D4DJ 伝説のニコニコ勢   作:好きなことして生きたい

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こちら伝説のニコニコ勢のリメイクでございます。初期とリメイクどちらがいいか、コメントしてくれると嬉しいです。



リメイク1

いつからだろう。音楽に情熱を無くしたのは、昔はニコニコ動画で音楽活動をしていたが、今となっては仕事で生徒達を相手にして家に帰って、疲れた体を風呂と酒で癒す日々を毎日のように過ごしている。

 

 

 

これでも学生だった頃の俺は数多くのボカロ曲を作成して、世界一有名なボカロ作家だったが、8年前のDJブームが来たことによって、俺達は衰退していった。皆んなDJの方に行ってしまい。誰も俺の音楽を聞かなくなってしまった。そして、社会人になって、仕事と音楽活動の両立が出来なくなって、俺はいつの日か音楽を辞めてしまった。

 

 

 

「……」

 

 

 

そんなある日だった。学校でダンスの練習をしている女の子がいた。それは、最近学園でも話題のHappy Aroundと言うDJユニットチームだ。彼女達は今度やるライブのために一生懸命練習をしているのだろう。いつまでも見てると変態呼ばわりされるかもしれないが、彼女達を見ていると、何となく昔の自分を思い出す。

 

 

 

「あ、太刀川先生!こんにちわ」

 

「はい。こんにちわ。練習ですか?」

 

 

 

ずっと見ていたせい愛本 りんく。が俺に気づいたようで、話しかけてくれた。普通なら大の大人が生徒をガン見しているのだから、変な目で見られてもおかしくないが、彼女は純粋無垢な子でそんな事を考えることすらしないのだろう。彼女は無邪気に話しかけて来た。

 

 

 

「そうなんです!明日のフェスに向けて練習中なんです!」

 

「フェス?」

 

「はい!明日校外での初めてのライブで、とても楽しみなんです!」

 

「へぇ〜、それはそれは、とても楽しみですね。それでは…」

 

「あ、先生!」

 

 

 

立ち去ろうとした時だった。りんくに引き止められた。

 

 

 

「うん?どうしましたか?」

 

「いや、その〜…。なんて言うか、その〜」

 

 

 

何か物凄く言いたそうにしているが、うまく言葉に伝えられなくて、もどかしくして唸っていた。

 

 

 

「そうだ!明日のフェスのライブ見に来てください!」

 

「…はい?」

 

 

 

突然と何も前振りもなく突拍子なことを言われて、思わず目が点となってしまう。

 

 

 

「え〜と、どうしてですか?」

 

「なと言うか、先生からこう、ハピアラ!って言うものが感じないです!」

 

「…えっ?」

 

「私!初めてピキピキのライブを見た時に、こう、身体に音楽が響いて、全身が踊り出して凄がったです!あの時の感動を先生にも感じてもらえれば、きっと先生もハピアラになると思うです!」

 

「は、はあ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「良いじゃないでござるか?」

 

「おまえ他人事だと思って、適当に言ってないか?」

 

 

 

俺は仕事の終わりに親友の家に遊びに来ていた。親友の名前は松村 英雄。明日休みと言うことで、和村家で晩酌していた。そして、今日生徒のリンクちゃんとあった出来事を雄一に話した。

 

 

 

「なに?何の話?」

 

 

 

そして、今料理を運んできたのは女性は英雄の嫁さんで美雪。料理がとても上手く雄一は食べ過ぎで明らか的に昔より太って、ふくよかな体系になってしまった。

 

 

 

「いや、今度生徒達がDJライブをするから見にきてくれと言われて、行けば良いじゃんって言われたんだよ」

 

「あら、それは良いじゃない。どうせ休日は死体のように寝ているだけでしょ?たまには外に出かけて、そう言うの行ったほうが良いじゃない」

 

「死体って…」

 

「その子も何となく感じたんじゃないの?あんたから滲み出る陰気臭い空気が、だから私達のライブを見て元気出しなさいって話じゃないの?」

 

「そんなまさか、俺のどこが陰気臭いだよ?」

 

「あんた達は自分で気づいてないかもしれないけど、自分が思っている以上に滲み出てるわよ。子供は特にそう言うの敏感なんだから」

 

「ふ〜ん。そんなもんなのか?」

 

「そう言うものなのよ」

 

「…みゆき殿。今あなた達って言ったでござるか?それ拙者も入っておるでござるか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何で拙者まで…」

 

「本当だよ。せっかく二度寝しようとしたのに、何でライブを本当に観に行かなきゃいけんだ」

 

「いや、それは拙者のセリフでござるよ。大輝氏がどうせ見に行かないから連れて行けって、みゆきに朝から叩き起こされたんでござるからな」

 

 

 

