其の神話は、絆を繋いだ   作:風峰 虹晴

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初投稿です()


前奏
EP1 誕生


 2015年、とある日の夜。神奈川県芦ノ湖北岸付近に位置している第3新東京市は、混乱に包まれていた。

 

「…………………」

 

 40メートル程の人型の巨躯は、言葉を、声すらも発さず。されど目的を見据えて歩き続ける。

 其の巨躯を駆る物は「使徒」という名であり、人類の「敵」として攻撃を受ける。

 

 国連軍の歩兵が、戦車が、VTOLが、その攻撃を全くの意に介さず、反撃を受けて破壊される。

 国連軍の最終兵器、「N2地雷」も、体表を焦がすのみに留まった。

 

 移動を再開した使徒は、足を動かす。目から放たれる熱の本流が、第3新東京市を破壊し、目的までの障害(特殊装甲)を、一気に溶かす。

 目的地は、地下。「特務機関NERV」の基地、ジオフロント。其の先にあるモノを目指し、侵攻を続ける。

 

 しかし、NERVもそれを黙って見ていない。

 国連軍から指揮権を交代したNERVは、対使徒を想定した兵器を投入する。

 

「汎用人型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオン」。NERVが有する対使徒用の兵器、その初号機が、侵攻する使徒を食い止めんと立ちはだかった。

 

 

 

 

 

 が、

 

「初号機、頭部破損!完全に停止!」

 

「エントリープラグを強制射出!」

 

「ダメです!初号機、反応しません!」

 

「シンジくんッ!」

 

 NERV本部内では、オペレーターである伊吹マヤの報告に、作戦指揮官である葛城ミサトは、動揺を隠さずにいた。

 希望であるエヴァ初号機は、パイロットと共に完全に沈黙。そのことに、NERV職員は絶句していた。

 総司令である碇ゲンドウと、副司令である冬月コウゾウを除いて。

 

 

 

 

 

 しかし、

 

「新たな反応!?これは…パターン青です!」

 

「2体目の使徒!?」

 

「シュアッ!!」

 

 銀の影と使徒が、接触した。

 使徒の巨躯が浮き、沈黙した初号機から離れるようにして吹き飛ばされる。

 

 全員がモニターを注視する。

 影が、第3新東京市の夜に、其の姿を露わにする。

 侵攻していた使徒と、同じぐらいの巨躯であり、その使徒よりもよりヒトに近い形をしている。

 筋肉質な銀の体に銀の装甲を身に纏う。吹き飛んだ使徒を見つめる双眸は白く輝き、胸にあるV字の水晶は、生命の如く赤く、輝いていた。

 

「使徒…?」

 

「使徒が使徒を攻撃した…?」

 

 その光景に、皆困惑を浮かべる。

 それは、総司令と副司令も例外ではなく、

 

「どういうことだ?」

 

「……わからん。シナリオにはない展開だ」

 

 銀の使徒は、倒れた使徒に向けて構えを取る。

 彼は、後にこう呼ばれる。

 

 

 

「絆の巨人」と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──────────

 

(………ふわぁ…)

 

 よく寝た…。アホほど寝た…。今までの人生の中で一番寝たわ…。

 

「できた!できた!」

 

 んん…?なんか聞こえる…。

 

「うごくかな?」

 

 クソッ、寝起きだからか目も耳も鈍いし動きにくい…。さっさと起きやがれマイボディ…。

 

「!うごいた!がんばれ!がんばれ!」

 

 …?よく聞こえんが応援の声とみた!なんかよくわからんがとりあえず起きろォォォォォォ!!

 

 

 

 ……うん?よく見たらここどこだ?

 というか広すぎん?ホワ○トハウスの敷地でもここまで広くはないぞ?

 

「たった!たった!」

 

 そしてさっきから聞こえるこの声は誰の声だ?少なくとも俺の知人ではないぞ…。

 周り見渡してもおらんのやが。マジでどこだ?というかなんだこれ?水…?なんか黄色くない?

 

「?こっち?こっち!」

 

 下?

 

「(⚪︎ ⚪︎)」パタパタ

 

 なんかめっちゃ手を振ってる小人の幼女?がいる。

 なんか仮面つけてるし…。……………この仮面どこかで…。

 

 …。

 

 ……。

 

 ……………………………。

 

(おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!??)

 

「?どしたの?」

 

 アイエェェェェェェェェェ!?リリス!?リリスナンデ!?えっええええっエヴァ、だとぉ!??!

 

 ッスー…。落ち着け俺ェ…。まだ慌てるような時間じゃあない。

 仮面だけだ。仮面だけ。まだ仮面だけじゃないか。(3段階認証)

 

 リリスっていうのはこう…白くておっきくてだな…少なくともエヴァより少し大きいぐらい…。

 

(いたわ)

 

 俺の上におるわ。わぁ、おっきいね()

 なるほど、この幼女は分体的なアヤナミ的なアレなわけね。あ、足が普通にあるわ。ウネウネで「うわっ。」ってならなくてよかった。

 

 じゃなぁい!じゃあエヴァじゃん!じゃあこの水もしやLCL!?なんか多くなぁい?そんな唐突にエヴァの世界来ることある!?トラックさんのお世話にはなってないしめちゃくちゃ自室でスマホ触りながら寝てたぞ!?

 

「?たのしそう」

 

 その発言には首を猛烈に振っておく。縦じゃないよ、横にだよ。

 

 

 

 というかだ。

 

(なんだこれ…?)

 

 見え得る限りの自分の体なんだが…どう見てもヒトの体じゃない。

 銀色だし、筋肉質だし、なんか装甲っぽいのあるし…。

 

 うーん…なんか思い出せそうなんだけどな…。でも間違いなくエヴァではこんな銀色のやつなんていないしなぁ…。

 うーん…

 

「なやんでる?かんがえてる?」

 

(いえすいえす。自分の姿が見たくてだな…)

 

「…こっちみて」

 

 水素の音〜?何も開けるものはないぞ?

 まぁ冗談はさておき、リリス(仮)の言う通りリリスの方を見r

 

 くぁwせdrftgyふじこlp!?

 

 ぬお゛ぉぉぉぉぉ!!?一瞬めちゃくちゃ痛かった!!過負荷で頭がやばかった!┗(^o^)┛パーンってなった!

 

 視点がめっちゃ低いんやが。

 さて?何が起きた?色々起きすぎて「もうなにも怖くない」状態で頭に例のBGM流れてたのにブッチされちゃったじゃん。ぷん↑ぷん↓

 

「(め、いっしょ。これでみえる)」

 

 お、俺の口が勝手に喋って…!?いや、お、俺の口じゃないッ!これはリリスの口!?俺の口がリリスの方で!?

 まぁ落ち着こうや(明鏡止水)。

 なるほど(アイデア成功)。これはエヴァのシンクロ的なサムシングな訳ね。あいや理解した。

 さて俺のご尊顔はっと。

 

 

 

 

 

(嘘だろ…マジか…!)

 

 この過剰な情報の中、良くて悪くない、悪くて最悪の情報が続いていた中、唯一、この情報は嬉しいと思ってしまった。

 俺が大好きな憧れのヒーローに、俺は成っていた。

 

 

 

 俺は、ウルトラマンに、なっていた。




主人公:目が覚めたら情報の津波に流された。大好きで憧れのウルトラマン・ザ・ネクストになって嬉しい

リリス:主人公作った。アルビノ幼女が新劇のリリスの仮面つけてる。本体は上の方で浮いてる。

ストックが出来たら続きをあげます
トッモの激励のある限りは続けようと思います
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