備えて準備を進めていくのであった。




いかがでしたでしょうか?

ここまで殆ど日本の出番が無いですが、もう少しばかりすれば出てきます。
ただし出番は少なくなりそうなので、予めご了承ください。
(出来る限り活躍する場面を増やせるようには頑張っていきたいと思います)

リーム艦隊と交戦するのは誰が良いか

  • オリジナル国家の艦隊
  • 生き残ったパーパルディアの艦隊
  • 現代兵器で武装したパーパルディアの艦隊
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