突然で申し訳ありませんが、11話の内容を少し変更します。数日後に古い方は消します。大変申し訳ありません。
「すご〜い。本物だよね?」
「どうする?サインとかもらっちゃう?」
「バカ、辞めときなさいよ!迷惑かかっちゃうわよ」
クラスでは…いや、学校ではPhoton Maidenの話で大盛り上がりだ。違うクラスから観に来るほどにだ。おかげでクラスが大変な事になっている。まあ、しょうがないか、誰も芸能人がいたら一目は見たくなるよな。このクラスに出雲 咲姫を一目見ようと生徒達が集まっていた。
「わ〜い!お昼の時間だ」
「あの人…」
そして、そんな中でただ1人、芸能人の彼女に目もくれずにお弁当を食べに中庭のテラスに行こうとしている少女がいた。リンクだ。そして、そんな彼女の姿にサキの目に止まる。そして、サキは考えるより行動をした。サキは急いでリンクの後を追いかけた。
「すみません。待ってください!」
「えっ…?私?」
「はい…。貴女、ビックバンの人と歌ってた人ですよね?」
「…ビック…バン?」
「それでね!もうね!頭にスガガガン!って何かが流れ込んできたように凄くって!」
「うん」
詳しく話を聞いてみると、サキは掃き溜めスターズのファンらしく、この前のライブ配信で、共演していたリンクを見て、居ても立っても居られなくって話しかけたのだ。そして、リンクとすっかりと意気投合して話で盛り上がっていたのだ。
「もう!凄いのなんの!」
「いいな。私もマジかで見てみたいです」
リンクは転校生のサキと掃き溜めスターズの話で盛り上がっていた。
「お〜い。サキちゃん」
「あ、皆さん。どうしたんですか?」
「いや〜、転校初日で誰も友達できてないかなって心配してお昼を誘いに来たんだけど…」
リンク達が話していると、後ろからサキを訪ねて来た。Photon Maidenのメンバー達が訪ねて来た。
「もう、友達できたみたいだね?」
「友達…。私達は友達なんですか?」
「うん。そうだよ!同じ掃き溜めスターズのファンだもん!もっと話そう…えっと、そう言えばお互い自己紹介してなかったね」
「そう言えば…」
「お互い名前も知らずに、あんなに盛り上がっていたの?」
そう的確なツッコミをされて、照れる2人は、改めてメンバー全員含めて自己紹介をした。
「お〜い。愛本さん」
「あっ、太刀川先生!どうしたんですか?」
「今度のハコの申請通ったから明石さんに渡して…うぉ!?Photon Maidenのメンバーが勢揃い!?」
「Photon Maiden?何かどっかで聞いたことあるような。ないような?」
「知らないで話しかけてたんですか?彼女達は、高校生ながら全校のオーディションを勝ち抜いた。プロのDJユニットですよ」
「え〜!そうなの!?サキちゃんすご〜い!」
「いえ、全然そんな事ないですよ。まだ駆け出しで、DJもつい数年前に始めたばかりで、まだまだです」
「それでも凄いよ!私プロのライブ見てみたい!」
「フフ、ありがとうございます。でしたら、今日転校記念ライブを屋外ステージでやりますので、よろしければご招待しますよ」
「本当〜!?う〜、ハッピーアラウンド!ありがとう絶対に観に行くよ!」
などとして喜んでいるリンクであったが、その話を聞いて大輝の顔が歪む。
「あ〜、喜んでるところ申し訳ありませんが、あの〜、非常に申し上げにくいですが、なんと言いますか…」
「どうしたんですか先生?」
「あの〜、野外ステージで疲労欠陥部分が見つかりまして、ただいま使用禁止になっておりまして、申し訳ありませんが、今日予定していたライブですが、中止のお知らせに来ました」
「え〜!?(一同)」
「そ、そんな!?」
「なんとかなりませんか!?他のライブスペースとか!」
「今日に限って満タンです」
