【リレー】今日もカオスなもんじゃ焼き 作:リレー小説実行委員会
なんですか! なんですか!!
ワテクシこそが小説のメインヒロインである筈よね!!
…それが、なんですか!! この最近のヒロインの増えっぷりは!!
生徒会メンバーはいいでしょう。ナイスバディな子が多いですが、絡みは少ないですし? 一人は彼氏持ちだからヒロインの座を揺るがすことは無いでしょう。
本屋ちゃんも番外編ででうまい棒(意味深)論争を繰り広げていて少し嫉妬しちゃいましたが、彼女にはエロスが足りない。エッ〇でビッ〇なエ□本屋ちゃんにならない限りワテクシに対抗できまい。許しましょう。
小雪ちゃんも妹属性は正直危険ですが、ワテクシの大切な信者ですし?
ワテクシの妹のような存在ですから♪ きっとワテクシのことも応援してくれるはずです。許しましょう。
ですが…何ですか!! あの娘たちは!!
何が参の遺影ヨ!!
あの思わせぶりな様子!! いかにも過去に何か背負っています~っていう思わせぶりな態度!!
しれっと学校祭に参加しちゃって!!
絶対後で彼とくっついて幸せとかのたまうつもりなんでしょう!! このビッ〇
ナハトムジークって小娘何よ!!
なんか思わせぶりな伏線が複数あるじゃない!!
絶対後でヒロインに昇格するじゃないの!?
絶対そんなことはさせませんワ!!
な~にが魔法少女ですか!!
番外編でゲスト出演したかと思えば、いつの間にか解説役をいただいちゃッテ!
しかも、ここ最近の活躍とか、完全にメインヒロインの風格じゃなイ!
どうせこのまま彼といい感じになるんでしょ? ムキー!!
苗字がタマキ〇だからって調子に乗っちゃって!!
変身したときの全身タイツとか何!? あんな惜しげもなくお腹出して!!
ワテクシがスタイルを維持するのにどれだけ苦労してると…!! 若さ自慢かこの〇乱ピンク!!
まあいいワ。今度みっつめの世界に行ったときは神浜市に寄らせていただきます。
覚悟することね!! おほほほほほほほほほほほほ!!!
さて、ワテクシをさておいてヒロインが跋扈するこの小説。
抜け駆けするヒロインたちにワテクシも流石に我慢の限界です。
というわけで。
執筆者がその辺うろついていたので
捕 ま え ま し た☆
サ原? 贅沢な名前ね…。今からアナタの名前はセク原ヨ!!
フランクフルト教団のサハラ砂漠支部担当として働いてもらうワ☆
フフフ…洗脳した執筆者にスピンオフを書かせることで、ワテクシがいかにこの小説のメインヒロインにふさわしいかを知らしめる戦略…これ考えたワテクシって天才ね♪
ええ。後発の泥棒猫に負けはしません事よ!!
それでは☆ ワテクシのスピンオフ。お楽しみくださいませ♪
(※したたるウーマンが主役である以上この話には下ネタが多数出てきます。苦手な方がいましたら申し訳ありません。)
この小説を、したたるウーマン様を生み出された天爛大輪愛様に捧ぐ。
※時間軸 継承 (砂原石像 作)の最中。
これは、美星祭開催まであと15日の出来事であった。
現在同高校のグラウンドでは、ある少年の命を狙う”影”と、たった今出来上がったばかりの組織が激戦を繰り広げているその裏側。
学校の屋上に、一人の不審な女が堂々と立っていた。
パンツ一枚に顔を覆うマスカレイド。そして、股間にフランクフルトを挟むその格好は、まさしく不審者のそれといっても過言ではないだろう。
彼女はまさしく、非日常の存在である。
「したたるウーマン様。美星学園全体の洗脳終わりました」
そんな女の前にもう一人不審者が現れる。
その者は全身をローブで包んでおり、ほぼ全裸の露出狂とは真逆の格好をしていた。
だがペストマスクならぬぺ〇スマスクという、モザイク必須になるだろう奇天烈マスクで顔を覆い、首元にはフランクフルトを模したものが連なるネックレスをしている。結局のところ変態であることには変わりがない。むしろ、見る人が見ればこっちのほうが変態に見えるかもしれない格好であった。
「お疲れ様
「はい!! 今回の騒動の間の記憶も”学校に不審者が入ったけど、すぐに撃退できた”ぐらいに調整いたしました」
「ブラボゥ!! いい仕事ネ!!
(!! 褒められた!! やったぁ♪ すごく嬉しい!!)
