真・仮面ライダー-----終章-----『仮面ライダーワールド序章(プロローグ)』   作:狼と踊る男

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前回の話の後書きにて、投稿予定日を本日日曜日の日付13日と14日を間違えて記載していた事をお詫びします。


ここからはちょっと展開が早めの短編物という感じで進めていきたいと思います


~新章~『仮面ライダーガイア』
1話『復活!!仮面ライダーシン!!』


 

 

 

耕司 「ところでセーラさん。あなたはこれからどうするつもりですか?」

 

セーラ「私?私は一先ずCIAに戻るわ。仕事もあるし、『財団』も壊滅させないといけないし?」

 

勝  「俺達の力が必要なら呼んでくれ。俺達なら財団の改造兵士(サイボーグソルジャー)にも対抗できるしな?」

 

セーラ「こうして出会ったのも何かの縁ね?そうさせてもらうわ?私もネオ生命体の言っていた『王様』について分かったらあなた達にすぐ連絡する」

 

耕司 「分かりました」

 

結城 「それじゃあみなさん。元気で?」

 

勝  「あなたもな?」

 

耕司 「そう言えば勝はこれからどうする気なんだ?俺は山の生態を調べながら王様を追うつもりだが?」

 

勝  「俺は一度望月博士の自宅に行って望月博士のお父さんに手伝ってもらいながらネオ生命体の資料に王様の手掛かりが無いか調べるつもりだ。ネオ生命体の事を知っていたのは俺と望月博士だけのはずだが、俺の知らない処で博士が『王様』と繋がっていた可能性も残っているからな?」

 

耕司 「そうか・・・しばらくは別行動って事か・・・」

 

勝  「何、何かあれば必ず俺も駆けつける。それまでお互い元気でな?」

 

耕司 「あぁ!!」

 

1994年の『河童山・ヒョウタン池』を後にして過去に残った一同にもそれぞれ別れが訪れており、一同はそれぞれの場所に戻っていく・・・

 

だが、この先財団が風祭親子を狙う事はもう無いであろう・・・なにせ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旧『財団』は、もう壊滅状態なのだから・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「RXキィィック!!」

 

改造兵士レベル2(量)「!?・・・・・・」

 

鷲(わし)の怪人「オォッ!?」

 

???「とおっ!!」

 

鷲の怪人「グゥゥッ!?オォォッ~~!?・・・」

 

???「・・・・・・」

 

場所は日本・・・時は1994年・・・

 

ここには一人の男が訪れていた・・・

 

『仮面ライダーBLACK RX』である。『クライシス帝国』との戦いの後『財団』を追い帰ってきていたのだ。

 

RXはRXキックで量産型と思わしき『改造兵士レベル2』に止めを刺し、爆死する。鷲(わし)型の怪人もRXのリボルケインを受けて決めポーズをとられながらゆっくりと倒れ爆死する

 

RX 「良し。これで財団は壊滅するだろう・・・それにしても・・・この大量のフロッピーディスクも、怪人に変身するための道具なのか?」

 

RXが倒した怪人は財団の首領ともいえる人物でその人物は実は改造された訳では無く、一枚のフロッピーディスクを体に埋め込み鷲の怪人に変身したのである。爆死した際に破片が散らばるが、この時のRXには分からなかった。これが『仮面ライダーW』の時代で使われる『ガイアメモリ』のプロトタイプとして作られた『ガイアフロッピー』である事を・・・・・・

 

この事件で確かに財団は一度壊滅したが、密かに現・首領の方針に異を唱える者達が着々と結成していた新しい財団『財団X』の誕生の狼煙(のろし)になっていた事にRXは知る由も無かったのであった・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アスミ「そのような事が私(わたくし)が加わる前にあったのですね?」

 

のどか「そうなの。それで真さんは今ちゆちゃん家の旅館で働いてるの。『イクメンする仲居さん』ってちょっとした名物になってるみたいでね?」

 

時は流れ2020年・・・あれから『風鈴 アスミ』も仲間に加わったばかりの頃である・・・

 

アスミはのどかとおしゃべりしていて過去の世界の事を懐かしむように話していた

 

アスミ「私もその『仮面ライダーシン』にお会いしてみたいですね?」

 

のどか「じゃあ行ってみる?」

 

