1月12日、陸軍の先遣隊はシンガポールに到着し、中に入った。そして結果は成功と言えた。殆どの兵は毒ガス攻撃により死体となっており、その他は死の手前まであと一歩であった。陸軍はすぐさまに海軍のM艦隊の司令官、海部善二中将に連絡を取ることにした。この報はすぐさま、M艦隊の全ての将兵に伝えられたのである。そして陸軍は順次、シンガポールに入り基地の改装などを行うのと並行して38cm砲などの兵器の点検も行った。
これにより日本軍には戦艦にも勝るとも劣らない巨砲を手に入れたことで、日本とイギリスの戦力差はどんどん縮まっていた。シンガポールを奪取したことにより、日本軍はアジアの巨大基地を手中に収めたこともあり両軍共に、士気はどんどん高まっていた。そして1月18日にてシンガポールに通信が来た。その内容は弾薬がちゃんと補給をしていないために、シンガポールに寄港するというものであった。海部中将にもこの情報は共有され、本来の作戦計画であったシンガポール基地からの砲撃を行った後の艦隊決戦から変更されて同時攻撃作戦計画を立てたのである。
G艦隊の旗艦、ネルソン及びネルソン級戦艦は後部に主砲がなく後ろから攻撃を加えられた場合反撃が出来ないのである。この欠点を活かし、シンガポールに寄港戦前に38cm砲塔により砲撃を加えながら後方からM艦隊が魚雷を一斉斉射するというものであった。
これには一つ問題があった。それははレナウン級巡洋戦艦である。レナウン級巡洋戦艦はネルソン級とは違い後部主砲があり、射程圏内に入りながら雷撃を行わなければいけないのである。
1月23日の正午手前、G艦隊が目視の範囲に入った。シンガポール基地内では発射用意が整われており後は位置調整などが行われていた。そして11時47分、レナウン級巡洋戦艦に対して一斉射撃をした。すぐに夾叉の状況となりそこからはどんどん斉射を開始した。G艦隊では突如の味方の攻撃で慌てることとなった。戦闘態勢を立て直すまでにレパルスに二発命中させた。
「畜生、すでにシンガポールは日本に占領されていたのか。主砲装填次第、発射だ!」
そしてネルソンの40.6cm三連装砲の火が噴いた。ネルソンは後部主砲がないため、前方に戦力を一極集中出来その破壊力は凄まじいものである。シンガポール基地では被害を受けながらも駆逐艦や巡洋戦艦を目標に砲撃を行なった。若干の遅れはあったがG艦隊後方から、日本のM艦隊が現れ土産としてG艦隊に対し日本の酸素魚雷が送られた。この時点においてG艦隊はレナウン小破、レパルス大破、駆逐艦9隻のうち4隻を撃沈していた。
「海部中将いかがしますか?」
「奴らに関しては一旦、シンガポールから離脱しどこかで艦隊を展開し海戦をすることだろう。」
「それならば今すぐに雷撃でもしますか?」
「しなくていい。もう石は打ってある。」
海部の顔は悪戯に成功した子供のような顔であった。そしてコーヒーを飲みながらイギリス艦隊の反応を予想していた。
「トーマス大将、とりあえずはインドに戻りましょう。ここで戦ったとしてもジリ貧です。」
「ならばあの日本の高速水雷戦隊から逃げられるとでも?」
「………」
トーマス大将の周りにいた士官たちの口は半開きの状態となってしまったのである。
「こちらには戦艦というjokerがある。ならばそれがうまく使えるような場所に行くまでよ。全艦、とりあえずはシンガポールから離脱を行う。分かったな?」
「イエッサー!!」
イギリスのG艦隊がシンガポールから離脱するのを日本のM艦隊は追尾していた。そして海部中将の布石が海戦が始まってから約二時間後の午後1時に分かることとなった。
「司令官、前方に日本艦隊が現れました。」
「なんだと!?」
その日本艦隊の正体はM艦隊の別働艦隊であり、シンガポールに寄港するという前情報を知った海部が急遽分離したものである。これによりG艦隊は出口が防がれて逃げることが出来なくなったのである、そこからは日本艦隊による雷撃などにイギリスの艦船はなすすべもなく命中し撃沈していくこととなった。そしてイギリスのG艦隊旗艦、ネルソンに白旗があげられたのであった。
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