「……ありがたき御幸せにございます!! 嗚呼、したたるウーマン様からこのような御言葉を賜るとは!! 何たる幸福!! これだけで私がこの世に生を受た意味があったというもの!! いや、違う!! したたるウーマン様が、この、世に、ご降誕、なされた、ことォオオオオオオ!!!♪ ───O(≧∇≦)O────♪ これこそが全人類の幸福であり人類が存続してきた意味であるのだ!! ……嗚呼、嗚呼、嗚呼!! なんと素晴らしい!! 最高だ!! これだけでこの僕は絶t
「それでは、
「仰せのままにィィィィイ!! ○ん○んぶらぶらソーセジ!! ○ん○んぶらぶらソーセージ!! ……嗚呼素晴らしき哉、したたるウーマン様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁ____________!!」
女はその狂気染みた妄言を無視して、
どうやら、その様子から察するに、その程度の妄言は聞きなれたもののようである。
奇声を発しながらはしり去る狂信者を”大分仕上がってるわネ♪”と呟きながら、女はそれを見送る。
心なしかそれを見る目は、どこか子供を見るような温かさを含んでいるようであった。
狂信者が走り去ったのを見てグラウンドに目を移す。
空から落ちてきた一人のジジイの手によって、趨勢が少年側のほうに傾いているようであった。
「……そろそろかしらネ♪
蟲獣をばっさばっさなぎ倒す老兵を見る。
持ってきた武器を使って奮戦している少年少女を見る。
そして、青い光を纏いながら蟲獣使いの攻撃をほぼ無傷で突破している”愛しの”少年を見る。
「杞憂だったみたいネ♪
女はふと何らかの気配を感じて、上空を見た。
昏く輝く巨大な緑色の眼が浮かんでいた。
その視線の方向は、怪物を率いて少年と戦う少女のほうを向いている。
それを見て女はあら。と呟く。
「……オンナノコのヒミツを覗き見しようだなんて、スケベなボウヤねェ……」
オシオキとして、その眼にピンク色な光景を上映してやろうかしら。そう思い女はどこからかフランクフルトを取り出し構えた。
ちんちんちんちんッ……!! ゴゴゴゴ…
構えたフランクフルトにしたたるウーマンの謎パワーが込められる。
そして、力を込めたそれを巨大な目に向けた放とうとしたその瞬間
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!! なんじゃこりゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」 OTL ガクッ ……
のしかかる重さは、したたるウーマンを拘束し身動きが取れない状態にまで追い込む。
何者かの攻撃だと判断した魔女は周囲にポーン……。チン・チン・ポーンと洗脳音波を放ち、ソナーの要領で周囲を判断する。
だが、すでに周囲はミサイルらしき飛翔体で包囲され、重力で拘束されている状態では、高速で飛来するそれを躱すわすことは不可能であった。
したたるウーマンはフランクフルトウォールを展開したが、すでにミサイルは壁の内側にまで入りこんでしまっていた。
………………
………………………………
二つめの世界で、ワーキングプア侍を仕留めてほしい――――
ミスター
その男の外観は、一言で言えばロボットというべき外観であった。
おおよそ2メートルの巨体は隅々まで武装が施されている。
頭部は少し滑らかな流線形。両手足をはじめとした体の各所についたロケットブースターのようなもの。
それらの要素を見ると、男はまるでロケットをモチーフとしたロボットのような恰好であった。
男はその外観の通り、美星町の上空を飛び回り、自らが消すべきターゲットを探していた。
男の名は
全身を機械で改造したサイボーグであり、ミスター慧眼人の造りあげた心因性の能力者である【
「クソッ。この俺様がこんなチンケなところで雑用かよ。【オールインワン】の奴らめ……!! 俺様が戦場に戻った暁には目にものを言わせてやる!!」
男はどこか、自らの任務を軽く見ている節があった。
現在彼が所属している【ComeTrue】は、三つめの世界で大規模な攻撃作戦を各地で展開中である。
その作戦においてその主力である【
_______それらは旧世界への
_______それらは新世界への
故に彼らは【
彼らはそれぞれの
彼らは絶望と欲望からそれぞれの固有の異能を生み出し、
【
【ジグラット】は、たった一人で警視庁本部を襲撃。その能力を用いて、中にいる人間を皆殺しにし、三つ目の世界におけるこの国の治安機能をすべて麻痺させるという大戦果を挙げた。
【MOTHER・D】は怪物を産み出す能力を持つ。その怪物は各地の戦線に投入され、既に膨大な戦果をあげていた。
【アベック・デストロイヤー】も”恋人持ちを原理不明・問答無用・絶対確殺する呪い”をもって、【オールインワン】に想像以上のダメージを与えた。
【ジュリエット】も強力なテレポート能力で【ComeTrue】の戦線を支えている。
このように、恐るべき星々は、みっつめのセカイにおいて厄災となった。
だが、【オールインワン】も無能では無い。
絶望を齎す流星に対しても、一歩も引かぬ奮闘でそれらに喰らいついている。
また、神浜市の例のように【オールインワン】の人々に協力してくれる人々も現れているようでった。
そんな中でROKET-MANは、各地に絶望を齎しながらも、【オールインワン】と現地の人々や治安維持組織との連携に敗れたのであった。
そして敗北した彼は、二つ目の世界での任務に駆り出されたのだった。
ワーキングプア侍――――
彼はComeTrueの本格始動の前段階の調査において、【オールインワン】の戦力と目された存在であり、計画遂行時には確実に戦場に現れるだろうと思われていた。
しかし、現在彼は秋月小雪の護衛として、二つ目の世界に配置されている。
現在、両組織の戦場はみっつめのセカイにあるものである。二つ目の世界は膨大な徳を持つ最重要人物がいるとはいえ、戦略上はあまり重要視されていない場所であった。
すなわち、自分は左遷されたのだ。ふざけるな!
