其の神話は、絆を繋いだ   作:風峰 虹晴

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ランキング34位に入りました!!(正直心臓が)ほぼイキかけました。


幕間-2 洗礼

 時は過ぎ、お昼時。午前の職場見学のカリキュラムを一通り終えたミサト達は、NERV本部内にある職員専用の食堂に来ていた。食堂には皆昼休憩の時間ということもあり、多くの人で溢れかえっていた。

 

「はえ〜、ここも凄い広いなぁ」

 

「ここは多くの人が働いているし、近くに飲食店があると言うわけでもない。だからこうして広いスペースを使うというのは非常に優れた考え方だよ」

 

 鈴原と相田は広い食堂を見渡しながら会話をする。普段はちゃらんぽらんしてるような2人でも、このような機会だと少しでも会話内容がマトモになるようだ。

 

「ちなみにここは安い早い美味いご飯のおかわり自由が基本だから、先に食べるといいわ」

 

「「マジすか!?」」

 

「マジよ♡」

 

 その言葉を聞くと同時に、鈴原と相田は注文に向けて走り去ってしまった。2人は14歳の育ち盛りの食べ盛り。学校での昼食の弁当に不満はないようだが量には若干の不満持ち。故にミサトが述べたワードには大いに惹かれたようだった。

 カウンターには人が並んでいるが、非常に早いテンポで人が捌けていく。その速度はあまりに異常で、常に列が動いているように見えた。

 鈴原と相田はそれに多少の疑問を感じる。何故そのように早く処理できるのかと……。

 

 グゥ~……

 

 しかしそれは2人の空腹の前には無意味だった。何気にずっと歩いていたので、2人の空腹は普段の学校よりも強いものだった。

 

 人は次々と捌けていき、早々に鈴原と相田の番が回ってきた。

 

「すみません、俺はカツ丼定食大盛りで!」

 

「ぼ、ボクはBランチセット!」

 

「ん、おかのした」

 

 カウンターに立つ女性職員は、高めの声で軽い返事を2人に送ると、厨房の人に合図を送った。

 その一連の動きは正に卓越。奥の人達の動きを見てみるととても調理をしているとは思えない高速移動を行なっているように見える。

 その間、女性職員は次々と注文を受けていく。そこに紙という媒体にメモをすることは一切なく、複数人の複数の注文を空で覚え次々と処理していく。

 

((ん?))

 

 2人はその女性職員に違和感を感じた。例えるならば、本日職場見学先で複数回見た同級生の女子がいたかのような……。

 

「はいお待ちどぉ〜↑」

 

「「あ、ありがとうございます……」」

 

 女性職員が、鈴原と相田にそれぞれカツ丼定食大盛りとBランチセットを渡す。その女性職員を、2人は要観察した。

 日に弱そうな癖に一切日焼けしない白い肌に、紅い瞳。前と横の髪は帽子の中に収納されているが、収まらないと判断されている後ろの髪は括られ、白い軌跡を描いている。

 

 それは、紛れもなく、マキだった。

 

「また響やんかぁ……」

 

「神出鬼没すぎない……!?」

 

「えぇ……(困惑) 私ここで働いとるだけなんやが……。文句あるならこれは()が後で食うぞ」

 

「「すいませんした!」」

 

 マキの言葉に、2人は迅速かつ丁寧に自分の昼食を受け取って、ミサトの待つ席に戻っていった。

 マキはそれを目を細めて微笑みながら見守る。そこに別に特別な感情は存在しない。ただ目の前で鈴原と相田が動いている光景を楽しんでいるのだ。

 

「マキちゃんどったの?サンドウィッチ〜」

 

「あ、ミサトさん。同級生が楽しそうで嬉しみ。こちら14万となっております」

 

「14万!?うそでしょ?」

 

 

 

 

 

 ミサトが昼食のサンドウィッチを受け取って戻ってくると、鈴原と相田の2人は頭を抱えていた。サンドウィッチの値段は3つセットで140円。

 ミサトは席に座り、機嫌良くサンドウィッチを頬張る。もしここにマキが居合わせたならば「もう!はしたないわよ!」と若干オカマ口調っぽくミサトを律していただろう。

 

「少し顔が暗いわね。どうしたの?」

 

 口の中のサンドウィッチを飲み込むと、ミサトは鈴原と相田の2人にそう聞いた。2人の食べる手は食べ盛りらしく早いが、きっといつもの速度と比べると若干スローペースなのだろう。

 

「いやぁ……その……」

 

「また響に出くわして……」

 

「あぁ〜……」

 

 ミサトは理解した。これは落ち込んでいるのではない、疲れているのだと。頭ではなく心で理解した。故にミサトは、2人に対し共感と同情の念を抱いた。

 しかし共感されただけで鈴原と相田にとっての問題は解消されない。

 

