※ネタバレはしません。
「──────────」
『─────。──────────」
『──────────」
「───────────────」
「…………………………」
暇だ…………一番忙しいはずの状況なのに仕事中過去一にやることがなくて笑っちゃうんですよね。
ドーモ、響マキ=デス。現在対ショック姿勢で部屋の端っこで小さくなって気配を消してます。気配遮断はオタクの必須スキル。習得していて損はありませんね。
ドン、ドンドンドンドン、ドンドンドン
めっちゃ外から爆発音が聞こえてくるんやが。あと衝撃がすごぉい!
多分気を引く為の通常兵器の花火大会を開催してるんだと思う。なんかそんな報告が聞こえるし。
見てみたいけどな〜俺もな〜w どうせならあの大量の誘導弾とか砲弾を生で見たいという相田スピリッツが俺の魂に揺さぶり掛けまくりんぐ。でもそんなことすると第六使徒の加粒子砲でジュワァァァァですよジュワァァァァ。
……このウルトラマンの体で本気であの加粒子砲を受けようと思ったらどれくらい耐えられるのだろうか?普通のウルトラマンならともかくザ・ネクスト、それもアンファンスだからなぁ。バリアも使えなければ空も飛べねぇぜ。でも嫌いじゃないわ!!むしろ好き!!(ナルシスト)
それにしても暇だァ……むしろ何もできないことに罪悪感を感じる今日この頃。狂いてぇ……(発作)
(あっ、そうだ)
さっき零号機の調整をしてたときに仕込んだやつの……あった。
テッテレ〜、レイちゃんとの通信機〜!いや〜徹夜(平常運転)で作ったやつを折角だから仕込んどいたれw と思ってたやつがこんな場面で役に立つとは……。これさえあればレイちゃんとお話が出来ますよ!(作戦中に気を抜かせるクズ)
あほれ早速明日に向かってスイッチオン!
「レイちゃ〜ん?」
「……?マキ?」
「おおっ、そうだよ〜マキダヨ〜」
おぉっ!成功成功。整備の仕事で身につけた技術は伊達じゃない!労働で得た数少ないものである。他に得た物の例に金がある。
うんうん、ノイズも酷けりゃ音も小さいがウルトライヤーによってその問題はフヨウラ!俺専用機といっても過言ではないのでは?
しかし隠れて喋んなきゃいけないのは悲しみ。俺ってば通話の時の声が大きいことで有名だからさ(大嘘) ちょっと不便……感じるんでしたよね?
「今の御気分はどう?レイちゃん」
『……よく、わからないわ』
凄くレイちゃんらしい回答を貰い嬉しい反面どう反応したらいいかわからない今日この頃。
『……でも、マキの声を聞いて、少しぽかぽかする』
「えっ!マジ!?あぱ^〜照れる^〜」
まさかそんなレイちゃんから百合百合した回答が頂けるだなんて……俺、感激!俺もレイちゃんの声が聞けて嬉しいよチュッチュッ
……ヴッ、チュッチュッとか言ってる俺に吐き気が……。己ゼーレめ……ぜってぇゆるさねぇ!!
くっ……もっと俺の技術があれば録音機能を追加していたのにッ……!これじゃあレイちゃんの百合ボがもう一度聞けないじゃないかッ……!未熟な俺を許してくれ……!
『私、頑張るわ。マキと、皆の絆の為に』
「いい物抱えてんじゃんアゼルバイジャン。なるべく怪我だけはしないようにね!」
『……うん、ありがとう』
プツッ
思ったよりレイちゃんが大人でちょっと泣いた。なんで俺地球の危機に面しているはずなのにこんな呑気に涙流してんだろ……(激遅)
「13、12、11……」
おっ、遂にまで残り10秒か。そろそろ本気で対ショック姿勢を固めておこう。
「10、9、8……」
この第一射は「序」の通りならば惜しくもコアを捉え損ねて仕損じる。…………観てる時は何も思わなかったけど、こうして自分で整備してみると……結構クるものがあるな……
…………ワンチャン成功しない!?いや、成功するはず!だって俺が整備に加わったんだぜ!?いけるって!(過大評価)
「7、6、5、4……」
それにしても絆……絆かぁ。やっぱ
だとすると、やはり絆は重要な要素なんだよな。レイちゃんは、皆との絆で、エヴァに乗ってる。
「3、2、1」
俺は、皆とちゃんと絆を繋げているのだろうか?
