其の神話は、絆を繋いだ   作:風峰 虹晴

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シン・エヴァを2回見ました


EP19 時間

「シンジくんがいないぃ?」

 

「そうなの……。ったくもう、どこをほっつき歩いてんだか……」

 

 俺が頭の中で猿蟹合戦Ver.EVAの妄想をしてると、ミサトさんがそんなことを言ってきた。

 シンジくんは絶賛バックれ中。わかるよぉシンジくん、寒い中オフトゥンの外に出たくないよねぇ……(???) え?この国常夏?ッスー……

 

「だからマキちゃん、ちょっち一緒に探してくんない?」

 

「アイ、じゃあ()こっちの方探すんで、ミサトさんそっちの方オナシャス」

 

「えぇ、わかったわ。悪いわね、休憩中に」

 

「うんに、モーマンタイ」

 

 そう言うとミサトさんがシンジくんを探しに行く。シンジくんが原作でいた場所はあっちだってわかってるし、直ぐになんとかなるでしょ。完璧ダァ……!

 さて、曲がりなりにも俺はこうして「仕事」を依頼されてるわけでいないとわかりながらも探さねばならぬ訳ですよ。

 というわけで俺は今からフリー!更にそこに加えNERV本部にはいつもより人がいない!

 

神は言っている、自由に散策しろと。

 

 ヒャッハー!!エヴァ世界を堪能するこの貴重なチャンス!ハイスペックボディの五感をフルに使って限界オタクと化すこの俺を見届けてもらおうか!

 

(ンイッヒィィィィィィィヤァァァァァァァァァァ!!)

 

 さて、まずはどこから探索してやろうか……!!

 

 

 

 

 

「あぱ^〜……^」

 

 タノシイタノシイタノシイ!俺は今エヴァ世界を満喫していると自負していると自負したい!!しかも巡る理由がちゃんとあるから罪悪感ナシ!なんて奴だ……!(畏怖)

 

「んひぃ^〜」

 

 俺は今14歳の乙女を自称するにはあまりにもだらしねぇ♂アホ面を晒しながらNERV本部内を練り歩いている希ガス。

 しかしそれは大した問題ではない!だって人と会ってないもん。

 

「たっのし〜!」

 

「あ、マキちゃん」

 

「アイッ!?」

 

 アイエェェェェェェ!?ミサト=サン!?ミサト=サンナンデ!?

 あっ、隣にシンジくんいる。つまりアレかな?リリス(本体)でも見せに行くのかな?

 そういえば、リリスの本体は向こうにいる時は最早風景レベルで見慣れてたけど、こっちではまだ見たことないなぁ……まぁそれもそうか、ずっとNERV本部の奥底に磔にされてんだから。

 ……ん?俺NERV職員のハズなのにレベルEEEに使徒が侵入したらウンタラカンタラの話聞かされてないよな……?ちょっとガバガバじゃね?

 ……もう、いいや……(思考放棄)

 

「ありがとうマキちゃん」

 

「いえいえ、仕事ならいつでもWelcome」(失言)

 

「なら、マキちゃんもちょっち付き合ってくんない?」

 

 えっ///そんなミサトさん///俺達女同士(魂異性)なのにっ///

 …………ヴォエッ!!ぺっぺっ!こんなクソみたいな自分の発言想像しただけで不快な気分だぜ!ハッ!まさかこれが使徒の精神攻撃……!?(違う)

 まぁとりあえず、ついていきますかね。

 

「いいですよ。今の仕事はミサトさんの手伝いですから」

 

 

 

 

 

「これって……まさか、エヴァ?」

 

「違うわ。この星の生命の始まりでもあり終焉の要ともされている第二の使徒、リリス」

 

 …………あぁ、めっちゃ久しぶりだなお前。あの時は下半身もあったし腕も固定されてないし、ただただ浮いてる風船みたいな奴だったけど。

 うーん、なんかよく知ってる風景が祀り上げられてる感覚で違和感。エヴァファンならざる感性を感じる。

 こうしてあの仮面を見ると、リリスと過ごした日々を思い出しすなぁ。例えば、自分の姿を見るために無理矢理シンクロされたこととか……。

 

 ─────あれ?俺って数百年の間何してたっけ?

 

「いっ────!?あっ……かっ……!!?」

 

 痛ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!??なんだこの……頭痛!?え、なんで……急に……!!?

 クソッ……痛みと……ついでに疲労で……ちょっと意識……や……ば……

 

「まきちゃん?マキちゃん!?マ──────────」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──────────

 

「おきた!」

 

(……………………あぇ?)

 

 なんでリリスが、今俺の目の前にいるんだ?

 

 …………………………?

待て待て待て待て俺はさっき頭痛で倒れて(?)そしてらなんか月に似た感じの場所だなって思ってたらリリスがいてだな……!