「ミサトさん、聞きたいことが」

 

 そして、疑問と好奇心を溜め込み続け、器から溢れた相田は、遂にミサトに対し質疑の可否を問うた。

 

「…………ゴクン、いいわよ」

 

 ミサトは、2個目のサンドウィッチを飲み込みながら、相田に対し承諾の言葉を贈る。

 

「マキって一体、何の仕事をしてるんですか?」

 

 ミサトは少々面食らった。一体どんな質問が来るのかと正直内心ヒヤヒヤしていたが故に、その質問内容は少し拍子抜けだった。

 が、鈴原と相田にとってその質問の持つ意味が軽いということではない。

 

 

 

 マキがNERVで働いているというのを知ったのは、シンジがエヴァのパイロットとクラスメイトに知れ渡った辺りだった。

 マキ自身一切隠している気はなかったので、シンジとNERVについての話をしているのをクラスメイトに見られて発覚した。

 当然、クラスメイト達はマキに質問攻めをした。主に仕事内容について。しかし、

 

『キキタイ?』

 

 普段の陽気なハイテンションなマキにあるまじき無表情と声のトーンとハイライトオフが同時に発生した為、クラスメイト達はマキにNERVについて聞かなくなった。

 故に、この場はチャンスだった。何より訪れる先々で何かしらの形で遭遇するマキの存在が、2人にとっては不思議でならなかった。

 

「えっと〜……マキちゃんの言葉を借りるなら、万屋ってやつかしら?」

 

「「万屋?」」

 

「そ。頼まれたらなんでもする万屋よ」

 

 鈴原と相田は思わぬ単語が出てきて驚いた。万屋なんて少し古風な言葉を、先端技術詰まるこのNERVという職場においては、少し場違いな単語だと思った。

 

「具体的には何しとるんです?」

 

「そうねぇ〜。今日みたいに司令達に呼ばれて何かしたり、皆に飲み物配ったり料理したり……。あ、看護師のお手伝いとかもしてるわね」

 

「本当になんでもですね……」

 

「マキちゃんなんでも出来るからね〜」

 

 ミサトは3個目のサンドウィッチを食べながら、そう言葉を並べた。

 鈴原と相田は驚いていた。確かに普段からマキは、

 

『私天っ才ですから⤴︎?何でも出来るんですけどぉ!?』

 

 と豪語しながら担任に頼まれた仕事をこなしたりもしているが、ここまで多才とは2人は思いもしなかった。看護師は本来は資格がいるとかいう情報は2人の頭の中には今はなかった。

 何より、学業の傍らでそうやって働き続けているマキの姿が、2人には少し信じ難いことだった。

 2人は、そんなマキの姿と普段のマキの姿を照らし合わせる為に、普段のマキの姿を思い出す。

 

『若さって何なんだよ……振り向かないこと?』

『甘いお菓子食べた後にジュース飲んでも甘くねーじゃねーか!』

『あったよレイちゃん!リコーダーが!私の宝物入れの中に!』

『どっちが悪い?ドッチモドッチモ……ドッチモドッチモ‼︎(半ギレ)』

 

 真面目な印象など皆無だった。何故これで先生達からの信頼が厚く成績も良いのかが非常に不思議だった。まず2人は真面目に授業を受けるところから始めよう。

 

「ミサトさんは、響のことどう思ってるんです?」

 

「そうねぇ……ちょっちテンション高すぎるカモ?」

 

 そんなミサトのマキ論に、2人は激しく同調した。

 

 

 

 

 

 

 

 ──────────

 

 昼食を食べ終え、諸々の昼休憩を終えたミサト達は食堂を後にした。食堂を出る直前にNERVの職員服に着替えていたマキに、1人1本貰ったお茶を空かしつつ歩を進める。

 

「あぁ!!あまりの心臓の高鳴りに死の危険すら感じるよ!!」

 

「やめーや物騒やな!ちったぁ落ち着きぃや!気持ちは分からんでもないから!」

 

 相田は次の見学先へのあまりの楽しみに脳汁が分泌されすぎて少々ラリってしまっているが、足は順調に動いている為さして問題ではない。一方でそれを諫める鈴原も、内心楽しみにしているらしく、手が少しソワソワとしている様子だった。

 ミサトはそんな2人の様子を先導しつつチラ見し、微笑みを見せる。

 しかし微笑みを見せる中、一つの懸念事項が頭の中を某安息ネズミの如くチラチラと横切り続けていた。

 

 目的地に到着し、ミサトが足を止めると同時に後ろの2人もそれに伴って足を止める。

 

「2人共お待たせいたしまたー!本日特別公開!ここが、汎用人型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオン、その格納庫(ハンガー)よ」

