絵描きのアローラ旅行記   作:ポケモン好きのエンジョイ勢

6 / 14
であいがしらのスカル団

ククイ博士に見送られた4人は野生のポケモンや道中のトレーナーとバトルしながらハウオリシティを目指して歩き続けていた。

 

その道中、ふとミヅキはルリに問いかけた

 

「そう言えば、ルリはどうしてトレーナーになったの?」

 

そう言われると少し顔を暗くしてルリは言った。

 

「私がトレーナーになったのは、二年前アローラ地方に行った兄さんを探しに来たんです」

 

「お兄さんを探しにアローラに来たんだ、元々は何処かの地方に住んでたの?」

 

そうハウが問うと微笑みながらルリは答えた

 

「はい、私と兄さんは元々ガラル地方出身なんです」

 

「ガラル地方…まだ見た事ないポケモンが居るのかなぁ」

 

「いいなぁおれも行ってみたい」

 

ミヅキとハウは未知の場所であるガラル地方を思い浮かべてワイワイしていた。

 

「その…お兄さんの容姿とかは分かりますか…?」

 

リーリエがおずおずとルリに問う。

 

「はい、兄さんはサラサラした銀髪でよくサングラスを付けてました、それと…でんきタイプのポケモンを手持ちにしてましたね」

 

「なるほど…私もククイ博士に連絡して探してみますね」

 

「ありがとうございます」

 

「あ、見て!ハウオリシティが目の前だよ!」

 

ミヅキのそんな声と共に4人は駆け出した。

 

 

「お、新人トレーナー達だぜ」

 

「へー良いポケモンじゃないですか…奪ってしまいましょうか」

 

「賛成ッス」

 

木の影で怪しい三人組がそんな4人を見ていた。

 

 

ーーーー

 

4人はハウオリシティに入ると真っ先にポケモンセンターへ向かった。

 

いくらきずくすりで回復しているとはいえ、それで大丈夫なほどポケモンは頑丈ではない。

 

ポケモンセンターはポケモンの回復も行うが、同時に健康かどうかの診断も行っている。

ポケモンの体調管理もトレーナーの義務であり、コンディションを見ながら適度に休ませる事も大切なのだ。

 

ジョーイさんへポケモンを渡すと、4人はそのままフレンドリィショップへ向かった。

 

きずくすりやモンスターボールなど必要なものを購入し、ポケモンセンターへ戻る。

 

ポケモンセンターへ戻れば、元気なパートナー達が笑顔で4人を出迎えた。

 

「貴方達のポケモンは元気になりましたよ、大きな怪我や病気もなってなかったので早く終わりました」

 

そう言ってジョーイさんは笑いながら三人にポケモンを返す。

 

ポケモンを受け取ると、4人は目的地であるデパートを目指してポケモンセンターを出た。

 

「おおっと!」

 

「何処かに行く前に」

 

「私達と勝負ッス!」

 

しかしタイミングを見計らったように、三人の男女が現れる。

 

「な…誰ですか貴方達は!?」

 

ルリは驚きのままに誰何する

 

すると三人は変なポーズをしながら自己紹介をした。

 

「ふっふっふっ、俺の名はジル!」

 

「僕の名はハーブ」

 

「そして私の名前はシルフッス!」

 

「「「悪名高きスカル団だ!!」」」

 

「スカル団…って何?」

 

ミヅキは本当は知らないらしく、そう言って頭をかくんと傾げた。

 

そう言われると三人は綺麗にズッコケた

 

「えー…ミヅキ知らないの〜?」

 

「スカル団って言うのは…地元の不良です」

 

「…地元の…不良…」

 

ハウののほほんとミヅキに問いかけ、その問いにリーリエが答えた。

そしてルリはその評価に微妙な顔になる。

 

地元の不良と言われた時、また三人はズッコケた。

 

「確かに地元の不良みたいなもんだが…」

 

「だからって舐めてかかると」

 

「痛い目見るッスよ!」

 

三人は起き上がるとモンスターボールを手に持ち構えた。

 

「「「さぁ、勝負(ッス)!」」」

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。