ココアがクリスマスプレゼント代を稼ぐためバイトに奮闘している頃・・・エリアはファンとしてあるイベントに参加?
ある日のラビットハウスでエリアは、マヤとメグとお茶をしていました。
「それでさー、そこのアイテムがとれなくて」
「それストーリー進まないと獲れないよ」
マヤとはゲームの話しをして、
「エリアさんできました!」
「どれどれ・・・うん、正解!」
メグの勉強を見てあげていました。
「お待たせしましたエリア用コーヒーです。調子はどうだ?」
そこにリゼがコーヒーを持ってきてくれた。
「エリアさんの説明が分かりやすくていい調子です」
「そうかな、なら嬉しいけど。・・・あれ?そういえばココアは?」
ホールにリゼ、カウンターにチノはいるが、ココアがいないことに気づいた
「今日はラパンの方にいるよ。短期で色んなバイトの掛け持ちしてるんだと」
「掛け持ち?なんか事情があるんですか?」
「クリスマスに向けての軍資金を貯めるそうです。出掛けるときにはなぜか貯金箱を持っていましたが・・・」
「なんで貯金箱・・・ぐっ!?」
そう言ってコーヒーを一口飲んだが、即座にむせる。
「!?エリア!?」
「ゲホッ、ゲホッ、ごめんちょっと驚いて」
「どうしたんですか!?」
「いや、これいつものじゃない・・・苦い」
口に含んだ時に広がった苦味、いつものコーヒーとは違うの
「エリアさん少し見せてください・・・!、ごめんなさい!これキリマンジャロでした・・・」
「気にしないで、うぅ~・・・」
久々に飲んだコーヒーの苦味に苦しむエリア
「ほら!これ食べて口の中の中和するんだ!」
リゼに渡されたものを慌てて食べる
「あっ、ありがとうございます!」
サクッ・・・モチッモチッ・・・
「おいひい・・・」
「トースト美味しそう・・・けどなんでトースト?普通こういう時ってケーキとかじゃね?」
「あっ!すまない、ココアがちゃんとやってるか心配で」
「私はココアさんがシャロさんに迷惑かけてないか心配で」
二人はココアとシャロが心配で、ココアの作ったトーストと、キリマンジャロを量産していたようだった。
「ココアは愛されてるなぁ・・・あっマヤちゃんトースト半分食べる?」
「いただきまーす!」
「そういえばエリアさん、何処かに行くって言ってませんでしたか?」
「うん、この後サイン会があってさ。そろそろ行かなきゃ」
「サイン会?なんのだ?」
「これです!」
エリアが意気揚々と見せるチラシ、そこには近所の本屋で行われるサイン会のお知らせ
「青山ブルーマウンテン先生のサイン会?・・・っていつでも会えるだろ!?」
そう、今回は小説家、青山ブルーマウンテンのサイン会なのだ
「いやー、これまでは知り合いだからって理由でサインとかグッズとか貰っちゃってたから、これを機にちゃんとファン活動がしたいな、と思いまして」
「ファン活動って・・・それより、私たちこの後青山さんの応援に行くつもりだけどそっちはどうする?」
「その件は千夜から聞いてます。けどそっちには行きません。千夜にお花は預けました。」
「そうなんですか、ではまた後で会いましょうね」
「うん、また後でね」
・・・本屋前ではすでにお客さんがたくさん、エリアも早速並ぶ
「うぅ、寒い」
しっかりと着込んできたつもりだったが冷えてきた、無理もないもうすぐクリスマスなのだ
「(去年は楽しかったなぁ、パーティー前にラビットハウスのお手伝いして、パーティーして、千夜には個別でプレゼントして・・・)」
少し思い出しただけで、楽しい気持ちになった。
「(きっと今年もパーティーするよね。プレゼントなににしよう♪)」
ほんの少し先のことだが、考えるとワクワクする。
プレゼント交換は?会場はどこになるだろう?どんな料理ならみんな喜んでくれるのだろう?
2年前ではまず考えなかったこと
「(ココアには手品の本とかどうかな、リゼさんは教師の本、シャロには陶器、チマメちゃん達には文房具かな、それから千夜には・・・)「整理券配布しまーす!」!!」
プレゼントを考えていると、整理券が配布された。
エリアは少し後ろの方だった。そこに
「あれ?エリア君だ!」
「!、ココア?」
ラパンの格好をしたココアがいた。
「今日は本屋さんでアルバイトなの!シャロちゃんも一緒だよ!」
「へぇー!なんでラパン?」
「凛ちゃんさんの案だよ!」
「?、青山さんじゃないの?」
「凛ちゃんさんだよ」
「へぇ、凛さんってこんなこと考える人なんだ」
凛の印象が少し変わったエリアだった
・・・
ココアが仕事に戻り、エリアは再び並ぶ。
「(皆は青山さんの応援に行ってかな?千夜は花束ちゃんと渡してくれたかな?)」
家を出る前に青山の応援に行くという千夜に、贈る花を渡して貰うように頼んだのだ。
贈る花は白のポインセチアの花、慕われる人に祝福を祈る花
少しずつ列が進んでいく、そろそろサインしてほしい本を用意しなければ。
鞄から取り出し、手に持った。
・・・そして遂に
「サイン会おめでとうございます!」
「あら、エリアさん!」
会場に入り、サインを貰う
「千夜さんからあのお花受けとりました。クリスマスにぴったりのかわいいお花ありがとうございます」
「い、いえ!花屋さんに聞いたらこれがいいって言われて・・・」
実際に花を見て、花言葉を聞いたら青山にぴったりだと思ったのだ
「それでもエリアさんからのクリスマスプレゼント、嬉しかったです。」
「それなら良かった、です・・・」
青山に喜んでもらえたのが嬉しくて、顔が赤い。はやりまだまだこういうのには慣れてないのだ
「もう少しゆっくりお話ししたいですが、お時間が限られているので、また今度」
「はい!」
・・・
店を出たところで、携帯に千夜からの連絡が入っていた。
なんでも、シークレットサンタを決めるので来てほしいとのこと
「シークレットサンタ?」
聞きなれない言葉に疑問を覚えつつも、指定された場所へ
・・・
指定された場所につくと、そこには一同が揃っており、話題は今年のクリスマスのことだった。
「今年のクリスマスプレゼントはシークレットサンタで行うことになったの」
「シークレットサンタってなんなの?」
「じゃーん!これだよ!」
そういうココアの手には紙の束が握られていた。
「?なにそれ?」
「これ皆の名前が書いてるくじなんだよ。青山さんから聞いたんだけど、これを皆で引いてくじに書いてる名前の人にクリスマスプレゼントを用意するんだって」
「だから貰うまでは誰がサンタなのか分からない、シークレットサンタなんです」
「へぇー!おもしろそう!」
エリアも興味津々、早速皆でくじを引いた
「ねぇ千夜さんは・・・って聞いちゃダメなんだった~」
「ふふっうっかりバレちゃいそうね」
くじの名前とプレゼントはクリスマスまで秘密というルールに皆ワクワクした様子だったが・・・
「・・・」
くじをじーっと見つめるエリアは一人浮かない顔・・・
「?、エリア君?どうしたの?」
「!、な、なんでもないよ!いやー!楽しみだなぁ!」
慌ててくじを背中に隠す・・・そのくじに書かれた名前とは?
喫茶店こそこそ話
後日約束通り青山とお話ししたエリア、青山的にはエリアはお友達なのでサイン会でなくてもいつでもサインすると言っていました。
それでもエリアはファンとして、これからもこういったイベントに参加すると熱弁しました。その後、そういったファン心理について凛さんと意気投合したそうです。