 

「「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」」

 

 格納庫(ハンガー)では、2機のエヴァが佇み、それを中心に、多くの整備員が行き交いしていた。

 ミサトの言葉と目の前の光景に、鈴原と相田の2人は本日一番の絶叫を響き渡された。

 

「凄い!凄すぎる!こんな夢のある巨大兵器を2機も見られるなんて!!」

 

「あぁ!ちょい待ってぇやケンスケェ!」

 

 テンションフォルテッシモな相田は、鈴原の静止に一切耳を貸さず、ズンドコ好奇心の赴くままに格納庫(ハンガー)の奥の方に歩いていく。そのスピードは今日の今までのどの速度よりも速く、鈴原はそれを一生懸命追う。

 

「全く、しょうがないわね」

 

 ミサトはそんな2人を呆れつつも微笑ましく思いながら、2人を見失わない程度に歩く。

 

「あっ、葛城大佐、お疲れ様でーす」

 

「お疲れ様でーす」

 

「えぇ、ご苦労様」

 

 作業中の整備員が、通り掛かったミサトに対し挨拶をする。何気にこれもマキの影響があったりする。

 確かにマキが来る前からこうして挨拶されることはあった。しかし、こんなにも気軽という感じではなく、もっと硬い感じだった。それを、最早同世代並みに気軽に挨拶するマキを見てきたNERV職員も、ミサトに対し気軽に挨拶するようになった。

 

「マキちゃん見ませんでしたか?もう来てる筈なんですが……」

 

 瞬間、ミサトに電流走る。

 

 響マキという人間は、滅多に遅刻したり約束を破ったりしない。例えそれが、5日間徹夜し続けている最中であっても。無駄にハイスペックで几帳面な性格で体力が無尽蔵であるが故に。

 しかし、そんなマキに例外があった。その事例は過去に1、2件と少かったが、最近リツコの解析により、その原因が発覚した。その原因は─────

 

 ハイテンションと紅茶の過剰摂取による、暴走(オーバーフロー)だ。

 

「ンヒィィィィィィ⤴︎!?あぁ^〜〜〜久しぶりのミルクティ^〜〜〜」

 

 突如として格納庫(ハンガー)に、美少女っぽい声質の女の子らしからぬラリ声が響き渡る。それと同時に、格納庫(ハンガー)内の人間が、声の方向へと顔を振り向かせる。

 声の方向は、零号機の頭の上の方向。そこにマキは立っていた。

 

「パージします!」

 

 両手に持つ空のミルクティーのペットボトル(1.5L)を、マキは手放す。零号機の足元に落ちていったペットボトルは、地面に着く前にキャッチされた。

 マキはどこからか、ミルクティーのペットボトル(1.5L)を取り出し、キャップを開けて飲み始めた。

 

 ポワァ~ン……ポワァ~ン……ポワァ~ン……ポワァ~ン……

 

 独特な雰囲気を醸し出す特別なサイレンが、格納庫(ハンガー)内に鳴り渡る。このサイレンはマキが作成して設定したものであり、「このサイレンを聞くだけで笑える」と本人は話していた。

 

「あひゃひゃひゃひゃひゃ!!」

 

 嘘ではないようだ。

 

「いたぞぉぉぉ!いたぞぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」「獣狩りの夜が始まる……!」「火を継がなきゃ(使命感)」「鯖缶!クサムァガミンナヲー!」

 

「いくぞてめぇら!ヤツにこれ以上『ミルクティー』を飲ませるなぁーッ!!」

 

「「「「「OK!!」」」」」

 

「」

 

 ミサトは膝から崩れ落ちた。職場見学という行事の最中に起こったハプニング。イメージの変化の変化は免れなかった。とりあえず、マキが後で怒られるのは確定的に明らかだった。

 

 しかし、マキがこの状態に陥ったのにも理由があった。(ひとえ)に、疲労だった。

 マキは今日で7徹目だった。というのも、この職場見学という行事はテストの直後に行われたものだった。

 一度見たら覚えるといっても過言ではないマキは大して勉強しなくても大丈夫なのだが、いかんせん周りの人間に教えていたりするマキは、責任感の高さから教材作りにハマっていた。趣味の範疇である。

 

 故にハイテンションと化していた。それを示すのはその作られた教材であり、内容は真面目だが言葉の一つ一つにネタが織り込まれている為油断も隙もない教材と化した。

 

 周りの人間も休むよう促した。整備長に至っては段々テンションが高くなるマキに危機感を覚え土下座してまで休ませようとしたが結局休まなかった。整備員達が現在動いているのも、マキを仮眠室にぶち込む為だった。

 

 ミサトは、鈴原と相田がこれについてどんな感情を抱いているのか気になり、2人の方に視線を向けた。

 

