緑谷出久はウルトラマンと出会う。   作:魔女っ子アルト姫

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虚無を齎す破滅。

突如現れた光士、焦凍自身もそれなりに世話になっている人だった彼の正体がウルトラマンマグナであった事は話の流れから理解は出来たが驚きは拭えずに困惑が続く。それを強引に払いながら出久へと声をかける。

 

「緑谷、俺なんかに言って良かったのか……!?」

「僕は轟くんの事を信頼してるし大丈夫、それにこの状況だと遅かれ早かれでしかなかったと思う」

「確かにな……」

 

自分から告げるか、敵から告げられるかの違いしかない。ならば戦いの最中で集中力が削がれるような物よりも自発的な告白の方がマシだという物。

 

「答えろアウローラ、貴様の目的は何だ。此処で何をしている」

「アハハハハッんもうマグナってばせっかちさん何だからぁん♡そんなにあわてんぼうだとモテないぞ♡」

「うわキツ」

「お"い"ぃぃぃぃぃぃぃっ!!?」

 

素直な吐露にアウローラでさえ爆音じみた声でツッコんだ。マグナ(今の自分)というよりも前世の自分(昔の自分)の面が思わず出てしまったが故の発言だったが、本気でそう思ってるからしょうがない。

 

「万年単位で生きるおめぇが言える台詞じゃねぇだろうがぁよォォ!!!」

「素直にキッツいと思ったんだからしょうがない。それに私は私で弁えてる、というか私はまだ地球人換算で精々アラサーだし」

「(ウルトラマンって今アラサーなのか……)」

 

寸劇じみた事が目の前で行われている事に困惑しつつもウルトラマンの事が僅かながら知れて嬉しいと思っている焦凍の隣で出久はマグナさんってやっぱりどこか天然っぽいよなぁ……と思うのであった。そしてアウローラは肩で息をすると髪を整えるような仕草をしてから声も整えた。

 

「単純だよ。僕の目的は君にまた巡り合う為さ、何せ―――その為だけに今僕は生きているんだから♡」

「うわキツ」

「二回も言うなぁぁぁあ!!!はぁはぁはぁ……流石はマグナだよ、まさか此処まで僕との親和性を引き出すなんて……!!」

 

と咳払いをして改めて……と言わんばかりに話を始める。

 

「僕の目的、それはたった一つ……全ては君の為さ……今の僕にとっては君が世界の中心だからねっ……♡」

「唯一つだけ言っておこう、これ以上お前に喋らせるつもりはない。出久君と焦凍君の教育に悪い」

 

目的が自分であると告げられても何も変わる事などは無い、結局の所結論は変わらない。アウローラは自分の宿敵であり長年の決着を着けるべき相手であるという事に直結する。そしてそれは―――共に居るアサリナの心の安らぎの為でもある。戦う意志を見せ付ける中でニタァ……と粘着質な笑みを浮かべると顔の半分を隠すように手を上げる。

 

「そう、何処まで行って君の心にはアサリナが居る。そう彼女がいるんだよね、それはつまり―――」

 

 

AURORA ACCESS GRANTED

 

 

その手にはゼットライザーが握られていた。だがそれは本来の物とは異なり赤と黒が基調とされており、それを見たマグナはダークリングを連想した。名づけるならばダークライザーというべきものがそこにあった。

 

「あれは緑谷が持ってた……!!」

「焦凍君今直ぐ引くんだ、奴は巨大化するぞ!!出久君行こう!!」

「はいっ!!!」

 

マグナの素早い指示に焦凍は素直に従った、ダークライザーを出現させた瞬間に周囲の空間が一気に変貌していってしまった。アウローラ自身が重力場の中心となったような異様な空間となったような感覚だった。そこから逃れるために焦凍は撤退する。あれは確実に自分では手に負えないと確信したのだろう、出久に声援を送りつつ引き、マグナは出久と一体化し即座にヒーローズゲートを潜った。

 

IZUKU ACCESS GRANTED

 

「平和を守る、勇士の闘志!!マックスさん!ネオスさん!ゼノンさん!」

 

〔MAX〕〔NEOS〕〔XENON〕

 

『さあ行くぞ出久君、そして呼べ、私の名を!!ウルトラマンマグナァ!!』

「ウルトラマンッッッ……マグナァァァッッッ!!!!!」

 

―――デュァッ!! ヘアァッ!! ジャッ!!

 

ULTRAMAN MAGNA LAMBDA SPIRIT(ウルトラマンマグナ ラムダスピリッツ)

 

 

「さあ楽しもうよマグナ、僕と君の円舞曲だパーティだレッツスタートださあ青春の再会だぁ!!」

 

 

〔MAGA-OROCHI〕〔VICTLUGIEL〕〔THE-ONE〕

 

「ァァァッ楽しもう楽しもう―――!!」

 

RUIN VOID

 

 

「早くしろ、緑谷も脱出してる筈だ!!」

「待て焦凍先行するな!!」

 

焦凍に先導される形で工場から飛び出すトップヒーロー達、アウローラが巨大化の兆候を見せた為に大急ぎで撤退してきたという事にしてオールマイト達を引っ張って廃工場から脱出した―――直後にそれは現れた。まるで龍のような姿をしつつも何処か機械的な部分が目立つ、胸部には一門の砲門のような物が見えている。紫色の身体から伸びる巨大な翼は高空さえも我が物にせんとする言わんばかり。

 

「あれが怪獣……何てデカさ……!!」

「だがなんだこの異様なまでの威圧感は……!?」

「神野に現れたあれと同等かそれ以上……!!」

 

唯の怪獣などではない、それは一つの巨大な基地を怪獣が取り込んでしまったかのような巨大な存在にトップヒーローすら飲まれかけていた。だがそれと戦う為に光の巨人も降臨する。大地を揺るがすように着地しながら戦闘態勢を取るウルトラマンマグナ、それを見た時、先程までのヒーローの姿は無くなり直ぐに行動を映した。

 

『アーマードダークネスの段階でもう何が来ても驚かない自信があったが……あれはビクトルギエルか!?馬鹿かお前ばっかじゃねぇのまたはアホかぁ!?なんてメダルを持っているんだ!!?出久君、最初から加減は一切無しだ!!全力で潰しに行くぞ!!!』

「はいっ!!僕でも分かる位の異常な闇のパワー……!!最初からウルトラ・フォー・オール・フルカウルで行きます!!」

 

『ハハハハハハッ!!!不安定なメダル何ざにはもう頼らないさ、僕にはもう最高の力が手に入ったんだからねぇ!!!さあご照覧下さい我が力を、虚無を齎す破滅を、ルインヴォイドの力をさぁ―――っ!!!』




という訳でマガオロチ、ビクトルギエル、ザ・ワンのフュージョン形態、ルインヴォイドのエントリーだ!!
見た目的にはメインはマガオロチ、そこにビクトルギエルの要素を足して行って最後にザ・ワンの翼を足した感じ。バイザー頭部っていいよね!!

うん、言いたい事は分かる、馬鹿だって言いたいでしょ。私だってそう思う。だが待ってくれ、ちゃんとした経緯があるんだ。

マガオロチのメダル再利用したいな→それにマッチして強い奴って何が居る→あっそう言えばジードでルギエルのカプセルあったな→だったらビクトルギエルとかもいいかも!!→後和解不可能なスペースビーストも足そう→じゃあザ・ワンにしよう→結果このありさま。

だってアウローラと和解できるなんてしないだもん!!だったらスペビしかないじゃん!!
あと一番時間かかったのは名前、誰かネーミングセンスを私にくれマジで!!(命名まで1時間要してます。)
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