「なんか良いバイト無いかな〜」
ベッドの上で寝そべりながら、スマホでバイトの求人サイトを覗いている少し尖った髪型の黒髪の青年、
「勇希ー!ご飯出来たよー!」
姉の桜が勇希を呼ぶ。勇希はスマホをベッドの上に放り投げると、ゆっくりとベッドから立ち上がる。部屋のドアを開けると、すぐにリビングに続いている。小さな食卓に向かい合うように置いてある2つの椅子。勇希の視線の先には、姿勢よく座っている少し赤毛の、髪を結んだ穏やかな綺麗な顔立ちをしたしっかり目の印象を与える桜の姿と、食卓に綺麗に並べられているご飯と味噌汁、焼き魚が勇希と桜と2人分見える。椅子を引き、気が抜けたようにドシッと椅子に座る勇希を見て、桜は優しげな視線を勇希に向ける。
「中々良いバイト、見つからない?」
うんと頷く勇希に、微笑みを浮かべる桜。
「ちゃんとバイトしようとしてるだけ、偉いじゃない。レストランクビになっちゃったけど、前に進まなくっちゃ。常に前進よ」
そう言われ、表情が柔らかくなった勇希は、スーッと息を吸い込むと、パシン!と勢いよく合掌をした。目で桜にも合掌するように合図をする。桜はフフっと笑いながらも、合掌する。勇希が息を吸い込むのを見て、桜も同じように息を吸い込む。2人共息を合わせて。
「「いただきます!」」
勇希は箸を右手にとると、左手でご飯が乗せられている茶碗を手に取り、箸で一度に多くの米をすくい上げ、口に放り込むと、次は味噌汁を飲み込む。少し汚い食べ方に、顔をしかめる桜。はぁ…と溜め息を吐く。
「もうちょっと綺麗に食べなさい!」
少し強い口調で言うと勇希の手が止まる。勇希は口の中に残っているご飯と味噌汁を飲み込む。
「はーい」
返事をすると、今度はしっかりとゆっくり食事を進めていく勇希。桜も、ご飯を左手に持ち、右手に持った箸で米をすくって口に入れる。ふと反対側に座っている勇希に目をやると、勇希はクスクスと笑っている。何が可笑しいのか分からない桜は、キョトン顔をする。勇希が笑いで震えながらも、人差し指で桜の小さな鼻を指差す。鼻を指されていることに気付いた桜が、そっと人差し指を鼻の方へ近付ける。生温かい、モチっとした食感。指に吸い付いてくる粘着力。人差し指を見てみると、1粒の米粒が引っ付いていた。それを見た桜は、フッと笑いながら米粒を口の中に入れると、優しく言った。
「平和だね」
食事が終わり、自室へと戻った勇希。スリープ状態のスマホの電源を入れ、求人サイトを再び覗く。サイトを下へスクロールしていくと、1つの求人募集が目に止まった。
『
空間などの研究を行っている少し変わった小さな研究所だ。周りは山に囲まれて、少し陰鬱な空気も流れている。仕事内容は、花生研究所でたった1人で研究している研究者、花生始の助手及び…。
「護衛?」
(花生始とは襲われる可能性があるような人物なのだろうか。それに、助手とは?研究者の助手を出来るくらいなら、そもそもこんな事しねぇよな…)
そう思考を巡らせつつ、勇希は時給について書かれている欄を見た。
「え…」
その欄に書かれていたのは、自分たちの予想を遥かに超えるほど高額だった。
「行くしかねえぇぇえええええ!」
勇希は、視界がお金でいっぱいになった。これだけお金があったら、どれだけ美味しいものが食べれるだろう…買えなかったゲーム機も…。
「うるさい!まずは自立出来るようにしなさい!」
部屋のドアを開け、鬼の形相で勇希を睨んでいる桜。少し赤みのある髪の毛が、赤鬼のように真っ赤に燃えているように感じた勇希は、スマホを素早く手から離すと、桜の前で正座をした。
「私はあなたを甘やかしすぎました。今度からは厳しくします!」
少し童顔で、身長も胸もそこまで大きくない桜。彼女は普段滅多に怒ることはなく、怒ってもそこまで怖くないのだが、勇希は姉である桜に怒られるのが、とても怖い体育の先生や、バイト先の店長に怒られるよりも怖かった。
「もう寝なさい!」
右手でグーを作り、勇希の頭をコツンと弱めにゲンコツを食らわせると、桜は部屋のドアを閉めた。勇希は、しょんぼりとしながらベッドに座り込んだ。横に置いてあるスマホを開くと、さっきのとんでもなく高額な時給が目に飛び込んでくる。
「夢じゃねえぇぇぇぇ!」
「うっさい!いい加減にしなさい勇希!」
マンション中に、勇希の叫び声と、大きな打撃音が響き渡った。
翌日、花生研究所に向かうために、1番の親友であり1番の後輩である
(今日は原付貸してくれてありがとう!今日中に返す!)
