D4DJ 伝説のニコニコ勢   作:好きなことして生きたい

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だいぶ投稿が空いてしまって、申し訳ありません。コレでようやく全ユニットと絡ませることができました。コレからもいろいろと忙しいため投稿が少なくなると思いますが、コレからも応援のほどよろしくお願いします。


第20話。競い合う。

 

「いや〜、悪いな。また代理人頼んで、本当はバイトだったんだろ?」

「大丈夫ですよ。オーナーも言ったら簡単に許可してくれましたから」

 

現在車を走らせて、勇気と雑談していた。今日はLyrical Lilyのメンバーを連れている。素顔を出せない俺に変わって、勇気が代理人として来てくれた。

 

いや〜、理事長先生が話つけてくれるって言ってたけど、本当に親御さん達が了承してくれるとは思わなかった。お嬢様の両親だから、過保護で連れ出せないと思ってたが、理事長先生がどうにか説得してくれたらしい。いや〜、改めてあの人には感謝しないとな。

 

「お前達どうした?そんなにソワソワして?」

 

バックミラーで後ろを見てみると、Lyrical Lilyの子達が窓の外を眺めてソワソワとしていた。

 

「す、すみません。ちょっと物珍しくって、つい…」

「物珍しい?」

「はい。普段は明るい時間しか出歩かないので、夜の街並みが違って見えるのが珍しくってつい…」

「それわかるよ!私達いつもは門限までにはお家に帰ってるから、門限外の時間帯に出るのって、ワクワクするよね!」

「ちょっとした冒険なの〜!」

「お二方とも、今日は街に遊びにいくんじゃありませんよ!今宵はライバル達がお集まりになられる。れっきとした合同練習に行くですからね!」

「あ、その事なんだけど、あれ嘘だから」

「…えっ〜!?(一同)」

 

突然の告発に驚く一同、その度肝を抜かれた彼女達の表情を見て、ペッパーは面白おかしそうに笑う。

 

「ど、どう言う事ですの!?」

「こ、これってもしかして誘拐ってやつなの!?」

「え〜!?そんな!イタズラ誰も楽しくないよ!」

「あ、あの!ペッパーさん!う、嘘ですよね!?」

「ちょっ、ペッパーさん。彼女達怯えてるじゃないですか、辞めてあげてくださいよ」

「アハハは!すまんな。でもまあ、わりかし嘘ではないじゃないか」

「どう言う事ですか?」

「安心しろ。誘拐でもなんでもないから、ただ他の子達が来るってのは嘘だが、君達がこれから見るものは、きっと君達の糧になるよ」

「見るって何をですか?」

「それはな。ちょっとアダルトな大人の世界」

「…大人の世界…。ごくり(一同)」

 

 

 

 

 

「お邪魔しま…」

「うぉ〜!!!!(観客)」

「な、何ですのこの盛り上がりは!?」

「す、凄い…」

「あっかんなの…」

 

Lyrical Lilyのメンバーが連れてこられたのは、そこはクラブハウスFROLICと書かれていた。中に入るとそこは多くの人達が、音楽に合わせて楽しそうに踊って騒いでいた。

 

「おっ、丁度出て来たな」

「サオリさん!」

 

みゆうが呼んだサオリとはMerm4idのサオリだ。

 

「前に電話でクラブハウスでパフォーマンスをやるって言ったじゃん。実はアレ今日だったんだよ」

「そ、そうだったですか!?」

「あぁ、だから今日は色んな人がこのクラブハウスでパフォーマンスするから、しっかりと見て楽しんで、勉強して行ってよ。練習に来てることになってるから、コレで一応は見学して練習てことになるでしょう?」

「ふふ、とょっとずるいことしてるみたいですけど、はい。そうですね!コレはパフォーマンスの勉強で来てるんですよね!」

「そう言う事!ほら、さおりちゃんに手を振ってあげな。内緒で連れて来たからきっと驚くぞ」

 

そう言われた美夢はさおりに向かって手を振る。1番後ろにいたが、隣に紙袋を被ったペッパーがいたので、目立っていた。さおりはペッパーに気づくと隣で手を振っていた美夢を見て、2度見、3度見してから驚愕の表情をした。先程の美夢達と負けないくらいいいリアクションで、ペッパーは満足そうに笑っていた。

 

 

 

 

