獅子の騎士が現代日本倫理をインストールしたようです   作:飴玉鉛

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57,叛逆の白竜公、異能生命体と結ぶ

 

 

 

 

 

 ジュート族がブリテン島へやって来たのは西暦450年頃。

 

 このジュート族を率いていたのがヘンギストとホルサ兄弟である。

 

『出稼ぎ勇者』と自称していた彼らは、ブリテン島に訪れる前は騙りや略奪、裏切りなどを平然と繰り返す傭兵であり。ヘンギストとホルサ兄弟は、ピクト族やスコット族との戦いで苦戦していた卑王に雇われて、神代最後の楽園ブリテン島を訪れた。

 彼らは勇猛であり、戦上手な傭兵だった。たちどころに卑王の敵を打ち破り、卑王に取り入ると、仕事の報酬として土地を要求。卑王がこれに渋ると、大胆な盗人でもあった兄弟は、配下の者と共に卑王の護衛を切り殺し恫喝。まんまとケントという土地を手に入れる。

 これが『長剣の夜』という卑王と兄弟王の立場が逆転した事件だ。そうしてブリテン島東部にあったケントを足掛かりに、兄弟王は次々と大陸からジュート族を呼び寄せ、同じゲルマン系民族であるアングル族、サクソン族までもが流入。これらの一族を総称してアングロサクソンと呼び慣わすようになった。彼らは兄弟王の下でブリテンへの攻撃を始め、長き動乱が始まったのである。

 

 ――そして、時は流れて西暦483年。ブリテンの騎士王が28歳の御世。

 

 アングロサクソンは七つの王国を以てブリテン島(ブリタニア)に割拠していたのだが――覇権争いに明け暮れる七王国時代(ヘプターキー)の終焉は、思いもよらぬ形で齎される事となった。

 国の垣根を越えてサクソン人全体から絶大な人気を誇るアンジェラ姫が、ピクト族の戦士たちを懐柔して傘下に加え、ウェセックス王国に叛旗を翻し国王を殺害。スコット族をも配下に加え、ウェセックス王国の二代目国王の座をシンリックに譲り渡したのである。

 シンリックは『叛逆の騎士』アンジェラを従えて他の六国へ宣戦を布告。精強無比なる原始の戦士ピクト族とアンジェラを先鋒に、連戦して連勝を重ね、五人の王を悉く断頭台に送り込んでいった。

 

 僅か数年の出来事である。呆気ない幕切れだったが、これは五ヵ国が弱かったのではない。

 

 元々ブリテンの先住民との戦いで名を上げ、先住民だけを敵としてきたが故に、同じ民族内の争いに乗り気ではなかったアンジェラが本気になってしまったが為の電撃的な終焉であり――他国よりもアンジェラと、それに従うピクトの戦士達が強過ぎただけの事だ。

 軍事面に於いて目覚ましい才覚を発揮したアンジェラは、サクソンの白き竜と褒め称えられる英雄であった。――そしてその英雄を前に、最後の一国も最期の時を迎える事となった。

 

 

 

 ズ、と。

 

 

 

 硬いのに柔らかい、矛盾を孕んだ物体を食い破る鋼の先端。

 鎧を毀し、衣服を破り、皮膚を裂き、肉を掻き分け、生命に届かせる。

 胸の中心を穿つ槍の穂先は、確実に矛盾の生命である人間を殺めていた。

 殺害の感触を唾棄する弱さはとうの昔に捨て去ったが、殺めた者への慚愧が心を掻き毟る。

 

「あん、じぇらぁ……! このっ……売女め……!」

 

 サクソン随一の戦士アンジェラ。

 

 凄惨なる血みどろの叛逆を決行した無双の女人。史上に名を連ねる女戦士全てを見渡しても最強と称される者。――本来は栄光の下に輝くべき女英雄の姿は、しかし血と汚名に塗れていた。

 七王国最後の国はノーサンブリア王国である。

 ノーサンブリア王国には、北欧神話の主神オーディンの双生の息子を祖とした王がおり、デイラ王国とバーニシア王国の二つに分裂、統一を繰り返す国であった。魔術に明るく、原初のルーンを修めた魔術師が幾人も存在し、白竜の騎士アンジェラをして最も手こずらせた強国である。

 だが彼らもまた敗れた。王宮に火の手を上げ、ルーンに守られた城壁も破壊し尽くされ、栄華を誇った宮殿も燃え上がっている。ピクトの戦士達がそこかしこで略奪、強姦を愉しみ、王を護る為に戦う魔術使いの戦士団に踊りかかっては嬲り殺しにしていた。

 

 王宮の奥深く、玉座の間に到達したアンジェラは、単身乗り込み近衛騎士らを鏖殺。遂にその刃でノーサンブリア王国の神官王を殺めるに至る。

 