自分はまだやれる! おのれ。こんな雑務はさっさと終わらせて、奴らに復讐してやる!!
サイボーグは、自らの置かれた状況に憤りを感じていた。
侍を探しながら空を飛ぶサイボーグは、ある高校の校舎の上に誰かが立っているのを見た。
彼の組織の中でも、その女の存在は酷く有名であるためか、彼はすぐにそれが誰であるのかを理解する。
「あれは……! したたるウーマン!?」
したたるウーマン。現在【ComeTrue】において最上級警戒対象とされる人物だ。
彼女については、組織のボスであるミスター慧眼人ですら”洗脳の危険性があるため任務外での一切の戦闘および接触を禁ずる”という指示を組織全体に出すレベルでの警戒を要する超危険人物である。
【ComeTrue】の一員が採る選択肢としては、彼女のことを見なかったものとし、この場から全速力で離れること。それが最善である。
だが、一度敗北し焦りを感じていた彼にとって、その存在は別のものとして映っていた。
(今ここで最上級警戒対象を狩れば、俺はその戦果をもって最前線に戻れるだろう。そうだ。俺は強い。こんなところでちまちま侍狩りに精を出す程度の男ではない!! 戦場に舞い戻って、必ず奴らに復讐してやる!!)
彼は、屋上にいたその女の周囲に、何らかの力場を展開した。
これは【
その名は【
自分の周囲に能力のフィールドを展開。その中にいる対象へかかる重力強度を変化させる異能である。
上限は物質の質量の何十倍で、下限は全くの無重力。
この能力によって、敵だけが重力に押しつぶされ、自分だけが重力の影響を受けないようにすることが可能である。
それは、相手だけに重力を押し付ける力。
一方的に押し付けられるそれは、まさしく暴力というべきものだろう。
早速彼はしたたるウーマンの周囲の重力を高め、したたるウーマンを押しつぶした。
したたるウーマンは、トラックにはねられても生存するくらいには頑丈である。常人がつぶれる強度の重力でも生身で耐えることができたようだ。
しかし、その重力は彼女をその場に縫いとどめるには、充分であった。
動きを止めた彼女に、ROKET-MANは無数のミサイルを打ち出す。
それを見て女はフランクフルトの壁を周囲に展開したようであるが、時すでに遅し。
かの魔女は、ここで討伐されるものだと思われた。
「Impossible n’est pas français ! 次元の壁よ何するものぞ」
何もないところから突如として現れたその男は、手にしたサーベルでしたたるウーマンに迫るミサイルをすべて払いのけた。
そして男がもう一度剣を振るうと、彼女にかかっていたはずの重さがなくなっていた。
「
「
「ええ。大丈夫ヨ☆ ナイスタイミングね! 助かったわ!!」
フランス人と名乗っていたが、彼の身長は現代の日本人がイメージするそれよりも背丈が低いようであった。
軍服を身に纏い、ロバに乗って駆け付けたその男。したたるウーマンの部下の一人であるようだ。
「クソ!! 護衛を一人隠してやがったか!! ……いいだろう。その護衛もろとも塵に変えてやる!!」
自らの攻撃を無効化されたROKET-MANは、自らの肉体をロケットのように変形させ、したたるウーマンに突撃を敢行する。
このサイボーグには変形機構が搭載されていた。
変形した彼の移動速度はその形状に恥じない速度。
マッハの領域に達した彼は、まさしくROKET-MANというべきものだろう。
再びしたたるウーマンの周囲の重力を限界まで高め、動きを拘束。それと同時に自らにかかる重力を無効化し、高速での機動を可能にする。
ミサイルを射出しながら標的へ向かうそれは、明らかに過剰だと思われる破壊力を有していた。
だが。
「はあ!!」
一喝と共にミサイルはすべて撃ち落され、
「ぐわあああああああああああああ!!」
サーベルはマッハで突撃していた筈のサイボーグの装甲を一刀のもとに切り伏せた。
「馬鹿な!? 如何なってやがる!! この俺の速度に追いついただと!? この俺の装甲をなぜこうも簡単にぶった切れる!? どうしてミサイルも効かない!? そもそも俺の重力空間の中でどうして真っ当に動けるんだ!?」
