荒野の少女と1つのセカイ   作:kasyopa

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現実世界編
・1人
・類
・彰人

セカイ編
・言葉×MEIKO×KAITO
・MEIKO
・KAITO

KAMIKOU FESTIVAL編
・寧々
・杏
・瑞希

ニーゴ編
・瑞希
・絵名
・奏

宮女編 ※文
・1人
・みのり
・穂波

バレンタイン編
・冬弥×言葉
・えむ×文
・言葉×文

ビビバス編
・杏×文
・こはね×言葉
・彰人×文

地の文無しの完全な台本形式なので、台詞の前に名前をいれてます。
ご了承ください。


エリア会話集

・現実世界

 

~神山高校~

 

【 言葉 】

 

言葉

「今日のお昼は吹奏楽部の人が音楽室を使うから、

 どこか空き教室を借りようかな」

 

言葉

「あ、でもたまには屋上でやってみるのもいいかな。

 歌の練習してる人もいるみたいだし」

 

言葉

「誰かに聞かれて困るものでもないし、先生に聞いてみよう」

 

 

【言葉 & 彰人】

 

彰人

「なあ委員長、今度のテスト内容知ってたりしないか?」

 

言葉

「委員長だからってそこまでは知らないよ。

 先生の言った範囲と今までのノートを見て真面目に頑張って」

 

彰人

「やっぱダメか……しょうがねえ、今回もヤマ張るか」

 

言葉

「とりあえず範囲がわからなかったら、

 教えてあげる位は出来るからいつでも言って」

 

彰人

「ああ、そのときは頼むわ。いつもありがとな」

 

言葉

「(当たれば凄いけど外れれば自爆……魔法の弾丸かな?)」

 

 

【言葉 & 類】

 

言葉

「あ、神代先輩。何か落としましたよ」

 

「おっとすまないね。拾ってくれてありがとう」

 

言葉

「別に構いませんが……その、このパーツはロボットか何か、ですか?」

 

「ああ。僕達のショーには欠かせない、大切な仲間の一部といったところかな」

 

言葉

「大切な仲間ですか。素敵な表現ですね」

 

「君にもきっと見つかるはずさ。君がそう望むのならね」

 

言葉

「ふふ、本当にそうだといいんですが」

 

 

・セカイ

 

【言葉 & MEIKO & KAITO】

 

言葉

「このセカイに果てってあるのかな」

 

KAITO

「急にどうしたんだい?」

 

言葉

「ほら、このセカイはどこまで続いてるのかなって思って」

 

MEIKO

「気になるなら私達と行ってみる?」

 

言葉

「……ううん、やっぱりいい。この場所が一番落ち着くから」

 

MEIKO

「あらら、せっかくやる気になってくれたと思ったのに」

 

KAITO

「こればっかりは仕方がないよ。何事もゆっくりと焦らず、ね」

 

言葉

「そうだね。もう少し、この光景を眺めていたいかな」

 

 

【言葉 & MEIKO】

 

MEIKO

「あら言葉、今日も1人でのんびりしてたのね」

 

言葉

「のんびりって、まあ間違じゃないけどね。ここはすごく心地いいから」

 

MEIKO

「ただし気を付けなさいよ?

 ここは寒いし、体調を崩したりしたら元も子もなんだから」

 

言葉

「そういえばMEIKO達はここにずっといるけど寒くないの?」

 

MEIKO

「ちゃんと言葉がいない時は暖をとってるから大丈夫よ。

 それに私達は風邪をひかないから気にしなくても大丈夫」

 

言葉

「え、ほんとに? でもバーチャルシンガーだしそういうこともおかしくないかも……」

 

MEIKO

「まあその辺りは想像にお任せ、ってところね。

 せっかくだし散歩でもして温まる?」

 

言葉

「それじゃあお言葉に甘えよっかな。お願いします」

 

 

【言葉 & KAITO】

 

KAITO

「──♪ ───♪ ──♪」

 

KAITO

「───♪ と、こんな感じかな」

 

言葉

「ありがとうKAITO。その、歌ってもらっちゃって」

 

KAITO

「僕達にとってもセカイにとっても、歌はなくてはならないものだからね。

 言葉が望むなら出来る限り応えるさ」

 

言葉

「ふふ。それだとバーチャルライブのチケットが売れ残っちゃうね」

 

KAITO

「それでも必要とあればCDも買うしライブにも行くだろう?