 ――光を呑む白き甲冑。傷一つなく、浴びた返り血に赤く染まり。血を流しているような炎の如き長髪を濡らして、アンジェラは白き竜が如き秀麗な美貌を歪める。

 

 突き刺さった槍の柄を掴み、腕を伸ばしてくる王の名は――はて、なんだったか。七王国に割拠した群雄の一角にして、アングロサクソンがブリテン島に入植した際に人民を率いていた古王の一人であり、度し難い妄執に取り憑かれた卑王と結託した共犯者でもある。ブリテンの英雄王ウーサーを押し込んだ伝説の王――そしてアンジェラが心より敬愛()()()()王であった。

 

「明々白々なる脅威を見過ごし、敵を侮る老害は去るべきなのですよ、陛下」

 

 尊敬していた。故オーディンに仕える神官王は、偉大な王だったから。

 だが、彼はもう、老兵なのだ。……彼は老耄し、耄碌してしまった。

 弱き民を導き、その生命と生活を護る責任を帯びた者が、繁栄を鎖す事となる脅威が目に見えているのに放置する訳にはいかない。高貴なる者の務めだ。罪悪感と悲愴な心情を捨て洒脱な笑みを湛えたアンジェラは、末期の気炎を燃やし己を睨む神官王へ告げた。

 

「今日この時より、後進に道を譲って頂く。衰えた陛下には、もはやその王冠は重過ぎる。不肖なる身と弁えてはいるが、このオレが退位の儀を遂行して差し上げよう」

「『神の鞭』を知らず……我ら一族の、大陸での大移動……その労苦を、知らずに育った……青二才、風情がぁ……!」

「ああ、伝聞で聞き及んでますよ。恐るべき神の鞭……ご老人方の昔話に必ず出てきていましたね。か弱いオレはもう怖くて怖くて――何より敗走を重ねた負け犬の血がオレの体に流れているのかと思うと、もう情けなくて情けなくて……つい、泣きたくなってしまうよ」

 

 嘲笑する。悪逆を演じる。

 これより我が身はサクソンの武。女だてらにそんな看板を背負うのだ。

 舐められてはならない。此の世は男尊の世、女の身である事はハンデにしかならず、故にこそサクソンの男達に舐められぬように圧倒的でなければならなかった。

 女だからと軽んじられず、恐れられ、呪われ、憎まれ――何より反抗する気にもなれぬほど強く在らねばならないのだ。でなければこれより後の戦いで、新たな王の剣となる事は不可能だから。

 せめて己よりも強き男がいてくれたら……。アンジェラはそう思うも、残念ながらサクソン人の中にアンジェラを超える武人はいない。

 ブリテンの悪魔と恐れられる神秘憑き(デモニック・ポゼション)、それと同類である『英雄喰い(イロアス・トロゴ)』アンジェラに並ぶ者は、ただの一人もいなかったのである。

 

 故に、これはアンジェラにしかできなかった。

 この悪逆を――この叛逆の悪名を背負えるのは、彼女しかいなかったのだ。

 

「フハッ、なんとも惨めなものじゃあないか? 陛下達にとっての第二の神の鞭が、このブリテン島に現れてしまった事を頑として認めぬとは。……死ねよ老害。ヴァルハラでパパ(オーディン)に叱られろ」

 

 だからアンジェラは修羅となった。数年前、運命的な邂逅を経てしまった故に。

 聖者としか言えぬ威光に触れ、根源的な恐怖に駆られて狂ってしまった。異民族の聖王は当方にとって魔王でしかないと悟った故に。何が神秘憑き、何が英雄喰い。あれこそが幻想の窮極、英雄の極限。赤竜と白竜の戦いに決着を齎す白竜を殺す者――コーンウォールの猪である。

 

 槍を引き抜く。鮮血を溢れさせて倒れ伏し、自らが作った血溜まりに溺れる神官王。

 

 ――彼は卓越したルーン魔術の使い手だった。

 原初のルーンを七つも操れる魔術師であり、愉しい戦いを演じられた。

 だが、それだけだ。

 

 彼我の勝敗を分けたのは、純粋なまでの才能の差――いいや、もはや人種、種族の差と言うべきかもしれない。神代最後の楽園ブリテンにて生まれたアンジェラと、神秘の枯れゆくばかりの大陸で生まれ育った神官王とでは、神代の人間であるかそうでないかの差が如実に現れていたのだ。

 弛まぬ研鑽を積んだ神官王ですら、神代の英雄であり、白竜アルビオンの寵を受けし女騎士には『ちょっと驚いた』程度の感慨しか与えられなかった。

 

