【リレー】今日もカオスなもんじゃ焼き   作:リレー小説実行委員会

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【注意】

 後半、下ネタ(小学校低学年レベル)が含まれます。
 あと、途中から自分でも何書いてるか分からなくなるくらいカオスです。(天爛 大輪愛)





渡る世間はマトモじゃない (天爛 大輪愛 作)

 

 

 

 翌日・土曜 朝……

 

 

 ____ぱんっ! ぱんっ!!

 

 青空の下、道端に、そんな音が響き渡る。

 ……別に誰かが猛烈にパンを食べたがっているわけでもないし、あんなことやこんなことをしているわけでもない。

 

 

「お地蔵様ッ! 今日もサンキューベルマッチョな!」

 

 お察しの通り、勿論、この男・秋月 流が柏手を打っていたのである。

 

「マッチョに因んで! 持ってきたぜ、お地蔵様! 今日の珍品・プロテイン……」

 

 ____いつも通りやないかい!!

 

「……納豆餃子味ですッ!!」

 

 ____誰が飲むか!!!!

 

 本日も、スピリチュアルな世界に、お地蔵様のツッコみが響いているようである。

 

 

 ____ほんま、その供物センスをどうにかせぇッ! あの男の代から思っとったけど! 遺伝子どないなっとんねん!!

 

 ツッコみに徹するあまりか、お地蔵様の両目がクワッと開かれ、『雨にも負けず(以下略)』に定評のある彼のエターナル・スマイルが崩れかけてしまっている。 

 

 

 そんな『開眼、俺!』なお地蔵様に気づかず、流は上機嫌で、シェイカーをシャカシャカしている。

 

「プロテインと! 納豆餃子を! レッツ・ラ・まぜまぜ~!!」

 

 魅惑のドリンク、出来上がり! と、流はお地蔵様の前にシェイカーをお供えした。

 

 

「ささ、ご賞味あれ、お地蔵様! 三色パンを初めて食べた時くらいビックリしますから!」

 

 ____例えが俗すぎるねん! っていうか、三色パン持ってこいや、そっちの方が旨そうやわ!

 

「いや、もっと驚くな……そう、チーズハットグを初めて食べた時くらいビックリしますから!!」

 

 ____さっきから、わしの食べたことのないものを例にすな!!

 

 

 お地蔵様がツッコみ疲れていると。

 もう一度『ぱんぱん』した流が、プロテイン・納豆餃子味……もとい、ゲテモノをお地蔵様の前から下げ、一息に飲み干した。

 

「ぷはぁ~ッ……」

 

 ____吹きかけんな、納豆で臭いねん!

 

「……ビックリ!!」

 

 ____お前の方が色々ビックリ人間やわッ!!

 

 

 

「さて、散歩に行くか!」

 

 こっそり一息つくお地蔵様に手を振り、今日も流は、もう1つの日課・散歩をする。

 

「今日は『あっち』に行こっかな」

 

 見るからに上機嫌の流は、鼻歌を歌い、スキップしながら、町の『ヤングストリート』に出る。 

 原宿・竹下通りの下位互換みたいな場所だと思ってくれればいい。

 

 ところで、流は、先祖代々積みあがってきた徳が猛烈に高い。 それこそ、ジャンボジェットの飛行高度ばりに高いのである。

 よって、流の出会う『日常』も、そこんじょこらの一般ピーポーとは格が違うのである。 格が。

 

「……ふぅ」

 

 それは、今日だって例外ではない。

 

「着いたぜ、『ヤンスト』!!」

 

 

 ……。

 

  そ の 時 、 不 思 議 な こ と が 起 こ っ た 。

 

 

「……ぉん?」

 

 ……流は、少し離れたところに、人だかりができていることに気づく。

 

 近づいてみれば、老若男女問わず数多の人々が とある人物を中心にして何やら騒いでいるようであることが、確認できた。

 

 もっと接近した次の瞬間! 彼は、マル秘ミ○テリーなナニ○レ珍百景を目にした! (※例のBGMと共にお楽しみください)

 

 

「「「「○ん○んぶらぶらソーセージ ○ん○んぶらぶらソーセージ……」」」」

 

「そうよッ! もっとッ! もっとッ! ワテクシを崇め奉りなさぁい!!」

 

 

 

「……!?」

 

 『とある人物』は、仮面をした うら若い女性であった。

 が、しかし、彼女は所謂『パンツ一丁』で、股間に立派なフランクフルトを挟み、メロンみたいな胸は自主規制の光で神々しく輝いている。

 

 どう見ても、マル卑ミス○リーなナ○コレちん百景です。

 本当にありがとう……

 

