緑茶風少年   作:アユムーン

60 / 100
ゲームセンター&千夜風邪っぴき回

今回は好きな漫画のネタやカードゲームのネタをいれてます♪

そしてもちろん千夜とはイチャイチャしてもらいましょう♪


私/俺達の居場所はひとつじゃない!

本日の物語はいつもと違い・・・

 

「狙い撃つよ!覚悟!・・・チノ!魔法攻撃!」

「焙煎してやります!」

「吹っ飛ばせメグー!」

「がおぉぉー!!」

 

銃撃、魔法に重斧と・・・様々な攻撃で敵モンスターを蹴散らすチマメ隊

 

「「「我ら最強!チマメ隊!」」」

「わー、すごいなこれ・・・」

 

ファンタジーな世界から始まります?

 

・・・

 

本日一行が訪れたのはゲームセンター

 

ここはエリアもよく行っていた場所らしく、案内しました。

 

今遊んでいるのは最先端のゲーム、専用の装置を着けて仮想世界を冒険するゲーム

 

「あっ!エリア!後ろに敵!」

 

「任せて!おりゃぁぁぁ!!!」

 

ドカァァァン!!!

 

後ろから迫るモンスターを拳の一撃で葬る

 

「すごいなぁエリアの選んだ種族・・・呪術師?」

 

「うーん、でもやってることさっきから拳攻撃だけなんだけども・・・」

 

呪いかけそうな種族を選んだにも関わらず、学ランとパーカーが合体したような服でパワーがすごいキャラクターとなったエリア

 

さっきからモンスターを拳でぶん殴るといって戦闘を繰り返しており、先ほどレベルアップで拳の攻撃の後にエネルギーが遅れてやってくる技を覚えました。

 

「けどエリアさんが逞しいのってなんか新鮮」

 

「そうですね、普段はひょろひょろです」

 

「うっ」

 

「確か腕相撲でリゼに普通に負けたんでしょ?」

 

「うぐっ」

 

「その時千夜さんがエリア君はモヤシだものね~って言ってたよね」

 

「ぐはぁっ・・・」

 

HPは減っていないが精神に多大なダメージを負った・・・

 

・・・で

 

その後そのゲームに残りの高校生組が乱入してきましたが千夜が3D酔いで即座にログアウト、他の面々は千夜の看病、エリアも別のゲームも試してみたくなったので共にログアウトしました。

 

「ん~どれをやってみようかな・・・」

 

ゲームセンター内なら好きに動いてもいいよ、と許可を得たので色々見て回るエリア

 

「ゲームといえば昔はよくカードゲームとかしたな・・・」

 

まだ明るかったような気がする小学生時代・・・友達と集まって遊んだカードゲーム・・・デッキはどこにしまったのだろうか?今度帰ったら探そう・・・などと考えていると

 

「!、これって!?」

 

・・・

 

「いやー遊んだ、遊んだ」

 

「そうだな、ガンシューティングも中々の再現度だったぞ」

 

「なんで実物を知ってるんですかリゼ先輩」

 

「そういえばエリア君は?」

 

「色々見てくるって、こっちに進んでるの見たよ」

 

「あ、あれだろ・・・ってなにやってるんだあいつ」

 

皆の視線の先には

 

「俺のターン!ドロー!!」

 

頭にはVRの機械をつけ腕にも機械・・・デュエルディスクをつけたエリアが、カードの束から一枚引く、そしてそのカードを見てニヤリ、と笑った。

 

ディスクを着けている方の手に持っていた三枚のカードと合わせて、手札が4枚、笑顔のまま高らかに宣言!