アスミ「よろしいのですか?」

 

のどか「多分大丈夫だと思う?一度ちゆちゃんに連絡とらないとだけど?それにまだ真さんにアスミちゃんの事ちゃんと紹介してなかったし?」

 

アスミ「お願いします」

 

スマフォでちゆに連絡をとったのどかは要件を伝え、ちゆからも今日は真は休みという事を聞いてのどかとアスミは身支度を整え、ラビリンとラテも連れてちゆの旅館へと向かうのであった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

のどか「あれ?」

 

アスミ「どうしました?」

 

のどか「真・・・さん?」

 

ちゆの旅館に近づいてきたのどかとアスミは一人の人物が飛び出してくるのが見え、その人物はのどか達に気付く事も無くどこかに向かって血相を変えて走り去っていく・・・

その人物こそが今日会うはずだった『風祭 真』であり、そのすぐ後にちゆとひなたも血相を変えて飛び出してくる

 

のどか「あっ!!ちゆちゃん!!ひなたちゃんも来てたんだ?」

 

ちゆ 「のどか!!アスミ!!」

 

アスミ「こんにちは。わざわざお出迎えしていただいてありがとうございます」

 

ちゆ 「ごめん二人共!!出迎えた訳じゃないの!!」

 

アスミ「違うのですか?」

 

ひなた「二人共!!それどころじゃないんだって!?もう大変なんだし!!」

 

のどか「えっ!?何かあったの?」

 

ちゆ 「落ち着いて聞いて?新君がさらわれたの!!」

 

のどか「えっ?・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

時は遡りのどかがちゆに連絡を取った数分後になる・・・

 

ちゆは今日は非番になっている真の部屋に行き、真に「新しい友達を紹介したい」という事を伝え、それがプリキュア関連である事も伝えた

 

真  「そうか・・・地球が生み出した新しいプリキュアか・・・」

 

ちゆ 「えぇ。色々あってまだちゃんと紹介していないので、今日真さんもお休みですし、折角ですから新君も連れて皆でお茶でもどうかと?」

 

真  「いいな?俺も久々にラテに会いたいしな?」

 

ちゆ 「それでは決まりですね?ひなたにも連絡をしてのどかとアスミが来たら出かけましょう?」

 

という訳でひなたにも連絡を取ったのだが、ひなたは別件で近くに来ていたようで、ひなたも二つ返事で『皆でお茶』に参加する事にしてその数分後に旅館にやってきて先に真の部屋で新と遊びながらのどかとアスミを待っていたところであった

 

ひなた「いやぁ~それにしても真さん達の事あすみんに紹介するのすっかり忘れてたね?」

 

ちゆ 「ひなた・・・そんな言いにくい事よくもまぁはっきりと・・・」

 

ひなた「あっ!?ごめんなさい真さん!!」

 

真  「いいさ?君達も『お手当』で大変なんだしな?俺の方も旅館の事が忙しくて暇が無かったしな?」

 

ちゆ 「すみません真さん。本当ならもっと休める時間を作ってあげたいんですけど・・・」

 

真  「構わないさ?俺の体の事があってから碌に仕事なんて出来なかったんだから、今は幸せなもんさ?この仕事にもやりがいを感じているし?」

 

ちゆ 「そうですか・・・そう言ってもらえて私も家に誘ったかいがあります」

 

そんなほのぼのとした時間が過ぎていく中、突如フスマが開き誰かが入って来る。普段ならペギタン。ひなたも来ているからニャトランの事もあって細心の注意を払っており、それを抜きにしても普段『旅館』の仕事をしている人間ばかりがいるから入室の際はうっかりでもない限りはまずノックも断りも無しに入室なんてありえない事である。それがないのも当然・・・

 

入室してきたのは沢泉家や旅館の人間では無いのだから・・・

 

???「チィィ~ス!!」

 

ちゆ 「あなたは!?」

 

ひなた「嘘!?何で!?」

 

???「へっ!!」

 

突如入室してきた人物はたまたま目に入ったのか、新に狙いをつけ咄嗟に抱きかかえていたひなたから新を引ったくり3人から距離を取る

 

真  「新!?」

 

ひなた「こんのぉ~新君返せぇぇー!!」

 

