真・仮面ライダー-----終章-----『仮面ライダーワールド序章(プロローグ)』   作:狼と踊る男

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一週間ぶりの投稿です。しばらくはストックが続く限りは毎週のこの時間の投稿予定になります。

どうでもいい所かと思われますが、1章の真がいた時代の日付とのどか達のいた時代の日付の設定は『仮面ライダーJ』の公開日から3カ月後・のどか達は9~10話の間の設定のため放送日から2か月足して中間ぐらいの日付です。(最初は間違えて3か月足して7月の設定のしちゃいましたが・・・)



1994年4月16日(J公開日)

2020年3月29日(9話)~4月5日(10話)←美術館の話前編の方

なので、のどか達の時間軸は『ヒーリング・オアシス』習得前です



~2章~『ヒーリングっど♡プリキュア』
1話『やってきた世界・・・敵は仮面ライダー!?』


 

 

のどか「うわぁっ~~!?きゃあ!?いったたた・・・」

 

ラビリン「のどか・ラテ様!!大丈夫ラビ?」

 

のどか「うん。私は何とか・・・ラテは大丈夫?」

 

ラテ 「くしゅん!?」

 

のどか「ラテ!?」

 

ラビリン「この症状はメガビョウゲンが現れた時の症状ラビ!?」

 

のどか「また!?とにかく聴診器を・・・」

 

ラテ 「(あっちで大きなバッタさんが苦しんでいる・・・)」

 

のどか「『大きなバッタさん』?」

 

ラビリン「のどか!!」

 

のどか「うん!!考えるのは後だよね?行こう!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は少しだけ遡り数分前。ここはのどか達も現れた森の中・・・しかものどか達とはそんなに距離もない

 

ここに一人・・・カメラを構えながら森を撮っている青年がいた。男の名は『瀬川 耕司(せがわ こうじ)』自然を愛する男であり、今は現在来ている山の生態を調査しているようだ・・・

 

???「J!!」

 

突如、耕司に向かって誰かが声を掛けてきた。その相手は耕司の肩に留まり視線を耕司に向け、耕司も正体を知っていたため特に動じる事もなく話を続けた

 

耕司 「ベリー!!」

 

ベリー「久しぶりだ」

 

耕司 「怪我はもういいのか?」

 

ベリー「もう平気さ。心配をかけた」

 

耕司と話す『ベリー』の正体は、地上と『地空人』の世界を行き来できるバッタである。一人と一匹の関係はのどかとラビリンのようなものである・・・

 

他愛ない雑談をしていた二人の前に別の何者かが何の前触れもなく姿を現し二人を見つめていた・・・

 

少年 「・・・・・・」

 

耕司 「子供?・・・」

 

ベリー「J。油断しない方がいい。彼からは邪悪な気配を感じる!?」

 

少年 「へぇ~やっぱり分かるんだ?流石に地空人の使者だな?」

 

ベリー「何故そのことを!?お前は誰だ!?」

 

ダルイゼン「俺は『ダルイゼン』。『ビョウゲンズ』って言えば分るよな?」

 

ベリー「何!?『ビョウゲンズ』!?」

 

耕司 「『びょうげんず』?ベリー彼は一体?」

 

ダルイゼン「ひょっとしてそいつが『J』?だったら丁度いいや・・・・・・進化しろ。『ナノビョウゲン』・・・」

 

ダルイゼンはナノビョウゲンを耕司に向けて放ち、それを受けてしまった耕司は苦しみながらその姿を変えていく・・・大きさは4~5メートルはありそうな黒よりの緑の巨人へと姿を変え、その姿は彼のもう一つの姿『仮面ライダーJ』の姿にギザギザの口になり、常に口を開けているような姿であった。

 

仮に『Jメガビョウゲン』とでも呼称(こしょう)するとしよう。Jメガビョウゲンは口から赤黒い光線を吐き出し、直撃した地面はどんどん腐敗していき、その様子を見ていたベリーは悲痛の叫びを上げていた

 

ベリー「森が!?大地が!?地球が死んでいく・・・やめてくれJ!!」

 

Jメガビョウゲン「メガッ!!」

 

ベリー「うわぁっ!?」

 

のどか「見つけた!!メガビョウゲン!!うわぁっ!?びっくりした!?・・・バッタ?・・・」

 