 

「ここまでのデュエルでもうこっちのライフは僅か・・・だけどこっちだって少しは相手のライフも削れた!そしてカードは揃ったぜ!俺は手札から融合を発動!」

 

手に持っていたカードをディスクに設置する。

 

「俺は手札のE・HEROネオス2体を融合!こい!E・HEROグランドマン!」

 

手に持っていた2枚のカードと、先ほどの融合のカードをディスクの穴に入れ、新しいカードを取り出す。

 

「グランドマンの攻撃力は融合素材のモンスターのレベルの合計×300!よってレベルの合計は14!攻撃力は4200!」

 

「よく分からないがカードゲームか?」

「エリア君すごく楽しそう!」

「あの攻撃力?を見ればいいのかしら?」

 

高校生組は近くのモニターでエリアのゲームの状態を見ることが出きるが、エリアは高校生組が見ていることには気づいていない

 

エリアは仮想の敵だろうか?青い服を着た金髪のイタリア人のような相手と対峙しているそして・・・

 

「けど相手の方にいる機械みたいなカードは4400、エリア君のモンスターは4200・・・これじゃあ届かない「それはどうかな?」!?」カンコーン♪

 

聞こえていないはずのエリアが不敵な笑みを浮かべて千夜の言葉に答えた。

 

「俺はフィールド魔法!摩天楼スカイスクレイパーを発動!」

 

ウィーンとディスクの先端が伸びる、その部分に最後の手札のカードをセットする、そうするとエリアの背景に高層ビルが立ち並ぶ摩天楼が広がる。

 

「グランドマンでアンティークギアアルティメットゴーレムに攻撃!」

 

「!、攻撃力が足りないぞ!?」

「え?え?どういうこと?エリア君負けちゃうの!?」

「そうかも知れないわ・・・けどエリア君さっき・・・」

 

「摩天楼スカイスクレイパーの効果!E・HEROが自身より攻撃力が高いモンスターとバトルするとき攻撃力を1000アップする!」

 

「!、これならいける!」

 

「アンティークギアアルティメットゴーレム撃破!」

 

エリアのモンスターが相手のモンスターを破壊・・・しかし

 

「!?相手の場にさっきと違うモンスターが!?」

 

アンティークギアアルティメットゴーレムより一回り小さいモンスター、アンティークギアゴーレムが現れた。

 

「攻撃力3000!?けどエリアのモンスターの方が高い!このまま!「モンスターの攻撃は一回だけ、もう俺のグランドマンは攻撃できない」えぇ!?」

 

「1ターンだけでもそっちに渡したら逆転だってあり得る」

 

「そんな!それじゃあエリア君ピンチなんじゃ!「だから、ここで決める!」おぉ!」

 

よく分からないが、とにかく面白くなってきた一同、身を乗り出して観戦している。

 

「グランドマンの効果発動!このモンスターが相手モンスターを破壊した時・・・エクストラデッキからE・HEROの融合モンスターを特殊召喚できる!」

 

グランドマンが光り輝き・・・新たなHEROに生まれ変わる

 

「マイフェイバリットヒーロー!E・HEROフレイムウィングマン!」

 

背中の片方には翼、そして右手が龍のようなHEROが召喚される、しかし

 

「攻撃力は・・・2100?相手より低いじゃない!」

 

フレイムウィングマンの攻撃力にガッカリするシャロ・・・だが

 

「それは違うわシャロちゃん・・・さっきのあのフィールド魔法っていうのを使えば・・・!!」

 

「そう!摩天楼スカイスクレイパーの効果で攻撃力は3100だ!いけ!スカイスクレイパーシュートォ!!」

 

摩天楼の天辺から急降下するフレイムウィングマン、炎を纏いギアゴーレムに突撃!

 

「やった!相手のモンスターを今度こそ倒したよ!」

「けど、まだあのライフポイントっていうのが残ってる・・・まだ終わりじゃないんじゃ「フレイムウィングマンのモンスター効果!」!!」

 

リゼの心配をよそに、効果を発動!

