千夜とイチャイチャしながらが青山さんとほのぼのしやがれ!
本日は快晴、エリアの予定はココア、千夜と図書館で勉強の予定だが・・・
「・・・来ないな」
待ち合わせの場所に来ない、時間になったのに来ない。
「携帯に連絡なし、これはすっぽかされたな」
途中でなにか面白いものでも見つかったのかな・・・などと考えながら、こういう時正直に待ってると馬鹿をみるので、すぐに切り替えていく。
「(最近ラビットハウスに通ってたし、たまにはラパンにでもいくかそれとも新規の喫茶店を探すか・・・迷うな)」
そんなことを考えてフラフラ歩いていると・・・
「エリアさん発見しました!」
「千夜と一緒じゃないのか!?」
「チノちゃんにリゼさん・・・えーとその方は?」
私服姿でなにかを探すチノとリゼを発見した。しかし二人だけではなく、見知らぬ顔が一人
「貴方は確か青山先生が言っていた和田上凛彩さん!!」
「青山先生?、青山さんのお知り合いですか?」
「はっ!申し遅れました!私こういうものです!」
「これは上等なものを・・・真手さん、出版社の方なんですね。」
貰った名刺には生論社、編集部、真手凛と書かれている。
「はい!青山先生の担当をしています!」
「もしかして青山さんの仕事がまたおしてるとかです?」
「いや、今回は違うんだよ。」
「本日は私も青山先生もオフですが、先生の提案で鬼ごっこ中なんです。」
「なんで鬼ごっこなんだ」
「真実は青山さんのみぞ知るってところだよ。エリアはなにしてたんだ?」
「千夜とココアと一緒に図書館で勉強する予定だったんですが、来ないのでどこかにいこうかと」
「!、それなら私たちと一緒に先生を追いかけませんか!?」
「え?」
凛からの提案に驚くエリア
「よく青山先生から貴方のお話を聞くので、もしかしたら先生から近づいてくるかもしれませんので!」
「それに、ココアさんと千夜さんも青山さんに協力してるみたいなんです。一緒に捕まえませんか?」
「それはいいけど、俺じゃ対して役にたたないよ?」
「いや、お前なら千夜もココアもつり上げることができるし、二人の居場所とかなんとなく分かったりしないか?」
「そんな人をレーダーみたいな・・・ただあっちから来そうですけど」
指差す方向から来たって路面電車からこちらに手を振るココア達
「えぇ!?本当に来た!?」
「エリアさんのレーダーなんて精度なんですか・・・」
「!?どこですか!?」
「真手さんが振り向いた時にはむこういっちゃいましたけど・・・追います?」
とりあえず四人で追いかけることにした。
・・・駅に着いたが、すでに何処かに行ってしまっている、とはいえそこまで遠くに行くとは思えないので駅周辺を捜索、その途中の橋の上で
「!、あ、来てる。」
「!?橋の上には私たちだけだぞ?」
「下ですね」
「下ですか・・・あっ!」
橋の下を覗こうとしたチノ、その時チノの頭の上に乗っていたティッピーが落下してしまうが
「安心してー!キャッチしたよー!」
「ふふふ、捕まえてごらんなさーい!」
「ごきげんようー!」
川を下っていくボートに乗っていたココアがティッピーをキャッチ、そのまま進んでいった。
「ボート乗り場なら近い、これなら追い付けますね。」
早速と追いかけるエリアだが・・・
「エリアのレーダーほんとにどうなってるんだ、的中してるぞ・・・」
「同じ波長だから分かりやすいんでしょうか?」
「そういえば、青山先生もエリアさんとは波長が似ている気がするとか言っていたような・・・」
残り三人はエリアのレーダーの良さに驚いていた。
・・・一方ボートの上では
「凛ちゃんは気づいていませんでしたね。」
「あの四人が鬼役なのね」
「私も凛ちゃんさんと仲良くなりたい!・・・そういえばエリア君と図書館行く約束してなかったっけ?」
「あっ・・・」
・・・そんな会話をしているとは露知らず、エリア達はボートの終点に先回り
「おかえりですココアさん」
「チノちゃん!ここが終点かぁ」
そのままココアの手を掴むチノ
「捕まえました。」
「はい、ココア確保」
「へ?あーっ!!」
ココアが捕まっている間に千夜と青山は失踪、リゼと凛が追いかける。