 その時、アンジェラの背後からピクト戦士が近づく。

 筋骨逞しき、緑の肌の原始人。ヌッ、と手を伸ばしてアンジェラの肩を掴もうとする彼の顔は情欲に塗れていて。殺めた者の血と、犯した女の悲嘆で化粧がされていた。

 半歩横にズレ、裏拳を放つアンジェラ。大砲よりもなお破滅的な破壊力を秘めた鉄拳が、まともにピクト戦士の横っ面を捉え、彼の体を吹き飛ばしてしまう。並の人間であれば首から上が綺麗に消し飛んでいたであろう一撃は、決して仲間に向けていい威力ではなかった。

 だが吹き飛ばされたピクト戦士は、何事もなかったように起き上がる。他のピクト戦士達が殴られた男をからかうように笑った。照れたように頭を掻く戦士は、アンジェラを指差して何事かを喚く。

 

【ギャハハハ! 女に殴られてぶっ飛んでやんの!】

【どうしたんでちゅかぁンゥディナル君? (ママ)のおっぱいが吸いたくなったんでちゅかぁ?】

【だぁから姫に手ぇ出すなって言ったろ。殴り飛ばされて恥ぃ掻くのは自分だろうによ】

【ぐっ……テメェら笑うんじゃねえ! 可愛いケツ向けて誘ってきたのはアッチだろ!】

 

「【――オレのケツがイケてるのは認めるぜ。ヤれるものならヤってみろとも言った。だが今みたいな時はやめろ……線の細い手弱女が同朋を殺めた慚愧に浸ってんだ、ソッとしとけ】」

 

【………! へっへ、そういやオメェは俺らの言葉が分かるんだっけな】

「【男言葉しか知らねえから、あんまり喋りたかねぇけどな】」

 

 ピクト族の言葉で応酬するアンジェラの顔はウンザリとしている。割と本気で殴ったのにけろりとしている、ピクト族の頑丈さには辟易としていた。これで平の戦士なのだから厄介だ。

 露骨に嘆息して、アンジェラは踵を返す。

 奴らの相手はしたくなかった。腕力ではアンジェラも彼らと互角だが、戦いの技ではアンジェラに軍配が上がる。殺し合うなら斬り殺してしまえるが、味方であるのだからそういう訳にもいかない。

 

 焼き崩れていく宮殿を後にする。向かうのは、壁外。

 

 ――七王国の統一を電撃的に速攻で終わらせられたのは、アンジェラ個人の武勇もあるが、大きな要因としてピクト族がアンジェラに味方した事が挙げられる。彼らは誰一人をとっても英雄級だ、敵が籠城していようが城壁を飛び越えていける脚力、比喩抜きで百人力の膂力、残忍かつ獰猛な戦闘本能――物理法則に縛られた人間の勝てる相手ではない。

 彼らは遥か未来の大国が、現代兵器を駆使して来ても笑って戦い、そして勝つだろう。音速で迫る弾丸も、辺りを灼く誘導弾も凌ぎ、ABC兵器をも気合で耐えてのける可能性がある。インドのブラフマーストラをも掻い潜る、異能生命体とでも言うべき異次元の存在がピクトだ。

 地球外生命体と言われても納得できる。――ピクトの王など同じ人間とも思えない。もしかしたら本当に、宇宙の彼方から飛来してきたのかもしれないとアンジェラは思う。……彼らを味方に付ける為とはいえ、一つの条件を容認したのは今でも後悔している。

 こちらの味方になってくれたのなら、ブリテン島をサクソンが手に入れた暁に、アンジェラがピクトの王へ嫁ぐ――この契約を結んだからこそ、ピクトの戦士たちは王の未来の花嫁に服従するのだ。

 ()()()()()()に嫁ぐ我が身の不幸をアンジェラは呪う。だが()()()()()に勝つにはこれしかない。ピクトの王をブリテンの王にぶつけるのだ。あわよくば共倒れになってくれたらいい。

 

「――アンジェラか」

 

 壁外では、近衛の戦士に護られた王がいた。ウェセックス王国第二代国王シンリックである。

 彼は濃紺のマントを羽織り、ローマ式の豪奢な軽鎧を纏っている。浅黒く日焼けした肌と、匂い立つ成熟した色香を纏った美丈夫は、一本の剣を手の中で回して弄んでいた。

 その剣こそがサクソンの象徴。アングロサクソン人――サクソン人という名の由来である、サクソン人の多くが使う刀剣スクラマサクスだ。40センチ前後の刀身は片刃の直刀で、鉈に似た外見である。

 スクラマとは『深い切り傷を負わせる』という意を持ち、サクスは『刃』を意味した。このスクラマサクスはサクソン人のみならず、イタリアのランゴバルド人を始めとした、ヨーロッパ中のゲルマン人諸族に愛用された。彼らにとって戦士の最後の武器、身分の証明の為に携帯され、呪術的、魔術的、宗教的意義も孕んでいるのだ。