「簡単な話だ」
男は語る。
「不可能という言葉は、フランスには存在しないものでね。……いや、この国ではこういう言い回しで伝わっているのだったな……」
「吾輩の辞書に不可能の文字は無い」
そう。
次元を裂いて現れ、主の窮地を救うことも。敵の展開した能力を無効化することも。サイボーグの装甲を両断することも。ミサイルの群れを撃ち落とすことさえも。
死を超越して、現代に蘇ることさえも不可能ではないのだ。
彼は超越者。彼は不可能を可能にする力を持つ超越者なのだ。
「なんじゃそりゃ……ぐわあああああああああああ!!」
叫ぶROKET-MANの背後に何やらレーザー光線のようなものが当たり、彼の纏う装甲がこんがりと焼ける。
誰だと思い、彼は背後を見る。
その男は人造人間サイコ・ショッカー*1だった。
誰がどう見ても人造人間サイコ・ショッカーだった。
どう取り繕っても人造人間サイコ・ショッカーだった。
どうあがいても人造人間サイコ・ショッカーだった。
「オ〇ンポオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォオオ!!」
否!! したたるウーマンによって洗脳された彼は、人造人間サイコ・ショッカーにあってサイコ・ショッカーに非ず。さしずめ彼は
下劣……というより、幼稚極まりない雄たけびを上げる彼は、したたるウーマンの永劫洗脳によって
自らの能力が効かない相手がいる状態に加え、さらに増援を確認したROKET-MANは、全身のロケットブースターを起動。上空へと退避する。
しかし、そんな彼の横を、何やら砲弾のようなものが通り過ぎる。
背後には、全身をローブに包んだ不審者が憎しみに満ちた目をしながら、どこからともなく取り出した重火器でROKET-MANを撃ち落さんと猛っていた。
右手には8連装のランチャー。左手にはガトリング砲。さらに彼の後ろには40センチ口径はありそうな大砲が複数門に、レーザー砲が複数門が浮かび、敵対者へ攻撃を加える。
さらに無数の鉄球と鉄の棒が、敵対者を追うように礫となって襲い掛かる。
「貴様ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!! よくもしたたるウーマン様の御玉体ににすり傷をつけやがったなあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ降りて来やがれこの粗〇ン野郎!! 全身に■■の穴を増やしまくってやる!! 覚悟しろてめゴルァ!! てめえが手を出したのは全人類を救済に導く救世主たる御方!! 本来てめえのような〇無しがお目にかか(中略)とにかくてめえ死ねゴルアアアアアアアアアアアアアアアアアahhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhh!!」
明らかに過剰すぎる武装に物騒な発言をしたそのイカレマスクを見て、ROKET-MANは今日一番の恐怖を感じた。
クソ!! なんだその武装は!?
明らかに過剰じゃねえか!! そもそもどっから出した!?
さすがにそれ喰らったら死ぬわ!
こう内心で叫ぶ彼に追い打ちが迫る。
「したたる~~~~~~~~~~ビ~~~~~~~~ム♥」
その攻撃を見た時、彼の心にさっき受けたものよりも何倍も強い恐怖と、それを遥かに超える生理的嫌悪が迸る。
本能は叫ぶ。あれを喰らった食らったとき自分は人間として終わると。
避。否。死________!!
サイボーグはとっさに自身の肉体にかかる重力を最大限に強める。
限界まで高められた重力は、彼の身体を真下に引き込み、恐るべき怪光線の魔の手から救った。
だが、その代償は大きい。
その勢いのまま、彼は地面に墜落し、サイボーグの装甲は大きく割れる。
だが、魔女の視界から外れたのは僥倖というべきだろう。
あのまま空中にとどまっていたら怪光線を受けた可能性は高い。
これ幸いとばかりにROKET-MANは、這う這うの体で逃走を試みた。
こんなイカレた奴ら相手にしてられるか!!
