某日、日本から赤く広大な太平洋を超えた先に存在する先進国、アメリカ合衆国。
そして、そこに存在するNERV北アメリカ支部にて、一機のエヴァンゲリオンの機動実験が行われようとしていた。
エヴァンゲリオン四号機。その姿は既存のエヴァと大きな違いない。しかし一点、違う点が存在した。
背中に刺さっている筈のアンビリカルケーブルが刺さっていない。それどころか、それを刺すための差し込み口が存在していない。
エヴァンゲリオン四号機は新型内蔵電源の
機動実験は計算に計算を重ね、あらゆる不測の事態にも対応できるよう万全の準備を以て開始される。
この新型内蔵電源が上手くいけば、エヴァンゲリオンから活動限界という言葉は消え去り、アンビリカルケーブルによる活動制限もなくなる。使徒殲滅はより円滑に、そして“計画“はよりスムーズになる。
科学者達は自分達の努力が報われる瞬間にむけ祈る。上層部はその先に在るものを見据えニヒルにほくそ笑む。
─────が、
──────────!
耳に鋭く刺さる緊急事態を知らせるアラームが、けたたましくNERV施設内に響き渡る。
施設内にいる人間は焦りを見せる。研究者は祈るのではなく、解決に向けて頭と体を動かして原因究明に勤しむ。上層部の人間は新型内蔵電源の“正体“故に最悪の事態を想定し、笑みをなくし顔を青ざめさせる。
そして──────────
ドォォォオォォオォ…………!!
実験は、失敗に終わった。
音よりも速く、爆発の光がそこにいる人間の視界も、意識も、施設すらも、何もかもを塗り潰していく。
原因は一体何だったのか?準備が不十分?整備に不備があった。それとも、完全に計算の外にあった偶然によるものなのか?それを調べるにあたり必要な情報はNERV北アメリカ支部と共に消滅してしまった。
それとも、ヒトが扱うには過ぎたる代物だったのだろうか。それは“神のみぞ知る“…………。
──────────
「あぁん?」
(急に背中に悪寒が走って)ビビるわぁ!
今なんかどっかでもの凄くやっべぇことがブチ起こったような気がするんですがそれは……。俺には直感なんていう便利スキルは備わっていな……
ハッ!?もしやこれがニュータイプの危機察知能力だとでもいうのか!?ついにこれで俺もOTONAの仲間入りですね間違いない……
Foooooo↑ これでリツコさんとのレスバに勝てる確率が微粒子レベルながらでも出現したと言っても過言ではないのでは?
え?前世+数億年のアドバンあっても勝てない時点でお察し?ほう、いいことを言うではないか、勘のいいガキは嫌いだよ(半泣き)
しかし、こんな悪寒は久しぶりンゴねぇ……え?何かあったっけ?…………いや俺の知恵の実ぱぅわに何も引っかかってないことは大丈夫だな!ヨシ!(現場猫)
「マキ、できた」
「わぁい味見するのら^〜」
わあ、小皿を差し出すレイちゃんが可愛すぎて鼻血出そう^〜。
こんなことに脳のリソースを割いてる暇なぞねぇ!レイちゃんの料理の味見……命を賭して使命を全うせねば……(迫真)
命、燃やすぜ!
ズズ……
「…………どう?」
「ん〜、ベネッ!いいね!(精一杯の低音)」
「ありがとう」
あぁ^〜、レイちゃんの顔面種族値アルセウスから繰り出される笑顔という名の力業はかいこうせんによって召される!召される!
クッ……骨髄にまで染み込んだ俺の“てぇてぇ場面に咄嗟にシャッターを切る能力“が遺憾なく発揮されたのはいいんだが、カメラ越しではてぇてぇ力に若干や翳りが見える……!このままじゃレイちゃんの魅力が皆の衆に伝わりきらぬやもしれぬ……!