「ちょっ!えっ!?えっ!?待って!何でいるの!?」

「連れて来ちゃいました」

「連れてこられちゃいました」

「いや、仲良しか!」

 

と、美夢とペッパーにツッコミを入れたところで、パフォーマンスが終わったや否や、すぐにさおり達がやって来た。

 

「こんな時間帯に出歩いて大丈夫なの!?しかもこんな所に…」

「はい。実は見学勉強会と言うことで、ペッパーさんに連れて来てもらいました」

「見学勉強会?」

「そう、今日はペッパーが教える将来有望なDJユニット達を直接指導する。と嘘ついて彼女達をクラブハウスに連れて来ました。いや〜、何たって今最も熱いNo.1ユニットと名高い掃き溜めスターズが直接指導してくれるって言うんだから、親御さんも許してくだよね!だから親御さん達には言わないでね」

「いや!めちゃくちゃヤバい事してるじゃないですか!?」

 

ペッパーのどんでもない行動力に、サオリのツッコミが止まらない。

 

「前々から思ってたけど、ペッパーさん。リカ並みに行動力ぶっ飛んでるよね」

「え〜?そうかな?そんなことないよね?」

「いやいや、うちのリカの方が凄いよ!」

「いや、別に競い合わせたい訳じゃないのよ」

「さて、そろそろ俺達の出番かな。さおりちゃん。ちょっとみゆちゃん達見といて」

「そんな急に!?」

「間違っても悪いとや、お酒を飲ませないように。飲み物はコーラーなら良いから。それじゃあよろしく!みゆちゃん達もちゃんとさおりちゃんの言う事を聞くんだよ?」

「はい。わかりました。行ってらっしゃいませ」

「そこ!ナチュラルに話を進めない!って、もうペッパーさんいないし!」

「さおり。ここは諦めた方が良さそうよ。私も手伝うから」

「ダリア〜。私の味方は貴方だけよ」

「ところでさぁ。一つ気になってたんだけど…あんた誰?」

「あ、松村 勇気です。今日は素顔を出せないペッパーさんの代わりに身元保証人の代理として来ました」

 

そして、掃き溜めスターズの何やかんやして掃き溜めスターズの2人のパフォーマンスが始まった。まあ、当然のように観客達は盛り上がるが、今日のパフォーマンスは普段と違っていた。さまざまなジャンルをこなす彼らだが、今日はいつもにもまして、物凄く色気のあるエッチな歌い方をするペッパー。

 

「こ、こんなの聞かせて良いの?」

「こんなのってどう言う事?」

「いや、何というか、物凄くエッチくない?」

「何がエッチなのよ。歌なのに…。まあ、言いたいことはわかるけど」

「だよね!こんなエッチな歌い方を美夢ちゃん達に見せらんないよ!」

「いや、もう遅いでしょ?」

「うんうん。もう純粋な瞳で見つめて、虜になっちゃってるよ」

「こうしてエッチだと思ってる私達より、ただ純粋に音楽を感じている彼女達の方が大人かもしれないわね」

「ちょっ、ダリア〜」

 

美夢達も自分達の世界の音楽しか知らなかった。もちろんネットとかで色んな人の音楽を聞いて来たが、こうして直接に耳に聞いてその場の空気を味わうのははじめての体験だった。そして、今最強と言われている男達のパフォーマンスを見て聞いて、あの学園では絶対に感じることのない。アダルトで大人の世界に魅了された。

 

 

 

 

 

 

 

「クルミさん。みいこさん。この前の合同練習はどうでしたの?」

 

何事もなく無事に帰ってきた美夢達は、翌日に同級生から嘘の共同練習会を聞かれた。それを聞かれた2人は顔を合わせて思い出し笑いをする。そんな2人に同級生達はどうしたのだろうと、顔を傾ける。

 

「私達は、一歩大人の階段を登りましたのよ」

「そうなの!大人の階段を登ったなの!」

「それはどう言う事ですか?」

「えへへ、それは…」

「こら、お二人ともそれは秘密の話でしょ」

「はるなさん。秘密とは?」

「それは、秘密の特訓です。なので残念ながら詳しい話はお教えすることが出来ませんが、今度のステージで秘密の特訓の成果をお見せしますので、その時まで楽しみにしててくださいませんか?」

 

春奈がそう言うと、同級生達はわかりました楽しみにしてますと二つ返事で了承してくれて、その場を去って行った。

 