 

「フレイムウィングマンがモンスターを破壊した時、その攻撃力分のダメージを与える!これで最後だ!いっけぇぇ!!」

 

フレイムウィングマンが右腕から炎を発射、相手を焼き払い、相手のライフポイントが0に、画面にはエリアの勝利を告げるテロップが流れる

 

「ガッチャ!楽しいデュエルだったぜ!」

 

最後は決めポーズを決めて、エリアはゲームを終了した。

 

・・・

 

「ふぅ・・・「エリア君!」あっ千夜見てたんだ」

 

「私たちもいるわよ・・・って気づいてたんでしょ?完全にこっちに状況説明してたじゃない」

 

「あれはその場のノリだよ、中々のものでしょ?」

 

「それにしてもエリアがこういうの好きだったとはな」

 

「昔やってたんです。それをVRで体験できるってあったからやってみたくなって」

 

「それにしてはノリノリだったね?」

 

「はは、カッコつけすぎたかな」

 

「そんなことない!エリア君すごくカッコよかった!」

 

「!、そ、そんなことないよ、さっきのも運が良かっただけだし「それでもよ!」!」

 

「この間のピアノもそうだけどエリア君があんなに楽しそうに遊んでる姿が見れてすごく嬉しいの!」

 

「千夜・・・」

 

自分が楽しんでいるのを自分のことのように喜んでいる千夜、その気持ちがたまらなく嬉しい

 

「ねぇどんなゲームなのか教えて!私もやってみたい!」

「そうだな、なぁ戦車みたいなカードとかあるのか?」

「なら私はティーカップのカードとかがいいかしら?」

「和風テイストなカードもある?」

「ま、待って待って!?」

 

楽しいゲームに男の子や女の子は関係ないようです

 

・・・最後に写真をプリントする機械に高校生組で入りました。

 

「ほらほら!エリア君は真ん中だよ!」

「ちょっ!?皆近いよ!?」

 

「狭いんだからしょうがないわね」

「だからって密着しないでよ!」

 

「・・・千夜に引っ付いてもらえてよかったわね、柔らかくてよかったわね?」

「!?なんかシャロが怖い・・・」

 

「な、なぁこれいつ撮られるんだ?そ、それからどんなポーズすればいいんだ!?」

「リゼさん落ち着いて、ほら撮りますよ!」

 

そうしてどったんばったんしながら撮られたプリクラは五人の宝物になりました♪

 

・・・翌日

 

「皆おはよー」

 

「エリア君おはよー!今日は早いね!」

 

先日からパン職人としての修行のため、朝食の準備を手伝っているココアと挨拶を交わす

 

「まだ皆起きてないんだ」

 

「うん・・・ってエリア君寝癖ついてるよ」

 

「え?どこどこ?」

 

「ほらここ!」

 

寝癖のついた場所を押さえられて、そのまま

 

「ふふっ、もうしょうがない弟っ!」ナデナデ

 

「もう撫でたいだけでしょ・・・ってなんか焦げ臭いけど」

 

「あぁー!朝御飯のパンがー!!」

 

「あーあ「おはようございます」あ、おはようチノちゃん・・・あら?」

 

チノに朝の挨拶をしたエリアでしたが、チノも寝癖がついていました。

 

「どうかしましたか?」

 

「いや寝癖が「おはよぉ~」「おあよー」あ、二人もか」

 

まだまだ眠そうなマヤとメグが降りてきました。やっぱり二人とも寝癖がついています。

 

「お前らだらしないぞ」

 

ぷんっ!とだらしのない一同を叱るリゼ、そんなリゼの髪もだらしないわけですが・・・

 

「そうね、皆一度鏡をみるべきだわ」

「千夜が一番見てきなさい!」

 

最後に起きてきて、一番だらしのない姿をした千夜をシャロが叱ります。

 

「ちっ、千夜さん!エリアさんもいるんですよ!」

 

だらしないのもあるが、かなり際どい姿なのでエリアが爆発すると心配したチノですが・・・

 

「?、エリア君見慣れてるでしょ?」

 

「そうだね、今さらだね・・・ん?」

 

「えぇ!?」

 

「なんで水着は照れてあれは平気なんだ?」

「あれは距離感がバグってるからですよ」

 