嗚呼。こんなことなら欲を欠くんじゃなかった。畜生……。
涙目になりながらもROKET-MANは、命からがら逃げおおせることに成功したのだった。
「したたるウーマン様あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ大変申し訳ありませんでした!! 嗚呼、まさかボクが居ない間にこのような事態に陥るとは!! もっと早く駆けつけるべきところをボクは……これは腹を切って詫び
「大丈夫ヨ。
「!! したたるウーマン様……」
襲撃者が去り、変態どもしか残らなくなった美星高校屋上。
先ほど、敵襲に遅れてしまったことを誰よりも気にしている狂信者は、いの一番にジャンピング土下座をかましているところであった。
そして、許しの言葉を得ると、現場にいた超越者に八つ当たり責任を問う。
崇拝する教祖への襲撃に一番動揺していることは明白であった。
「
「どうどう。そこまでにしておきなさい
「いいえ!! したたるウーマン様。あの泥棒猫には一回ガツンと……」
「ほら、
そして、狂信者の罵声はこの皇帝の心に致命傷を負わせていた。
「吾輩は短小……。妻を満足させることさえできなかった小物。ロシア遠征に失敗してしまった敗北者……。やっぱり短いとダメなんだろうか……。吾輩の辞書に不可能という
「
したたるウーマンはいきり立つ
教祖であるしたたるウーマンは、洗脳を行わずとも人間関係を調整することに慣れているようであった。
なお、
バーサーカーと呼ばれる通り、彼にかけられた洗脳は理性を奪い、文字通り獣のような狂暴性を付与するものである。故に彼はこういった状況を何とかするだけの知能は存在しない。所詮はモンスターということなのだろう。
とりあえず彼は、おちこんでる
「そもそも、ワテクシ達が作りあげる楽園は小さな者から大きな者、一人ひとり違うその個性を尊重しあう真の理想郷ヨ。だから、小さいからってそれを否定しちゃダメよ」
(嗚呼。したたるウーマン様。貴女はなんと慈悲深い人なんだ。それに比べたらボクはなんと愚かなんだ……。怒りにまかせて人の弱いところをあげつらって八つ当たりをする。(中略)なんてひどいやつだ。生き恥……。(以下略))
「……申し訳ございません。したたるウーマン様。この私めの短慮で御座いました。嗚呼なんということだ。したたるウーマン様の
「う~~ん。
「……ごめんなさい」
どうしたものかと、教祖は頭を捻る。
彼女たちの神の降臨の日までに、一流の聖職者になってもらわなければならないのだ。
才能は充分。だが、まだ精神的に未熟に見える。
そうだワ!! と彼女は思いつく。
「
「!!」
「先ほどの襲撃者。あれを洗脳して捕らえて来なさい」
「仰せの通りにぃぃぃい!!」
(やったあああ♪ 勅令だ♪ 見てて!! したたるウーマン様!! 貴女の勅令、ボクが完璧にこなして見せますよ!!)
崇拝する存在からの命令に、
「
「■■■____________!!」
同行者をつける。
教祖の弟子は、その提案を聞いて明らかに不満な顔(と言ってもマスクで見えないが)をした。
「いい。今回、一時的に彼の支配権をあなたに預けます」
_____
すなわち、
それが意味することを弟子はよくわかっていた。
「したたるウーマン様!? それは……!!」
「彼を使いこなすのは大変だけど、アナタなら使いこなせるワ。頑張ってネ☆」
「……はい!! 頑張ります!!」
(そうか。彼に手伝ってもらうんじゃなくて、ボクが彼を使う……したたるウーマン様はボクを信頼してくれているのか!! よし!!)
こうして、したたるウーマンの一番弟子は、彼女の部下を率いて敵を倒しに向かう。
「行くぞ!! バーサーカー!! ボクたちの手であの不届きものに目にものを見せてやろう!!」
「オ〇ンポオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォオオ!!」
魔術によって召喚した巨大なフランクフルトの上に立ち、無数の兵器を伴いながら、天を征くは
洗脳によって強化された身体能力を用い、雄たけびを上げながら、地を駆けるは
2人の追跡者が狙うは教祖に危害を加えた不届きもの。
彼らはヤングストリートを舞台として、先ほどの襲撃者と激闘を繰り広げるのであった。
なお、不審者騒ぎに慣れているヤングストリート民にとって、これくらいのことは日常茶飯事。
彼らの戦闘中でも普通に店はやっているし、翌日には激戦の跡もなかったかのように営業を再開した。
流たちの打ち上げが台無しになることは無いので読者の皆様は安心していただきたい。
………………………………
………………………………………………………………