スマホをカバンの中に入れると、ヘルメットを被る勇希。原付バイクのエンジンを入れると、道を走り出した。車道は平日の朝方というのもあり、車が多く走っている。10分程走り、信号待ちをする勇希。辺りはまだまだ都会で、目的地の花生研究所に着くにはあと1時間半はかかる。そして、横を見るとそこには日本で最も頭がいいと有名な大学…。
(はぁ…俺もキャンパスライフをエンジョイしたかったなぁ…。大学中退した俺が言うことじゃないと思うけど…。そう言えば恋は今ここの1年生なんだよなぁ。高校生の頃は同じくらい馬鹿だったのにな…努力って大事だよなぁ)
プーーー!
後ろからクラクションが鳴らされ、体が驚き少し飛び跳ねる。いつの間にか信号は青になっていた。
「すいませーん…」
そう小声で呟きながら、勇希は原付を走らせた。それから1時間ほどバイクを走らせると、随分辺りは山になってきた。近くを走る車は、高級そうな車1台だけだった。
(なんでこんな高級車が走ってるんだ?)
そう疑問に思いながらも、休憩出来そうなコンビニを発見し、駐車場へと入っていく勇希。すると、後ろを走る高級車もコンビニの駐車場へと入ってきた。少し気味悪がりながらも、コンビニで小さいペットボトルに入ったお茶を買い、バイクのシートを椅子のようにして座り、お茶をがぶ飲みする。フーっとリラックスすると、勇希はペットボトルをゴミ箱へ捨てると、ヘルメットを両手で被り、原付バイクを走らせた。同じ時にコンビニに寄ってきた車の運転手が何も買わず、車から降りてすら来なかったので、不審に思った勇希は不審車を振り切ろうとするが、原付バイクで出来る訳もなく、そのまま花生研究所のすぐ側まで来てしまった。花生研究所は山の上にあるので、現在地からあと10分はかかる。今はまだ4月だが、太陽が昇ると夏のように暑くなる。暑さに手を仰ぎながら、ヘルメットを外し、少し蒸れた手袋を外し、花生研究所へと足を進める。さっきの不審車に乗っていた人間がついてきていないか横や後ろを警戒しつつ、山を登っていく。道のりには石の階段があるので、道には迷わない。その階段には苔などが沢山生えており、手入れが施されていないのが分かった。気にせず勇希は階段を上っていくと、開けた場所に出た。奥の方には、小さげな建物がある。
(土地は沢山あるのに、なんで研究所を大きくしないんだ?)