そんな話をして、さぁ広間で朝御飯にしよう・・・としたその時

 

「千夜、ちょっとごめんね?」

 

ぴとっ、と千夜の額に手を当てた

 

「!、な、なにかしらエリア君!?」

 

慌てる千夜ですが、エリアは至って冷静です、そして

 

「・・・熱あるよ、そのまま回れ右して部屋にもどって寝て」

 

「えっ「微熱っぽいけど、今日は休もう。シャロ、千夜の着替えとか手伝ってあげて、俺支配人さんに薬がないかとか、薬局どこかとか聞いてくる」「分かったわ」シャロちゃん!?」

 

流れるような連携を見せるエリアとシャロ

 

「とりあえず部屋に運ぶよ」

 

ひょいっと千夜を横抱きにして部屋に向かう

 

「えっ?エリア君!?「今は動かない」わ、分かったわ・・・」

 

「あれ?エリアさんってモヤシなんじゃ?」

「メグ、あれは愛じゃよ、愛」

「今エリアさんが王子に見えました・・・」

 

・・・その後、支配人が千夜の様子を見てくれました。軽い風邪だそうなので薬を飲んで一日安静にすることに

 

「ありがとうね、エリア君シャロちゃん、それに皆も。でも今日は私のことは気にせず楽しんできて?」

 

「千夜ちゃん・・・」

 

「言われなくても大人しく土産話待ってなさい」

 

「いや、俺は残る。今日は自分の部屋にいるからなにかあったら呼んでね?」

 

「そんな、エリア君「千夜が心配で今日はなにもできそうにないんだ、だからお願い」!、そんなこと言われたらなにも言えないじゃない・・・」

 

「ごめんね」

 

そう言って、部屋を出ました。

 

・・・

 

そうしてエリアは部屋に残り、他の皆は出掛けましたでしたが、雨が降ってきたので戻ってきました、手には千夜へのお見舞いの品が

 

シャロ、リゼ、チマメ隊がお見舞いをしている間もエリアは部屋にいました。

 

「ねぇ!エリア~!」バンッ!

 

「!、マヤちゃん?ノックくらいしてよ・・・それにチノちゃんとメグちゃんも・・・」

 

チマメ隊がエリアの部屋に突入、エリアはなにやらビニール袋をごそごそと漁っています。

 

「千夜さんのそばにいなくていいですか?」

 

「千夜さんエリアさんがいなくて寂しそうでしたよ?」

 

「っ!、分かってるけど、今ばっかりは俺が出る幕はないよ。本当は看病とかできたらいいんだけどね、それでも俺じゃ配慮が足りないことがあるからさ、千夜も俺には頼みにくいこととかあるし」

 

いくらこの旅行で家族になろう!といっても男女の違いはあるもので・・・それが分かっているから、せめて千夜から助けを求められた時はすぐに助けられるように・・・と近くにいることを決めたのです。

 

「ぶー!エリアのヘタレ!」

「看病イベントを見逃すなー!」

「千夜さんはエリアさんが熱を出した時はずっと近くにいたのにいいんですか?」

 

「ゲーセンの時といい、痛いところ的確に刺してくるね・・・後で顔くらい見に行くよ」

 

「今行けよー」

 

「千夜、さっき寝付いたところでしょ?」

 

「!、なんで分かったんですか?」

 

「寂しかったところに皆のお見舞い、それではしゃいだでしょ。元々体力ないのに今体調崩してるんだからすぐに寝付くだろうなって思ったんだ」

 

「すごい理解力」

 

「流石に寝てる女の子の部屋に入るほど無粋じゃないよ。それでこれ、千夜の枕元に置いてきてほしいんだけど」

 

ガサッと手渡されたのはビニール袋

 

「?なにこれ?」

 

中を見るとそこには薬とスポーツドリンクが入っている。

 

「薬は旅行に出る前に店主さんに渡されたやつでスポドリはさっき部屋に戻る前に買ってきた。ただ薬は数が多かったからさっきまで今の千夜の状態にあった薬探してたんだ。」

 

「分かりました・・・けど、千夜さんはエリアさんを待ってますよ」

 

「っ!・・・分かった」

 

・・・それから夜

 

「エリアくーん!」バァン!