俺達は、朝早くからりんく達のライブを見にきていた。朝寝ていたら家に英雄が訪ねて来て、ライブを見に行くぞと連れ出されていた。なかなか大きなフェスのようで、何人ものユニットが順番にパフォーマンスをするみたいだ。

 

 

 

「パンフレットによると生徒さん達の出番は1番最初らしいでござるが…」

 

「なかなか始まらないな」

 

 

 

開演時間になってもなかなか始まらないライブに観客も苛立ちを隠せてになかった。するとアナウンスで、今日出演予定だったユニット達を乗せたバスが事故って動けなくなっている事を知らせた。幸にも怪我人は出なかったようだ。しかし、事故のせいでライブが中止になってしまうかもしれないとざわついていた。しかし、そんな時だった。突如BGMが鳴った。

 

 

 

「おい。何か始まったぞ!」

 

「誰あの子達?」

 

「あ〜、Happy Aroundとか言う新人ユニットじゃなかったけ?」

 

「あ〜!俺動画で見たことあるぞ!」

 

「確か陽葉学園のサンセットステージに出てた子達だよな?」

 

 

 

そして、始まったパフォーマンスの反応はなかなかと言うかかなり好評で、お客さんも盛り上がっていた。しかし、予定してた時間を過ぎてもパフォーマンスを続けるリンクたちであった。

 

 

 

「まさか他のユニット達が来るまで、繋げるつもりでござるか?」

 

「おいおい。体力持つのか?確か予定している公演は数時間以上だろう?」

 

 

 

そして、予想通り1時間近くになって、リンク達の疲れが見えるようになった。それはそうだ。彼女達の曲はどれもアップテンポでなかなか激しいのが多い。そして人に見せるものだから全力でやれば、当然のように疲れと疲労が出てくる。この様子だと他のユニット達はまだまだ来ないようだし。最悪来れない可能性がある。

 

 

 

「…しゃあないな。ちょっとそれよこせ」

 

「何でござるか?拙者のハンバーガーはやらんでござるよ」

 

「ちげえよ。その紙袋をよこせって言ってるんだよ。あと、お前もコレを被れ。行くぞ」

 

「行くぞって、まさか!?」

 

「あぁ、乱入だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(流石にキツイな。皆んなも疲れて来てる。でもせっかく来てくれたのにこのまま帰ってもらうなんて、お客さん達に悪いけど、このままじゃ…)

 

 

 

本来なら他の大勢のユニット達がパフォーマンスをするのだが、トラブルで他のユニット達が来れなくなったとは言え、せっかく来てもらったお客様達にこのまま帰らせて行くのは申し訳ないと思った4人は、予定してた3時間のライブをする事にした。

 

 

 

しかし、流石に1ユニットで数時間以上やる予定もなかったので、体力的にもセットリスト的にもかなりキツイものがあったが、舞台に上がった以上は弱音を吐いてることはできない。気合を入れ直して歌おうとした時だった。リンクの歌声に誰かがわって入って来た。

 

 

 

入って来たのは、紙袋を被った2人の男だった。突然と観客の中から出てきてステージに上がった。突然の乱入に観客もリンクもビックリして静まり返りそうになるが、マイクもないのにその男の圧倒的な声量と歌声に観客達のテンションがぶち上がる。今までに聞いたことないような素晴らしい歌声に喝采の声が上がる。

 

 

 

「流石に1時間もパフォーマンスして疲れたでござろう。あとは拙者達に任せて休むと良いでござる。あ、あと申し訳ないが、ちょっと機材をお借りしても良いでござるか?」

 

「あ、貴方達は?」

 

「そうでござるな…。掃き溜めスターズってチャンネル名だったでござるな」

 

「は、掃き溜めスターズ?」

 

 

 

そして、この男達は何を隠そう。太刀川達であった。生徒と言うこともあるが、流石に同情して助けに来たのだ。コレでもこの男は何万人の歌い手の中でもNo. 1と言われるほど呼び声が高い。凄い歌い手だったのだ。今となってはほとんどの若者達は知らないと思うが、今でも十分に通じる素晴らしい歌声だ。そして、英雄もさまざまな楽器を動画で弾き語りをして有名な弾き語りだった。そして、DJブームが降臨した際にもDJを習得していた。そのエグすぎるアレンジとテクニックに驚きと喝采を与えていた。いろんな有名曲なのだが、どれもコレも全く違う曲に聴こえるほど凄いものだった。

 

 

 

「おっしゃー!テメェら盛り上がって行くぞ!」

 

 

 

そして、改めてマイクをリンクから受け取って歌い始める。盛りに盛り上がること1時間が経ってようやく予定していたユニット達が会場に到着して、何やかんやライブは大幅に延長されたが成功した。

 

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