大日本帝国海軍所属、聯合艦隊旗艦“尾張”   作:展開郎

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運命の開戦前夜

ハル・ノートが突きつけられた12月4日、北方四島の軍港から三つの艦隊が出航した。

 

一つ目は

長門を旗艦として随伴艦は戦艦陸奥・扶桑、山城、巡洋戦艦紀伊・土佐・駿河・出雲そして改装された金剛・比叡・榛名・霧島、重巡洋艦古鷹・加古・青葉・衣笠・妙高・那智、重雷装巡洋艦北上・大井、木曽、軽巡洋艦阿賀野・能代・長良・五十鈴・名取、防空駆逐艦の秋月・照月・涼月、駆逐艦吹雪・白雪・初雪・深雪・叢雲・東雲・薄雲・白雲からなる第一艦隊。

 

 

二つ目は

摂津を旗艦として随伴艦は巡洋戦艦甲斐・越後、重巡洋艦最上・三隈・鈴谷・熊野・足柄・羽黒、軽巡洋艦川内・神通・那珂・矢矧・酒匂、駆逐艦白露・時雨・村雨・夕立・春雨・五月雨・暁・響・雷・電からなら第二艦隊である。

 

 

三つ目は

尾張を旗艦とする艦隊であり随伴艦は巡洋戦艦薩摩・摂津・甲斐・越後、重巡洋艦高雄・愛宕・麻耶・鳥海、軽巡は球磨・多摩と駆逐艦磯波・浦波そして海軍が世界初ともいえる航空機と戦艦の同時併用が可能にするように改装された航空戦艦伊勢・日向からなら第三艦隊である。

 

第一艦隊は真珠湾へと向かい、第二、第三艦隊はゆっくりながらもどこかへ進んでいた。

 

 

 

 

1940年の8月、菊龍型航空母艦の全てが進水をしたことにより海軍では新兵器や、新たな発想による新型艦を作る計画を発案。その名も“マル改計画”である。

 

一つ目は対空、対地、対艦遠距離装備保有の航空爆撃戦艦[天計画]

二つ目は戦艦もしくは巡洋艦と航空機の併用を目指した航空戦艦、航空巡洋艦[奇計画]

三つ目は大規模な航空機運用と巨砲を同時に運用可能にする航空戦略戦艦[合計画]

四つ目は艦隊直衛や小規模拠点への攻撃支援などを行う航空制空戦艦[月計画]

五つ目は高度な電探と演算処理システムなどで多数の敵を同時攻撃するのを可能にする電子巡洋艦[晴計画]

 

これらの五つのプランはまず最初に前述の通り、戦艦伊勢・日向が航空戦艦として改装し、重巡の利根・筑摩が現在なお改装中とのことである。扶桑・山城は当初航空戦艦への改装が進められていたが急遽、航空制空戦艦として改装されることが決まり、真珠湾攻撃が終わり次第北方海軍工廠にて改装することである。天計画及び合計画の艦船については新造艦ということもあり、北方海軍工廠にて建造が進められている。晴計画の電子巡洋艦は新八八艦隊に編入するために当初は16隻の予定で建造が進められていたが、今はその高度なシステムによる馬鹿でかいコストや高性能故に沢山あっても意味はないとのことで8隻にまで減らされた。なお8隻の内、4隻は呉海軍工廠にてもう4隻は横須賀海軍工廠にて建造されている。

 

 

 

年は明け月も進み、12月25日にて御前会議にて日米開戦が決定となり刻々と回答期限の日本時間12月26日午前0時が近づいていった。

 

 

その頃、12月25日午後11時頃第一艦隊は内偵による現地調査の情報と改装により配備された電探を使い、着実と真珠湾への攻撃準備へ取り掛かっていた。そして回答期限の12月26日午前0時が過ぎた。各艦は真珠湾攻撃の暗号電文を打電した。

 

 

暗号電文の内容はこのような内容である。

 

『二・イ・タ・カ・ヤ・マ・ノ・ボ・レ』

 

その瞬間、真珠湾に耳が引きちぎれそうな砲音と爆発が起き、これを以て大東亜戦争がはじまることとなっな。

 

  




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