 生の歌の良さもあれば、それ以外にも良さはあるものさ」

 

言葉

「そうだね。必要とされるから生まれ、存在し続ける。

 ……ちょっと臭いかな」

 

KAITO

「ははは。言葉は詩人の方が向いているかもね」

 

 

・KAMIKOU FESTIVAL編 後

 

~神山高校~

 

【寧々 & 言葉】

 

寧々

「(今日は天気もいいから外で食べようと思ったけど、

  別に1人だから教室でも変わらなかったな……)」

 

言葉

「あれ、草薙さん? 今からお昼ですか?」

 

寧々

「あ、鶴音さん……今日は演奏しないの?」

 

言葉

「今日はちょっと先生からの頼まれ事で遅くなってしまったので。

 今からでよければお昼、一緒に食べませんか?」

 

寧々

「うん。わたしも今から食べるところだったし」

 

寧々

「(たまにはこういうのも、悪くないかもね)」

 

 

【杏 & 言葉】

 

「おはよー。委員長さんは今日も早いね」

 

言葉

「この時間帯は電車も空いてて楽だから。

 白石さんこそお勤めご苦労様です」

 

「ありがと。あーあ。鶴音さんが風紀委員だったら、

 私の仕事ももっと楽になるんだけどなー」

 

言葉

「でも私が風紀委員だと……たぶんもっとすごいことになると思うよ」

 

「もっとすごいって、例えば?」

 

言葉

「最初は注意するけど、直らなかったら注意をやめてチェックだけしてて、

 それが一定数貯まったら生徒指導室行き……とか?」

 

「……私、もうちょっと風紀委員頑張ってみる」

 

言葉

「そのいきです。それじゃあ私はこれで」

 

「(鶴音さんが風紀委員じゃなくてよかった……)」

 

 

~ショッピングモール~

 

【瑞希 & 言葉】

 

瑞希

「あれ、言葉だ。ここじゃあんまり買い物とかしないって思ってたけど……

 ってそれ、本?」

 

言葉

「うん。好きな写真家の人が写真集出してたからそれを買いに。

 暁山さんも買い物?」

 

瑞希

「そうそう。洋服のアレンジ用の布とかをちょっとねー。

 あ、そうだ。せっかくなら一緒にお店回らない?

 言葉のアイディアも参考にしてみたいしさ」

 

言葉

「あんまり服選びは得意じゃないけど。それでもいいなら」

 

瑞希

「さっすが言葉話がわかる! それじゃあ早速レッツゴー!」

 

 

・ニーゴ編 後

 

~神山高校~

 

【瑞希 & 言葉】

 

瑞希

「んー! 今日の言葉のお弁当も最っ高! 飴3つ!」

 

言葉

「自分の分も買ってきてるでしょ。

 これ以上は私が食べる分なくなっちゃうからダメです」

 

瑞希

「えー、ボクの学校に行く理由を奪わないでよー。

 だからさ、そっちの卵焼きもちょうだーい」

 

言葉

「……ここから先は1個につき100円徴収させてもらいます」

 

瑞希

「高っ! あ、じゃあボクの買ってきたサンドイッチと交換ならどう?」

 

言葉

「それくらいなら。じゃあ……はい。どうぞ」

 

瑞希

「やったー♪ いつもありがとう、言葉」

 

言葉

「(端から見たら不釣り合いだと思うけど……

  暁山さんが納得してるならいいかな)」

 

 

【絵名 & 言葉】

 

~神山高校~

 

絵名

「あっ……」

 

言葉

「こんばんわ東雲さん。

 私はバイトがあるので、ここで失礼しますね」

 

絵名

「あっ、ちょっ、会ってすぐそれ!?

