カンッカンッカンッカンッカンッカンッカンッカンッカンッ……………………
タッ
(はい、ここでタイマーストップ)
地上に到着ー!どう?タァイムは伸びた?ナオキです(半ギレ)
ちゃうんや……途中で思いっきり顔面から転けていなければ自己べ更新だったんやって……。これも全て過去の俺が悪い(責任転嫁に見せた戒め) 悔い改めて♂
バババババババブゥゥゥゥン……
うん、クッソヘリの音と飛行機の音がうるせぇ。こんなん頭おかしなるで()
まぁ避難してるししゃあないから許したるわ(寛大) まぁちょっとだけ今から俺が混乱を起こすと考えるとちょいと心に刃物がグサッと介錯。オォン!アォン!(嘆き)
さて、さっさとしなければ第3新東京市が最悪こわるる^〜。工事完了です……なんて言わせられねぇよなぁ?
「スゥ~……ッッッッ!!!」
ズドンッ!
「ヘァッ……!」
お〜お〜目に見えてヘリの動きに動揺が見えて心にき、来ますよ……(クソザコメンタル) でも許してーや、うちらにも時間がないんだよオラァん!?(逆ギレ)
ウルトラアイでギリギリ第八使徒が見えるぐらいか……うん、あんまし時間はないな!
おっ?アレは弐号機!もうすぐで作戦位置に着く感じなのかな?
(アスカちゃんおるやんけ!)
弐号機の上にアスカちゃんが乗ってるんやが!そこめっさ揺れすごくない?第六使徒の輸送の時に俺もそこ乗ったけど正直揺れで吐くかと思ったんやが() 三半規管が悲鳴を上げてこわるる^〜
……正直手を振りたい。めっさ振りたい。でもそんなことすると正体がパパにバレちゃうだろ!なので許されないんだ☆ 目力だけ送っとこ。かの有名な三面怪人の透明化を暴いたメンチビームを出すぐらいの勢いで!
……さてさて、そろそろ出発しましょうかね。さぁ、皆さんも空の旅を楽しみましょう〜〜〜。
「シュワッッッ!」
─────第四.五使徒は、飛翔する。ヘリに乗る多くの人と、これから共に戦う子供達に見守られながら。
──────────
第八使徒出現から数時間が経過した。整備班の懸命の作業によってエヴァ三機の大半の調整が完了し、後は微調整のみとなったところで、エヴァ三機は作戦開始地点へ輸送されていた。
「全く……ミサトったらほんと無茶な作戦立ててくれるんだから……」
エヴァ弐号機パイロットである式波・アスカ・ラングレーは、自身の搭乗する弐号機に随伴する形で移動をしていた。
弐号機の電源は未だ付いていない。アンビリカルケーブルを繋いではいるものの、それは内蔵電源を補充するためであり、今
その為、アスカは弐号機の上───緩衝材等がない故揺れが激しい───にて思慮にふけっていた。
(ほんとに、私一人で十分なのに)
作戦指揮官である葛城ミサト一佐が立てた作戦内容というのは、至ってシンプル。遥か上空から飛来する第八使徒をエヴァのATフィールドで受け止め、その状態のまま撃破するという無茶な内容だった。
ジッサイ不可能。赤城リツコ博士が言うには、NERVのスーパーコンピューター「MAGI」が導き出した作戦の成功確率は0.000001%。正に神のみぞ知るというものだった。
そして、その作戦には、三機のエヴァが同時展開される。アスカは、そこに不満を抱いていた。
式波・アスカ・ラングレー大尉は、エヴァの操作技術の基準であるシングルコンバットの成績が、他2人のエヴァパイロットよりも優れていた。それは才能のみならず、アスカ自身の努力の賜物であり、自分を自分たらしめるもの。
故にアスカは、己の腕に一片たりとも疑いの念を抱かない。だからこそ、今作戦においてアスカは碇シンジと綾波レイもとい、初号機と零号機の存在を
ズドンッ!