 

「!!?ココアか、ノックしてよ」

 

「そんなことより!千夜ちゃんのお見舞い行くよ!」

 

「・・・その枕は?」

 

「湯たんぽになろうと思って・・・あ、エリア君は強制ね」

 

「はぁ!?」

 

コンコン・・・控え目にノックをしてから入室

 

「具合はどう?千夜ちゃん」

 

「ココアちゃん!だいぶ回復したわ」

 

「お見舞いが夜になっちゃってごめんね」 

 

「いいの、パンの修行で忙しかったでしょ?」

 

「うん、それでもごめんね。それで私からの看病なんだけどココア湯たんぽと、ほらエリア君っ」

 

部屋の外にいたエリアを引っ張って連れてきたココア 

 

「あー・・・その、顔見にきたよ。朝より元気になったみたいでよかった」

 

「えぇ、エリア君のお見舞いの品もあったもの」

 

そう言う千夜が示す先には手こそつけられていないが薬の箱と飲みかけのスポーツドリンクがある。これはエリアが用意したものだ

 

「あ、それやっぱりエリア君からのお見舞いだったんだ」

 

「薬がウチにあるのと同じだもの。いつもと逆ねエリア君、看病ありがとう」

 

「いや、俺はなにも・・・なんだかんだ言い訳して今日は全く顔合わせなかったし、ごめんね」

 

「いいのよ、エリア君がなんでそうしたかは分かるもの。気持ちは伝わってるわ」

 

「ならよかったよ、ありがとうね千夜」

 

「どういたしまして」

 

「それより!早速本日最後の看病だよ!ココア湯たんぽとエリア湯たんぽ!両サイドから千夜ちゃんを暖めるよ!」

「えぇ!?それってつまり三人で寝るってこと!?」

「そうだよ!」

 

ココアも一緒とはいえ、エリアと共に寝るなんて・・・と、流石の千夜もそれは照れる。

 

「ほら、千夜嫌がってるし、やめこうよ」

 

「!」

 

「えぇーいい考えだと「いっ、嫌じゃないわ!」ほら!」

 

「えぇ!?」

 

・・・で

 

千夜を真ん中に、三人で川の字でベットに入りました。

広いベットなので三人ならんでも平気です。

 

「エリア君そんなに離れてたら湯たんぽの意味がないよ!」

 

「いや、これは流石に「エリア君、寂しい」~っ!分かったよ」

 

押し切られて少しだけ近づいたエリア

 

「熱が出ちゃったのは旅行疲れかな?」

 

「ううん、このところ考え事して寝れなかったせいなの」

 

この旅行でみんなと暮らして、一緒にいるのが当たり前になってしまった

 

けど、旅行が終わったら?また離ればなれだ

 

新学期も始まって、クラスも変わる

 

そして・・・エリアも・・・

 

そう考えると、このまま時間が止まってしまえばいいのに・・・なんて願ってしまうのだ

 

「千夜ちゃんたらロマンチスト」

「でしょ?」

「けど、千夜らしいね」

 

馬鹿げた願いだなんて、思ったりはしない・・・でもきっと皆も同じ気持ちなんじゃないかな、とそう思うと笑みが溢れた

 

「私達が初めて会った日覚えてる?」

「もちろん!ココアちゃんは羊羮に食いついて、エリア君はあんこに押し倒されて、それから私がココアちゃんを甘兎庵に誘って・・・そこで三人初めて揃ったわね」

「今思うとめちゃくちゃだな・・・けど、俺も覚えてるよ」

 