「あの二人・・・捕まるときは一緒だって約束してたのに・・・」
ショックを受けている様子のココア
「こ、ココアさん・・・どうしましょうエリアさん?」
「そうだね、裏切られるのは辛いね。」
「え、エリア君!」
「じゃあ約束すっぽかされた俺はどうなんだろうね?」
「ご、ごめんなさい・・・」
「え、エリアさんからすごい怒気が・・・」
気にしてないように見えて、実は少し怒っていたエリアだった。
・・・
「それでは凛さんとリゼさんと合流しましょう。」
「それならチノちゃんは凛さんの方頼める?俺はリゼさんの方に行くよ。」
そういって財布を出して、飲み物を買うエリア、買ったものは緑茶だ。
「なんで急に飲み物を買ったんですか?」
「ん?あぁ、千夜体力ないのに走って疲れてるだろうからね」
・・・そしてリゼと合流すると
「煮るなり焼くなり好きにしなさい!」ゼーゼー
息絶え絶えに膝まづく千夜を発見した。
「やっぱり、ほら千夜」
緑茶を差し出す。
「ありがとうエリア君・・・ふぅ、助かったわ」
「リゼさんもお疲れ様です。」
「いや、あんまり疲れてないしいいよ。それよりあっちが心配だから早くいこう。」
「はい、千夜、いける?」
「えぇ、エリア君がおんぶしてくれたら「リゼさん、千夜行けるみたいです、町内一周走りましょうか」待って、歩くわ」
怒っているので千夜の意見はガン無視で青山捜索に戻る。
・・・その途中、シャロを発見した。バイト中なのかラパン(怪盗の方)の格好で客引きをしている。
「青山先生原作の怪盗ラパン~!?」ドキューン!
担当でありながら、青山のファンでもある凛、特訓の成果なのか以前よりラパンになりきっているシャロに夢中の様子・・・
「シャロお疲れ様」
「いや、どういう状況なのよこれ・・・」
「こちら青山さんの担当の方、鬼ごっこ、青山さんの提案、オッケー?」
「青山さんの提案で鬼ごっこしていて、この担当さんと皆で追いかけてるのね。」
「なんであの説明でシャロはあっさり理解できてるんだ?」
「長年千夜さんと連れ添ってきた経験なのでしょうか?」
「私とシャロちゃんの絆は絶対に切れないのよ!」
・・・と話していると、シャロのスカートを覗き込むようにしてみている人影が・・・
「あ、つい癖でシャロさんを覗き込んでしまいました」
そんな悪癖を持つ青山だった。しかしそのまま逃げてしまったので・・・
「まてー!この青山セクハラマウンテン!」
再び鬼ごっこが再開、シャロを仲間にして更に続く。
・・・カルーセル(メリーゴーランド的なの)周辺で姿を見失ってしまったが、よくよく見ればそのカルーセルに乗っていた。
このままではらちが明かないので、一緒に乗ることにした。
ココアはチノと、リゼはシャロと、エリアは千夜と凛と共に乗り込む。
「ふふふ、たまには童心に帰るのもいいものね」
「そうだねぇ」
「はい、子どもの時以来です・・・それにしても青山先生が楽しそうでよかった・・・」
ティッピーを膝にのせ、楽しそうに回る青山を見て凛も一安心の様子
「素敵な担当さんだわ」
「幸せ者だね青山さん」
その様子を見た千夜とエリアが思わずこぼした一言に
「えっ!?いえっ私は翠ちゃんがよい作品を書ければと思ってるだけでっ!それに高校の時のふらふら翠ちゃんが神出鬼没翠ちゃんに進化したから・・・落ち着かない翠ちゃんが・・・」
照れて慌てて二人の昔のことを話し出す・・・そんな仲良しの二人のことががよく知れた一日だった。
・・・
最後に凛が青山を確保、かくして鬼ごっこは無事に終わったのだった。
その帰り道
「エリア君、そのごめんね?忘れてたわけじゃないのよ?」
並んで歩くエリア、千夜、シャロの三人、話題は約束をすっぽかさしてしまった件について
「もういいよ。今日はそれなりに楽しかったし。」
「甘やかしちゃダメよエリア、なんの連絡もいれなかったのは悪いわよ。」
「うぅ・・・本当にごめんなさい」
本気で反省しているようだ・・・
「んーそれなら、見せてもらおうか」
「え?なにをかしら?」
エリアはビシッと千夜を指差す。その指の先は・・・千夜のお山だ!