疑問に思いつつも、砂の上をジャリジャリと音を立てながら進んでいくと、その研究所と思われる建物の上に、『花生研究所』と書かれた看板が張り付けてあった。建物は縦長で、木造の場所もあれば、コンクリートのような物で造られている箇所もあり、とてもちぐはぐだった。木のドアの横には、古い呼鈴があった。人差し指で呼鈴を鳴らすと、男性の声で、「はーい」という声が聞こえた。声は40代くらいの男性の声で、はつらつとした元気な方のように思えた。目の前でガチャっと言うような音と共に、ドアがヒーッと言うような音を立てて開かれた。ドアノブには、細い男性の白衣を着た腕が見える。視線を顔のある場所へと動かすと、そこには眼鏡をかけ、少しほうれい線が見えるが、クールな顔立ちの、若々しい顔をしたイケおじ男性が出てきた。勇希を見るなり笑顔で、どうぞと手招きをしてくれた。勇希は中へはいると、靴を脱いだ。上へ上がると、男性が応接室のような場所に案内してくれた。部屋の中には、少し古いタイプの針が止まっている時計、そして、家族写真のような写真が入った写真立て、そして1番目を引くのが、タンスの上に置かれた謎のベルトのバックルの様な物と、その周りに置いてある物。勇希がそれをじっと見ているのに気付いた男性は、そのベルトのバックルの様な物と、その周りに置いてある物を手に取った。
「取り敢えず、お座り下さい」
向かい合うように設置された赤いソファーの、壁側に座らされた勇希。男性は、勇希と向かい合うように座ると、そのバックルの様な物と、謎の物をガラスが張ってある机の上に置いた。
「取り敢えず、私の自己紹介から」
そう言うと、男性は少し咳払いをし、勇希に目を合わせた。
「私はここ、『花生研究所』で研究をしています、花生始です」
そう名乗った彼は、勇希に握手を求めてくる。それに応じる勇希。花生の手は、春のように生暖かった。
「あれは、私の妻と、娘です。5年前、亡くなりましたがね…」
写真には、綺麗な黒髪をしたたれ目の女性と、その女性によく似た可愛い女の子が写っていた。
「まず、仕事内容についてですが…」
花生は机の上に置いてある、真ん中に何かを取り付けるような形状をし、鎖のような模様が入ったバックルの様な物と、黄色い花から鎖のような物が生えている様な、子供の手に収まるくらいの大きさのアイテムを手に取る。花生の目はさっきの穏やかな目ではなく、鋭く冷たい目をしていた。
「これを使って、私を守って欲しいのですよ」
(護衛って言うのは、そういう事か…)
「あの、それと他に、助手としてなんちゃらこうちゃらってのもありましたよね?」
目を合わせて質問する勇希。花生は表情を柔らかくすると、説明をゆっくりと始めた。
「あなたが私を守るだけで、十分助手なんですよ」
「でも、それだけで良い…」
「守ってくれれば良いんです」
話を遮られ、少し顔をしかめる勇希。お構い無しに、花生は説明を続ける。
「次は私の研究について、少しお話しましょうか」
「はあぁ…」
少し重苦しい雰囲気に、今すぐ帰りたそうな勇希だが、仕方なく話を聞く。
「私は世界中に伝わっている謎の神話、通称『始まりの神話』に登場する『始まりの花』及び『始まりの世界』に行く方法を研究していたのですよ。あなたも、聞いた事あるんじゃないですか?」
「社会の授業とか…あとテレビでも良くやってますよね」
「人類の何万年の歴史が始まった瞬間から、この神話はあったとされている。おかしいでしょう?誰がこの話を作ったんだ?何故世界中で同時期に発見された?おかしい点がいっぱいあるんです」
「なんか、その神話の世界は実在して、それに登場する、『6人の怪人』達が、現世と神話の世界を分断したとか、そんな話ですよね」
「詳しいですね。もっと詳しく言うと」
思わず話が盛り上がり、聞き入ってしまう勇希。
