最近【剣姫】さんの様子がおかしいってよ   作:アカヤシ

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予定変更 予告詐欺 めんご!!

駄文続くが許して!!


第五話 【剣姫】さんが目覚めたってよ

「・・・・・・」

 

意識がゆっくりと浮上していく。

 

ぼやけて視界の中に映るのは、見慣れた殺風景な自室ではなく知らない部屋だった。

 

うっすらと瞼が開いていき、少女は二度三度瞬きを繰り返し、もう一度部屋を見渡す。

 

少女の記憶にある自室は机にベッドにカーテン。調度品は少なく飾り気の欠片もない寂しい部屋だったはず。

背の高い本棚に囲まれ、部屋の家具全てが上質で高級そうな物ばかり。

 

「・・・・・・?」

 

身体が重い?気のせい?

 

身体の異変も気にはなるが己の現状を把握するため辺りを再度確認する。すると見知らぬ部屋だが、見覚えのある物を発見した。

 

自身の愛剣、不壊属性(デュランダル)のデスペレート。

 

しかし、その細剣はいつもなら窓辺へ立てかけてあるはずが、まるで美術品のように壁に掛けられ鞘と共に飾られていた。

 

本棚にある本は難しすぎて少女の頭では全く理解ができなかった。机の上にある紙のやに目を通すが自身の筆跡ではない。クローゼットの中には男物の服や下着しかない。

 

少女の普段着ていた服が見つからないのでクローゼットの中から借りた。見覚えがないはずなのに自然とスーツに手が伸びる。サイズも自身の身体にピッタリ、そしてネクタイも自分で締めれた。

 

少女は部屋から出ると見覚えがある廊下だった。部屋の内装が変わっただけ?

 

少女は人の声がする方へ進む。

 

声がするのは大食堂の方。

 

少女が食堂の扉を開けると、食堂にいた者達の視線が一斉に少女一人に向けられ、騒がしかった声が一斉に止んだ。

 

「ヴァレン、シュタイン、さん?その髪どうしたんですか?」

 

髪?髪がどうしたのだろうか?少女は自身の髪に触れてみるが、別に変わったところはない。

 

少女は声を掛けてくれた山吹色の髪を後ろでまとめたエルフの少女を『レフィーヤ』と名前を呼んだだけで、名前を呼ばれたエルフの少女は、突然『アイズさん!アイズさん!アイズさん!』と少女の名前を連呼し抱き付いて泣き出してしまった。

 

状況が全く理解できない少女、アイズは助けを求める為に他の者の名前を呼ぶと全員が飛び付いて泣き出して、何度も何度もアイズの名前を連呼する。

 

アイズは全員の重みに耐えきれず倒れこんでしまう。

 

「どうして、皆泣いてるの?」

 

その答えを聞けたのは、一時間後だった。皆が落ち着き話を聞いてビックリした。

 

どうやら私は『一年以上の記憶がないらしい』。

 

アイズが覚えている最後の記憶の『遠征』から一年経過したらしい。

 

記憶にない一年間でアイズは何度も死にかけたらしい。主神ロキや団長のフィンや他の団員の意見も無視して一人で突っ走ってきたらしい。

 

果ては昨晩に『黒竜ぶっ殺してくるんで、しばらくの間オラリオの外に行ってきますね』と。

 

「お前本当にいい加減にせえよ!!!」

 

好き勝手過ぎるアイズに、さすがにブチギレしたロキがアイズのステータスを封印し、仕事も全部辞めさせ、アイズを自室に閉じ込めた。必要以上の部屋から出ることすら禁止した。

 

人間性を排除した神性。ロキの体から神威が立ち昇り、人々を畏れさせる超俗し神々しい波動をアイズに叩き付けるが、アイズは突風となって吹き寄せる凄まじい神の威光を真っ向から弾いてみせた。

 

その時・・・神ロキはようやく気付いたのだ。

 

このアイズ・ヴァレンシュタインは自分の知るアイズ・ヴァレンシュタインではないと。

 

その眼に宿る底知れぬナニカにロキは恐怖したという。

 

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アイズ・ヴァレンシュタイン『遠征前』

Lv.5

力D549 耐久D540 器用A823 敏捷A821 魔力A899

狩人G 耐異常G 剣士I

 

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アイズ・ヴァレンシュタイン『一年後』

Lv.4

力EX 耐久EX 器用S 敏捷B 魔力SSS

聖騎士S 教皇A 召喚士A 大総統EX

 

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アイズ・ヴァレンシュタイン『現在』

Lv.5 【封印中】

力D555 耐久D547 器用825 敏捷A822 魔力A899

狩人G 耐異常G 剣士I

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アイズの変化にはステータスの封印が関係している可能性があると考えられチェックした結果がコレである。

 

アイズの身に何が起こっているのか?

 

 




『この体は駄目だ。どうするか?Lv.の上昇より高次な器への昇華ではなく・・・創造するか?理想の器を?』

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