 

 シンリック王の有するサクスは、中でも驚異的な知名度を誇る一品である。

 銅や青銅、銀線で精緻な象嵌が施され、刀身の片側にはルーン文字で刻印された『ベアグノズ』という真名だけでなく、唯一アングロ・サクソン・ルーンの二十八文字が完全に刻まれていた。

 殆どのサクスはラテン語で加護と祝福を刻まれる為、ルーン文字を使った剣は一握りしかなく、王族に連なり北欧神話の血を引く者以外持つ事を赦されなかった。そしてシンリックは『凍える冬の魔剣(ベアグノズ・サクス)』を担う資格を有する数少ない王族の一人だった。

 遥か千五百年以上先の未来にも現存する宝具の一つ。『凍える冬の魔剣』を弄ぶシンリックに、アンジェラはフッと笑みを浮かべる。頼りになる従兄殿、彼がいなければアンジェラが女王になるしかなかった。彼女の訴えたブリテンの騎士王の脅威を聞き届け、こうして血塗れた道を共に歩んでくれる唯一の仲間である……仕える主君として不足はない。

 

「こんなところで何をしている、従兄殿」

「ああ……()()()()()と思っていたのだ」

 

 彼もまた、神秘の影響を受けた神代の人間だ。アンジェラほどではないが、シンリック王もまた強力な戦士である。そんな彼の独白に近い台詞に怪訝に思い、顔を顰めると。

 シンリック王は顎をしゃくり、南東の方を見るようにアンジェラに促した。

 

「――――」

 

 彼と彼女の視力は人理に縛られた人間の規格を越えている。

 故に、はっきりとはいかずとも、視認できた。できてしまった。

 

 ――先住民の地、ブリテン人の領域で――

 

 ――()()()()()()()()()()――

 

 

 

 

 

 

 

 

  †  †  †  †  †  †  †  †

 

 

 

 

 

 

 

 

高機動戦艦型天空城(キャッスル・オブ・エハングウェン)、起動】

 

疑似脳群連結(ニューラルリンケージ)――第五元素(真エーテル)濃度正常、運動野パラメータ更新、魔力炉心四基臨界、パワーフロー正常】

 

補助魔力炉(サブエンジン)動力接続。黒円卓(コンソール)、承認送レ】

 

【承認ヲ確認】

 

【メイン・システム『機械神話の残影記(ギリシア・ミソロギア・スクロール)』――魔力注入】

 

【各種エンジン内圧力上昇、エネルギー充填完了。各エンジン点火一分前】

 

浮力操作翼(スカイウィング)始動(スタンバイ)

 

【エンジン点火10秒前。……3、2、1、浮力操作翼接続、点火(スタート)

 

【王城エハングウェン、発進】

 

 

 

 

 

 

 

 

  †  †  †  †  †  †  †  †

 

 

 

 

 

 

 

 

「……あれが、オレ達の敵。頭が痛くて堪らないな、従兄殿。オレはもう絶望しかない」

 

 光輝放ちし天空城。ここからでは豆粒のようにしか見えずとも、デカい事だけは分かる。

 空を飛ぶ城ってなんだ……アンジェラが呆れたように呟くと、シンリックは無双の女騎士に冬の魔剣を放って渡した。剣の柄を掴んだ白竜公が王を見遣ると、彼は気負った様子もなく言った。

 

「奴らに後はない。故に勝つ為だけに死に物狂いとなる。だが――我らには()()()()

「だから勝てなくともいいと?」

「そうは言っていない。恐れず、怯えず、策を練る。勝つための策だ。そして負けてしまった場合にも備えねばならん。それが、王としてしなければならん事だ」

「……ま、空を飛ぶ程度なら、打つ手がないでもないよ。怖いが、力を尽くす……何事も勝つに越した事はないだろう」

 

 そうだな、とシンリック王は腰掛けていた岩から立ち上がる。

 常識外、規格外。神秘の本領たる()()()の領域。それに立ち向かい打ち破る力がサクソンにはある。如何なる超人達が待ち構えていようと、サクソンこそは()()()()なのだから。

 燃え上がるノーサンブリア王城。

 それを背にして、馬に飛び乗ったシンリック王はアンジェラに告げた。

 

「帰るぞ、(いえ)に。来たる決戦に総力を結集する。

 

 ――()()()()()()()()()()()()。如かる後に()()()()()()()()()()

 

 

 

 

 

 

 

 




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ガニエダぁ!

  • 慈悲はない(無慈悲)
  • 慈悲はある(あるだけ)
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