 もうちょっと言うこととかないの?」

 

言葉

「と言われてもあんまりお話しすることも、時間もありませんから……」

 

絵名

「あっそ。なら早く行ったら?」

 

言葉

「ありがとうございます。またご縁があればお話ししましょう」

 

絵名

「(なんかアイツといると調子狂うっていうか、狂わされるっていうか……

  あんなナリでもクラスじゃ慕われてるらしいし、悪いやつじゃないのはわかるけど……)」

 

絵名

「まあいいや。私も早く教室行こっと」

 

 

【言葉 & 奏】

 

~スクランブル交差点~

 

言葉

「宵崎さんこんにちわ。……大丈夫ですか?」

 

「ちょっとスピーカーの調子が悪いから、修理してもらおうと思ったんだけど……

 日差しもきついし、また日を改めて──」

 

言葉

「じゃあ、私が代わりに持ちますね。道案内だけお願いしてもいいですか?」

 

「えっ、でも鶴音さんも用事があったんじゃ……」

 

言葉

「ただ宛もなく散歩してただけなので構いませんよ。

 それより知り合いの人が辛そうなのに放っておけないじゃないですか」

 

「それじゃあ、お願いしてもいいかな。結構重いから気を付けて」

 

言葉

「ふふ、わかりました。あ、日差しがきついのなら地下道に入りましょうか。

 あそこなら空調も聞いてて歩きやすいかと」

 

「うん。そうしてくれると嬉しい」

 

「(もしかしてわたし、

  サークルの皆以外だとお世話になってばっかりなんじゃ……?)」

 

 

・宮女編 後

 

【 文 】

 

~センター街~

 

「お腹空いたしここに入ろうかな。……ん? なんだろこの張り紙。

 『超大盛りカレー、時間内に完食すれば賞金1万円』……」

 

「興味あるけど始めて入るお店だし、まずは普通のカレーで味見かな。

 すみませーん! カレーライス特盛でお願いしまーす!」

 

 

【文 & みのり】

 

「みのりちゃんお待たせー! 待った?」

 

みのり

「ううん、わたしも今来た所だから大丈夫だよ!

 今日はどうしたの?」

 

「ほら、この前おすすめのお店教えてあげるっていう約束。

 ここからすぐ近くにあるから案内してあげようと思って」

 

みのり

「あ、そっか。じゃあわたしもおすすめのTシャツを……」

 

「今日はわたしの番! それはまた今度!

 ほらほら、急がないと時間がもったいないよ!」

 

みのり

「ふ、文ちゃんそんなに走ったら追い付けないよー!?」

 

 

【文 & 穂波】

 

「あ、穂波先輩だ! お久しぶりです!」

 

穂波

「ひゃあっ!? って文ちゃん!? 元気してた?」

 

「お陰さまで! ところですっごくいい匂いが……

 あ、アップルパイがいっぱい! お土産ですか?」

 

穂波

「そ、そうそう! ……もしよかったら文ちゃんも食べる?」

 

「いいんですか! じゃあいっただっきまーす!

 ほわっあっちゃあー!?」

 

穂波

「だ、大丈夫!? お水持ってこよっか……?」

 

「はふはふ……らいしょうぶれす(大丈夫です)

 とってもおいしいです! どこのお店ですか?

 お姉ちゃんにもお土産にしてあげたいので」

 

穂波

「そこのお店だよ。今焼き上がったところだからまだいっぱいあると思うよ」

 

「ありがとうございます! すみませーん! アップルパイ30個ください!」

 

穂波

「(そういえば文ちゃんもいっぱい食べるんだった……

  隠す必要、なかったかな?)」

 

 

・バレンタイン編 後

 

【冬弥 & 言葉】

 

~神山高校~

 

冬弥

「ん、鶴音は1人か。ずいぶんと遅いみたいだが……」

 

言葉

「先生からの頼まれ事でちょっとね。青柳君もどうしたの?」

 

冬弥

「図書委員の仕事で本のチェックをしていた。

 普段なら先輩と一緒にやるんだが、今日は休みだったから1人でやっていたんだ」

 

言葉

「なるほどね。お互いお疲れさまってどこかで一服するのはどうかな?」

 

冬弥

「せっかくのお誘いだが……すまない、彰人と練習する予定あるんだ。

 その話は、またの機会にでも」

 

言葉

「気にしなくていいよ。タイミングが合えばってくらいだから。

 それじゃあ、頑張って」

 

冬弥

「ああ。行ってくる」

 

言葉

「(あれからもずっと2人で頑張ってるんだよね。私も頑張らないとな)」

 

 