「た、体育館は!?」
「すでにバスケ部が他校との練習試合使う予定です!」
俺を聞いて膝から崩れ落ちる一同、そんなこの世が終わるみたいな表情をしなくてもいいじゃない。
「そうですか…あきらめるしかないですね…」
ちょっそんな目で見つめないで、俺が悪いみたいじゃん。
「せっかく楽しみにしてたのに…」
「……」
「はい。もしもし?どちら様でしょうか…」
『どちら様でしょうか?じゃねえよ!?このボケカスが!大輝!てめぇ!今どこいやがる!?ぶっ殺してやる!!』
「あ、どうも太刀川さん。ご無沙汰しております」
『何がご無沙汰しておりますだ!?このバカ息子!』
突然電話越しに怒鳴りつけて来た人は、株式会社レベッネックの社員さんで、この会社は主にイベント関係の運用とか相談を受ける会社で、電話の主は部長の太刀川 葉一。毎年陽葉学園の陽葉際のイベントや展示会の運営、ご相談などなど色々とお世話になっている偉い人です。そして、何お隠そう俺の父です。何で父がこんなにブチ切れていらっしゃると言うと、実は父の会社にあるステージトラックを無断で借りたからだ。なぜこんなことをしたかって?それはもちろん。Photon Maidenのためだ。ライブ会場がないならライブ会場を持ってくればいいという逆転の発想だ。だが、こんな急にステージトラックを持ってくれるはずもないのだが、大丈夫!任せてくださいと学園長に啖呵切って言ってしまったので、こうして親父の会社に行って借りて来た。現場社員の人達は俺が部長の息子という事で、気前よく貸してくれた。そして、今は学園に向かってトラックを走らせている。
「悪かったて、ちょっと今日使う予定だったライブ会場がなくなっちゃったからさ、ちょっと借りちゃった」
『お前、たったそれだけのことで、そんなことをしでかしたのか!?俺のクビが飛ぶわ!』
「大丈夫だって、親父上からも下からも信頼が厚いじゃん」
『…だからどうしたんだよ!?そんなもん会社にとって関係ないわ!たく、勘弁してくれよ。ここ数年は大人しくしてくれたと思ったら、またこんな事をしでかして…、もう父さん心配で…
「話長くなりそうだからまた今度ね」
あ!ちょっ!お前!まっ…』
いつまでも怒る親父の電話を強制的に切って、急いで学園に向かった。そして、急いだ甲斐あって、何とか彼女達Photon Maidenの学園初ライブは無事に終わったのだが…。
「バカ息子。お前がバカしてくれたおかげで、上の人はカンカンだ。だが、掃き溜めスターズにこのおかげで、コネができたと言ったから、お前今週の日曜ウチらが運用を任されてるイベントに参加しろ」
「…はい。すみませんでした。でます」
あの後親父に無茶苦茶怒られて、今度DJライブの特別サプライズゲストとして俺が掃き溜めスターズとして出ることで、今回の件は水に流してくれるということだ。親父も掃き溜めスターズの正体を知る数少ない1人だ。でもまあ、コレで許してくれるなら安いもんだよ。
「この前の件でお礼がしたいと言うことで、今度彼女達がやるライブの招待状が来てますよ」
「いや、私は当然のことをしたまでなので、別にお礼など必要ありませんよ」
「まあまあ、生徒達の好意を無下にする事もないですよ。お礼を受け取るのもマナーですよ」
「あ、はい…学園長がおっしゃるなら…」
「それでは今週の日曜日にVIP席を取って待っているようですよ。良かったですね。太刀川先生」
昨日の件でPhoton Maidenの彼女達と事務所の方々がお礼をしたいと言うことで、今週の日曜日に行われるDJライブを招待したいと言うことで、学園長に諭されて行くことになった。俺が掃き溜めスターズとして出るライブに。
「どうしてこなった!?」
「それは普通に大輝氏が悪いでござるよ」