???「こいつを返してほしけりゃ、町はずれの廃工場に来い。あの紫のプリキュアを連れてな!!」

 

ちゆ 「待ちなさい!!」

 

ひなた「やばいって!?どうしよう!?」

 

ちゆ 「そうね・・・のどか達もこっちに来てるし、二人が合流次第私達も、って真さん!?」

 

ひなた「えぇっ!?ちょっと待ってよぉ~~!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちゆ 「という訳なの?」

 

のどか「それで真さんは先に行っちゃったって事!?」

 

ちゆ 「えぇ。ごめんなさい。私が付いていながら・・・」

 

のどか「ううん。仕方がないよ。とにかく私達も行こう!!」

 

ちゆ「えぇ!!」・ひなた「うん!!」

 

のどか達が来る前に起こった事をちゆから聞き、のどか達も真を追ってその町はずれの廃工場に向かう・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先に指定された廃工場たどり着いた真は新の名前を叫びながら新の姿を探す。声が聞こえたからか誘拐犯が姿を現し「お前だけか?」と問いかけるが真は構わず「新はどこだ!?」と強い口調で問いかける

 

ちゆ 「真さん!!」

 

真  「ちゆ!?皆も!?」

 

のどか「お待たせしました!!」

 

???「来たっすね?紫のプリキュア!!」

 

アスミ「『アレ』は確か・・・何と言いましたでしょうか?」

 

ちゆ 「バテテモーダ!!新君を返しなさい!!」

 

新を誘拐したのはキュアアースに浄化されたはずの『バテテモーダ』であった。バテテモーダは余裕そうな表情を浮かべながら「誰が返すかよ?」と人質を返す気はないようだ

 

ひなた「っていうかなんでアンタが居んのさ!?」

 

アスミ「アナタは私が浄化したはずですが?」

 

バテテモーダ「はぁ?お前ら?『浄化した』っつっても、俺の素体になったカピバラがその後解放されたのを見たんすか?」

 

ちゆ 「そういえば?」

 

ひなた「っていうかあいつって動物に寄生してた訳!?」

 

バテテモーダ「あん時は正直もう駄目かと思いあしたけどね?まだ隠し玉は持ってんすよ?」

 

バテテモーダは懐から『メガパーツ』を取り出しそれを見せつけるように一同に見せる

 

のどか「メガパーツ?」

 

バテテモーダ「そこの紫のプリキュアの技を受けた時に咄嗟に残ってたメガパーツを体に取り込んだんすよ?一か八かの賭けだったんすけど、賭けは俺の勝ちって訳っすよ?」

 

ちゆ 「咄嗟にメガパーツを取り込むなんて・・・なんて執念なの!?」

 

アスミ「ならばもう一度浄化するまでです」

 

バテテモーダ「そう上手くいくっすかね?」

 

アスミ「一度浄化していますので、問題ありません」

 

のどか「真さん下がっててください。新君の事は私達が必ず助けます!!」

 

真  「すまない!!頼む!!」

 

のどか「皆!!」

 

ちゆ・ひなた「うん!!」・アスミ「はい!!」

 

バテテモーダ「ちょい待ち!!お前らを呼んだのは俺だけじゃないっすよ?」

 

バテテモーダの言葉に思わずダルイゼン達の事かと一瞬考えたが、ラテが吠える先『天井』の方を一同が見上げると、3人の人物がゆらりゆらりと降りてゆき、バテテモーダの背後に降り立つ

 

3人は真っ白のローブを着用し、一人は老人・一人は女性・最後の一人は岩のような肌をした顔をしている人物であった

 

老人 「ようこそ。『風祭 真』いやこう呼ぶべきかな?『改造兵士レベル3』またの名を『仮面ライダーシン』・そして『ヒーリングっどプリキュア』の小娘達よ」

 

真  「何!?」

 

のどか「私達の事だけじゃなくて、真さんの事も知ってる!?」

 

アスミ「あなた方は『ビョウゲンズ』ではありませんね?そして『この世』の者のでもないですね?」

 

老人 「ほぉ~よく気付いた。流石はこの星が生み出したプリキュアだ?」

 

ちゆ 「あなた達は一体何者なの!?」

 

老人 「我々は『暗黒結社ゴルゴム』の3神官」

 