「お二人ともコレはペッパーさんとの秘密なのですよ。バレたらペッパーさんに迷惑をかけてしまいますわ」

「わかってるよ。だから大人の表現力を身につけたとか言うとしたのに」

「そうなの。クラブハウスのことは、し〜!なの!」

「むしろ春奈ちゃんの秘密の特訓って言う方が怪しまれちゃうよ」

「なっ!?そんな!私がペッパーさんに迷惑を!?」

「大丈夫だと思うよ。皆んなも深くは詮索はしてくれなかったし」

「そうなの。でもはるなちゃんもう少し気をつけた方がいいなの」

「くっ!言い返す言葉もござ得ませんわ。なんだか、お二方がいつもより余裕がありますわね」

「…大人の階段を登った。大人の余裕ってやつよ/なの(一同)」

「その誤解を招く言い方わお辞めなさい!」

 

 

 

 

 

 

「理事長先生!おはようございます」

「はい。おはよう。昨日は楽しめたかい?クラブハウス」

「えっ!?そ、その…」

「大丈夫だよ。私も共犯だから、一番最初にペッパーに説明されたよ。共同練習会を偽って、アンタらをクラブハウスに連れて行きたいって」

「そ、そうだったですか!?」

 

美夢が学園の中庭を歩いていたら、偶然にも理事長に遭遇した。そして、理事長に昨日のことがバレてて一瞬焦ったが、共犯と聞いて安心する。

 

「あぁ、最初は正直に言うと辞めさせようとしたんだけど、彼女達には色んな音楽に触れる必要があるって言って、土下座までして一歩も引いてくれなくって、奴の熱意に負けて了承したわけさ」

「そ、そうだったですか…」

「それで、どうだっただい?」

「…今でも夢の世界の話だと思うくらいに不思議な感覚でした。大勢の大人達が音楽を聴いて楽しんで、まるで私達の集いの時みたいでした。楽しかったのは間違いありません。やっぱり音楽はどんな場所や曲でも皆んなを楽しませることができる。素敵な物だと改めて感じました。でも、どこか私たちの集いとは違った。空気でした。正直に言って言葉では表せないですが…」

「パフォーマーの奴らはピリピリしてたかい?」

「…はい!そうなんです!もちろんパフォーマーの方々は音楽を楽しんでましたが、どこかピリピリしたような物を感じました。どうしてでしょうか?」

「それが音楽で生きていくってことだよ」

「…音楽で生きていくですか?」

「趣味で純粋に音楽を楽しみ奴らもいれば、好きな音楽で食っていく奴らもいる。そいつらは金を稼ぐために、1番盛り上げようと競い合い。自分達を高めて成長する。それはアンタらが今まで感じたことない空気、音楽で生きていく奴らのマジを感じてほしかったとペッパーは言っていた。コレから先にアンタらはパフォーマーとして競い合う場面に出くわすと言っていたよ」

「…競い合う」

「…ふふ、どうやらちゃんと感じてくれてたみたいだね。コレだけでも良い収入だったね。全くふざけてるのか真面目なのか分からない男だよ。さて、美夢。コレらを踏まえて貴方達はコレからどうする?」

「…正直に言いますとペッパーさんが伝えようとしたことは、まだ全部理解してないですけど、今は私達は、私達なりに音楽の楽しさを皆んなに伝えるつもりです!」

「…ふふ、そうかい。どこまでも純粋なまっすぐな答えだね。でもそれがお前達らしいわね。その音楽に対する純粋な気持ちを持ったまま頑張りなさい」

「はい!」

「良い返事だね。あ、あとそうそう、一つペッパーから伝言があるんだった」

「ペッパーさんからですか?」

「そう、今度はちゃんと大人になったら遊びにおいで。だそうだよ」

「…ふふ、はい。わかりました」

 




D4DJアニメ完結おめでとうございます。悲しいですけど、また2期がやる事を期待してます。それまでD4DJぷっちみくを見て待ってます。

あとどうでもいいかもしれませんが、最近はD4DJに影響されて自分も曲を作りたいなって思って、トラックマシンとか買ってしまい。買っただけで満足してしまってます。まだ飾ってるだけでいじってないです。ちょっとけいおんに影響されてギターを買ってしまって、そのまま1ヶ月でリサイクルショップに行った。二の舞になりそうです。
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