「この度はどうもありがとうございます。おかげで彼女達のライブが成功しました」
「いえ、元は言えば我々学校側の不手際が招いた事ですので、本来ならこちらが謝罪するところです」
「いえ、それでも太刀川様の機転のおかげでピンチを乗り越えられました。ネビュラプロダクション代表としてお礼を申し上げます」
いや〜、テレビでは何度も見たことあるが、実際に見てもめちゃくちゃ美人だな。姫神紗乃。数年前に活躍した。Lynx Eyesのメインボーカルで超絶人気を誇った伝説のDJユニットである。今は引退して、Photon Maidenのプロデューサーをしていると言う話だが、本当なんだな。
「や、やめてください!あの姫神さんに頭を下げられるなんて、恐縮すぎます!」
「そんな、私なんて、そんなに畏れる人間ではありませんよ」
「いえ!そんなことありませんよ。あの活躍ぶりは忘れたくても忘れることができませんよ。それほど貴方達は輝いてました。だから…」
あの黒歴史は忘れたくても忘れられない。動画活動をしていたあの頃は、いろんなDJユニットの中に埋もれて苦しかった時代で、俺達とは逆に特に輝いていたLynx Eyes。いつの日から俺たちの目標は彼女達を追い抜くことだった。死ぬほどDJパフォーマンスを練習してDJデビューをしようとした時だった。突然と解散したLynx Eyes。目標を無くした俺たちはいつの間にか身も心も衰退していった。まあ、今考えたら彼女達は何も悪く俺たちが勝手に落ちぶれただけなんだけどね。だけど何でそんな人気絶頂だった彼女達が解散したのかずっと疑問だった。
「…だからずっと謎だったです。何で解散したのか、今でも活動していれば人気No.1と言われている伝説のDJユニットが、なぜ突然の解散をしたのか…」
「…申し訳ありませんが、それは私達の私事のためお答えできません」
「…そうですか、それは残念です…。姫神さん。音楽はお好きですか?」
「…えぇ、それはもちろん。曲がりなりにも音楽に関わって仕事してますから」
「そうですか、それは良かったです」
「何がです?」
「実は今日俺の相方がいないですよ。もしよろしければ、一曲だけ俺と一緒に歌ってくれませんか?」
「あなた…!?」
俺はペッパーの姿になった。その姿に驚愕する姫神さん。
「サキちゃん。音楽止めて」
「私鳴らしてません。止めてます」
そして、最後を飾るPhoton Maidenの歌が終わったのに、会場のBGMがいつまで経っても鳴り止まなく。そして、追い討ちをするように会場にアナウンスが流れる。予定ない出来事でメンバー達は動揺する。
『Photon Maidenの皆さん。ありがとうございました。本当に素晴らしいパフォーマンスでした…。ですが、お客さんももっともっと盛り上がりたいですよね!?だからこの方をお呼びしました!』
突然の会場アナウンスの言葉に会場はさらに盛り上がった。
「えっ!?なになに?」
「運営の方で急遽ゲストを用意したって言って他でしょうが」
「でも誰か聞かされてないよね」
『掃き溜めスターズのペッパー!』
「えっ?」
そして、軽快なBGMと共に出て来たのは今話題の謎のDJユニット掃き溜めスターズが出てきて、観客もどよめいていた。本物か偽物か騒いでいた。しかし、その疑問も突然と歌い出したペッパーの歌声でわかった。その唯一無二の歌声に観客は本物だと確信して、思わぬゲストに盛り上がった。そして、一曲歌い終わるごろには彼女達Photon Maidenの隣に立って決めポーズを決めていた。
「どうも初めまして、解除の皆さん。そして、Photon Maidenのお嬢ちゃん達ペッパーです」
はい。と言うわけで、見事に姫神さんに振られました。クソ!素顔まで見せたのに失敗してしまった。絶対に行けると思ったのに、ステージに引っ張り込んで、歌いさせて、ファン達に熱をつけて復活の声援をさせて、なんやかんやで、あわよくばLynx Eyesの復活をしてリベンジと言う作戦が見事失敗に終わってしまったが、まあ、彼女達以外にも面白い子達はいるしな。さて、伝説の姫神さんが手塩にかけるこの子達はどんなもんや?
「ビックバンの色の人…」
「…はぁ?」
思わず頭を傾げてしまった。何?ビックバン色の人って?
「あ、すみません。サキちゃんは共感覚と言う特性を持ってまして、ペッパーさんが歌声がビックバン色に見えているそうでして…」
へぇ〜、バケッツの絶対音感みたいなもんか、いいね面白いね。
「へぇ〜、ビックバンね。そしたら今日はとびっきりのビックバンを一緒に作ろうぜ」
「…はい!」
そして、見事にライブを成功させた。
先にお話ししますと、この12話は、Photon Maidenとの話が少し弱すぎると思いますので、後々に変更するかもしれません。その時は申し訳ありません。もう少しd4djのアニメや漫画を見てから話を作り直すかもしれません。なら初めから出すなと言う話かもしれませんが、申し訳ございません。次の話も作りたいので、とりあえずこのまま進みます。
大変申し訳ありません。