「すいません、コレってなんです?」

「あぁ、コレはね……」

 

「こっちのエヴァは知ってるけど、こっちはなんなんですか!?」

「これは零号機、所謂プロトタイプというやつだ」

「おぉぉ!プロトタイプ!心揺さぶれるフレーズだよ!」

 

 完全にスルーしていた。それどころか、周りの整備員を捕まえて気になるところを質問していた。とてつもない強心である。

 2人は過去の記憶を咀嚼し、完全に吸収し己の糧としていた。そう、目がガンギマってるマキに「綾波について教えて」と聞いたところフラップ付きで2時間近く教えられた記憶から……。

 

「待ってくれマキちゃん!頼むから寝てくれ!」「そのミルクティーは貴重な休憩室の備蓄なんだ!」「オンドゥルルラギッタンディスカー!?」

 

パズルのピース(ミルクティー)は、私が飲み込んだ……」

 

「「「「「ウワァァァァァァァァァァァァァァァァ!!(迫真)」」」」」

 

「─────どうにでもなーれ♪」

 

 ミサトは、その時、考えるのをやめた……。

 

 

 

 

 

 

 

 ──────────

 

 格納庫(ハンガー)にて暴走(オーバーフロー)したマキを、一本釣りにて回収し、仮眠室にブチ込んでから数時間後。日は沈みかけ、茜色が雲を照らしていた。

 ミサト達3人は、最初に待ち合わせしたモノレールの駅にて、改めて顔を合わせていた。

 

「どうだった?今日の職場見学」

 

「なんや色々ありましたけど、来てよかったです」

 

「僕も、一生の思い出になりましたよ!」

 

 ミサトの質問に、鈴原と相田の2人は素直な感想を語る。その感想を聞いてミサトは、肩の荷が下に落ち、地面に多少のヒビを入れる感覚を覚え、ホッと心を撫で下ろした。

 

「あっせや」

 

 鈴原が何かに気付き、ポケットを探る。数秒のポケット探索の末、取り出されたのは、本日限りのNERV職員としての証明書だった。

 

「あっ、僕も」

 

 相田も同じように、スッと素早く証明書を取り出した。

 

「これ、返さへんと……」

 

「あぁそれね。持ってて良いわよ」

 

「えっ!?いいんですか!?」

 

 思わぬ返事に、相田が声を上げた。

 

「良いのよ。明日になったら使えないし、折角なら思い出として持っておきたいじゃない?」

 

「「!……ありがとうございます!」」

 

 ミサトの言葉に2人は今日何度目かの感謝の言葉を伝える。それを受け取ったミサトも、今日何度目かの微笑みを見せる。

 

「さっ!早く帰らないと暗くなるわよ!」

 

「はい!ミサトさん、ほいなら!」

 

「さようなら〜!」

 

 ミサトの言葉を皮切りに、鈴原と相田の2人はミサトに別れの言葉を告げて家に帰っていった。

 

 ミサトは今日1日を振り返る。頭と胃を痛める場面が多かったが、なんやかんやでミサトもいつも張り詰めている糸を少しの間は緩めることが出来たと、自負した。

 

「……さっ!戻って仕事するわよ〜!」

 

 そう言うと、ちょうど到着したモノレールに、ミサトは乗り込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 ──────────

 

「レイちゃんたらいま〜!」

 

「おかえり、マキ」

 

「レイちゃんどうだった?職場見学」

 

「美味しかった」

 

「………………そう」

 

 ちょっと食堂の人と協力して野菜ラーメンを徹底的に研究せねば(使命感)

 

 ─────後日、食堂のメニューにラーメンが追加された。




主人公:何処にでも現れて最終的に暴走したやべーやつ。ミサトさんに説教された上始末書を書かされ涙目。しかし食堂メニューにラーメンを追加し褒められた。

ミサトさん:職場見学の2人ではなく職場に振り回されて一瞬無責任モードに入ったが正気を取り戻して先導役を全うした。報告書の作成に苦戦した。

鈴原&鈴原:念願のエヴァが見られて大満足。テンション高いマキには関わらない方がいいということを今日の惨劇を見て再確認した。

整備員の方々:根は非常に優しいが悪ノリにとことんまで乗るやべーやつら。説明が上手。

ミルクティー(1.5L):マキの暴走の片棒を担った大罪人。しかし対マキ最終兵器でもあるが故に重宝される。

次回からついに「破」が始まります!むずかしい展開多くて狂いそう……!けど楽しいから頑張っちゃうビクンビクン
ランキング入り本当にありがとうございます!評価に見合うよう頑張ります!

雪見DAIFUKUさん☆10評価、たくぽさん、3821さん☆1評価ありがとうございます!!

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