 というかリリス小さくね?豆粒じゃん。……あっ、俺今ザ・ネクストになってんのか……そりゃ小さいわ。

 

「えい!」

 

(エッヒャア!?)

 

 え!?何!?叩かれた!?めちゃくちゃソフトでむしろおてて柔らかくて癒しだったけどリリスに叩かれた!?おぅん……夢だとしてもYouはShock……!!

 

「じかんない!」

 

(…………ッ!?今、なんつった……!?)

 

「?じかんない?」

 

 じかん……時間!?()()リリスが!?アホほど説明しても1ミリも理解しなかったあのリリスが!?

 クッ……やはりこれは夢か!つまり目の前のリリスは偽物ッ!まさかまた使徒の精神攻撃だというのか!?キエェェェェェェ悪霊退散悪霊退散!(バッサバッサ)

 

「にせものじゃないもん!」

 

(ファッ!?ウーン……)

 

 リリスに怒鳴られた……!?そんなのリリスの………………あれ?なんだっけ……?

 クソッ、月でリリスと一緒にいた頃とは全く違う現象に俺の頭痛がマッハでフルスロットル。ンヒィ↑

 

(で、結局これは一体全体どういうことなんだってばよ)

 

「えっと……わたしは()()()。マキのことを、ずっとずーっとまってたの!」

 

(えぇ……)

 

 ちょっと説明不足すぎんよ〜……ここにきてリリス本物説が補強されるとは思わなんだ……。

 

(えっと……いつから?)

 

「ん〜〜…………ばいばいしたとき?」

 

 それってぇ!数億年前ですよねぇ!?ハァ〜〜〜……アァァァァ↑↑↑!!(罪悪感)

 めっちゃ待つやん!申し訳ねぇ……!俺最近まで月で気ィ失いながらエヴァ見てたわ。折角ならリリスと一緒に見たかったなぁ……。

 

 ……………………ん?なんで、リリスは俺の名前知ってるんだ?俺ってば自分の名前決めたのミサトさんに海でキボウノハナーしてたのをドナドナされた後だったのでは?

 

(……リリス。なんで俺の名前知ってるんだ?)

 

「?さいしょにあったときに、おしえてくれたよ?マキが()()()()おしえてくれたから、よくおぼえてる!」

 

 最初……?俺がこの世界に来たとき?俺ってリリスとシンクロして自分の姿を確認してから……そっから……えっと……何してたっけ?

 

「あ!そっか!」

 

 リリスが何かし始めた。え、何これ?儀式?スニークミッションとかなの?

 あ゛ぁ〜……ぜんっぜん思い出せん。記憶力アホほどいいのにこういう大事なこと忘れるとか変に人間味が〜……

 

「えいっ!」

 

(え゛っ)

 

 ガァン!!

 

 い、痛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!??リリス一体何で殴ったぁぁ!?俺の頭から金属同士でぶつかったときみたいな音がするんだけどぉぉぉぉぉぉ!!?

 ぐぅぅぅぅ……あ、頭痛い……物理的にも痛いけど、なんか普通に頭痛が…………!!

 

 

 

『俺は響 真木!お前はリリス!Do you understand!?』

 

『いえっさー』

 

 

 

 思い……出した……!!綴る!

 

 

 

『えっ、何この謎肉は……(困惑)』

 

『マキみたいなのつくろうとしたら……』

 

『……処分コースか?』

 

『やら!』

 

『ええ…………』

 

 

 

 やべっ、変なのまで思い出した。何を綴ろうとしてんだよ。ここ変な電波飛んでね?頭にアルミホイル巻かなきゃ……!

 ……そうだった。俺の名前、前世の俺の名前、忘れたままだった。最初っから()は、「響 真木(マキ)」だったんやなぁって……。

 ……勢いで記憶喪失なんてミサトさんとマキちゃんに言っただけなのに、本当に記憶喪失だとは思わなんだ。

 

 ま、そんなのどうだっていいんですけどね!結局俺は俺だし!これからは「マキ」だし!

 でも、ちょっとスッキリしたかな。

 

(……ありがとうな、リリス)

 

「もーまんたい!……これもおしえてもらった!」

 

 リ゛リ゛ス゛ち゛ゃ゛ん゛は゛可゛愛゛い゛な゛ぁ゛!!!!!(クソデカ大声)守りたいこの笑顔。故にハッピーエンドを目指さねばならぬ。

 

「あった!しゃがんでー!」

 

(ん?おう)

 

 あったってなんだ?生きるってことさ(自己解決)

 俺はリリスの言う通りしゃがんでみる。それにしてもこうしてこの体でヒトの大きさと面すると、自分のデカさが身に染みる……染みすぎて染み大根になっちまうぜ……。

 

「これ、どーぞ!」

 

(せんくす。………………オファッ!?)