「っ!アンタ馬鹿!?流石にそれは「その反省している気持ちだよ。」!「シャロちゃんはなにを勘違いしてたの?」なっ、なんでもないわよ!」
シャロが激しく動揺したが、エリアは言葉を続ける。
「今度のラビットハウスのイベント、そこで誠意を見せてもらおうか」
・・・で
「エリア君が行きたいのってラビットハウスのパン祭りだったのね」
「そう、前回行けなかったから行きたくて」
買い出しに向かいながら、話す二人、エリアの頭にはお供のあんこ
今度の話題は明日のラビットハウスで行われるココアによるパン祭り、エリアはそこに千夜とシャロと行きたかったのだ。
「メロンパンおいしかったからまた食べたいんだ。」ムフフ
実はココアのパンのファンのエリア、ラビットハウスでよく注文しているのである。
「そういえばココアちゃんにあんパンにいれる餡をお願いされてたわね、買って帰りましょう。」
「ふふっ、コラボだね」
いつになく上機嫌のエリア、よほど明日が楽しみなのだろう、そうこうしていると・・・
「あらシャロちゃんにチノちゃん?、お昼寝かしら?」
たくさんの野良うさぎに囲まれて寝転ぶシャロとチノを発見した。
「これをどう見たらそう見えるのよ!助けてぇぇ!!」
「相変わらずうさぎに懐かれてるのねぇ、エリア君お願いね?」
「俺っていうか、あんこなんだけど・・・頼んだよ」
頭上のあんこに声をかけると、飛び降りて・・・
「がはっ!」
シャロの上に着地し、なにもせずただ座る・・・すると
「あぁうさぎが逃げてしまいます・・・」
たくさんのうさぎが解散していく。
「ごめんねチノちゃん、シャロは本気で苦手だからさ・・・ってチノちゃんが頼んでたの?」
あんこを頭上に戻すエリア、どうやらこの状況を招いたのはチノのようだ
「はい、私はうさぎが懐かない体質なのでシャロさんにお願いしたのですが・・・シャロさん、ごめんなさい。ご迷惑をお掛けしました。」
「い、いいのよ。私も少しは慣れてきてるもの・・・でもありがとうエリア」
「それならエリア君にお願いしてみたら?エリア君も懐かれる体質だもの。お安いご用でしょ?」
「残念だけどあんこを装備してる限り、うさぎは近づかない」
「あんこにそんな能力が!?」
あんことの親愛度が上がった結果得た能力である。
・・・
「そういえば二人はなんでここに?バイト中?」
二人とも店の制服を着ているので、働いているのだろう。
「私はビラ配りよ。その途中チノちゃんにお願いされたの」
「私もです。「こらぁっ!チノちゃんたらおさぼりさん!」ココアさん」
そこにココアとリゼもやって来た。
「あ!エリア君、千夜ちゃん、シャロちゃん!これどうぞ!」
そう言って渡されたビラは、先ほど話していたパン祭りのお知らせ
「またパン祭りやるのね」
「食欲の秋で食べ放題だよ!」
「三人も今年は来るよな?」
「はい、三人でお邪魔します。メロンパンとあんパン多めでよろしくお願いします。」
「まっかせてー!美味しいの焼いちゃうよ!」
「あ、あのっ私の新作コーヒーも「パン祭りですか・・・私も一年前は行けなかったですね」あっ・・・」
チノが話し終わる前に、青山もやって来た。
「・・・チノちゃん?」
・・・その後凛や色んな人にビラを配っていたが、途中でチノがいなくなったことに気づいた一同は捜索・・・そして見つけたチノは
「ワイルドギース乗せてグレてる!?」
頭にいつものティッピーではなく、ワイルドギースを乗せて草を咥えて不貞腐れていた。
「ラビットハウスはパン屋じゃないん・・・だぜ
みんなコーヒー嫌いなん・・・だぜ」
妙な間があるだぜ、をつけながら不貞腐れるワイルドチノ
一同は慌てて機嫌をとろうとしたが、千夜がふざけて
「それならあんこもライドオーン♪」
エリアの頭上のあんことワイルドギースを交換した。
・・・その瞬間
「・・・」スッ
「チノちゃんがあんこみたいになった!?」
あんこの虚無を見つめる瞳がチノに移った。
「おぉ?なんかキリッとしてる気がする。」
「エリアがつり目に!?」
いつもの目ではなく、すこし目付きが鋭くなった。
「二人ともどういう体質してるのよ!「ふふっ」?」