「『始まりの花』によって、その『6人の怪人』が最初に産み出された。彼らにはそれぞれ役割があり、『感情を与える怪人』『生命を与える怪人』『死を与える怪人』『知恵を与える怪人』『目的を与える怪人』『力を与える怪人』がいる。彼らは人間をはじめ、多くの生物を生み出した。しかし、『始まりの花』に危害を加えようとする生物が現れ始め、それはどんどんと増えていった。怪人達は『始まりの花』を守る為、『始まりの世界』を絶対防衛圏とし、現世と切り離した」
あまりに長すぎて、寝てしまう勇希。
「あ!ちょっと君起きなさい!」
目を覚ました勇希は、自分が寝ていたことに気付いた。
「あ!すいません!寝てました!」
花生は呆れながらも、話を続ける。
「そして、私は遂に、始まりの世界を見つけたんだ。このチェインドライバーと、チェインフラワーを使ってね」
そう言うと、微笑みながら鎖のような模様が入ったバックルの様な物と、黄色い花から鎖のような物が生えている様な、子供の手に収まるくらいの大きさのアイテムを手に取る。チェインフラワーと呼ばれたものを左手に持つと、チェインフラワーの右に付いているボタンを押す。
『ガーベラ』
電子音が鳴ると共に、チェインフラワーの上部の鎖のような部分に、何かを繋げるように切れ目が空いた。チェインドライバーの真ん中にチェインフラワーを入れ込み、上部の鎖部分を閉じる。すると、チェインドライバーに付いていた鎖の輪っかのような部分と繋がった。すると、鎖が裂けるような音と共に、何も無い空間に穴が空いた。その穴からは、沢山の木や花が咲き乱れている、幻想世界のようだった。
「幻じゃないんだよ。確かにあるんだ」
勇希がその世界に見惚れていると、穴の奥の方から、不意に黒い塊が現れた。
「伏せて!」
花生の言葉で現実世界に戻った勇希は、咄嗟に頭を地面に体ごとふせる。体の上を何かとてつもない物が通り過ぎた感覚が勇希を襲った。
(怖い…)
今は見えないけれど、後ろにはヤツがいる。そして今、勇希か花生を屠ろうとしている。
ドーン!
壁が破壊される音がしたかと思うと、花生の叫び声が聞こえる。
「君の仕事は!私を助ける事だ!立ち上がれ!ベルトをつかえ!」
何が起こっているか分からないけれど、勇希は使命を感じた。ゆっくり立ち上がると、花生の叫びを背に受けながら、チェインドライバーを手に取った。花生は、その様子を見ると、的確に指示を出した。
「チェインガーベラをチェインベルトから外せ!」
チェインガーベラ、このチェインフラワーの事だ。チェインガーベラをチェインベルトから外すと、勇希はチェインベルトを腰に巻き付けた。その瞬間、目の前の穴は鎖に縛られるように塞がれた。帯はジャストフィット。勇希は、花生がやった様にチェインガーベラのボタンを押す。
『ガーベラ』
チェインガーベラをチェインドライバーにセットする。
『ガーベラ』
もう一度電子音が鳴る。
「早く!そしてこっちを向け!」
勇希は戸惑いながらも、花生が襲われている方を向く。花生は血を流しており、怪物が花生の顔や体を殴りいたぶっている。花生の眼鏡は、地面に粉々になって散らばっている。
「横のプレートをスライドしろ!」
プレート…勇希は鎖の模様が描かれたプレートを、横に力強くスライドさせた。
『ガーベラチェイン!騎士道!常に前進!』
「ガーベラの花言葉は、希望!そして…」
「(常に前進よ)だ!」
桜の声が、花生と重なる。勇希は、前を見据えた。上空からは、黄色いガーベラの花が落ちてくる。ガーベラの花が勇希の頭に落下すると、勇希の体はグレーのスーツに包まれた。
「えええ!何これ!」
随所随所に濃い青の装飾と、鎖のような物が、右腕と右足に見られる。腹や胸は中世の騎士の鎧のように、ひし形が敷き詰められた模様をしていた。ガーベラチェインの花弁が、ガーベラチェインの雌蕊と雄蕊部分と共に、鎧のように、展開していく。
「なんか開いてる!」