Jメガビョウゲンはベリーを狙った訳ではなかったが、着弾付近にたまたまベリーが居て、その衝撃で体重が軽い事もあり吹き飛んでしまったのだ。丁度同じタイミングでラテを抱えて走ってきたのどかが到着し、その足元に吹き飛ばされてきたべリーが転がってきたのだ。弱弱(よわよわ)しく人間と同じ言葉で「君は?・・・」とベリーから聞いたのどかはラビリン達の時と違ってすぐにバッタが喋った事には動揺したがJメガビョウゲンを視界に入れると顔つきが元に戻る

 

ベリー「逃げろ!!」

 

のどか「逃げないよ!!」

 

のどかはラテを木の根元に降ろし、ベリーもラテのそばに移してのどかはベリーの制止も聞かずにJメガビョウゲンに向かって駆け出していき、『ヒーリングステッキ』へと姿を変えたラビリンを持って自身もプリキュアへと変身していくのであった

 

ラビリン「スタァートォ!!・・・」

 

のどか「プリキュア!!オペレーション!!」

 

ラビリン「エレメントレベル!!上昇ラビィ!!」

 

グレース・ラビリン「重なる二つの花!!・・・」

 

グレース「キュアグレース!!」

 

ラビリン「ラビィィ!!」

 

ベリー「『プリキュア』!?まさか、あの伝説の?・・・」

 

Jメガビョウゲンは一気に距離を詰めグレースに向けて拳(こぶし)を叩き込む。その時に白い砂煙が起こりその砂煙から飛び出し、Jメガビョウゲンの右腕を台にして空中にジャンプする

 

グレース「はあっー!!」

 

空中からピンクの光線を放つが左腕でガードされ効いている様子は無く、着地すると同時にJメガビョウゲンも左→右ストレートでグレースに拳を叩き込むがそれもさっと避け再び空中に跳ぶ

 

グレース「はあぁー!!」

 

急降下キックを放ち、その後も宙にいるまま肉弾戦を繰り広げるがたいしてダメージは与えられていないようで今までのメガビョウゲンよりも格段に強い事が伺えた・・・

 

Jメガビョウゲン「メガ!!」

 

グレース「ふっ!!」

 

Jメガビョウゲン「メガァァ!!」

 

グレース「うわぁっ!?がはっ!?」

 

ダルイゼン「今回の『メガビョウゲン』メチャ強いじゃん。いいよ。そのまま止めさしちゃって」

 

Jメガビョウゲン「メェェェッ~!!」

 

グレース「ぅぅっ・・・」

 

Jメガビョウゲン「ガッ!!」

 

グレース「うっ!?」

 

肉弾戦の最中、まだ宙にいたグレース目掛けてJメガビョウゲンは右腕を振るい、それを宙にいるまま反転して何とか一撃目はかわすが、次の左腕を叩き付ける攻撃はプ二シールドを張る間も無く直接受けてしまい地面に背中から叩きつけられ小さなクレーターが出来、ダルイゼンの指示通りにグレースに止めをさそうと右拳を構えて放たれたが、その拳がグレースに届くことは無かった・・・・・・

 

グレース「・・・ぇっ?」

 

咄嗟に目を塞いでしまっていたグレースが次に見たのは自身の体の横にJメガビョウゲンの拳が地に刺さっている処であった・・・

 

一同が唖然としている最中Jメガビョウゲンは苦しみだし、頭を抱えながらグレースと距離を取ってしまっていた・・・

 

グレース「どうなってるの?・・・」

 

ラビリン「グレース!!今の内に!!」

 

グレース「分かった!!」

 

二人 「キュアスキャン!!」

 

グレース「・・・見つけた!!・・・あれ?」

 

ラビリン「エレメントさんじゃないラビ?」

 

グレース「でもこれって人間でもなさそうな?・・・」

 

ベリー「プリキュア!!」

 

グレース「ぇっ?」

 

ベリー「お願いだ!!早く『J』を救ってくれ!!」

 

グレース「『J』?」

 

ベリー「恐らく、あの怪物の中でJがJパワーを放出して、怪物の力を押さえ込んでいるんだ!!Jの力が無くなってしまう前に早く!!」

 

ラビリン「グレース!!」

 

グレース「うん!!・・・」

 

Jメガビョウゲン「メガッ!?・・・」

 