「発射!!」
うおっ、眩しっ!何の光ィ!?目が、目がァァァァァァァァ↑ァァァァ↓!!何のこれしきィ!(回復力EX)
それにしても凄い火力ダァ……眩しすぎて画面が真っ白だぜ。というか振動が凄い。震度4ぐらいは軽くあると思う。流石スパ○ボにも出演できるだけの火力はあるぜ。
「キャアァァァァァァァァァァァァォォォォォォォォォォォ!!!」
うるせぇ!!悲鳴の声が高すぎて最早超音波。サイレンヘッドかな?ハリセンボンボディだけど。
うわぁ……血が……めっちゃ学校にもかかってるじゃん……アレ掃除するってマ?学校関係者がやらなくてもいいとしても俺はやんなきゃじゃん。間近で掃除してたらSANチェック不可避だわ。
「やったか!?」
駄目だ!このセリフを聞いた瞬間「ワンチャンやったんじゃね?」という薄命美人な甘い認識が悪いおじさんに連れてかれた!!連れてかないで!!連れていくなら俺を!!(厚命)
「外した!?」
やっぱりな♂仕方ないという許容の心(ボトボド)
「目標に高エネルギー反応!」
「衝撃に備えて!」
出来てるよ……!(ラブ&ピース並感) ハッピーエンドには必要な要素だとぼかぁそう思いますね。
ドガァァァァァァァァァァァン!!!
ンヒィ↑(恐怖) この揺れは……ファーストインパクト!?(錯乱) やべ、急いで頭守らないと(記憶喪失並感)
まぁ正直第五使徒に鞭でしばかれ続けるよりマシだよね。俺一生第五使徒に頭上がらねーわ……アイツコワイ
レイちゃんは大丈夫かな?まぁ多分零号機に乗ってるし俺達に比べたらそんな大事じゃないっしょ。
……………………やっぱ気になる!!というわけで通信機のスイッチオン!
ザ──────────
なんかノイズ酷くない?お前の通信機って醜くないか?叩けば治るか……?(握力114kg)
「くっ……いっ……!」
ほ?え?何これ……レイちゃんが苦しんでる?何で?零号機と盾は一発目じゃ被害ナシだろ?ヤバイのはこの後の第二射であって……
(……まさか?)
─────モニターには、盾が半溶したことと、エントリープラグ内のLCLの水温が上昇していることが示されている。
…………行かなきゃ。このままじゃイカンでしょう……!!
「ぐっ……いったた……アレ?マキちゃん?」
俺は、ドアを破壊するように勢いよく外に飛び出た。
「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ……!」
このままじゃ二射目でレイちゃんが、シンジくんが、皆が死ぬ。ハッピーエンドどころか、バッドエンドだ。
(そんな現実をひっくり返す!)
ウルトラマンとしてのプライドを賭けたこの瞬間……繋いでみせるぜ!!
主人公:今回ほとんど出張作戦室の端っこでジッとしてただけの最早モブ。ウルトラマンとして走り始めた。
レイちゃん:まさかの第六使徒の加粒子砲に半命中でちょっとヤバイ。生死は主人公に委ねられてる。
次回、個人的「序」のクライマックス。明日更新です!
宮理貴さん乃木さん☆9評価、炙り桜餅さん、虚気さん☆8評価、匿名さん☆5評価、匿名さん☆1評価ありがとうございます!
感想・お気に入り登録ありがとうございます!