アレから数週間が経って、今日も職員室で仕事をしていたら、諸先輩の横島先生が面白い噂話をもって来た。
「聞きましたか太刀川先生」
「何ですか横島先生」
「今度転校生が来るみたいですよ」
「それはまた。この時期に珍しいですね」
「しかも、噂ではあのPhoton Maidenのメンバー全員らしいですよ」
「えっ!?Photon Maidenって、あのプロDJユニットの!?」
「し〜!声が大きです。まだ噂の話で、本当の話かはわからないです」
「すみません。でもその話が本当ならどうして、うちの学校なんかに…、もしかてサンセットステージが目的とか?」
「さぁ、どうですかね。もしかしたらそうかもしれませんが、所詮噂の話なんで、そんな期待しないで待ちましょう」
「それもそうですね。所詮噂ですから」
「初めまして、出雲 咲姫です。よろしくお願いします」
うん。期待してなかった噂は本当でした。
数週間前のPhoton Maiden。
「……」
ここはネビュラプロダクションの打ち合わせ室で1人の美少女が動画を見ていた。
「サキちゃん。何見てるの?」
「ビックバン…」
彼女達は、元Lynx Eyesの姫神 紗乃がプロデュースした高校生DJユニット。全国からオーディションで選ばれた実力のある新星ユニットである。DJ出雲 咲姫。リーダーの新島 衣舞紀。花巻 乙和。福島 ノア。この4人でPhoton Maidenと言うユニットを組んでいる。
「ビックバン…って、違うじゃない。この前の掃き溜めスターズのライブ映像じゃない」
「ううん。違わない…。いくつもの色のビックバンが何度もおこり、やがてそれは宇宙になってる…。こんな色んな色の宇宙見たことない…」
「あ〜、サキちゃんまたトリップしちゃってるよ」
「昨日からずっと見てるよね」
「うん。もうどハマりって感じね。でも夢中になってるサキちゃんも可愛い!」
「でもまあ、実際に凄いもんね。彼ら、歌もダンスも私達とは次元が違うって言うか、とりあえず言えることは凄すぎるってことね」
「それ、プロとしてどうなの?」
彼女達は昨日行われた対決ライブの動画を見ていた。このライブでサキと呼ばれる彼女は、この掃き溜めスターズにかなりどハマりしていた。サキと呼ばれる彼女は音楽から色彩を見出す「共感覚」という特性を持っていて、動画越しでも伝わる彼ら掃き溜めスターズの色に魅了されてしまい。何度も動画を見返している。
「皆んな集まっているか?」
「プロデューサー!」
今部屋を訪ねて来たのは、姫神 紗乃。元プロDJユニット「Lynx Eyes」の元メンバーで、現在はPhoton Maidenのプロデューサーを務めている。
「プロデューサーさん。今日はどのような用件で?」
「今日君達を呼んだのは、コレでだ」
そして、紗乃はアイバットを取り出して1つの動画を見せた。
「コレは…」
「毎年、この陽葉学園では学園祭でサンセットステージと言うものが開かれる」
「知ってます。学生の出し物と侮るなかれ!学生達のレベルの高いパフォーマンスに日本中が注目の1つのイベントでもあって、中にはこの大会の優勝者にプロのスカウトが来るほど、注目されてるイベントだと聞いております」
「そうだ。そして、我々Photon Maidenもこのサンセットステージを目指すことになった」
「えっ!?(一同)」
「あぁ、上からの要望でな。急遽だが君達には陽葉学園に転校してもらう」
「え〜!?(一同)」
「…この学校に行けば、ビックバンの人に会えるかな」
昨日のD4DJのアニメ友情が崩壊しないで良かった。次回はPhoton Maiden出てくるみたいだけど、転校の描写はどうなるのかな?