胸の辺りは花弁が半分ほど折りたたまれ、鎧のようになり、花弁が重なっているような形をとっている模様は胸辺りをシルバーのラインが型どっていて、騎士のようになっている。両肩両腕は、チェインガーベラの横部分が折りたたまれ、雌蕊の部分が肩を覆い、花弁が折りたたまれ少しだけ重厚感がある。背部は前方と同じような変形をするが、模様が鎧全体のデザインのバランスをとるような、無難な模様になっている。右手にはガーベラの花弁に似た形をした長剣が握られ、鍔の部分はガーベラの様な物がついており、刃の内側は黄色で、外側は鉄色に輝いている。そして、顔は、顔を守るように中世の騎士のような仮面が付けられていて、外が見えるように吊り目に穴が空いている。その穴からは黄色い瞳が鋭い眼光を向けて、花生を襲っている怪物を睨んでいる。ガーベラの形を模した兜が付けられており、頭部は少し盛り上がり、中世の騎士の兜を模している。
「何だかよくわかんねぇけど…」
ガーベラの花弁を模した剣、ガーベラソードを振りかざすと、勇希…仮面ライダーホープは力強く言い放った。
「俺は常に前進する!」
ガーベラソードを構えながら花生を襲っている怪物に体当たりするホープ。花生を守るように花生の前に立ち塞がっている。
「とは言ったものの…どうしたらいいんです!?」
花生が鼻血を服の袖で拭き取るという。
「まずお前は仮面ライダーホープ」
「え?」
困惑するホープもとい勇希。
「あの化け物、そうだな…グラベスだ!適当にグラベスを倒す!よし行ってこい!」
「はぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」
花生に背中を押され、覚悟を決めてグラベスに突っ込むホープ。ゴキブリの様な漆黒の体に、生物的な筋肉、見え隠れする顎に怯えながらも、常に前進するホープ。ガーベラソードで斬撃を食らわせると、蹴りを食らわせる。ゴキブリグラベスも攻撃を仕掛けてくるが、ガーベラソードでいなしながら確実に攻撃を当てる。ゴキブリグラベスの攻撃は速いが、ホープの鎧の防御力は凄まじく、食らっても痛くない。ゴキブリグラベスは、思い一撃を与えるため、20メートルほど遠ざかる。まだまだ力が有り余っているゴキブリグラベスは、ホープに高速で突っ込んでくる。
「プレートを2回ずらして!」
言われるがまま、左手でプレートを2回動かす。すると、右腕の鎖が砕けると共に、右腕に力が漲ってくる。
『ガーベラスラッシュ』
「うおおおおおおおおお!」
真正面に突っ込んでくるゴキブリグラベス。刹那の見切りで、ガーベラソードは、ゴキブリグラベスの腹を貫いていた。悶え苦しむゴキブリグラベスは、ガーベラソードを掴み、逃げようとしている。ホープは、ゆっくりとガーベラソードの持ち方を変えると、ゴキブリグラベスとは反対方向を向き、力のままガーベラソードを斬りあげた。ガーベラソードがゴキブリグラベスの腹から頭を縦に真っ二つ。
「ギィィぃぃぃぃぃぃぃぃ」
ゴキブリグラベスの断末魔と共に、ホープの真後ろで爆発が起こった。炎はガーベラの形に広がり、そして消えていった。戦いを終えたホープは、変身を解き勇希の姿に戻った。ガーベラチェインを、決意の眼差しで見つめる勇希に、花生はそっと肩を叩いた。
「(これからお世話になります)」
「これは凄いな…直ぐにでもこの研究所を買収したいくらいだね」
木の裏から、勇希と花生を見つめている中性的な見た目の黒髪の1人の青年。視線は、勇希の持っているガーベラチェインに向けられている。
「でも、まだ早いな。危険そうだし。もう少し様子見だな…。ククク…」
青年は不敵な笑みを見せると、どこかへと去っていった。
第1話読んでいただきありがとうございます。人物の容姿の説明や、仮面ライダー、怪人の容姿等を説明するのは難しいですね…。ですが、自分で全力を出して書いていくので、これから応援よろしくおねがい!お気に入り登録や感想はとても励みになりますので、是非、感想やお気に入り登録をして頂けると嬉しいです!それではまた!