「彼の性格上、多少の命令違反も計算にいれて運用しているつもりだったが、まさかしたたるウーマンにエンカウントしているとは、さすがの僕も予想外だったよ」
暗黒を思わせるくらい部屋の中、スポットライトのような証明に照らされている超越者がつぶやく。
彼は、先ほど美星高校の上空に緑色の眼を投影し、グラウンドで行われていた少年少女の戦いに介入しようとした存在である。*2
彼の名はミスター慧眼人。権能とも呼べる力をもつ魔眼を持つ超越者である。
そして、先ほどしたたるウーマンを襲撃したROKET-MANの所属している【ComeTrue】の首魁でもある。
「あーあ。秋月小雪の護衛に充てられたワーキングプア侍を始末させて【オールインワン】の戦力を削ごうと思ってたのに、どうして余計なことをするかなぁ」
ROKET-MAN______少し前に【オールインワン】の戦力と交戦して撃退された敗残兵________を相性のいい敵にぶつけ有効活用。生き残ったら捨て駒として【VUM】にぶつけ【オールインワン】の目を【二つ目の世界】に向けさせる囮として役立ってもらう算段______そのついでに環いろはを始末できたら百点________。といった見通しをミスター慧眼人は立てていた。
しかしこのプランも、したたるウーマンというイレギュラーにわざわざ喧嘩売る馬鹿のせいで、白紙になった。
自身のプランを台無しにされたミスター慧眼人は不機嫌________にはならなかった。
「まあいいや。戦力の一体も削れなかったのは痛手だけど、もともと彼は捨て駒にする予定だったし」
それに。と続ける。
「したたるウーマン。彼女の戦力は未だ未知数。ここで彼に当たってもらうのは正直僥倖だったかな?」
ミスター慧眼人。彼はアカシックレコードの果てでさえも見通す眼を持つ超越者であることと、事情をすべて把握しきっていないことは矛盾しない。
彼は、あくまで”視ること”が可能であるだけだ。斜め読みしかしていない情報なら、その物事について誤解することもある。
また、彼が視ようと意識しないものに関しては、彼の頭の中に入ることは無い。
インターネットの検索のように、特定の情報だけを抜き取ることもまた容易ではなく、ある程度追跡や編纂などが必要である。
(それでも、目的に必要な情報の抜き出しと、それを自身の目的に合わせて利用する能力は超越者というべきレベルだろう)
無駄に多い監視カメラを一人で操作しているようなものだ。
膨大な監視カメラは、膨大な情報を集めはする。そこで犯罪が行われているなら見つけ出せるだろう。
問題は、その情報をチェックする必要があるということだ。監視カメラだけでは人は犯人を捕まえることはできないのと一緒だ。
膨大な監視データの中から、意識して情報を見つける作業工程が監視には必要なのである。
万物の監視が可能な超越者が【オールインワン】や【オリジン・ゼロ】を相手に一方的な勝利を得ていない要因は、そこにあるのだろう。
(無論、彼らがアカシックレコードを持っていて未来予知に対抗できるという点も忘れてはならない)
したたるウーマンは、その隙に入り込むのが上手であった。
一見して、ただの不審人物であるかのように振舞いながらも、影で何らかの目的を伴い行動する。
行動の痕跡はあれど、その行動・目的は不明。下手に放置しておくと【ComeTrue】の計画に支障をきたす恐れもあるという、未知の相手であった。
(現に秋月流と接触をしようと思われる行動が見られた)
そのくせ、くだらない行動が多く、常時監視しようとすると無駄骨になるケースが多い。
だが、目を離すとなんかどっか行ってしまい、追跡も困難。
どちらにせよ、非常に疲れるのだ。したたるウーマンへの対応は。
ミスター慧眼人にとって、彼女は警戒してもしなくても、対応に困る非常に厄介な相手であった。
「彼女は超越者を駒として使役している。この事実を知れたのは大きい。追跡しても追い切れないのは、超越者の力によって次元間移動をしているからだろう。【現代に蘇った■■■■■】……死を超えるという行為によって超越者になり、不可能を可能にする権能を持つ超越者。なぜこの女のしもべになっているのかはわからない。洗脳が効いたことから超越者の中でも下位であるだろうけど……警戒する必要があるな」
【超越者】。それはミスター慧眼人をはじめとした、法則を超えたが存在がカテゴライズされる特別な存在である。
彼らはそれぞれの方法で法則を超え、その方法に由来する独自の権能を持っているのだ。
ミスター慧眼人の場合は【視る】ことにまつわる権能であり、現代に蘇ったナポレオンの場合は【不可能を可能にする】ことにまつわる権能だろう。
ミスター慧眼人は、したたるウーマンが持つ特別な洗脳を施した
「さて、彼には充分に暴れてもらい、あの女が自ら選んだ精鋭……