「……ございません! 何だコレ!?」

 

 取り囲む群衆は、

「○ん○んぶらぶらソーセージ……」

とつぶやきながら、虚ろな目をして、『2020紅白歌合戦でのGR○eeeNのパフォーマンス』レベルのオーバーな踊りをしている。

 

 踊っているのがGR○eeeNさんならいい。 別の意味で良くはないが、まだいい。

 だがしかし、実際は『こんなの』である。

 ちんどん屋も仰天である。

 

 

「……あら、そこのボーイ! ワテクシは『したたるウーマン』! この肉汁滴るフランクフルトがトレードマークよ、うふっ☆」

 

 そうこうしているうちに、女性・したたるウーマンに目を付けられてしまった!

 流、早く逃げt……

 

「初めましてッ! 俺は、秋月流です!」

 

 ……素直すぎるのも考え物だと思う。

 

「ねぇ、ボーイ、ワテクシの教徒になる気はないかし……」

 

「ありません!! 俺は世界征服をする男だからですッ!」

 

「強固な意志なのね、素敵よ♪ でもねボーイ……」

 

 したたるウーマンは、フランクフルトをブルンブルンと揺らした。

 そう、まるで、催眠術にかけるかのように……。

 

「ワテクシ、真に世界を支配するのは、『お○ん○ん』だと思うのよ」

 

 考えてもみなさい、と、したたるウーマン。

 

「悲しいとき、辛いとき、どんな時だって、『お○ん○ん』と口ずさむだけで、皆にっこりするでしょう?」

 

 それは男性限定な気がするのは、自分だけだろうか……。

 という天の声を他所に、残念美人のしたたるウーマンは、色気のある顔で微笑みかける。

 

「だから、ほら……あなたも一言呟いて、ワテクシたちの世界と一つになりなさい……」

 

「……」

 

「因みに、ドイツの首都はフランクフルトじゃなくてベルリンよ……」

 

「…………」

 

 流は、自分の頭が次第にボーっとしてくるのを感じた。

 

「(ダメだ、このままじゃアレを言ってしまう____あれ? 何で言っちゃダメなんだ……っけ…………)」

 

 

  そ の 時 、 不 思 議 な こ と が 起 こ っ た 。(2回目)

 

 

 ____ブゥゥゥゥゥゥゥゥン!! ブンブン!

 

 どこからか、10トントラックが猛スピードで現れ____

 

 ドンッッッ!!!!

 

「何ですのぉぉぉぉぉォォォォォォ!!??」

 

 ……したたるウーマンを躊躇なく撥ね飛ばし、彼女を空の星にしてしまった……。

 

 

 流が、我に返り呆然としていると。

 ガチャリと運転席のドアが開き……

 

「大丈夫かい?」

 

 トラックの運転手が、流に『自分の顔の一部』を差し出した。

 

「ぼく、アンパンマn((」

「秋月流です! アンパンどうも!!」

 

「アンパンも、ぼくのセリフも食べちゃったね……」

 

 ……ちょっとショボくれるアンパンマン(!)と、胆力無限大の流にツッコむのは置いといて。

 

 ともかく、これが徳の高い者の見る世界である。

 皆も頑張ってね☆

 

 

「ところで皆、さっきは災難だったね?」

 

 アンパンマンが、洗脳の解けた人々を見回し、気遣う。

 

「他に何か困っていることは無いかい?」

 

 そう聞くと、群衆の中から、ファンキーな老翁が、杖をブンブン振りまわしながら進み出た。

 

「お~ぅ、アンパンの兄ちゃん!」

 

「ぼく、アンパンマンだよ」

 

「アンパンの兄ちゃんマン!」

 

「ぼく、アンパンマンだよ……」

 

「アンちゃんの兄パンマン!!」

 

「ぼく……本当にアンパンマンなのかな……」

 

 自分を見失っている兄パンマンに構わず、ファンキー爺さんは杖を元気に振り回し続ける。

 

「わしなぁ! さっきの変な宗教のせいで、ばぁさんとのゴージャスなデートに遅れそうなんじゃよぅ!!」

 

「……考えてみれば、ぼくは何でアンパンマンなんだろう……」

 

「? ……おい、聞いとるか?」

 

「桃から生まれた桃太郎とか、顔がアンパンだからアンパンマンとか、実は理に適っていない名付け方ではなかろうか……」

 

「おいっ、兄ちゃん!?」

 

「それがまかり通るなら、人間皆、腹から生まれた腹太郎や、母から生まれた母子になるじゃないか……」

 

「お~い!?」

 

「とすれば、ぼくは確かに、アンパンマンという枠組みに収まる人物ではないのかもしれない……」

 