「あれがきっかけで千夜ちゃんと仲良くなれた、それに千夜ちゃんと友だちになれたからエリア君ともまた会えた・・・学校も初日から楽しくて、ラビットハウス以外で楽しくて落ち着ける甘兎庵ができた、甘兎庵のお菓子に救われたんだ~、私達の居場所は学校だけじゃないね」

 

「!」

 

「そうだね、千夜がいなきゃココアとは列車で別れたっきりだったし・・・俺は学校も違うけどそれでも甘兎庵やラビットハウスの他にも色んな所で皆との思い出がたくさんあるよ」

 

「そうね、私もたくさんあるわ」

 

「でしょ?だから大丈夫だよ千夜ちゃん」

 

ギューっと千夜を抱き締めるココア

 

「旅行が終わったって、変わらないよ!いつまでたっても私達は親友!」

 

「!、えぇ!私達はずっと一緒!」

 

「ふふっ、悩みはどっか行った?」

 

「うん・・・ってここはエリア君もこの熱いハグに参加する流れだと思うんだけど?」

 

「そうだよ!さぁカモン!エリア君の憧れはここにいるよ!」

 

「・・・はぁ、なんで憧れたんだろ俺」

 

「んなっ!?もう!エリア君ったら~!!」

 

「ここは突撃しかないわね!行きましょう!!」

 

「そうだね!エリア君覚悟~!!」

 

「!?うわっ!、ちょっやめっ!」

 

ドッタンバッタンと大暴れする三人、千夜もすっかり元気になったのに気づいたエリアとココアはニッコリと微笑みを交わしました。

 

うるさいっ!とシャロに怒られるまで後10秒・・・

 

・・・翌朝

 

「羊羮パン!?」

「朝から重いな」

 

羊羮を包んだパンが朝食で出されました。作ったのはもちろん

 

「千夜ちゃんとの合作なのさ!」

「体調もバッチリ治りました!」

 

完治した千夜とココアが手を繋いでパンを紹介します。

 

羊羮パンは大人気、皆も大満足です・・・一人を除いて

 

「あれ?エリアは?」

 

「あぁエリアくんなら・・・」

「私達のベットで寝てるわ、昨日は激しかったものね」

 

千夜の発言に一瞬時が止まり・・・そしてリゼとシャロが叫びます

 

「「えぇっ!!?」」

 

「エリア君照れて中々来なかったんだよね」

「そうね、だから私達二人で襲っちゃった♪」

 

「あ!分かった、枕投げしてたんだ!」

「いいなー私もやりたかった!」

 

「違うそうじゃなくって、あーもう!説明できないわよ!ってそれより襲っちゃった♪ってあんた達本気で「おはよー、なにこれ?羊羮?」あっエリアっ!?」

 

「あ、エリアさんおはようございます」

 

寝癖ついた頭を掻きながら降りてきたエリア、羊羮パンを見つけて早速一口

 

「!!美味しい!!!」

 

もちろん大絶賛

 

「お、おいしいっ!ってそれどころじゃないだろエリア!?」

「そうだよ!なにしてたか知らないけど私達も混ぜてよ!」

「仲間はずれはひどいです!」

「違う!チマメ隊は黙ってろ!お前ら三人距離感バグってるとは聞いていたがまさかこれほどとは・・・」

 

その後も大騒ぎする面々を横目に

 

「・・・ねぇ、二人ともこれどういうこと?」

 

「?さぁ?」

 

「分からないわね、けど」

 

「「「逃げよう!」」」

 

千夜とココアはエプロンを着けたままでエリアは寝巻きのまま、三人手を繋いで逃げた。

 

その三人の顔は今が最高!といわんばかりの眩しい笑顔でした

 

 

 




喫茶店こそこそ話

ゲームセンターでエリアがやったゲーム、簡単なルールのものが最近できたそうなので皆で遊びました。魔法使いデッキのエリアが最強でしたよ。

羊羮パンは甘兎とラビットハウスのコラボメニューとなり、おもにラビットハウスで販売中、エリアはコーヒーと共に絶対頼むようになりました♪
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