【えむ & 文】

 

~スクランブル交差点~

 

えむ

「あ、文ちゃんだ! こんにちわんだほーい♪」

 

「わんだほーい? とりあえず、わんだほーい!」

 

えむ

「おおー! 文ちゃんもわんだほーいしてくれた!」

 

「ところでえむちゃん、わんだほーいってなに?」

 

えむ

「元気になれる素敵な呪文だよ! 挨拶とか、ショーをやる前によく言うんだー」

 

「なるほどー。それなら2人で一緒にやったら元気も2倍だね!」

 

えむ

「そっか! じゃあじゃあ今度は一緒にやろ! わんわん~……」

 

えむ & 文

「わんだほーい!!」

 

【文 & 言葉】

 

~ショッピングモール~

 

「えへへー、今日はお姉ちゃんと買い物だー♪」

 

言葉

「そういえば前もここでウィンドウショッピングしてたよね。

 めぼしいものはあったの?」

 

「よくぞ聞いてくれました! 今日はお姉ちゃんの服を買いに来たのです!」

 

言葉

「え、服?。この前買ってくれたのを回して着てるから別にいいのに」

 

「お姉ちゃんが良くてもわたしがダメなの!

 美人なんだからもうちょっとおめかししようよ!

 そんなんじゃ彼氏もできないよ!」

 

言葉

「彼氏は別にいいかな。気の合う人とかいないだろうし」

 

「そんなこと言ってー。学校だといるでしょー、よく話す男の人」

 

言葉

「居るけど、恋愛とかそういうのはないかな。ただのクラスメイトとか、仲のいい人とか」

 

「だから、そんな人たちにがっかりされないためにも、服くらいはちゃんとしなきゃ!

 ほらほら、お店入るよー」

 

言葉

「(本当にそういう人はいないんだけどな……ま、いっか)」

 

 

・ビビバス編 後

 

【杏 & 文】

 

~センター街~

 

「文ちゃんってダンス以外に趣味とかってあったりするの?」

 

「ミクちゃんの曲を聞くことですかね。

 明るくて楽しい曲が多くてすっごく素敵なんです!」

 

「へえ、ミクの曲かー。確かにダンスソングとかも結構多いよね。

 ほら、3Dで踊るミクとか使った曲も多いし」

 

「ですです! ミクちゃんがもし現実に居たら、

 ダンサーの人達も顔負けのダンスを躍りながら、

 世界一の歌声で披露するんですよ! 杏さんも負けられませんね!」

 

「そうだね。ミクがライバル……そっかー。それも面白いかもね」

 

「(確かにあっちのミクは隙がないっていうか、キリっとしててかっこいいし。

  私達もミクに負けないくらい実力つけなきゃね!)」

 

 

【こはね & 言葉】

 

こはね

「──♪…… 今日はこのくらいにしておこうかな」

 

言葉

「小豆沢さん、でしたね。

 素敵な歌でした。音程の正確さもそうですが、気持ちも籠っていてとても良かったです」

 

こはね

「ふ、文ちゃんのお姉さん!? あ、ありがとうございます?」

 

言葉

「ああ、すみません驚かせてしまったようで。それでは」

 

こはね

「あ、行っちゃった……」

 

こはね

「(私と同じ年なのに、すっごく凛としててかっこいいな……

  私もステージの上であんな風に堂々と出来たら……)」

 

こはね

「うん。そのためにも、もっとたくさんのお客さんに聞いてもらわなきゃ!」

 

 

【彰人 & 文】

 

彰人

「げ……」

 

「あ、お姉ちゃんと仲のいい人! 

 でも残念でした。お姉ちゃんは今日バイトですー」

 

彰人

「別に委員長に用があるわけじゃねえよ。

 むしろプライベートにまで付き合わされたらこっちの身が持たねえ」

 

「むー! どうしてですか! お姉ちゃんはすっごく素敵じゃないですか!」

 

彰人

「それとこれとは話が別だ。

 別にお前だっているだろ。頼りになるけど居心地の悪いやつとか」

 

「うーん、うーん……別にいませんけど?」

 

彰人

「……お前にこの話を振ったオレがバカだったよ」




4月1日 AM0:00より、エイプリルフール回を公開します。
お楽しみにー。
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