のどか「『ゴルゴム』ってどこかで聞いたような・・・」

 

ちゆ 「そうだわ『仮面ライダーBLACK』!!過去の世界で地空人の世界で聞いた組織よ!!」

 

ダロム「その通り。私は大神官『ダロム』」

 

ビシュム「私は大神官『ビシュム』」

 

バラオム「我は大神官『バラオム』!!」

 

ちゆ 「『仮面ライダーBLACK』に壊滅させられた『暗黒結社ゴルゴム』の人達が何でここに?」

 

ダロム「我々は『死後の世界』からやってきた」

 

のどか「『死後の世界』?・・・」

 

バラオム「お前達人間どもに分かりやすく言えば『あの世』だ」

 

ひなた「あっ『あの世』って!?って言う事はアンタらもしかしてゆっゆゆ『幽霊』!?」

 

ビシュム「そう思ってもらってもいいでしょう?我々は『仮面ライダーBLACK』に敗れ、死んだのですから?」

 

のどか「でっでもなんであなた達が私達や真さんの事を知っているの!?」

 

ダロム「我々は生前『創世王』様に仕える身であった・・・しかし、死んだ今となってはそのようなしがらみも無くなり、我々は暇を持て余しておった・・・」

 

ビシュム「『ブラックサン』に敗れ、今では『BLACK』と戦ったあの頃の日々を懐かしむばかりの日々が延々と繰り返される毎日・・・」

 

バラオム「この世の情勢をのぞき見するぐらいの事は出来たからな?貴様らが過去の世界でシャドームーンが余興で復活させたネオ生命体そしてフォグ・マザーと戦った所も見ていた」

 

ひなた「あの時の事、見られてたんだ!?」

 

のどか「じゃあ私があの時感じた視線って、あなた達のモノだったの!?」

 

ダロム「そう言う事になるな?」

 

真  「俺が『改造兵士』の力を持っていた事を知っていたのはそのせいか・・・しかし、何故新をさらった!?お前達が俺達に何のうらみがある!?」

 

ダロム「ほほほっ我々はお前達に恨みなど持っていない。お前の事を恨む者は他にいるのだ『風祭 真』?」

 

真  「何?・・・」

 

ダロムの言葉に困惑する一同の前に横から現れ3神官・バテテモーダの前に並ぶ男は煙草の火をふかしながら「やぁ?」と気さくに声をかける。思わずのどか達も「ぁっどうも」とつい挨拶を返していたが、正直「誰?」と顔に書いてあり、真だけがその人物の正体を知っていた

 

真  「所長!?」

 

ちゆ 「真さんのお知合いですか?」

 

真  「そんなはずはない!?・・・あいつは・・・俺が・・・この手で『殺した』!!」

 

のどか「『殺した』って・・・まさかあの人、前に言っていた財団の所長さん!?」

 

氷室(ひむろ)「その通り。あれからずいぶんと時間が流れたもんだな?」

 

真  「どうしてお前が生きてる!?俺が殺しただけじゃない!!財団のあのアジトも木っ端微塵に爆破された!!遺体何かCIAがとっくに処理したんじゃないのか!?」

 

氷室 「確かに私はお前に殺されたよ?しかし、私も死後の世界からこの世に蘇ったのだよ真?」

 

真  「一体どうやって?・・・」

 

ダロム「ふふふっ財団は『ブラックサン』いや『仮面ライダーBLACK RX』によって壊滅した。しかし、その後生き残った者達は『財団X』と呼ばれる組織を結成し、『改造兵士』計画から手を引き、死者蘇生の技術の『ネバー』と呼ばれる技術を生み出した。この男はその技術を我々が試しに施したのだ」

 

のどか「『死者蘇生の技術』!?」

 

真  「そんなバカな!?死んだ人間を生き返らせるなんて!?」

 

氷室 「だが真実だ。現に私もこうして蘇っている」

 

真  「父さんを騙して、愛を殺した!!それだけのことをして置いて貴様は一体何を望んでいるんだ!?」

 

氷室 「『復讐』だよ。真、君にね?」

 

真  「『復讐』?」

 

氷室 「あぁ。そのための力も、3神官様が『財団X』から用意してくださった・・・」

 

ーーーーー『レベル2!!』ーーーーー

 