「大丈夫か!? 何か悟っとらんか!!??」

 

 心配のあまり、余計に杖の回転速度を上げるファンキー爺さんに、兄パンマンは満面の笑みでくるっと振り向く。

 

「ありがとう!! ぼくは、あなたのお陰で大事なことに気づけました!」

 

「そ、そうか……」

 

「奥さんの所へ送ればいいんですね! 任せてください、バッチリ気合い込めますから!!」

 

 そう言うなり、兄パンマンは、ファンキー爺さん以上の速さで、ぐるんぐるんと腕を回す。

 

「ア~~~~~~ン……」

 

「え、ちょ、何するつもりじゃ……」

 

「パ~~~~~~~ンチ♪♪♪」

 

 ____パンッッッッ!!!!

 

 ____パンッッッッ!!!!(リプレイ)

 

 ____パンッッッッ!!!!(リプレイ2)

 

 

 ……ファンキー爺さんは、弾けた。

 

 

「「「「 ……!!?? 」」」」

 

 弾けたのだ。

 

 流と群衆は、未だ目にしたものが信じられず、瞬きを繰り返しているが……間違いなく、彼の体は小気味良い音を立て、消滅した。

 微塵も血肉を残さずして。

 

「あっれれ~? おっかし~ぃぞぉ~? ばいきんまんが家に帰りたいときは、ぼくいっつもコレで送ってあげてるのに……」

 

 まぁでも……

  当 然 の 結 果 で あ る 。

 

 そこそこの重量がある物体を遥か彼方まで吹っ飛ばすには、相当の力積が加わらねばならない。

 一般ピーポーが、そんな圧を受けたら、パァン…するに決まっている。 あたりまえ体操。

 

「よぉし、今度は失敗しないぞ~! 誰か、ぼくに送ってほしい人~?」

 

 一同、一歩あとずさり。

 誰もあの世になど送ってほしくない。

 

「……なぁ、アンパンマン!」

 

 そんな中、流が一歩、二歩と進み出る。

 群衆が余計ブルブル震えるのを背に、彼は一言____

 

「普通に、背中に乗っけていけば、いいんじゃね?」

 

「「「「 Σ(゚Д゚;) 」」」」

 

「それもそうだね! ぼくったら、うっかり者だなぁ(*´ω`*)」

 

 全くもって、『うっかり』どころじゃないと思うの……。

 

 と、天から声が響くのに、全然気づかず、流はお茶目に手を合わせる。

 

「じゃあ、ひとつ乗っけてってくれよ、行きたいところがあるんだ」

 

「うん、ぼくに任せて♪」

 

 兄パンマン……もとい、新生アンパンマンは、流を乗せて、快晴の下、空を駆ける。

 

 ……。

 

「ねぇ、流くん。 あれからね、ぼく、どんな名前がいいかなって、考えてたんだ」

 

「おっ、何になったんだ?」

 

「……期待持たせてごめん、まだ考え中で。 次、会った時には、決まってるかもね?」

 

「わかった! 楽しみにしてる!」

 

 

 一体全体、秋月 流は、何処へ行くのだろうか。

 

 この地平線の先には、何が待ち受けているのだろうか……。

 

 

 ____ To be continued……

 

 

 






 作者さまのページ↓
 https://syosetu.org/?mode=user&uid=310554

 大輪愛さま、執筆お疲れ様でした♪
 そして――――おみそれ致しましたぁぁーーっ!! めっちゃ笑いましたヨ!! きゃーヒデキー☆

 あ、やっぱ流くんもお供え物のセンスおかしいんやねw やっぱ血筋なんでしょうねw
 このお地蔵さまは、いったい何百年のあいだ、秋月家に災難に合わされてるんだろう?(笑)

 そしてアンパンマンがトラックから「やあ」と出てきた時、わたし文章を3度見しましたヨ?!w
 まさかアンパンマンを出して頂けるとは! あたいメッチャ嬉しかったッ☆
 そして当作品のメインヒロインは【したたるウーマン】に決定いたしました! おめでとうございます!(ご報告)
 みんなで書こうぜしたたるウーマン! キャラ練り上げていこうZE!

 ではでは! 4番手お見事でした♪ 大輪愛さまありがとぉ~う!(hasegawa)


☆もんじゃ焼き伝言板☆

 すみません、はっちゃけちゃいました……☆
 無茶ぶりましたけど、頑張ってください! アンパンマンも、どなたかよろしくですw
 直前に、Y.M.C.A. 聞きまくってたら、名前が『秀樹』しかでてこなくって……私じゃ駄目でしたっ。

 ヤングマン!

(天爛 大輪愛)

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