まさに強運!豪運!大喝采!1月になり違う高校に移動になった。普通なら3年以上その高校で勤務しなければ移動はできないが、冬休みの間にいろいろと生徒達が問題を起こしすぎて、廃校になりました。そして、俺はやむなく陽葉学園に移動になりました。ここには大ファンのピキピキやハピアラ達が通っている学校で、彼女達にお近づきになれるチャンスかもしれない!よ〜し!期待と夢でいっぱいだ!
「本来ここは女子校なので魅力的でピチピチな女性が沢山います。事情が事情なのでしょうがないですが、もし生徒との間に問題が起これば、即座に出て行ってもらいますから、覚悟してください」
「はい。わかりました」
うわ〜❤️期待と夢が、不安と悪夢に変わりました。ここの校長怖いよ〜。マジで男性教師少ないだね。最初はどんなラノベ作品の主人公だよ。って思ったけど、意外と俺が考えてるより肩身が狭いかもしれない。
と言う事で、俺は仕事をクビになって捕まっても困るので、なるべく生徒との接触は避けて生活した。あ〜、1人って寂しいな。英雄と一緒の高校に行きたかったな。俺達はそれぞれ別の高校に派遣されたが、別に交流がなくなったわけじゃない。連絡もすれば休日に遊んだりもする。毎日は会えないが、まあ、昔の不良生徒達に囲まれての生活よりはましだな。そんなこんなで、この高校に勤めて数日、DJ活動が盛んなこの高校は大忙し。多くの生徒からライブハウス許可申請が申し込まれる。それを一つ一つチェックしてから校長にサインしていただいてから、申請許可証を渡す。これが大変だ。入ってきた教師にこんな大事な事を任せるのはどうかと思うが、仕事なので文句は言えない。今日も申請を出した生徒のために放送室に向かっています。
「あれ?あれは明石さんだな。ちょうどよかった。確か明石さんの申請書あったよな」
許可書を配るために生徒達を呼ぼうと放送室に向かっている途中で、DJユニットハッピーアラウンドの明石さん達を偶然にも見つけた。俺は束になってる紙から、ハピアラの許可証を探して、おそらくダンスレッスン中の彼女達に駆け寄った。
「すみません。明石さん。少しいいですか?」
「あっ、太刀川先生。こんにちは」
「はい。こんにちは。明石さんこれ申請許可証ね」
「あ、すみません。わざわざ」
「いえ、仕事ですので大丈夫ですよ」
などと話していると、何やら愛本さん達が俺に気づかなくなるほどに夢中なってスマホを見ている。そのスマホから何やら聞き覚えのある歌と声が聞こえる。
「すみません。ちょっと集中してるみたいでして…」
「いえ、大丈夫ですよ。気にしないでください。それよりこの曲…」
「あぁ、掃き溜めスターズって言うユニットがこの前配信した動画を見てるんです」
「ブッー!?」
「せ、先生!?大丈夫ですか!?どうしたんですか急に?」
「い、いえ!なんでもありません。え〜と、掃き溜めスターズを知っているんですか?」
「えぇ、もちろんですよ。新星の如く復活をした伝説の動画クリエイターですからね。まあ、私達若い世代はその伝説の時代は知りませんが、この前数年ぶりに新しく配信されたこの動画を見て、レベルの高すぎるパフォーマンスで話題なんですよ」
「へ、へぇ〜。そうなんですね。あ、私はちょっと用事がありますので失礼しますね〜」
そして、俺は逃げるようにこの場を去った。ま、まさかこんな事になってるなんて知らなかった。早く英雄に言わないと。俺はすぐに英雄に電話をかけた。
『はい。どうした?』
「英雄!チャンネル見ろ!荒れてるぞ!」
『はぁ?どう言う事だよ?チャンネル……な、なんじゃこりゃ〜!?』
コメント数・14569
〜イカノート〜
次の配信いつだよ!
1日前・ 1
〜ななし〜
おい!コメント見てるのかよ!?
1日前・ 3
〜ウシジマ〜
なんも情報ないだけど〜
1日前・ 7
⚾️〜馬太郎〜
まさかもうやらないって事ないだろうな!こっちは首を長くして待ってるだぞ!
1日前・ 2
そこには配信をやらなすぎてちょっと炎上していた。