パワポでも作ってプレゼンすっか?第六使徒戦で発揮された俺のプレゼン能力が再び火を吹く時が来ると言うのか……フッ、運命とは解らぬものよな……(達観)
うーん、それにしてもこのレイちゃんが作った野菜onlyカレー美味いっすね……お嫁さんに欲しい……!!(荒ぶる衝動)安心して残業できるな!(社畜の鑑)
正直レイちゃんの料理の腕前は原作では発揮されなかったから未知数だったからすっこ〜し、すっっっっこぉぉおぉぉし不安だったが、この様子なら大丈夫だ、問題ない。これにはゼーレのジジイ共も胸を撫で下ろす。
〜〜〜〜♪
「ん?」
電話……だとぉ!?
このア○ギっぽい着信音は……とりあえずデフォじゃないから看護師長ではないことは確かだな!(安堵)
「レイちゃんちょっと待っててね。お料理から目ぇ離しちゃいかんよ」
「うん」
「わかんないことあったら
「うん」
素直に頷くレイちゃんの破壊力ッ……!感謝ッ……!神をも萌え殺せるでぇ……(確信)
さてさて……至福の時間の破壊者デ○ケイドは一体誰だァ……?おっ、黒服さんジャマイカ。こっちから電話をかけることしかなかったから珍しいめう。
ピッ
「あぁん?お客さん!?」
『(いきなりの大声に)ビビるわぁ!』
「どうもすみませーん」
『仕方ないね』
仕方ないねという許容の心をバッチリ理解しているんだな!すごいぞ!
しかし電話越しとはいえ、大の大人とアルビノ美少女が歪みねぇ♂会話をしてるのは世間一般的にはどうなんですコレ?…………どうでもいいわ(レ)
「んでっで、そちら側から電話をかけるなんていう珍事、一体どういったご用件で?」
『急に通常に戻られると困るんだよなぁ』
メリハリが大事って前世でエロい人に教えてもらったからね、仕方ないね。ありがとうエロい人。
『ん゛、ん゛んッ!!……葛城大佐から君に対し緊急招集だ。至急NERV本部の作戦室に来てもらいたい』
「……なるほどぉ?」
なぁ〜〜〜にぃ〜〜〜?緊急で招集だとぉ?なんか凄くきなの匂いがしてきましたねぇ……。
というか俺がレイちゃんに手取り足取り料理を教えるために久しぶりに得た休日を返上……ってコト!?ワァ……!(憤慨)
というか皆さん感覚狂っているのか知らないけど、大佐クラスが参加する会議に呼び出されてる少尉の気持ち考えてクレヨン……。
「あっ、そういえば招集の理由とか聞いても?」
『…………今、周りに人はいるか?』
え、何その質問怖いんですけど。(恐怖心)感じるんでしたよね……?
んで周りに人……レイちゃんいるけど別室だしそもそも料理に集中してるし大丈夫だな、ヨシ!(現場猫)
「大丈夫ですけど」
『そうか。今から伝えることはくれぐれも外部に漏らさないでくれ』
あっ、なんか今すっごい嫌な予感に鳥肌たった!全身の永久脱毛したんかと思うぐらい首から下に毛がない俺の体の毛穴が開いた!(隙あらば自分語り)
『NERV北アメリカ支部が先程、消滅した』
「すぐに行きます(迫真)」
男にはやらねばならぬ時がある(アルビノ美少女)。ユクゾッ、ジョインジョインマキィ
主人公:北アメリカ支部壊滅をニュータイプ的なサムシングで感じ取った(本人無自覚)。人に物を教えることは割と得意。
レイちゃん:主人公の協力もあり料理の腕前を原作よりもより早く、より高く習熟していってる。お味噌汁の上達に力を入れている。
黒服さん:数多くいる黒服さんのうちの1人。主人公のネタを交えた会話に順応できるあたり高いポテンシャルを秘めていると思う(小並感)
新年度がついに始まりましたねぇ。新年度までには「破」が終わっている予定だったんですけど何があったんですかねぇ……(前話と前々話の間隔を見ながら)
……すみません、もっと投稿頻度を高いまま維持できるように頑張りますのでできれば温かく見守っていてください……
UAが75,000を突破しました!多くの方がこの作品を見てくださり嬉しい限りですありがとうございます!
あーるすさん誤字報告ありがとうございます!
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