 

 ちょっおまっそっ……それぇ!!リリスの仮面じゃねーか!!

 激レアアイテムがこれを前にすると「低確率の分際でスイヤセン……」って土下座しながら宙を舞うぞ!?ほぼユニークアイテムだゾ!?

 ……なんか俺のエナジーコアに吸い込まれていったんやが。ンンンwwwwwファーwwwww(思考停止)

 

 ……待て、まだ思考停止する場合ではござらん(武士魂)今リリスが俺に仮面を渡したってことは……リリスは今、素顔?渡された物のインパクトが強すぎて気付いてなかったんだけどそっちの方が重要じゃんアゼルバイジャン。

 見たくない!けど見たい!ビクンビクン 俺の好奇心が「はよ見ろ」と轟き叫ぶぅ!!んじゃ見るぅ(クソザコ自我)

 

「えへへ……そんなみつめられるとはずかしい……」

 

(………………(絶句))

 

 リリスお前……この状態の俺の目線とかわかるもんなのか……!いやわかるやろ、普通に考えたら。いやでも割とサイズがでかいからわかりづらい……?

 いやそうじゃなくて、リリスの素顔なんだよ。リリスの笑顔は確かに歪みが無さすぎて浄化されそうだかそうじゃないんだ。

 

 リリスの顔は、一般の違いもなく、響マキ()だった。

 つまり俺はリリスだった……?いや、これは俺がリリスそっくりの(息子)説……?ま、ママァ……(通常運行)

 

 グラッ

 

(おうっ……?)

 

 なんだァ……コレェ……?リリス、揺れた!

 ぐぅっ……また意識が……ハザードトリガーの副作用かな……?

 

「よかった……まにあった……」

 

(リリス……)

 

「これで、またあえる!だからまってて!」

 

 えぇ……一体なんの話だよ……。でもまぁ……気楽に待ちましょう。ゲ○ダン踊りながら……。ゆーれるまーわる……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──────────

 

「…………!…………ゃん!マキちゃん!」

 

「アッ!(スタッカート)」

 

「良かった……」

 

 こっ、ココア……!?あっ、ミサトさん、それにシンジくんも……顔面偏差値高すぎて酔いそう……(興奮)

 今は……NERV本部の地下のリリス(本体)がある場所か……。というか、俺もしかして凄い長い時間寝てたのでは……?

 

()、どれくらいの間寝てました?」

 

「え?ほんの10秒ぐらいだけど……。でも、凄く心配したわ……」

 

 ファッ!?あのクッソ濃い時間が10秒!?うせやろ?圧縮しスギィ!頭おかしなるで……。

 …………本当に頭おかしく、いや、体おかしなった。クッソ頭痛いし、体が燃えるぐらい熱い。

 

「マキちゃん大丈夫……?貴女は非戦闘員だから、退却しててもいいのよ?」

 

 ウーンこれは本当に申し訳ない(無能ボイス) しかしシンジくんとレイちゃんの勇姿は見届けねばならぬと(決意) こんなもん寝てりゃ治んだよ!

 

「作戦は参加します。……でも、ちょっとお言葉に甘えて休もうかな」

 

「それがいいわね。先に戻ってていいわ」

 

 Foooo↑!やっぱミサトさんを……最高やな!

 

「マキ、本当に大丈夫?」

 

「おうよ。()ってば天↑才↓だからぁ?(無関係) だから、シンジくんも頑張るんだZ!!」

 

「……うん」

 

 オロロロロ?あんまり乗り気じゃない?……いや、シンジくんは出来る男……いや、漢!シンジさんを信じろ!

 では、俺は寝るッ!!……でも、レイちゃんいないから安眠できるかな?……レイちゃんのプラグスーツって、予備あったっけ?




主人公:ガチで記憶喪失だったけど頭パッパラパーだし即解決したのであんま気にしてない。リリスは本当はママンだが扱いは娘。

ミサトさん:有能。いい人。デキる女。主人公にとってはそう思われてる。いい香水使ってる。

シンジくん:主人公の説得では決心が固まりきらなかったけど、ミサトさんに対してもあんまし反抗もしなかった。漢の素質と男の娘の持つと皆に信じられている。

リリス:最早メインヒロイン。レイちゃんの方にある魂から分離した()()()の部分。故に主人公と過ごした記憶は全て持ってるし、なんなら主人公が無くした記憶持ってた

シン・エヴァを見たことにより俺の二次創作意欲は天元突破グレンラガン
ついでにゴルシのお陰で主人公をもっとおかしく出来そう

赤い変態さん☆9評価、アカサタナハさん☆8評価ありがとうございます!

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