『氷室 巌(ひむろ いわお)』が懐から取り出したのはUSBメモリのような物であった。それは『仮面ライダーW』でおなじみの『ガイアメモリ』で、首に刺しこむと所長は姿を一瞬で変え『改造兵士レベル2』と同じ姿へと変身を遂げる

 

真  「レベル2だと!?」

 

レベル2D(ドーパント)「どうかね?素晴らしいだろう?ガイアメモリと言ってな?改造兵士の力をこのメモリの力で再現させたのだよ?」

 

バテテモーダ「ヒュゥゥッ~!!活かしているっすね?氷室の旦那?」

 

ダロム「さぁ。お前達も変身してはどうかな?」

 

ダロムに促されたのどか達は警戒しつつも変身する事を決め、のどか達は一歩前に出る

 

ラビリン達「スタァァート!!・・・」

 

のどか達「プリキュア!!オペレーション!!・・・」

 

グレース・ラビリン「重なる二つの花!!」

 

グレース「キュアグレース!!」

 

ラビリン「ラビィィ!!」

 

フォンテーヌ・ペギタン「交わる二つの流れ!!」

 

フォンテーヌ「キュアフォンテーヌ!!」

 

ペギタン「ペン!!」

 

スパークル・ニャトラン「融け合う二つの光!!」

 

スパークル「キュアスパークル!!」

 

ニャトラン「二ァッー!!」

 

アース・ラテ「時を経て繋がる二つの風!!」

 

アース「キュアアース!!」

 

ラテ 「アンッ!!」

 

ラビリン達「地球をお手当!!」

 

グレース達「ヒーリングっど♡プリキュア!!」

 

グレース「真さんラテをお願いします!!新君は私達が助けますから!!」

 

真  「すまん!!頼む!!」

 

ダロム「『氷室 巌(ひむろ いわお)』・バテテモーダ、我らはキュアグレース・キュアフォンテーヌ・キュアスパークルを相手する。お前達はキュアアースと戦え」

 

バテテモーダ「おっ!?分かってるっすね?ダロム爺さん?そうこなくっちゃ!!行くっすよ!!」

 

グレース達3人は3神官・キュアアースはバテテモーダ・レベル2Dと戦う事となり、それぞれの戦いが廃工場の中で始まる

 

 

 

 

グレース「はあぁぁっ!!やぁ!!」

 

ダロム「・・・・・・ふん!!」

 

グレース「ふぁっ!?浮いてる!?」

 

ラビリン「超能力ラビ!?」

 

ダロム「ふん!!」

 

グレース「うわっ!?くぅっ!?」

 

ダロムに向かって左拳を放ち、続けて右まわし蹴りを放つがダロムはふわふわ浮きながらかわしていき、グレースから距離を取って着地すると腕を上げ指を動かすとグレースの体は宙に浮き、ダロムは腕を下に振るとグレースは急降下して床に激突しダロムは倒れるグレースを見つめる

 

 

 

 

 

ビシュム「・・・・・・」

 

フォンテーヌ「ふっ!!ふっ!!」

 

ビシュム「・・・・・・」

 

ペギタン「プ二シールド!!」

 

フォンテーヌ「『氷のエレメント』!!はあっ!!」

 

ビシュム「・・・・・・」

 

フォンテーヌ「・・・・・・」

 

ビシュム「・・・・・・」

 

フォンテーヌ「なっ!?うぅっ!?くぅ・・・」

 

ビシュムの目から発射される光線を側転で避けていく中、プ二シールドで防御して凌ぎ『氷のエレメント』ボトルをセットして氷の光線をステッキから発射する。しかし、ビシュムも咄嗟ににビームを放ち相殺し、煙が上がりその煙で視界を奪われたフォンテーヌはステッキを構えて警戒をするが、ビシュムは煙を吹き飛ばし再びビームを放ちフォンテーヌは直撃を受けてしまい後ろに数歩後ずさり膝をついてしまう

 

 

 

 

 

スパークル「『雷のエレメント』!!はあぁぁっ!!」

 

バラオム「むんっ!!」

 

スパークル「効いてない!?うっ!?」

 

バラオム「・・・・・・」

 

スパークル「がっ!?ぁぁっ・・・」

 