シャロのツッコミをきいて、チノが思わず吹き出す。
「すみません、ちょっといたずらしちゃいました・・・」
どうやら、チノなりのいたずらだったらしい。
「もぉ!本気ですねたかとおもっちゃたよー!」
「やんちゃになったわねー」
ココアは抱きつき、千夜はつっつき、チノに絡む。
「ココアに似てきたな」
「末恐ろしいです。」
チノの行動にココア感を感じ、戦慄するリゼとシャロ
「あっ、こら!頭で喧嘩するなっ」
チノから飛び降りてエリアの頭には戻ってきたあんこがワイルドギースと場所取り合いをしていた。
「・・・けど、チノちゃん気にしてたな・・・・・・よし!」
・・・翌日
三人加えてマヤとメグを連れて、ラビットハウスに来た甘兎組・・・しかし
「え、エリア君!ついたわよ!」
「しっかりしなさい!、ほら!パンの匂いするでしょ!?」
「ぱ、パン?・・・違う!コーヒー飲むんだ!」
「!?エリアさん!!?」
なにやらフラフラのエリアが千夜とシャロの肩を借りてやって来た。
「おかわりっ!」
何杯かのコーヒーのおかわりをするエリア、パンもたくさん食べている。
「ねぇ、あれエリアどうしたの?なんであんな親の敵みたいに、パン食べてコーヒー飲んでるの?」
その気迫に思わず引いたマヤが千夜に聞く。
「実は昨日チノちゃんがコーヒーが人気ないの気にしてたから、エリア君たくさん飲んで食べるっていって、昨日からなにも食べずに朝からジョギングして汗かいて帰ってきてたの・・・それからなにも飲んでなくて・・・」
「減量中のボクサーかあいつは・・・」
エリアの間違った方向の努力に呆れるリゼ
「エリアさん・・・そんなにコーヒー好きに・・・」
「チノちゃーん?多分あれ味わったりしてないよ?多分飲めればいいって感じだよ?」
エリアがたくさんコーヒーを飲んでいる姿に感動するチノに思わずツッコミに回ってしまったココア
そんな飲み方、食べ方をしたら当然
「うっ・・・」ガタッ
口を抑えてトイレに駆けていったエリアだった。
・・・数分後
「げ、げふぅ・・・」
「!?エリアさん更に弱っちゃってる!?」
メグが驚くほどにフラフラになって帰ってきた。
「落ち着いた?とりあえずここに座りなさい。」
「う、うん・・・あ、チノちゃんコーヒーくださ「いい加減にしろー!!」」
全員から怒られたエリアだった。
・・・
「エリアさん、余計な気を遣わせてしまってすみませんでした。」
「いいのよチノちゃん、完全にエリア君の自業自得」
「ご、ごべんなさい・・・」
「それでこんな状態のエリアさんに申し訳ないのですが・・・これを」
ホイップでお花が描かれたコーヒーが机に置かれた。
「今日のために用意したものなんです。エリアさんに飲んでもらいたくて」
「チノちゃん・・・千夜、いいかな?」
「あと一杯だけよ?ここからはお水かお茶にしましょうね?」
「ありがとう、それじゃいただきます。」
ゴクッ
「!!すごく美味しい!今までで一番!」
飲むと同時にエリアの瞳が光る、今までにない美味しさなのだ。
「!、本当ですか!?」
「うん!今まではミルクとかで中和されてて美味しかったのが今度はすごいよ!これ本当のコーヒーでしょ!?」
「は、はい。今までの経験を元にブレンドしたんです。エリアさんがきっかけで生まれたコーヒーなんですよ。」
「すごい!すごい!」
コーヒーを飲む手が止まらない、それくらいに夢中になっている。
その日のパン祭りは大盛況、エリアも大満足で帰ったのであった。
・・・そして次の日、甘兎庵
「・・・なんかこれ着るの久し振りかも」
久しぶりの制服に身を包み、準備万端
「そうね、結構休んだものね」
「うん、ご迷惑お掛けしました」
「それは私もおあいこよ・・・おかえりなさいエリア君」
「うん、ただいま。自分をちゃんと守りながら、皆を心配させないように頑張るから見てて」
「もちろん!これからまたよろしくね」
エリアに手を差し伸べる。
その手を迷いなく、掴む。
「よろしく、さぁ!今日も頑張ろうか!」
エリア甘兎庵に復活!!
喫茶店こそこそ話
シャロのスカートを癖で覗き込む青山さん、エリアの場合は甘兎庵の制服の時にたまに見えるチラリと見えるうなじを見ているそうですよ?