超越者は戦いを視て、そこから情報を集める。
そこには未知の力を持つ伏兵への警戒が込められていた。
あと、警戒対象がようやく真面目に動いてくれたことに対しての安堵も込められていた。
「
自らの意志で洗脳を望み魔女に仕える狂信者。
主である魔女の術を受け継ぐ後継者。
真名「したたる狂信者・ガチ勢」
「
不朽の特殊合金にその身を纏い、超能力を駆使する驚異の人造人間。
立ちふさがる罠を破壊し尽くし、ただ暴れ狂うそのありようはまさしくモンスターと呼ぶべきものだろう。
真名「人造人間 チ〇コショッカー」
「
不可能という言葉の一切を否定するもの。
かつて西洋世界を征服し、文明に進化をもたらした偉人。
自らの復活という大偉業さえ成し遂とげ、世界間移動でさえ可能とする超越者は魔女のもとで何を求めるのか。
真名「現代に蘇った■■■■■」*3
彼らは【永劫催眠】という特別な催眠によって特別な力を得た【
彼らは7つの
【永劫催眠】それは、魔女の催眠の極致である。もともとの人格としたたるウーマンの都合の良い人格を繋ぎ合わせ、統合することで、連続性のありながらもしたたるウーマンに従う【
永劫に消えぬ催眠は、元の人格と混ざる不可逆な呪い。
魔女は、まるで自分のものに名前を付けるかのように、その印を刻む。
そう。これぞ人間を蟲畜生と変わらぬ存在へと変える業の極致。
一見して、自らの意志で魔女に仕えているようにみえるが真実は違う。
元の人格と連続性を保ちながら従うようになるからこそ、恐るべき業であるのだろう。
彼らは魔女に従う、偽りの騎士。
この中に、誰一人でさえ真っ当な人間は存在しない。
……………
………………………………
魔女とその従者は、ヤングストリートの方向に飛び去った二人を見送る。
「
「ええ。むしろ強くなくては困るわ。だって、あの子の成長にならないもの☆」
「つまり、実践を通して練度を高めさせたいということか?」
「うーん? どちらかというとあの子には、自信をつけてもらいたいわね♥」
したたるウーマンは、
無理もない。数こそ少ないが、周りにいるのは魔女が自らの目で見極め【永劫催眠】_______したたるウーマンの最高の洗脳術によって超人的な力を持った怪物たちであるのだ。
したたるウーマンの一番が取られないか心配なのだろう。
「だが、それで死なれては元も子もないぞ? ただでさえ戦力が足りていないのだ。少しでも消耗は少ない方が得策だと思われるが……」
「大丈夫♥ その時は、アナタが助けに行けばいいもの。それに……」
だが
「あの子は私の術を受け継ぐ後継者。それに見合う技を次々に吸収してくれている。必ずや我らが【フランクフルト教団】のための力になってくれるワ♥」
「なるほど。では、もしものことがあれば吾輩が助けよう。未来に可能性を遺すことか……。こうして現代に蘇ってその大切さがよくわかる」
「アラ。そういえばアナタも誰かに託した側なのネ。どう? 自分のやったことが未来に伝わったのを実際に見た感想は?」
かつて過去に生き、現代に蘇るという数奇な体験をした将軍は一体何を思ったのか。その顔は一言では言い表せない複雑なものであった。
その表情はきっと生半可な表現者には再現できないものであろう。
「……その時が来たら、ゆっくりと話すさ。我が妻によく似た娘よ」
その後、かつての将軍は明らかに苦痛に顔を歪ませた。
まるで何か苦しい思いを自分の中で吐き出す前触れのようなそんな形の歪ませ方であった。
「だが……これだけは言わせてほしい」
かつての偉人は現代社会に物申す。
「何故、吾輩のチ〇コのサイズを現代まで伝えた!?」
悲しいことに彼のチ〇コは、主治医や妻が「小児のようであった」と語ったという逸話が存在する。
また、1960年代にオークションで出品されたそれは3㎝だったという。
現代に蘇った彼は、当初自らの真名を名乗っていたという。
だがしかし、インターネットによって高度な情報化が進む現代社会において、それは自らのチ〇コのサイズを公表しているのと同じ。
言うなれば、下半身を露出しているのに等しい自殺行為であった。
現代社会に蘇ったばかりの彼には、そんなことはわかる筈もなく……。
蘇って最初に出会った、自分の妻によく似ていた女性_____したたるウーマンに話しかけてしまい……。
彼女からその弱点が公表されているという事実を教わってしまい、絶望したところを洗脳されたのであった。
彼はかつて世界征服に乗り出した、征服者。言うなれば秋月流の先輩でもある男だ。
そのカリスマと、超越者として身に着けた力があれば、巨大な勢力を創りあげる可能性も充分にあり得た。
だが、彼には運がなかった。
せめて、現代の知識を身に着ける機会があれば……蘇って最初に出会ったのがしたたるウーマンでなければ……。