バラオム「弱い・・・弱すぎる・・・こんなものでよくもまぁ『ビョウゲンズ』や『ネオ生命体』・『フォグ』と戦えたものだ?」

 

スパークルは『雷のエレメント』ボトルをセットして雷の光線をバラオムに向けて放つが、直撃を受けたはずのバラオムの勢いは止まらず、空中から迫ってきてスパークルの首を掴み、そのまま壁にぶつけスパークルはダメージと息苦しさで苦しんでいた

 

 

 

 

 

バテテモーダ「おらっ!!」

 

アース「真さん!!」

 

ラテを抱えながら戦いを見守っていた真であったが、その真を狙ったバテテモーダの切り裂き攻撃をアースは咄嗟に真を抱えて回避する。アースはラテと真の安否を気に掛けるが二人共怪我は無いようでアースは安堵していた

 

バテテモーダ「そんな『お荷物』庇いながら戦うとか、ほんとお前って甘ちゃんっすよね?」

 

アース「いいえ違います。この方は『お荷物』という名前ではありません。『風祭 真』と言います」

 

バテテモーダ「そう言う意味で言ったんじゃねぇよ!?」

 

レベル2D「ふんっ!!」

 

アース「ふっ!!真さん。危険ですので離れててください!!」

 

真  「すまん!!」

 

レベル2D「・・・ふん!!」

 

アース「はっ!!はあっ!!」

 

レベル2D「むぅ!?」

 

アースはレベル2Dの攻撃を受け止め真に逃げるように促し真も足手まといになる事を避けるためにラテを抱えて移動する。アースを振り払ったレベル2Dは強靭な右腕を振るうがアースはそれを右フックではじき返し、そのまま右張り手をレベル2Dの胸部に叩き込みその衝撃で数歩後ろにレベル2Dは下がってしまう

 

ラテを抱えて離れようとした真の前にはバテテモーダが立ちふさがり不敵な笑みを浮かべ、反対に真はヒア汗を流していた

 

バテテモーダ「いかせねぇっすよ?」

 

真  「おぉっ!!」

 

バテテモーダ「・・・なんすかそれ?攻撃してるつもりっすか?」

 

真は右拳を放つがバテテモーダは右手で真の拳を掴んで受け止め、余裕の表情を浮かべたと同時に衝撃波のようなモノが発生し真はラテと共に後方に吹き飛びラテは真が抱えていたため怪我は無いが、真は背中を強打してすぐには起き上がれないようだ

 

バテテモーダ「しぶといっすねアンタ?おっ!?そうだ。良い事思いついた!!」

 

バテテモーダは懐から残っていたメガパーツを取り出し、それを真に押し当てる。するとメガパーツは真の体の中に取り込まれていき真はもがき苦しみだす。その様子を見たアース達は自身の状況よりも真の安否だけを考えていた

 

アース「メガパーツを人間に埋め込むとは・・・」

 

レベル2D「おい!!そいつは私が殺す!!余計な事はしないでもらおう!!」

 

バテテモーダ「なぁ~に、殺しやしませんよ?ちょっとした実験っすから?」

 

苦しむ真をよそにバテテモーダは実験と称して苦しむ真の姿を見つめる・・・しばらくすると真の体から黒い靄(もや)が飛び出し、それが次第に形を持ち始めそれは人の姿を持ち始め成形が完了するとその姿を一同の前にさらし、アースとバテテモーダ以外の一同はその姿に視線を外す事が出来なかった・・・

 

真  「こいつは!?」

 

グレース「あれって・・・『仮面ライダーシン』!?」

 

真から飛び出したモヤは『仮面ライダーシン』いや『改造兵士レベル3』と瓜二つの姿をしており、『仮面ライダーシン』と外見的な違いを現せばシンは緑色の体だが、目の前の『レベル3』は黒い体を持っていた

 

バテテモーダ「成功成功!!大成功!!んじゃま先輩に挨拶しろ。お前、名前は?」

 

ヤンデモータ「『ヤンデモータ』・・・」

 

バテテモーダ「『ヤンデモータ』か・・・良しヤンデモータ!!あの紫のプリキュアを片付けるぞ!!」

 