グレース「待ってて!!今、助けます!!・・・エレメントチャージ!!」

 

ラビリン「キュンキュンキュン!!ヒーリングゲージ上昇!!」

 

グレース「プリキュア!!ヒーリング!!フラワァァーー!!」

 

J  「・・・・・・」

 

Jメガビョウゲン「ヒーリングッバイ・・・」

 

グレース・ラビリン「お大事に」

 

メガビョウゲンを浄化した事によって耕司は解放され光に包まれながらゆっくりと地に降ろされ、地と光が触れると同時に光が晴れ、耕司が姿を現す。それと同時にベリーも耕司目掛けて胸に飛び込んで来るのであった・・・

 

ベリー「J!!」

 

耕司 「ベリー!!」

 

ベリー「無事で良かった!!」

 

耕司 「心配かけたな?・・・」

 

グレース「人間?・・・」

 

耕司 「君が助けてくれたのか?」

 

グレース「あっいえ!!何だか私も助けられたみたいですし?」

 

ダルイゼン「何だ?またやられたのか?いいメガビョウゲンだったんだけど・・・ん?」

 

二人の会話をつまらなそうに見ていたダルイゼンは何かを察知し、感じた方へと目線を移す・・・それはベリーとラビリンにも感じたようで同じようにその方向へと注目していると、猛スピードで空から黒い物体が接近してくるのが見え、それが「クェェェッッ~~!!」と奇声(きせい)を上げながらグレースに襲い掛かろうとするが、咄嗟に耕司がグレースを押し倒し回避する。そして二人に背を向ける形で降り立ち、ゆっくりと正面に振り返りその姿を見せる・・・その姿は人間サイズの黒いコウモリであった・・・その正体は『ネオ生命体』が生み出したコウモリ男であった・・・

 

ダルイゼン「あいつは確か・・・『コウモリ男』だっけ?まぁいいか。後はあいつに任せるか・・・」

 

何故かコウモリの正体を知っていたダルイゼンはこの場をコウモリ男に任せて瞬間移動してどこかへと消えてしまう

 

コウモリ男「クェェ~~!!」

 

グレース「あれもメガビョウゲン!?」

 

ラビリン「あれは違うと思うラビ?」

 

グレース「やっぱり?でも、やるしかなさそうだね?・・・」

 

耕司 「待て!!」

 

グレース「止めないでください!!あれは普通じゃないんです!!」

 

耕司 「分かってる。だからこそ、今度は俺に任せてくれ」

 

グレース「えっ?あなたに?・・・」

 

耕司 「あぁ・・・」

 

コウモリ男「クェェ~~!!クェクェ!!」

 

耕司 「・・・変身!!・・・」

 

J 「・・・・・・」

 

コウモリ男「クェッ!?」

 

グレース「あれって!?」

 

J  「仮面ライダーJ!!」

 

耕司はグレースの前に立ち、「変身!!」の掛け声の後に特殊な構えを取ると、体が光だし『仮面ライダーJ』へと変身を遂げる。そして、目の前のコウモリ男に向けて名乗りと右手を『J』の形にして構えを解き、コウモリ男を見つめる・・・

 

グレース「変身した?それにあの姿ってキュアスキャンでメガビョウゲンの中を見た時の姿?・・・一体どうなってるの?」

 

J  「・・・・・・」

 

Jはゆっくりと歩き出し、4~5歩歩いたくらいから徐々に速度を上げていき『走る』位までの速度になると低空ジャンプで一気に距離を詰め、コウモリ男と取っ組み合いとなり、Jとコウモリ男の戦いが始まる

 

J  「・・・とおっ!!」

 

コウモリ男「ヒィィ~~!?」

 

J  「ふんんん~~・・・・・・とおっ!!」

 

コウモリ男「アァァァッッ~~!?」

 

Jは右ストレートを腹部に決め、後ろに後ずさったコウモリ男に向けて、グッ!!と強く握り力を込めた左ストレートをコウモリ男の顔面にぶつける。そのパワーに後ろに吹き飛び、背中から強打して地に倒れ、構えを解いたJはふらつきながら立ち上がろうとするコウモリ男の様子をうかがっている・・・・・・

 

J  「んっ!?・・・うぅっ!?」

 