そんな彼も、小さい人も大きい人も救われる世の中にするべく、したたるウーマンの
「さて向こうの戦闘も終わったみたいだし、あの子たちのフランクフルトをゆでながら待ちましょうか」
「……
指示をを受けた
それを見た教祖は満足気な顔をしながらそれに飛び込み、従者もそれに続いた。
(今回は戦力も整ってないし、小雪ちゃんのこともあるから見逃してあげるワ♥)
魔女は、膨大な【徳】を持つ愛しの少年のことを思う。
(幸い【徳】の扱いもできるようになったのはよかったワ。これでやりやすくなったもの)
したたるウーマン。
かの魔女は【フランクフルト教団】の教祖でありながら、自らの信仰する神とコンタクトを取れる巫女である。それゆえか、彼女はスピリチュアルに高い適正があった。
故に、彼女は一目見たときから気づいていたのだ。少年を守護する【地蔵菩薩に偽装された伊邪那岐命】に。
そして、彼の持つ膨大な【徳】に気づいていた。【徳】とは信仰に基づいて与えられる【神】の力。その力は因果すら曲げる力を持つとされる。
_________________彼女たちの目的に充分届くだろう力が、そこにあった。
(機が熟したら迎えに行ってアゲル♥ だってアナタは___________________)
トラックに撥ね飛ばされたり、かつての恩師に会ったり、次元の壁をうっかり超えたり、アンパンマンに計画を邪魔されるなど気まぐれに行動したり、失敗したり。一見フリーダムで無駄の多い行動ばかりであるが、彼女は一つの目的を見据えて行動していた。(寄り道したり、コロコロ行動を変えたり、わざと行動を取りやめたり、そもそも計画が杜撰だったりして失敗など真面目にやっているのかと疑いたくなる行動ばかりであるが)
外堀を埋める目的で接触した秋月小雪に、彼の持つ徳の殆どが与えられいると知ったときは計画が崩れる音が聞こえたが……幸いお〇ん〇んパワーが効いたのか、だんだんと治っているようだ。
あくまで今回は下準備。”本番”のために信仰パワーを送る信者を増やすこと。そして今の流の【徳】を使い彼の中に”種”を植え付けることを目的に動いていた。
(まあ、前者は達成したし、邪魔が入って計算が崩れたり、そも”種”も本番をやりやすくするだけで別に必須ではないためまあいいかと今回は放り投げた)
彼女の見据える本番は”秋月小雪”が完治した後。
”秋月流”に【徳】が返ってきてから。そのときまでの行動はすべて準備。
(__________________我らが造りし神
彼の【徳】をすべて遣い、自らの神を降臨させることそして
(_______________________そして
そして、その力をもって自らの楽土を創生すること。それが
(【
鎮とは鎮めること。安らぎの意味を持つ言葉である。
椿の花言葉は変わらぬ愛。すなわち永遠の愛である。
楽土では椿の花が咲き誇り、人は永遠の愛によって真の安らぎを得る。それが【フランクフルト教団】の最終目的。
__________________故に
それは人類が未だ造れぬ夢の世界。
歴史上、幾たびも試みられながらも誰一人として造ることの叶わない地上の天国。
彼女たちが追い求めて止まない、楽園である。
何よこれ…。ワナワナ
これじゃあワテクシ、ヒロインじゃなくてボスキャラじゃない!!
確かにワテクシの魅力は充分に伝わったかもだけども…。
この小説、敵キャラ多すぎて渋滞起こしてるじゃない!!
敵キャラ系ヒロインとか被ってるのよ!! 〇〇みたいに!!
書きなさい…もっと書きなさイ…!!
ワテクシのヒロイン力が伝わるようにもっと書きなさい!!
慧眼人ボウヤの事情とかいいから、もっとワテクシにスポット当てなさい!!
あッ!!
逃げやがった!! 洗脳されたふりだったのかチキショウ!!
待ちやがれ!!
フフフフフフランクフルト…。
隠れても無駄ヨ!!
したたるレーダー☆ 勃起!!
チン・ポーン…。チン・チン・ポーン…
(読者の皆様、読んでいただき誠にありがとうございます。汚い下ネタとか、色々な方面に喧嘩売る表現が多発したことをお詫び申し上げます。執筆者の皆様。今回、色々独自設定を増やしてしまいましたが気に入っていただけたら幸いです。)
____________そこか!!
隠れても無駄ヨ!! 喰らいやがれ!!
したたるゥゥゥゥゥゥ!! んビィィィィィム♥
____________________________!?
この話を読んだ読者の皆様。
この物語を紡ぐ執筆者の皆様。
この話を作るにあたって協力をしていただいたhasegawa氏。
そして、したたるウーマンを生み出した天爛大輪愛様。
皆様に鎮朕武羅舞等創世神様の加護があらんことを。
【フランクフルト教団サハラ砂漠支部S原】