バテテモーダの命令通りヤンデモータは同時にアースに向かって攻撃を仕掛ける。幹部クラスの怪人2体の同時攻撃はアースですら余裕で防ぐのは難しく、防戦に努めており、レベル2Dはその隙をついて真に向かって攻撃を仕掛けていく

 

レベル2D「・・・むん!!ふんっ!!」

 

真  「うっ!?ふっ!!・・・はぁ!!おぉっ!?」

 

レベル2Dは右腕を横8の字に振るい攻撃を仕掛ける。身体能力が改造された後に比べたら普通の人間クラスに落ちている真だが、それを何とか避け、反撃に蹴りを入れるが硬い体のレベル2Dには効かず、反対に衝撃が帰ってきて跳ね返ってしまう

 

真  「うぅっ!?」

 

レベル2D「あの時とは立場が逆になったな真?今はどんな気分だね?かつて虫けらのように殺した者に組み伏せられる気分は?」

 

真の胸倉(むなぐら)を掴み、かつての状況を思い出しながら真を放り投げ、背中を強打して真はせき込みダメージのせいかすぐに起き上がられずレベル2Dの接近を許してしまう・・・

 

レベル2Dが迫る最中、突如ラテがレベル2Dの前に立ちふさがり、明らかに敵意を向けた表情を向け、真を守るためにレベル2Dに向かって吠え始める

 

アース「ラテ!?」

 

レベル2D「五月蠅い子犬だ!!」

 

真  「ラテ!!」

 

アース「危ない!!」

 

ラテを目ざわりに思ったレベル2Dはラテに向けて腕を振り上げ真はラテを抱え込みラテを守る。しかし、バテテモーダ・ヤンデモータを振り切ったアースが素早さにモノを言わせ、レベル2Dが腕を振り落とすその直前に真に背中に覆いかぶさり、真とラテを守る事には成功したが、代わりにアースが背中に攻撃を受け少なくないダメージが残ってしまった

 

真「アース!?」・ラテ「アン!?」

 

レベル2D「邪魔をするな!!」

 

アース「うぅっ!?あぁっ!?」

 

レベル2D「これで・・・終わりだ・・・ふんっ!!」

 

グレース・ファンテーヌ・スパークル「真さん!?」

 

アース「真・・・さん・・・」

 

アースを真から引きはがしアースは床を滑るように転倒してダメージのせいですぐに起き上がれない。レベル2Dは腕を振り上げ、その様子は3神官と戦っている最中のグレース達も視界に入り思わず叫んでいた。今から駆けつけようとしても間に合わない・・・それに3神官は隙が無い・・・咄嗟に分かってしまったのだ。『無理だ』と・・・

 

 

 

 

 

・・・・・・その時、『彼女』がやってきた・・・・・・

 

 

 

 

 

突如、この廃工場にエンジン音が響き渡り、一同がその音の聞こえた方へと視線を向けると一台のオートバイ・・・では無く『原動機付き自転車』(スクーター)が工場内に侵入してきて、工場内に入ると速度を更に上げ一番手前にいた3神官に向かって突撃する。3神官はそれを空中に浮く事で逃れ、3神官を通り越したと同時にスクーターを止めてヘルメットを外すとグレース達に視線を移す事無く、真の名を叫ぶ・・・

 

グレース「あゆみちゃん!?」

 

あゆみ「真さん!!これを使って!!」

 

・・・・・『真!!』・・・・・

 

あゆみ「えいっ!!」

 

突如現れたあゆみは真に向けてガイアメモリ『真メモリ』のボタンを押し、『左 翔太朗』・『鳴海 荘吉』が使っていた物と同じ『ロストドライバー』にメモリを差し込んで真に投げ渡す。それが真の腹部に自動装着されると同時にレベル2Dは腕を振り落とす

 

しかし、レベル2Dの攻撃は真を殺す事は叶わず、真は左腕で受け止めていたが、よく見るとそれは真の体では無くもう一つの『シン』の姿の腕であった

 

レベル2D「うっ!?・・・何!?」

 

あゆみ「上手くいった」

 

スパークル「えぇっ!?嘘でしょ!?」

 

ファンテーヌ「あの姿は・・・」

 

グレース「仮面ライダー・・・『シン』!!」

 

 




~最終回~

『変身!!仮面ライダーガイア!!』


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