そんな最中突如Jの周辺に緑色の雷が降り注ぎ、何とか避けるが、雷の数も勢いもすさまじい・・・その時、グレースはJに向かって駆け出し、Jのそばにたどり着くと、ヒーリングステッキを空高く掲げながらラビリンが叫ぶ

 

ラビリン「プ二シールド!!」

 

ピンク色の半透明の光が3人を守り数発防ぎ切ると空は晴れ渡り、もう雷が降ってくる気配が欠片も感じられなくなった頃にプ二シールドを解くと、近くにいたはずのコウモリ男が消えている事に気付き、数秒ほど辺りを見渡して探したが、見つける事が出来なかったところを見ると、どうやら逃げたようであった・・・

 

グレース「逃げられたみたいですね?」

 

J  「あぁ・・・」

 

グレース「ん?」

 

グレースは足に何かが当たった感触を覚え足元を見てみると、一つのボトルが落ちていたようでそれを拾い上げると見た事のないエレメントボトルで黄緑色で、『J』と文字が刻印されているようであった

 

グレース「このボトルいつの間に?」

 

ベリー「それは恐らく『J』の力が秘められたエレメントボトルだ」

 

グレース「『J』・・・さんの?」

 

ベリー「恐らく、さっき君がJを浄化してくれた時に一緒に生成(せいせい)された物だろう?」

 

ラテ 「くぅ~ん・・・」

 

ラテの弱弱しい鳴き声を聞き、ラテの元へと行き抱きかかえる。どうやらまだ治っていないようだ

 

グレース「ラテ!?まだ具合が?・・・」

 

ベリー「グレース。さっきのJのエレメントボトルを使ってみてくれ」

 

グレース「分かった。ラテ、これで元気になって」

 

ラテ 「わっふぅぅ~ん!!」

 

グレース「ラテ!!良かったぁ~」

 

それから二人はほどなくして変身を解き、簡単に名前の自己紹介を互いに交わし、のどかは耕司とベリーに『仮面ライダーJ』の事を聞いていたところである

 

のどか「『仮面ライダーJ』?」

 

耕司 「あぁ。俺はこの力でさっきのみたいな怪人と戦ってきたんだ」

 

のどか「へぇ~なんかかっこいいですね?なんか特撮のヒーローみたい?」

 

耕司 「俺からも聞かせてくれ。君のあの力は一体?」

 

のどか「あぁ~その・・・あれは・・・」

 

ラテ 「くちゅん!!」

 

のどか「ラテ!?」

 

ラビリン「ラテ様!?」

 

のどか「どうして?メガビョウゲンも浄化して、ボトルから力も分けてもらえたのに?」

 

ラビリン「のどか!!とにかくもう一度聴診器を!!」

 

のどか「うん!!」

 

ベリー「んっ!?この気配は!?」

 

耕司 「どうかしたのか?」

 

ラテ 「(向こうで大きなバッタさんが苦しんでる・・・)」

 

のどか「えっ!?また『大きなバッタさん』?でも耕司さんなら今元気にしてて・・・」

 

ベリー「J!!グレース!!僕について来てくれ!!」

 

のどか「ベリー。他に『大きなバッタさん』の心当たりがあるの!?」

 

ベリー「ある。J、君にとっても関わりのある者がいるはずだ」

 

耕司 「俺に関わりのある者?」

 

ベリー「とにかく時間が無い。急いで!!」

 

耕司 「良し!!」

 

のどか「うん!!」

 

二人はベリーの先導の元、耕司のオートバイでラテとベリーの感知した『もう一人の大きなバッタさん』の元へと急行していくのであった

 

 

 

 

 




~2章~

第2話『苦しみの再来・・・『仮面ライダーZO』登場!!』

2021年1月1日午前8時00分投稿



因みに、
この物語の前に『仮面ライダー対プリキュア』の中でこの作品の中のグレースとエコーが先行登場していますが、時間軸は細かい設定はありません。ライダーや戦隊の映画の先行登場でも、細かい所を考えると次に会った時に辻褄(つじつま)が合わない事や「出会った事」事態が無かったことになってるなんてことが多いのでその感じで登場しています。『プリキュア・スーパースターズ』でもプリキュアアラモードのみんなとはなが再会した時、いちか達が何故かまたキラパティで仕事していたりなんかもありましたし・・・登場した二つのボトルもちゃんとこの後登場します。
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