「!」
「ヘァッ……!」
「第、四.五使徒……!」
弐号機の上にいたアスカは、その存在の登場の瞬間をその目に収めた。
段々と大きくなる光の中から、ヒトの形として現れた敵であるはずの味方、第四.五使徒だった。
『市街地にて、第四.五使徒の出現を確認!』
『各員、手出しは無用よ。今作戦においては、彼の存在もなくてはならないものよ』
アスカの発見に数秒遅れて、通信機越しに報告が伝達される。そして、その報告に対し、ミサトは共闘の意思を示した。
「チッ…………」
アスカは、その姿を見てあからさまな舌打ちをした。
先の第七使徒戦において、アスカよりも先に姿を現して戦っていたユーロでは未報告だった存在、第四.五使徒。そして、手助けされ、自分一人だけ手に入れられるはずだった手柄を、半ば分割されたその存在に、苛立ちを感じた。
アスカだってわかっている。あの時、第四.五使徒に手助けされていなければ、不利な状況であったということは。しかし、その出来事がアスカの自尊心にヒビを入れ、今作戦においてもシンジとレイに対して強く当たる原因にもなっていた。
本人が気付いていない救いとしては、メンタルカウンセリングの鬱陶しい同級生がいたことであろうか。
『アスカちゃんマジっべ〜……だって後ろから不意打ちしようとしてもカウンターされるやん!あんなん普通できへんやん!』
とちょっかいを掛けるついでにアスカの自尊心を修復するような行動を行なっていたその同級生のお陰で、アスカは自分を保てていた。
「─────」
「ッッッッ!!」
そんな心持ちでアスカが第四.五使徒を睨みつけていると、第四.五使徒がアスカの方を向き、そして目があった。
弐号機を見ていたわけではない。弐号機を運ぶ貨物を見ていたわけではない。貨物を牽引する車両の中で行われている漫才を見ていたわけでもない。
間違いなくアスカの方を、そして、明らかに目があったのだ。
「〜〜〜〜〜〜〜!」
アスカはその目に、強い意志を感じた。まるでこの日本というアスカにとっての外国でメジャーな特撮ヒーロー、その主人公のような強い眼差しを、感じた。
「シュワッ!!」
第四.五使徒は、アスカから目線を外すと避難を続けるヘリ郡を突き抜けて、空へと飛翔する。
「……やってやろうじゃないの……!」
アスカはその姿を見て、ニヤリと笑みを浮かべながら、そう呟いた。
己のプライドを、闘志を燃やす。そして、あの巨人に負けないぐらいの意志を見せつけてやる!そう決意した。
「到着しました!!エントリー準備を!!」
弐号機が、作戦位置へと到着した。整備員のアスカに向けられた声が大きく響く。
作戦開始の時が、もう数刻へと近づいていた。
──────────
(どっこいしょういち……)
そこ!何歳だよって言葉は野暮なんだぜ!?どこからどう見ても14歳のアルビノ美少女ダルォ!?……あっ、この姿は完全に一般光の巨人ですわぁ……年齢がわからなさすぎる。見た目に対して年齢の幅が広すぎるっピ!
さて皆さん!私は今どこにいるでしょうか!正解は〜?こっこでーすこっここっこー!正解は、大気圏スレスレの大気圏内でしたー!888888
うん。正直もう疲れた。流石に大気圏突破は無理だからね!しょうがないね♂
うおぉおおぉ〜……。めっさでけぇ〜〜〜……!この距離からでも巨体が見える見える……。すっごーい!サラマンダーよりずっとはやーい!
……いや、速すぎるわ。全然わからん!あーぁ……俺のOCHINCHIN(NGODICE並感)の予想が当たるなんて思わなんだ……。
まぁ、その為に俺がいるんですけどね初見さん。
「シェアッッ……!」
俺は第八使徒に向かって飛ぶ。近づけばわかる、これでかいやつやぁん!!俺40Mもあるのに霞んで見えますよ〜。絶望感……感じるんでしたよね?コスモスの劇場版ぐらいの絶望感はあるよコレ!某プロが喜びそう()
さて、足元にATフィールド全開!これで踏ん張る為の足場ができた!そして………………!
(たかが使徒一つ!ザ・ネクストで押し出してやる!)
「シュアァァァァァァァァァッッッッッッッッ!!!」
キィィィィィィィィィン!!!
ぬ、ぬおぉおぉぉおぉぉぉぉぉ!!??体が潰れる!潰れる!!あぁ痛い痛い痛いぃぃぃぃぃぃ!!
「グオッ……アァッッ……!!」
(んんんんんんんんー!!ウルトラマンは伊達じゃないッッ!!)
ドゴォォォォォォォォ……!
うーん、やっぱ無理ぽ\(^o^)/
主人公:第八使徒を食い止めるべく遥か上空で孤独に戦う戦士♂ アスカちゃんのメンタルを回復したり傷つけたりと忙しい(無自覚)
アスカちゃん:この戦いに様々な思いを抱えつつ挑む。主人公と第四.五使徒(主人公)でメンタルがあっちゃこっちゃしてる。大変そう(他人事)
今回も難産でした……けど、今週中に上げることができて嬉しいです。
感想をください(ストレート160km)
怪人37564号さん☆9評価ありがとうございます!!!
山水公さん誤字報告ありがとうございます!本当に助かります……
お気に入り登録・感想ありがとうございます!!!